90's バトルロイヤル @ wiki内検索 / 「◆TA71t/cXVo」で検索した結果

検索 :
  • 【ストリートファイターシリーズ】の追跡表
    ...5 拳に生きる者達 ◆TA71t/cXVo 【春麗】 1 NO. タイトル 作者 012 これが私の生きる道 ◆V1QffSgaNc 【春日野さくら】 1 NO. タイトル 作者 009 暁に死して、月に再び黄泉返り。 ◆V1QffSgaNc 【ベガ】 1 NO. タイトル 作者 001 勇者の挑戦 ◆TA71t/cXVo 【豪鬼】 1 NO. タイトル 作者 014 世界の理を壊すモノ ◆emwJRUHCH2
  • 【ジョジョの奇妙な冒険 Part5 黄金の風】の追跡表
    ...『誇り』のバレット ◆TA71t/cXVo 【リゾット・ネエロ】 1 NO. タイトル 作者 007 『誇り』のバレット ◆TA71t/cXVo 【ディアボロ】 1 NO. タイトル 作者 011 復活の帝王 ◆vBmg.f7Zg. 【チョコラータ】 1 NO. タイトル 作者 026 放たれた怪物 ◆uuM9Au7XcM
  • 第一回放送までの本編SS
    ...001 勇者の挑戦 ◆TA71t/cXVo ダイ、ベガ 002 乾いた風を素肌に受けながら ◆7ediZa7/Ag 柴田純、ノーマン・スタンスフィールド 003 ふたりは平行線 ◆V1QffSgaNc 金田一一、高遠遙一、イリス・シャトーブリアン 004 翼よ!あれが帝都の灯だ 結城凱、美神令子、大神一郎、戸愚呂兄 005 美少女と魔獣 ◆vBmg.f7Zg. 千家貴司、大道寺知世 006 大魔王降臨 ◆emwJRUHCH2 李小狼、バーン 007 『誇り』のバレット ◆TA71t/cXVo ブローノ・ブチャラティ、リゾット・ネエロ、T-1000 008 爪を立てた少女 ◆V1QffSgaNc 小田切進、天道あかね、古畑任三郎 009 暁に死して、月に再び黄泉返り。 東方不敗マスター・アジア、春日野さくら 010 一瞬の花火 和泉さくら、ポップ 011 復活の帝王 ◆vBmg....
  • 作品No.000~No.050
    ...001 勇者の挑戦 ◆TA71t/cXVo ダイ、ベガ 002 乾いた風を素肌に受けながら ◆7ediZa7/Ag 柴田純、ノーマン・スタンスフィールド 003 ふたりは平行線 ◆V1QffSgaNc 金田一一、高遠遙一、イリス・シャトーブリアン 004 翼よ!あれが帝都の灯だ 結城凱、美神令子、大神一郎、戸愚呂兄 005 美少女と魔獣 ◆vBmg.f7Zg. 千家貴司、大道寺知世 006 大魔王降臨 ◆emwJRUHCH2 李小狼、バーン 007 『誇り』のバレット ◆TA71t/cXVo ブローノ・ブチャラティ、リゾット・ネエロ、T-1000 008 爪を立てた少女 ◆V1QffSgaNc 小田切進、天道あかね、古畑任三郎 009 暁に死して、月に再び黄泉返り。 東方不敗マスター・アジア、春日野さくら 010 一瞬の花火 和泉さくら、ポップ 011 復活の帝王 ◆vBmg....
  • 【ターミネーター2】の追跡表
    ...『誇り』のバレット ◆TA71t/cXVo
  • 【DRAGON QUEST -ダイの大冒険-】の追跡表
    ...001 勇者の挑戦 ◆TA71t/cXVo 【ポップ】 1 NO. タイトル 作者 010 一瞬の花火 ◆V1QffSgaNc 【ハドラー】 1 NO. タイトル 作者 017 不屈の超魔生物 ◆emwJRUHCH2 【バーン】 1 NO. タイトル 作者 006 大魔王降臨 ◆emwJRUHCH2 【キルバーン】 NO. タイトル 作者
  • 【幽☆遊☆白書】の追跡表
    ...5 拳に生きる者達 ◆TA71t/cXVo 【戸愚呂兄】 2 NO. タイトル 作者 004 翼よ!あれが帝都の灯だ ◆V1QffSgaNc
  • 【ケイゾク】の追跡表
    【ケイゾク】の追跡表 【柴田純】 1 NO. タイトル 作者 002 乾いた風を素肌に受けながら ◆7ediZa7/Ag 【真山徹】 1 NO. タイトル 作者 024 さくらとあぶない刑事さん ◆uuM9Au7XcM 【野々村光太郎】 NO. タイトル 作者
  • 【レオン】の追跡表
    【レオン】の追跡表 【レオン・モンタナ】 NO. タイトル 作者 【マチルダ・ランドー】 1 NO. タイトル 作者 013 豹 ◆RXReCDx0kI 【ノーマン・スタンスフィールド】 1 NO. タイトル 作者 002 乾いた風を素肌に受けながら ◆7ediZa7/Ag
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/266.html#id_542badf7 たとえば、#news(ゲーム)と入力すると以下のように表示されます。 実行委員長は高校生。石垣島でSDGsシンポジウムとゲーム大会 - Forbes JAPAN ソニーのゲーム部門、「ゴッド・オブ・ウォー」開発の米社を買収 - ロイター (Reuters Japan) 奥村茉実、「琥珀色の遺言」の中盤はもうみんな怪しい! - PC Watch 小学5年生が大学生とSDGs学ぶ カードゲーム「SEh」も活用 - 朝日新聞デジタル 事業買収例も出た「ゲームの習...
  • プラグイン/インスタグラム
    インスタグラムプラグイン 人気の画像共有サービス、Instagram(インスタグラム)の画像をアットウィキに貼れるプラグインです。 #ig_user(ユーザー名) と記載することで、特定ユーザーのInstagramのフィードを表示することができます。 例)@dogoftheday #ig_user #ig_tags(タグ名) と記載することで、特定タグのInstagramのフィードを表示することができます。 #dogofthedayjp タグ #ig_tag #ig_popular と記載することで、Instagramのpopularフィードを表示することができます。 詳しい使い方は以下のページを参考にしてください! =>http //www1.atwiki.jp/guide/pages/935.html
  • 左近寺ェ…
    左近寺ェ・・・ マジックとは、成功すれば観客は騒ぐが、失敗してもまた、観客は騒ぐものである。 マジックショーを行おうとする謎の人物。彼の名は戸愚呂兄。 「カードマジックの道化師「戸愚呂兄」が謎の大岩「エアーロック天外消失」なる岩の中に入り、マジックショーを行うんですよー!!ッヒャッホオー!!」 解説らしからぬテンションの高い解説者の解説に、観客席の高遠は「…。醜悪な声だなあ。まるで糞尿やゴミのようだ。」という気持ちで見ていた。 ワイヤーで吊るされ、岩はゆっくりと上に上にと上がっていった。火が付いた。観客から「ざわ・・・ざわ・・・」と某・賭博黙示録カイジ並みのざわつく声が聞こえた。 しかしその中には、「おい、事故だ、開けろ、アチー嫌アアアアアウギャアアアアやめろ。お、おい。助けてくれええやめろオギャア俺まだ死にたくないいいいいい(おい、どうなってるんだ…まさか俺、死ぬ...

  • 豹 「まいったなぁ……」 今泉慎太郎は巡査である。上司の古畑から最低の評価を下されてはいるが。 しかし今泉は確かにお人好しで頭は足りないものの、このバトルロイヤルという狂ったゲームを許しておける人間では決してなかった。 古畑と同様に、目の前で起こった惨劇に対して強い怒りを感じていた。彼はやはり警察官なのだ。 「とりあえずは古畑さんと合流しないと……」 名簿を見たところ、あの忌々しい小男の名前はなかった。 過去に古畑が逮捕した犯人の名前があるのは気になったが、それを除けば知り合いといえるのは古畑ぐらいしかいない。 確かに古畑は自律神経失調症の原因になるほど人使いが荒く、過去には殺害計画を立てたこともあったが、頼れる人物であるのは認めざるを得ない。 辺りを見回すと、少し離れた場所にある人影が目に入った。 「ちょ、ちょっとそこの君ぃ」 ...
  • 放たれた怪物
    放たれた怪物 病院というものは人の命を救う場所であるが、必然的に死が発生してしまう場所でもある。 そのため怪談の舞台になることも多く、どこか居心地の悪さを感じるものも少なくはないだろう。 夜間の大病院ともなれば、その広大さと昼間の喧騒から一転しての静けさにより不気味さはさらに増すことになる。 命を奪い合うバトルロイヤルの会場に設置された施設の一つ、大凶病院。 ゲームが開始され、この無人の病院に飛ばされた男が一階の待ち合いフロアの椅子に腰かけている。 彼の名前はチョコラータ。 「素晴らしいっ!!なんと心躍るイベントだ!」 その口から発せられたのは主催者への恨み言や嘆きではなく、最大限の賞賛の言葉。 彼の手には支給された名簿があり、そこに記された67人の名前を喜色をあらわにしながら眺めている。 それはまるで、腹ペコの子どもがご馳走の並んだメニューを手渡...
  • 竜は再び昇る
    竜は再び昇る 多くのひとが集い、夢や感動あるいは恐怖や悲しみを感じることを楽しむ場所。 本来、映画館とはそういう場所なのだろう。 しかし現在ここにいるのは自分ひとりだけ。 上映室の最後列の席から眺める景色はなんとも寂しげだ。 この薄暗い空間が今の俺には相応しい。 生きることに絶望し心を暗闇に染めてしまった俺には、暗い場所でひとり座り込んでいることしかできないのだから。 かつては地球のため人類のために、覚悟を持ち戦士として戦っていくのだと信じていた。 そのはずだったのだ。 だがそれは偽りの覚悟だった。 戦士としての俺は、リエを2度失ってしまったことで完全に死んでしまった。 2度もリエが目の前にいたのに助けることができなかった。 今はもう戦う気力も、戦うことに意味を見出すこともできない。 まるで自分の身体が鉛にでもなったかのよう...
  • あなたはどっち?
    あなたはどっち? GS(ゴーストスイーパー)。 それは人々のために日々命の危険を顧みず、妖怪や悪霊を退治する過酷な職業である。 厳しい国家試験を勝ち抜き、危険の代償として高額な報酬を得る、いわば選び抜かれたエリートなのだ。 横島忠夫。 殺し合いのゲームに招かれた参加者であり、一見どこか間の抜けたような風貌のこの少年もまたGSの一人。 GSの仕事での経験のおかげなのだろうか。横島は殺し合いの場に巻き込まれたというのに、静かに物音を立てず目標を窺っていた。 目には支給品としてデイパックに入っていた暗視ゴーグルを付け、じっくりと観察している。 (うーん、遠くてちょっと見えずらいな) まだ気付かれてはいないようなので、じわじわと近づき、もっとはっきりと観察できるように試みる。 目標に気付かれる危険があるが、この非常事態において他の参加者を見極める...
  • 愛と憎しみのハジマリ
    愛と憎しみのハジマリ 「バトルロイヤル……」 いつもならば、すでに眠りについている深夜。 自分の置かれた状況が信じられないのか、真宮寺さくらは確認するかのような独り言を呟きながら、配られた参加者名簿を見ていた。 神社の境内で姿勢よく座っているその袴姿は、真っ暗な闇のなかランタンの灯りに照らされ、見惚れてしまうような凛とした美しさを醸し出していた。 「大神さん……それにアイリスと紅蘭まで……」 名簿に記されていた名前のなかにあったのは、愛しい人と帝國歌劇団の仲間たち。 そんな大切な者たちが、自分と同じく殺し合いの場に連れてこられているのは悲しいことではあるが、同時に心強さも感じる。 一人だけなら混乱もしよう。 しかし、共に苦難を乗り越えた頼もしい仲間と、何よりもその仲間たちと自分を支え導いてくれた隊長がいる。 地図を眺めてまず目についたのは、...
  • さくらとあぶない刑事さん
    さくらとあぶない刑事さん 「バトルロイヤルねえ……。まったく……面倒なことに巻き込んでくれたもんだ」 暗闇に包まれた草原に座り込んでいるスーツ姿の男――――真山徹は面倒そうに、しかし苛立ちを含んだ物言いで呟いた。 その声はすでに疲労を感じさせ、息遣いも荒く肌には汗が滲んでいる。 すでに殺し合いに乗った者と戦闘をした後――― というわけではなく、バトルロイヤルが始まる以前にある事情から警察に追われ、銃撃を受け負傷しているのである。 (殺し合い……もしかして……朝倉の仕業か?) 真山は刑事として数年間働いてきたが、数十人を拉致して殺し合いをさせることができる人物などそうそういるわけがない。 どこかの国のイカれた独裁者か、刺激を欲した金持ちの道楽か。 考えを巡らせても、そんなぼんやりとした可能性しか浮かばないなか、具体的な人物として思い至ったのが朝...
  • それぞれの道
    それぞれの道 バトルロイヤルが始まってすぐにムースが感じたのは、殺し合いを開いた主催者への怒りであった。 そして支給品や地図、名簿の確認を行っていく過程で、怒りは焦りと不安へ変わっていく。 眼鏡を没収されなかったのは不幸中の幸いであった。彼は視力が低く、眼鏡をかけていないと銅像と人間の区別もできないほど、対象の判別ができない状態になってしまう。 名簿にはムースの知人の名前が複数人記されており、その中には彼の想い人であるシャンプーの名前もあった。 それは即ち、シャンプーが殺し合いのゲームに参加させられ、命の危険にさらされていると言う事に他ならない。 もし眼鏡まで没収されていたのなら、名簿を読むことができずにシャンプーが参加していることに気付くことができなかった。 この状況に気付くことができただけでも、本当に不幸中の幸いだったといえる。 「ここにおればいいが……」...
  • 希望の道しるべ
    希望の道しるべ 「くそッ!なんなんだこれ!!」 功夫は大声で毒づきながら手近にある人形を蹴り飛ばした。 おそらく、バトルロイヤルが開始されてからずっと暴れていたのだろう。博物館に飾られていた展示物の大半は、その価値を知るものが目を背けたくなるほどに無残な状態となっていた 。 それでも怒りが収まらないのか、持っていたデイパックまでをも床に叩きつける。 思い返せば、今日はずっと想定外のことばかり起こっている。 上手く観覧車に爆弾を設置できたまでは良かった。しかし、自転車のカギを落としたことがきっかけで、警備員に見つかってしまったのがケチのつきはじめ。 それから爆弾を仕掛けた自分が警察に呼ばれてしまうわ、そこにいた鬱陶しい刑事がしつこく自分を疑ってくるわでイライラが募るばかりの一日である。 本来なら、今頃はあの邪魔な観覧車を作ったやつらから3000万円...
  • 不屈の超魔生物 
    不屈の超魔生物 「…………まさか、ダイやバーンとこんなことに巻き込まれるとはな……。 何の因果…………いや、やはり宿命と言うべきか。あいつと決着を付けるための……」 殺し合いの地に立つ一つの人影。 人のシルエットを為すそれは、しかし明らかに人では無かった。 全身から露になる異形は、数多の魔物の長所を移植手術によって魔族の身に宿した戦闘生物、 超魔生物たる証。 かつては地上を席巻した魔王ハドラーは、一介の戦士たる超魔生物ハドラーとなっていた。 ハドラーはその生涯において、栄光と破滅の繰り返しだった。 魔王として軍を率いて地上を侵攻し、勇者アバンに打倒される。 そして大魔王バーンの下で復活を果たし、勇者アバンを倒して魔軍司令として権勢を振るうが、 アバンの残した使徒を相手に幾度も敗北を繰り返した。 アバンの使徒に勝利するために、ハドラーは決断をする。 ...
  • 咆哮
    咆哮 人類が宇宙へ新しい発見を求めて旅立ち、国家ですらもスペースコロニーへと移転した未来世紀の時代には、ガンダムファイトと呼ばれる世界のリーダーを決める代理戦争が行われていた。 ガンダムファイトは、コロニー国家間での全面戦争を防ぐためにと考案され、地球をリングとして『ガンダム』と呼ばれる兵器を用いて行われる。 アレンビーも国家の代表としてガンダムに乗り、闘っていた一人である。 まだ17歳の少女ながらも、新体操の動きを取り入れた軍隊式格闘術を駆使する凄腕のファイターだ。 今現在、彼女が置かれている状況はガンダムファイトと似たようなものではある。 ただ違うのは、ガンダムに乗って闘うのではなく生身の人間同士で競い合うということ。 そして、勝ち残った一人しか生き残れない殺し合いだということ―――――― (こんな子どもまで参加させられてるなんて……) ...
  • 不屈の超魔生物
    *不屈の超魔生物 「…………まさか、ダイやバーンとこんなことに巻き込まれるとはな……。 何の因果…………いや、やはり宿命と言うべきか。あいつと決着を付けるための……」 殺し合いの地に立つ一つの人影。 人のシルエットを為すそれは、しかし明らかに人では無かった。 全身から露になる異形は、数多の魔物の長所を移植手術によって魔族の身に宿した戦闘生物、 超魔生物たる証。 かつては地上を席巻した魔王ハドラーは、一介の戦士たる超魔生物ハドラーとなっていた。 ハドラーはその生涯において、栄光と破滅の繰り返しだった。 魔王として軍を率いて地上を侵攻し、勇者アバンに打倒される。 そして大魔王バーンの下で復活を果たし、勇者アバンを倒して魔軍司令として権勢を振るうが、 アバンの残した使徒を相手に幾度も敗北を繰り返した。 アバンの使徒に勝利するために、ハドラーは決断をする。 それは自らの肉体を超魔生物へと...
  • 美少女と魔獣
    美少女と魔獣 千家貴司は殺人犯だ。 怪物「ケルベロス」に扮し、廃研究所にて3 人もの命を奪った。 彼が成人であれば、死刑になっていた程の重罪を犯した歴とした犯罪者である。 しかし彼は元来、決して殺人など行うような人間ではない。 彼を良く知る人物は、殺人犯などということを到底信じることなどできないだろう。 なぜ普通の学生であった千家貴司が大犯罪者となってしまったのだろうか? 千家貴司には最愛の彼女がいた――名前は水沢利緒。 春先に出会った、犬のトレーナー見習いをしていた明るく健気な彼女。 後に重い病気で余命があと半年だと知ったが、そんなことは関係無い、半年で一生分愛すると千家は誓った。 何もなければ、彼女と共に幸せな時間を過ごすはずであった半年間。 しかし、それらの幸せな日々は、 4 人の大学生達の手で奪われてしまった。 水沢利緖は、彼らの...
  • 乾いた風を素肌に受けながら
    乾いた風を素肌に受けながら 「“ここにいる者たちで最後の一人になるまで殺し合いをしてもらう”」 ……彼女がその文言を反芻すると、声が灰色の街に静かに響いていった。 くすんだ色をしたビルが乱立し、アスファルトで塗り固められた道と道が交錯する。無許可で電柱に張られたであろうチラシが冷たい風に煽られ、ぱたぱたと揺れていた。 コンクリートジャングル、などと揶揄されるその街は複雑に入り組み、空気はどこか寒々としている。 「“首輪は、無理に外そうとした場合、あるいは、我々に反抗した場合、それから、禁止エリアに立ち入った場合に爆発する”」 錆びついたガードレール沿いに歩きながら、彼女は街を一人歩いていた。 若い女だった。その顔立ちには未だあどけなさが残り、少女からようやく抜け出したばかり、といった風だ。 容姿こそ端正であったものの、彼女はあまり気を配らない性質らしい。...
  • 世界の理を壊すモノ
    世界の理を壊すモノ 「……………………な、何よこれ? 何で私がこんな首輪を付けられなくちゃいけないのよ!!」 一面に広がる草むらの中、まだ幼さの残る少女が途方に暮れていた。 友枝小学校に通う少女、李苺鈴は先ほど船上で繰り広げられた惨劇を思い出す。 ピエロと鰐が首輪の爆発によって死んだ。 元来、苺鈴は怖いもの知らずと言える性格である。 小狼を追って日本まで来たほどだ。 そして日本においてクロウカードを巡る様々な事件を、小狼らと共に解決してきた。 しかしそんな苺鈴も何者かの死、それも人の死には接した経験は無い。 今でもはっきりと思い出せる。 生々しい血の匂いと、それに伴う死の実感。 まだ小学生である苺鈴には、あまりにも強い衝撃だった。 未だにそれが癒え無いほどに。 そして、ピエロと鰐の命を奪った首輪が苺鈴の首にも嵌っている。 これが爆発すれば、自分も同じ...
  • 大魔王降臨
    大魔王降臨 深い夜の闇に浸された岩場は、全てが影で染められていた。 切り立った岩の茶色も、所々に生える草の緑も不明の黒に冒される。 そしてそこに佇む一人の少年も 年若いまだ小学生くらいの少年の名は李小狼。 小狼は、かの伝説の魔術師クロウ・リードの遠戚に当たる李家の末裔である。 そのクロウ・リードが残した魔法カード『クロウカード』を回収するために、香港から日本にやって来ていた。 小狼は殺し合いが始まってすぐに、自分の荷物を確認していた。 デイパックに入っていた照明を灯し、支給品を一つ一つ検める 食料や地図などから支給武器、そして名簿。 「……さくら!!」 名簿に載っていた想い人の名を呼ぶ。 日本で出会った少女、木之本桜。 『クロウカード』を全て自らのカードである『さくらカード』に変えた継承した者。 そしてつい先刻、小狼がその想いを伝えた相手。...
  • オープニング
    オープニング  199X年──。  来るべき21世紀を前に、恐怖の大王が堕ちてきた。 ◆ 「──」  声にならない声をあげながら、彼らはゆっくりと目を開け、次に上体を起こした。  冷たい床に眠っていたようだが、果たして自分はいつの間に眠ってしまっていたのか──。そう、誰もが考えている。  人が大量に詰められていても涼しさを覚えるほどに広い部屋にいる。周囲は薄暗い。  そして、微かにその床が上下に揺れており、これがおそらく「船の上」であるのは、推察する事が出来た。 (ここは一体……)  しかし、こんな場所に眠るような出来事は、おそらくここにいる誰の記憶にもない。その証拠に、見える範囲にいる者は「彼」と同じように周囲をきょろきょろと見回している。  周囲には、自分と同じように、目を覚ましている人間で溢れていた。百人はいないだ...
  • 復活の帝王
    復活の帝王 『このコートは絶対渡さねええええええーーーッ』 ――― バッ……バカなッ!                        『健康な肝臓だわ、とてもいい色』 ―――― まさかッ!これはッ!? 『大丈夫ですか? そんなところにうずくまって……』  ――――― オ、オレは何回死ぬんだ!?              『おじちゃん、オナカ痛いの?』 ―――――― オレのそばに近寄るなああーーーーーーーーーーーーッ 『オマエは……ドコへも……向カウコトハナイ……… 特ニ……「真実」ニ到達スルコトハ……決シテ!』   -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  -  - ―――!?  夢に魘され大量の汗をかいた男が、悪夢から逃げ出すかのように勢いよく飛び起きた。 ...
  • 暁に死して、月に再び黄泉返り。
    暁に死して、月に再び黄泉返り。  長い浜辺を海沿いに歩いて行く一人の女子高生がいた。丈を上げたセーラー服のスカートや、額に巻いた白いハチマキは海風が吹くにつれて、大きくはためいている。ショートカットの髪とそのハチマキ、そしてスカートから覗く太い脚を、見る人に、彼女が何らかのスポーツをやっている印象を与えるのは言うまでもない。  彼女の名前は春日野さくら。  スポーツをやっているというのは、まさにどんぴしゃりである。彼女は、ストリートファイトに明け暮れる、格闘少女なのだ。  それも、決して弱くない。類まれな才能を秘めたその肉体は、これまでも見様見真似で多くのファイターを倒してきたほどである。 「うーん……確かにあの人だったよね」  そんな彼女の手元には、革製の写真入れが握られていた。これは、通学の際もいつも、常に持ち歩いていた物だ。  そして、その中に収めら...
  • 勇者の挑戦
    勇者の挑戦 「うわぁぁぁぁぁ!!」 鬱蒼と茂る森林の真っ只中。 勇者ダイは、大粒の涙を流し慟哭した。 怒りに任せ何度も地に叩きつけられた、破裂するんじゃないかというくらいに強く握られた拳からは、うっすらと血がにじみ出ている。 「クロコダイン……クロコダイイィン!!」 クロコダインは、ダイにとってかけがえのない仲間であり友であった。 いつも勇猛果敢に、敵がどれだけ強大であろうとも真っ先に立ち向かい、数多くの血路を開いてくれた。 またその強さのみならず、精神面においても人格者と呼ぶに相応しい漢でもあった。 その豪快ながらも義理堅く優しい性格に、自分も仲間達も何度助けられただろうか。 「うぅ……うぅ……!」 しかし……その大切な友は、もうこの世にいない。 ノストラダムスを名乗る悪に自ら立ち向かい、その命を目の前で散らせたのだから...
  • 拳に生きる者達
    拳に生きる者達 一陣の風が吹く。 星の光が唯一場を照らす、荒涼とした地の上で。 一人の男が、風を一身に受けつつ静かに瞳を閉じ佇んでいた。 純白の胴着に身を包む、屈強な肉体を持つ格闘家。 その名はリュウ。 『真の格闘家』を目指し、拳に生きる一人の求道者だ。 (……殺し合い、か) このバトルロイヤルという謎の催しに対し、リュウは己の中である答えを模索していた。 格闘家の本懐とは、拳に生きる者が目指すべき地点とは何かを。 あの日と同じ……強大な実力を持つ帝王サガットを打ち倒した時と同じ迷いが、彼の中には生じていた。 サガットは帝王の名に恥じぬ力を持っていた……当時のリュウにとって、あれ程の強敵はいなかった。 故に彼は、恐怖を覚えてしまった。 圧倒的実力を持つ敵への恐怖を、敗北―――死ぬ...
  • 爪を立てた少女
    爪を立てた少女  えー、御無沙汰しています、古畑任三郎です。  皆さんに、始めに言っておきたい事があります。  私この度、不思議な殺し合いに巻き込まれてしまいました。なんでも、最後の一人になるまでバトルロイヤルをしろとの事です。  その為……今回の私は、今までとは違い、警察組織の一員や、絶対死なない無敵の主人公ではなく、古畑任三郎という一人の人間として立ち回らなければならないんです。……んー、困りましたねぇ、ふふふ、私を守ってくれる物がなくなりました。  ……と、いう事は、ですよ。  今回のように、冒頭と最後にほんの少ししか出てこない話も出てきてしまいます。私のファンの方はぜひ、今回はオープニングと、最後の部分だけ見て行ってください。  いやあ、しかし……ふふふふ……えー、やっぱり、私の性なんでしょうねぇ、こういう現場に、たまたま立ち会ってしまう宿命は切っても...
  • 灰色の男
    灰色の男  ──暗闇の中、赤いネオンが小さく光っていた。  夜の風が冷たく染みわたり、「グレイ」の身体は一層ひんやりとした感触を伴っている。  グレイは、その冷えきった口元で、一本の安い煙草を吹かしていた。  彼の支給品だ。彼に支給された「武器」はこれだけだったが、むしろ彼にとっては、不味そうなパンや安上がりのミネラルウォーターよりも、この一服の方が生存にとって有意義な必需品といっていい。  まだ吸い始めて間もないのか、先から燃え尽きた巻紙がぼろっと崩れ落ち、塵は冷風の中に溶け込んだ。  煙草から発された煙は、夜風に流れて空を泳いでいく。  グレイは、煙を見つめながら、今は亡き愛する女に想いを馳せた。  ところで、この「グレイ」、というのが何者なのかを伏せて見てみると、何ら普通の情景が浮かぶかもしれない。  少なくとも愛煙家であり男性であり、体温が...
  • 一瞬の花火
    一瞬の花火  幾つもの難事件や悲しき復讐鬼たちを目の当りにしてきた少年名探偵・金田一一にとって、最も悲しかった殺人事件はなんだったのろう。  恋人の復讐の為に凶行を繰り返した、オペラ座館のファントムの事件か。  愛した人間を──涙を流しながら、しかし──殺すしかなかった悲しい殺人マシンの、六つの館の事件か。  友人・佐木竜太が殺された、あの赤い部屋の事件か。  小学校来の親友が起こした、魔犬たちの巣食う研究所の事件か。  些細なすれ違いを切欠に、金田一のかつての友達たちが殺し合わなければならなかったあの雪の降る村の事件か。  はたまた金田一がその館に足を踏み入れたばかりに起きてしまった、悲しい誤解の事件か。  それとも……この、一面のラベンダー畑の中で起きた、夏の青森を彩る事件なのだろうか。  結局、どれが最も悲しかったのかは、当人すらもわからない...
  • 『誇り』のバレット
    『誇り』のバレット (……バトルロイヤル。 頭のいかれたゲームだな……!) 閑散としたショッピングモールに設置された、喫茶店の一角。 その男は、チェアーに深く腰掛け自身に宛がわれたデイパックの中身を確認しつつ、状況を整理していた。 もし、見るものが見たならばこの男の姿に戦慄を覚えただろう。 明るいピンク色に緑のまだら模様という特徴的過ぎる髪形。 一見下着か何かかと見間違うかのような、レース網の特徴的過ぎる肌着。 それ越しに見える、確かな筋肉がついた屈強な肉体。 あまりに特徴的・個性的過ぎる格好だが……それすらも小さなことに思えかねないのが、その全身から発される圧倒的な威圧感だ。 幾多もの死闘を繰り広げ、修羅場を潜り抜けてきた……それを自然と分からせる風格が、いわば『凄み』がこの男にはある。 実際、このような異常な事態に陥っているにも関わらず……...
  • これが私の生きる道
    これが私の生きる道 「はぁ……はぁ……」  微かな潮の香りは、埃塗れの冷たい空気が鼻孔へと運んでいった。それを少しずつ摘まむように吸い込みながら、荒ぶる息を必死に押し殺す者がいる。  空の蒼茫を塗したような青いチャイナドレスを纏った、齢二十に届くか届かないかの美女である。女性としてはやや高い身長とスタイルは、整った容姿と合わせて、さながらモデルのようであったが、彼女が選んだ道は、その美貌を売る道ではなく、その格闘の才能を発揮する道であった。  この美女──春麗は、インターポールの捜査官なのである。  中国拳法を極め、その実力は並み居る屈強な男性職員が、手加減抜きで挑んでも誰も敵わぬほどだった。一目見ただけならば華奢にも見えるが、脚部──特に大腿部──を見る機会があれば、いかに彼女が鍛え上げられた肉体をしているのかは判然とするだろう。  彼女は、足技の達人であ...
  • ふたりは平行線
    ふたりは平行線  死骨ヶ原ステーションホテル。  禍々しい地名にちなんでそう名づけられたホテルは、かつて──それも、二度に渡って──ある惨劇の舞台となった場所であった。  ある一人の天才マジシャンのトリックノートを巡る、弟子たちの欲望の殺人。  そして、その天才マジシャンの遺志を受け継ぎ、その欲望を断罪した一人の天才犯罪者による忌まわしき連続殺人事件。  ……結果的に、これらの事件の真相は、天才的頭脳を持つ一人の高校生名探偵によって暴かれた。  だが、それは、「天才探偵」と「天才犯罪者」の因縁の始まりでしかなかった。  この後、彼らは幾つかの事件で再び合い見え、殺人計画と推理の対立を演じ続けてきたのである。  トップアイドルの誘拐事件を発端とするマネージャー殺し。  ベストセラー小説家の遺産を巡る、不思議な館の暗号殺人事件。  複雑怪奇な事件を巡る二人の因縁...
  • 翼よ!あれが帝都の灯だ
    翼よ!あれが帝都の灯だ  ──プレミア・マカロニ。  D-4の街角にあるこの小さなレストランのテーブル席で、未だバブルの余韻を匂わせる恰好の男女が向かい合っていた。  男は美男、女は美女と言って良い容貌であるのに加え、男は男に磨きをかけ、女は女に磨きをかけて高級なファッションで仕立てているのだから、全く、恐ろしい程に高い次元で釣りあいが取れているカップルだ。  ことととととと……。  美男は、美女のグラスにワインを注いでいく。 「客に注がせるなんて、サービスの悪い店だぜ」  と、男は、冗談めいた悪態をつく。それもそのはず。店は全くの無人なのであった。まったくの二人きり、貸し切りだ。壁にかけられた大量の白黒写真だけが彼らを見ている。  とはいえ、彼も邪魔者がいないのは悪くないと思っている。  キャンドルの揺れる灯りが、二人の夜の雰囲気を醸し出して...
  • @wiki全体から「◆TA71t/cXVo」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索