インフェルノイド > 2015-10

最終更新:2015年11月23日 (月) 17時19分12秒


更新情報

  • 召喚権モンスター、エクストラのカード解説を増量。

【インフェルノイド】の概要

制限改訂後、HEROの弱体とプトレマイオスの禁止により、ダークロウやセイクリッドダイヤのような推理ゲートを妨害するモンスターを使われることが減ったため、相対的に強化されたテーマ。
しかし、BOSH以降は、元々厳しかったEMEmが強化されたため相対的に弱体化して数を減らしている。ツインツイスターの登場は強化された要素だろうか。

長所

  • 推理ゲートの落ち次第で他デッキには出せない爆発力を発揮する。
  • デビルフランケン、リリス、ネヘモスなど強力な制圧モンスターを扱える。
  • 下級の除去能力により、《王宮の鉄壁》以外のだいたいの永続制圧系カードにはメインギミックでの突破手段を持つ。

短所

  • 動き出すために「推理ゲートなどの墓地肥しカードを引く→引いた墓地肥しカードでそれなりの量のインフェルノイドを落とす」という手順を踏まなければならず、デッキパワーが引きに依存するため安定しない。
  • 召喚権を使うカードは推理ゲートの邪魔になるため、採用できる汎用カードに縛りがある。

プレイの注意点


展開パターン

アブソリュートパターン

相手の墓地にカードが1枚以上存在することが条件

  1. 自分の場にオッドアイズ・アブソリュート・ドラゴンとヴァエルorアドラメレクを並べる
  2. アブソリュートで攻撃
  3. インフェルノイドで攻撃宣言し、このタイミングでアブソリュートの攻撃無効効果を発動
  4. アブソリュートの効果にチェーンしてノイドの除外効果を発動し、アブソリュートをリリース(除外対象はなんでもよい)
  5. アブソリュートの効果処理タイミングで、墓地に送られたアブソリュート自身を特殊召喚
  6. 処理後、アブソリュートの墓地へ送られた場合の効果を発動し、エクストラからオッドアイズ・メテオバースト・ドラゴンを特殊召喚
  7. 蘇生したアブソリュートとメテオバーストで攻撃
アブソリュート(2800)×2+メテオバースト(2500)=8100

虚夢1枚から1キル

自分の墓地にインフェルノイドが2体以上あり、さらに相手の場にエクストラから特殊召喚されたモンスターが存在することが条件

  1. 虚夢でネヘモス、リリスを含む融合素材6体を落とし、ティエラを融合召喚。墓地にヴァエル2体+アドラメレク1体が揃うように落とすこと
  2. ティエラの効果でヌトスを必要なだけ落とし、ティエラ自身を破壊しつつ相手の場を一掃する(2枚まで破壊可能)
  3. 墓地のノイドを4枚消費してヴァエル2体を出し、アブソリュートをエクシーズ召喚
  4. 更に残ったノイドを除外してアドラメレクを追加し、上記のアブソリュートパターンで1キル

ダークリベリオンパターン

相手の場に攻撃力5600未満かつ、墓地に送ることができる攻撃表示モンスターが1体存在することが条件

  1. 自分の場にダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンとアドラメレクを並べる
  2. リベリオンで相手モンスターの攻撃力を奪う
  3. アドラメレクで相手モンスターを戦闘破壊し、自身の効果で2回攻撃。更にリベリオンで攻撃
アドラメレク1回目(2800-敵ATK/2)+アドラメレク2回目(2800)+リベリオン(2500+敵ATK/2)=8100

クリアウィングパターン

相手の墓地にカードが1枚以上存在することが条件

  1. 自分の場にアドラメレク、クリアウィング、任意のモンスター1体の場を作る
  2. アドラメレクで攻撃
  3. 任意のモンスターをリリースしてアドラメレクの除外効果を発動し、クリアウィングでこれを無効化する
  4. クリアウィングの打点をアップして攻撃
アドラメレク(2800)+クリアウィング(2500+2800)=8300


主要な採用カード

インフェルノイドの特殊召喚モンスター

  • ノイド早見表
    ※除外効果・固有効果は全て1ターンに一度・同名カードの縛りなし
名前 レベル 召喚条件 除外効果 固有効果
シャイターン 1 1枚除外して手札からSS 相手ターンのみ発動可能 伏せカード1枚をデッキバウンス
対象カードはチェーン不能
ベルゼブル 2 相手の表側カード1枚をバウンス
ルキフグス 3 自身の攻撃を放棄してモンスター1枚を破壊
アスタロス 4 自身の攻撃を放棄して魔法・罠1枚を破壊
ヴァエル 7 2枚除外して手札・墓地からSS 自分・相手ターンに発動可能 モンスターを攻撃したバトルフェイズ終了時にカード1枚を除外
この効果は対象を取らない
アドラメレク 8 モンスターを戦闘破壊し墓地に送ったとき追加攻撃可能
リリス 9 3枚除外して手札・墓地からSS なし 特殊召喚成功時に、任意で煉獄以外の魔法・罠を全て破壊
モンスターをリリースしてモンスター効果の発動を無効にし除外
ネヘモス 10 特殊召喚成功時に、任意で自身以外のモンスターを全て破壊
モンスターをリリースして魔法・罠の発動を無効にし除外

  • 《インフェルノイド・ヴァエル》
    • ペンデュラムモンスターを殴っても効果を使うことができる。2600以下の打点ラインのデッキに非常に強力。(帝に対しては少し落ちる)
  • 《インフェルノイド・アドラメレク》
    • 最近の環境では、ペンデュラムモンスターを倒しても効果を起動できないのが気にかかる。上級最高打点で効果と併せて1KILLに非常に役立つ。


推理ゲートで出すためのモンスター

推理で特殊召喚する確率を上げるために、レベルの異なるモンスターを複数種採用したい。

  • 《インフェルノイド・デカトロン》
    • ほとんどのプレイヤーが採用しており、相手の構築がわからない状態で名推理を使用された場合、このモンスターを狙ってレベル1を制限するのが安定プレイとされている。
  • 《デビル・フランケン》
    • 墓地肥やしを補助する他のカードと違い、先攻で制圧する目的で使われるカード。
    • パワーは高いものの、煉獄カードとの相性の悪さ、流行デッキに対するエクストリオの効力の低さから、現在はメインデッキでの採用は少なくサイドデッキに採用されていることが多い。
  • 《カードガンナー》
    • あまり見かけないが、ライトロードより戦闘破壊によりアドバンテージを失いづらい墓地肥しモンスター。
  • 《ライトロード・アサシン ライデン》
    • 光の援軍の一番有力なサーチ先。墓地肥しの他、シンクロにより、スクデス、ガイアナイトを絡めた1KILLや、PSYフレームΩによりアドバンテージ獲得を狙うことができる。
  • 《ライトロード・マジシャン ライラ》
    • 光の援軍のサーチ先の選択肢、もしくは伏せ多めデッキや永続デッキへのサイド後の召喚権枠としてよく採用されている。


煉獄と名の付いた魔法・罠

  • 《煉獄の虚夢》
    • エクストラデッキのモンスターを軸にしたデッキに有効。フィールドの維持をダンテに依存する彼岸や、後述するヌトスの存在が追い風。


エクストラデッキ

  • 《インフェルノイド・ティエラ》
    • 虚夢からの特殊召喚先。自身の効果でヌトスやΩを落とすことができる。
  • 《旧神ヌトス》
    • ティエラで落としてアドを取ることができるカード。また、ティエラ自身を破壊することで、インフェルノイド共通のレベル制限によって攻め手が遅れるという欠点を克服できる。
  • 《異星の最終戦士》
    • デビフラからの特殊召喚先。
    • モンスターセットで耐えられてからのブラックホールなどで突破される可能性があるが、メインギミックで突破手段を持つデッキは少なく、罠による処理が求められる。
    • ミラフォ、脱出、ブレイクスルーといった後出しの罠が採用されにくい環境では滅法強い。流行している罠に合わせて採用を決めたい。
  • 《ナチュル・エクストリオ》
    • デビフラからの特殊召喚先その2。
    • 現在流行している帝、EMEm、彼岸にはモンスターでの突破手段があるため他の罠カードを引き込んでいなければ信用しづらいが、決まったときの効果は絶大。
  • 《大地の騎士ガイアナイト》《スクラップ・デスデーモン》
    • 効果を持たないためノイドのレベル制限にかからず、展開に役立つ。
  • 《虚空海竜リヴァイエール》
    • デカトロンを使い回すことができる。デカトロン以外のレベル3(カードガンナー)がいると必要となることが多い。
  • 《ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン》
    • アドラメレクと合わせて1キルに使う。
  • 《オッドアイズ・アブソリュート・ドラゴン》《オッドアイズ・メテオバースト・ドラゴン》
    • 1キル要員。メテオバーストは他のオッドアイズモンスターでも良いが、素でシンクロ召喚できる可能性があるためメテオバーストが優先されることが多い。


話題の構築・採用候補カード

  • 《光の援軍》
    • 今回の制限改訂で緩和され準制限になったカード。枚数:サーチ先の割合が良くなり採用されることが多くなった。
    • 前季に下級がデカトロンのみの構築が流行っていたことから名推理でレベル1を宣言されることが多く、サーチ先のライデンを出しやすい点も良い。
    • サイド後は、お触れ等の対策でライラを入れるのも有効。
  • PSYフレーム
    • 推理ゲートの性質上、基本的に手札誘発を積むことができないというインフェルノイドの弱点を補強できるカード。
    • 通常召喚不可能なPSYフレームギアは推理ゲートを邪魔しない。また、PSYフレームギアの効果を使うのに必要なPSYフレームドライバーもインフェルノイドのレベル制限にかからない高打点で、推理ゲートで出しても許容範囲。


サンプルレシピ

10/03


参考リンク

旧制限
10/03

コメント

  • スカーライトからFAだしてネヘモスとあわせて8000以上叩きだすワンキルも載せてほしいです -- 名無しさん (2015-11-06 02:13:54)
  • ファンカスノーレのことも乗ってるといいと思います -- 名無しさん (2015-11-23 17:19:12)
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