ミッドシップとは、動力機関を中央に配置する方式の事。
両シャーシとも、ダブルシャフトモーター(通称両軸モーター)という従来のものと異なる専用のモーターを採用し、センターにモーターを配置し前・後輪ともダイレクトに動力を伝えているのが特徴。
二次ブームを過ぎ、21世紀に入り最初に開発されたのが、初のミッドシップ構造を持つMSシャーシである。前部、中部、後部でシャーシをユニットで3分割するという画期的なシャーシだった。
2005年に発売されて以来、各ユニットのマイナーチェンジを繰り返し熟成されたMSシャーシだが、2013年に新型のMAシャーシが発売された。
MAでは一体構造に戻し、駆動系をMSシャーシから更に洗練させ、ARシャーシのノウハウを取り入れて整流効果と拡張性を高めている。
MSシャーシもサスペンション改造などのコアな改造を施すユーザーから好まれてはいるが、結局のところ普通の改造しかしないユーザーには分割制の意味がほぼ無く、一体成型で製造コストも低く抑えられ、精度も拡張性も上回っているMAに、製品ラインナップ上は完全に世代交代することになった。

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最終更新:2017年05月07日 04:10