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イベント143「幸せって何だっけ?」発表資料

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echizen

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自己紹介

―――まずは、あなたのお名前を教えて下さい
「私は青柳竜峻(あおやぎ たつちか)と言います。……はい、良く読み方を聞かれます(笑)」

―――あなたはどんなところにお住まいですか?
「越前藩国にある、独身寮の一つに住んでいます」

―――寮住まいなんですね
「ええ。最近は一般住居の整備を進めているらしくて、その中で寮の斡旋というのがあったので応募しました」

―――どんなところに惹かれたんですか?
「貰ったパンフレットに載っていた寮母さんが綺麗な人だったので(笑)」

―――(笑)
―――それで、実際に住んでみてどうでしたか?
「それが、私が見たのは女子寮のページだったみたいで(笑)」
「男子の独身寮の寮母さんは、何というか、こう……とても、骨太な方でした」
「いえ、いつも大変お世話になっているので、感謝しているんですけれども」



―――では、お話に出たので。
―――寮生活についてお話を聞かせて下さい
「はい。朝は大抵、寮母さんのドアのノックで目を覚まします」
「目覚ましをかけてても、必ず鳴る直前にいらっしゃるんですよ。どこかで見てるのかな(笑)」
「正直に言うと、時々それが疎ましい朝もあります。でも、そんな寮母さんのおかげで遅刻を免れた事は一度や二度じゃありませんから」

―――朝、寮母さんに起こされた後はお食事ですか?
「ええ。白いご飯にお味噌汁、生野菜に目玉焼きだったり魚の塩焼きだったり」

―――意外と和風なんですね
「一人で済ませる時はパンとかハンバーガーの買い食いだったりするんですけど、寮ではほとんど毎朝寮母さんが用意してくださるんですよ」

―――寮母さんが?
「ええ。私の寮だと6人くらい入寮してるんですけど、全員分作られたりしてますね」

―――全員分ですか。
「夜勤や早出、徹夜明けとかでいない人もいますが、そうですね。だいたいいつもみんなで食べてるかな」
「ふたつとなりの人は見るからにギークって方なんですけど、ぼやいてましたよ。こんな生活をする事になるとは思わなかった、って(笑)」
「まあ、最近はみんな慣れてきたのか、一日の予定とか、色々な話をするようになりました」

―――お仕事は何をされているんですか?
「主に事務職ですね。摂政の補佐やったり、雑用やったり、色々です」
「それに一応ハッカーなので、情報系の仕事をする事もあります」
「たまに摂政が書いた書類見て計算間違いを探したりとか……」

―――周りにはどんな方が?
「ギークの国というだけあって、体型がちょっと……という人が少し多い感じですね。ハンバーガーばっかりって言う人が多いのかも」
「それでいて眼光が鋭かったりして、一見取っつきにくい人たちなんですけど、みんないい人ですよ」
「藩国に来たばかりの時、仕事で分からない事があったら聞いてないことまで教えてたり助けてくれたりとか(笑)」


―――昼食はやっぱりハンバーガー?
「一応、好物なので。結構いろいろなお店を食べ歩いてますよ」
「パンズの間に肉しかないようなのは流石に写真に撮るだけで食べる気は涌きませんけど」
「最近は健康指向が高まってるのか、ヘルシーなのも増えてきましたね」
「今日は以前から注目していた裏道のカフェに行きました。晴れてる日はテラスが心地よさそうな、いい雰囲気のお店でしたよ」
「おいしいと評判のガーリックバーガーを食べました」

―――お味のほどは?
「ガーリックにケチャップの酸味がいい具合に合っていておいしかったです。あと下のバンズはマスタードが効いていてまたいい風味がするんですね。そしてなにより肉の(以下略)」

プライベートタイム

―――お仕事の後はどのような事をしますか?
「定時の後は、街をぶらぶらと散歩することが多いです。アイドルグッズ店に入って微妙なデザインの摂政プリントTシャツ見つけたり」
「うわー、このデザインで誰が買うんだろう、とか思ったり(笑)」
「あとは、趣味の写真を撮ったりですね。街の情景や生活の見える風景の写真が好きなんです」
「鞄を背負って学校から走って帰る子供たちの後ろ姿とか、中央区のビルの谷間に沈む夕日とか」
「中央区から離れたところにある居住区まで脚を伸ばして、歴史が詰まってそうな古い家の軒先とかも、住んでる方にお願いして一枚撮らさせて貰いました」


―――晩ご飯も寮で?
「散歩で遠くに行きすぎて遅くなりそうな時とかは寮母さんに連絡して要らない事を伝えたりしますけど、それ以外はほとんど寮母さんの手料理を戴いています」
「やっぱり夜も和食が中心ですね。寮母さんの料理っておいしいのに、栄養とかカロリー計算とかが考えられてたりするので、すごいなぁと思います」

―――おふくろの味、というか……
「そうですね……やっぱり『おかあさん』ってこういう人の事を言うのかなぁ、と時々思います」
「夜更かししてネット界隈をうろついてると注意してきたり、ハンバーガーばっかり食べてると、栄養が偏ってる、って言ってきたり」
「後々考えれば、全部私のことを思ってしてくれてる事なんだろうな、って思って、感謝してます」
「……なかなか面と向かってお礼が言えないんですけどね。やっぱり恥ずかしくて」

最後に

―――では、あなたにとっての“幸せ”って、何ですか?
「こういう、日常ですね」
「朝、寮母さんに起こされてみんなで朝食を取る」
「仕事場にいる強面の人が、笑うと意外とかわいい顔になるのを知ってにやけたり」
「夜は夜で寮の人と集まって晩ご飯を食べて一日の出来事やいろいろな話をしたり」
「休日はおいしいハンバーガーを食べて、趣味もかねてカロリー消費のためにひたすら歩いたり」
「その散歩の途中で見つけた日常の光景って、いつでもあるように見えるけど、ずっと取っておくって難しいじゃないですか」
「写真に撮っても、そこに全てが収まる訳じゃないですし」
「だから、そういう日常の中に在ることが、私の感じる幸せだと思います」

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