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観光地

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kirihara

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観光地のご案内

こちらは、このたび完成となりました、芥辺境藩国観光地の案内板です。
詳しいご説明は、「芥辺境藩国の物知りパンフレット!」をご覧くださいませ。

観光地化決定の経緯

芥辺境藩国では、シーズン1に渡る1年もの間、国の観光地化を積極的に進める事はありませんでした。
しかしシーズン2に入り、市場の閉鎖によって財源であった燃料の取引による資金調達が2ターンに渡り不可能となり、藩国の資金に大打撃を与える事となってしまいました。
ですが、この時点では観光地の建設には消極的ではありましたが、オリオンアームからの難民がテラ領域に流れ込んできたのが結果的に観光地化計画の後押しとなりました。
観光地化を進め、宿泊施設を多く建て、それを一時的に難民の方々の仮住まいとして提供する事でこの問題を解決しようと考えられたのです。
そして同時に、観光地として国の活性化、資金の確保、国民の皆様への娯楽提供、観光地化が進むに連れて増えるであろう犯罪に備えた治安強化など、色々な政策も行われる事となりました。
これによって、藩国ひいては国民の皆様の生活がより良い方向へ向かう事を願っております。


芥辺境藩国の物知りパンフレット!

~白い建物、森の緑、青い空。芥辺境藩国には貴方の知らない快適空間が~

大空博物館

1.芥辺境藩国の今昔を綴った歴史博物館。

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 比較的、芥辺境藩国は古参の藩国に属しその歴史はこのNWに来る前にも遡ることが出来る。
 ただ、ソレは戦いの歴史と同じであり、生々しい傷跡もたくさん残している。それが芥辺境の歴史でもある。
 だが、それでも今日に至るまでずっと在り続けたのは一重に幸運だったからではない。
藩王、国民…それだけではなく周辺各国や助けてくれたACEの方々からの多大な助力によるものであると。
 大空博物館は、戦いの歴史を残す為に作られたのではない。『誰かが誰かの為に行動出来る。』ソレを知って、心に刻み、思いを馳せ、誰かの為に動く。ソレを学んで欲しいが為に建てられたのだから…

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 白を基調とした建物に近代的で空港の第二管制塔の下に併設された施設。それが芥辺境藩国の歴史を残す『大空博物館』である。
 中に入ると、セントラルロビーには蒼天の等身大モニュメントを中心に北、西、東の各方向へとフロアが伸びており、扇状となっている区画が西から順に『歴史』、『科学』、『生活』と三つの分野に分かれている構造になっている。
 西館『歴史』フロアでは、芥辺境の戦いの数々だけでなく、NWに移り住んだ後の『古墳』などの遺跡に纏わる逸話、光の谷に伝わる都市伝説紛いの伝説まで幅広く集積されている。ただ、その大本筋や重要参考文献は、大事を取って王都の方にて補完が為されている。
 そして北館は、丁度第二管制塔の真下に来る。それはなぜかというと、蒼天などの晴型の歴史が綴られている『科学』フロアの部分にあたる為である。この『科学』フロアでは、主に航空機『蒼天』シリーズの開発から発展までの概要。中央モニュメントになっている『蒼天』の量産型『晴型』から無人可変機『雲型』までの世代別開発経歴などが紹介されている。
 東館『生活』は、芥辺境の人々の生活がどのように為されているかがメインとなっている。元々戦場となりやすい歴史の流れが、国民達の生活を変え、今では戦時の避難方法は各国の中でもトップクラスとなった。それに応じてシェルター設備の充実度も非常に高くなっている。今では各家庭に専用のシェルターを含む、集団シェルターも設定されており、この博物館及び飛行場のシェルターも、その粋が集められ、観光客達の安全を保障している。
 セントラルロビーを行き来する形を取る為、セントラルロビーを含む南のフロアは入り口兼休憩所、飲食店、お土産屋を揃えた商店地区となっている。。
(売っている物)
・蒼天シリーズのプラモ(現在蒼天、晴型、風型、雲型の4種類発売中)
・光の谷の星砂(キラキラ光る砂)
・オアシスウォーター(オアシスの綺麗な天然水)

 アトラクションも一部常時稼働していたりします。現在、廃棄されるはずだった蒼天・晴型を展示用に。そして、まだ生きているコンピュータを使用しフライトシミュレーション体験コーナーなどを常時開催しています。


 博物館だけではなく、併設している飛行場からも定期的にイベントを行うようにしており、大きな所では飛行場の一部を開放し、蒼天シリーズによる空中ショーも定期的に行われている。政治的な理由では公とした大規模航空訓練ではあるが、一般的な理由はやはり芥辺境の人達や、見に来てくれた各国のお客さんを楽しませてあげたいと言う藩王の一言からであった。
 それだけではなく、その時期前後には航空整備ハンガーを一般公開を行っている。模型や展示用の蒼天ではなく、実際に整備され、動くその姿を見ようと、その時期には大勢のお客さんがやってくる。尚、一般公開出来る部分だけが見えているのであって、軍事機密部分はちゃんと事前に隠すよう手は回されている。 


遊覧飛行船

芥辺境藩国が誇る、航空機技術を応用して開発された観光用遊覧飛行船です。
この遊覧飛行船は、芥辺境の摂政であらせられる双海環氏の発案の下開発された物で、安全に乗られる飛行する乗り物として設計されました。
低コストで生産性に向き、数機が観光用に運用されており、また双海氏の意向で安全面に徹底的な配慮がされており、頑丈なつくりとなっております。
これにより、非常事態の際には避難を行うための脱出用などにも扱われる予定で、観光用以外の機体は藩国で保管されております。
もちろん、本来の目的は観光用であり、上空から藩国を見渡せるなど皆様を空の旅へとお連れして楽しい一時を過ごしていただければ幸いです。


時計塔

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「ここが新しい観光地の時計塔です」
ガイド服を着た小学生風の女子高生。西国人にしては珍しい黒の強い髪。それを高い位置で二つ結いにしている少女。芥辺境藩国の国民「にわとり」が【ガイド】さんとして観光客相手に旗をフリフリ。ツインテールをピコピコ。この場所についての説明を始める。
「この時計塔は、え~っと・・・芥辺境藩国民の白河輝さんの所有物件でして、芥辺境藩国の新しいランドマークなのです。【観光地】としても有名になる予定です見上げちゃってください」
観光客は皆、そびえたつ大きな時計塔を見上げた。
松林ぼたん、三園晶、コール・ポー。三人も、仲良くそびえ立つ大きな時計塔を見上げている。
周囲は観光目当ての旅人でごった返している。
観光者に土産物を売ろうと自然と【お土産物屋】が立ち並び、大道芸人が賑やかな芸を披露している。

コール・ポーはぼんやりと時計塔を見上げてる。
「大きいですねぇ・・・あ、ごめんなさい」
コールポーは、身体は小柄なのに何故だか人に良くぶつかる。他の観光客にぶつかり、頭を下げる。そして再び時計塔を見上げた。またぶつかる。謝る。
見上げる、ぶつかる、謝る。の3連コンボをつなげ続けてドンドンと一団から遠ざかっていく。「ふおお!?」と謎の叫びが聞こえた気がするが誰にも聞こえなかった。
「スゴイですスゴイです!本で読んだのみたいです。ふぁー」
三園晶は時計塔を見上げきって倒れそうになる。もう少しで倒れそうなところで松林ぼたんに支えられる。
「大丈夫ですか?」
三園晶はこくこくと頷く。
「皆さんガイドブックを開いてください。次は長旅の疲れを癒す温泉に行きましょう」
観光客がガヤガヤと騒ぎ出す。みんな温泉が好きなようだ。
松林ぼたんは温泉饅頭を取り出す。
「ふふふ、先物買いってヤツです♪三園さんもどうぞ」
断る理由もなかったのでお饅頭を受け取り、食べる。
その饅頭はとてもまずかった。だが、ぼたんはそんな素振りを微塵も見せない。自分の味覚がおかしいのかそれとも・・・
「おいしいですね」
松林ぼたんの満面の笑みに三園晶は苦笑いをしながら頷いた。

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ところはなれて温泉宿。
かぽーん
岩を積み上げて作った露天風呂。抜けるような青空は砂漠の暑さをさらに引き立てる。
「改めて思うんすけど。コレってちょっとした罰ゲームなんじゃないっスか?」
小鳥遊は顔を真赤にしながら湯船につかっている。
「ははははは、いっぱい汗をかくことは良いことなんだよ?小鳥遊くん」
ゲドーも顔をゆでだこのように真赤にしながら湯船につかっている。しきりに顔を洗うのは砂風が顔面に飛んで来てはくっつくからだ。
「アンジュ、湯加減はどうだい?」
板一枚で仕切られた反対側の女湯へ大声で話しかけるゲドー。
「あつい。バカ!」
「おお、こわい」
ゲドーは小鳥遊の顔を見ながら肩をすくめる。
風が吹き、砂がゲドーの顔面にくっつく。また顔を拭いゆったりと岩に背もたれる。
「はぁ~~・・・いやぁ風呂を考えた先人はホント偉大だよね~」
岩はペッチョりとした毛を帯びていた。コケの類だろうか?軽くむしりとる
「げ、ゲドーさん・・・!?」
小鳥遊は青ざめた顔でゲドーを見ている。いや、ゲドーを見ているのではない。その後ろの岩を見ているようだ。
「どしたい?」
「クマー!!」
「は?」
ゲドーは振り向く。そこには身長260cmの灰色熊がたたずんでいた。
「くまーーーー!!」
「ぐるああああおう!!」


灰色熊は打ち下ろしの右を繰り出してきた。ゲドーは潜在能力の全てを使いきり跳び箱飛びでその拳を避わす。
体重300kgのグリズリーの繰り出した拳は雄たけびと共に大きな水柱を上げる。
「がおおおおーーー!!(訳:毛をむしりやがって痛いじゃないかーーーー!!)」
灰色熊はバンザイのポーズでこちらを威嚇する。
「何だこのクマ!霊長類(?)なめんなコラー!!」
ゲドーも負けずにすっぽんぽんでウルトラ○ンのポーズを構える。
「なにやってんスかゲドーさん!?逃げましょうって」
「ナニをさらして何やってんですかか。中々ユニークだな小鳥遊君」
「ナニがどうとか言ってないっすよ!ひとっっっことも!」
「オレが戦っている隙に・・・逃げるんだ。小鳥遊ぃ!」
「げ、ゲドーさん・・・でも・・・」
「ボクは大丈夫だ。まだ奥の手を取っておいてあるからな」
「奥の手っスか・・・」
「ああ、奥の手ってのはオレの股間のビッグマグ」
「ゲドーさんがんばって下さいッス。今すぐ救援を呼んできます」
「最後まで言わせてよ!?」
小鳥遊は露天風呂を飛び出る。着替えてる暇などない。脱衣所を抜け出し、誰かいないかと辺りを見回す。
すると、ドスンと足元に何かがぶつかる。バランスを崩し倒れる。
ぶつかったのは幼女にしてゲドーさんの養女。アンジュだった。育ての親の危機にタオルケット一枚で駆けつけたのだ。
小鳥遊はラブコメな倒れ方をしてしまったため、アンジュにのしかかる様になった。
アンジュは対人恐怖症である。裸の男が急接近してきたら脳みそがブレーカーを落としてしまってもしょうがない。
脳が処理するのを諦めてブレーカーを落とす。ガション!アンジュは気絶した。
誰かの足音が聞こえる。悲鳴を聞いたのか急ぎ足だ。
小鳥遊はマズイと感じた。幼女を押し倒す青年男性の図は非常にまずい。社会的にも。個人的にも。
何かしようと思うが、思考がまとまらず。身動きできずじまい。不幸中の幸いだったのは腰に一枚タオルが巻かれている事だ。
「あ・・・」
「ど、どうも~ッス」
現れたのは浴衣姿の松林ぼたんだった。
「あぁ。なるほど・・・ロリコンはいけませんよ?」
ロリコン。グサリと心に突き刺さる一言だった。
「あ、あの・・・違うんッス。ぼたんさん」
「みんな始めはそう言います。でも大丈夫です。口の堅さには自信があります。もともと口下手ですしね。これは二人だけの秘密ですね」
と言ってぼたんはニコリと笑う。気のせいか、その笑顔からは生暖かいものを感じる。
「監視カメラに映っちゃってますけどね・・・」
部屋の隅に設置されている監視カメラがじっくりとこちらを見ている。
「事故なんです。わざとではないんッス・・・」
「な~んて、冗談です。大丈夫ですか?」
小鳥遊は差し伸べられた松林ぼたんの手を取り立ち上がる。
続けてアンジュをベンチへ横たわらせて、松林ぼたんの着ていた半纏をかけてあげる。
「で、何があったんですか?」
風呂場から悲鳴が上がる。
「もう駄目だうぎゃああああ!!」
「あ、そうでしたゲドーさんが・・・ゲドーさんがクマに食べられちゃうんです」
「クマ!?それは超危ないですね!急がないと」
二人は・・・実は特に作戦もなく露天風呂へ駆けつける。
露天風呂には・・・灰色熊と・・・一緒にお酒を飲んでいるゲドーがいた。
「クマさんと仲良しですね」
松林ぼたんは眉根を寄せる。
「あの、ゲドーさん。何があったんですか?」
「いやね、このクマ。もとい誇り高きカナディアン灰色熊は我が藩国の国民、真由さんだったんだよ」
「どうも、真由と申します」
ぺこりと礼儀正しくクマが頭を下げる。
「喋るクマさんですか・・・」
「ああ、しかもカナディアン灰色熊だ。誇り高く礼を重んじるスバラシイ種族だ」
「はい。灰色熊は今や絶滅危惧種ですからね。人間社会に適応せぬとやっていけぬものなのですよ。私以外にも人間社会に適応した灰色熊は数多くいます、振り返れば10年前~~」
灰色熊は自分達の歴史を語りだした。
「げ、ゲドーさんさっきの悲鳴は?もう駄目だーとか・・・」
「ああ、彼の股間の69式突撃銃にビックリしてしまったのさ。彼の69式に比べれば僕のなど97式突撃銃。射程も火力も」
小鳥遊はゲドーに空桶を投げた。コンと良い音が響く
「股間の69式?97式?」
松林ぼたんは小首をかしげる
「ぼたんさんはお気になさらずっス・・・」
小鳥遊は肩を落としため息をつく。

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ところ変わって・・・遊覧飛行船搭乗口。
コール・ポーは人にぶつかり続けてここまでたどり着いてしまった。
でも泣かなかった。大人だから。
「大人だもん・・・」


要点

L:観光地 = {
 t:名称 = 観光地(施設)
 t:要点 = 観光地
 t:周辺環境 = おみやげ物屋,ガイド
 t:評価 = なし
 t:特殊 = {
  *観光地の施設カテゴリ = ,,,国家施設。
  *観光地の位置づけ = ,,,生産施設。
  *観光地の面積 = ,,,3000m2。
  *観光地の資金収入 = ,,,(生産フェイズごとに)資金+15億。
 }
 t:→次のアイドレス = お祭り(イベント),郊外ファームタイプの遊園地(施設),大観光地(施設)

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