このページではPyBitmessage-I2Pクライアントについての質問集を記しています。トラブルシューティングのためにご覧ください。
使用について
PyBitmessage-I2Pを使っているけど、PyBitMessageクライアントを使っている人と通信したい
PyBitMessageは従来のインターネットを通して結ばれるノードを介してメッセージのリレーをします。一方でPyBitmessage-I2PはI2Pネットワーク内部のノードだけを介してメッセージのリレーをします。使用するネットワークが根本的に異なるため、PyBitmessage-I2Pを使用してPyBitMessageクライアントの利用者にメッセージを送信すること、またはPyBitMessageクライアントの利用者がPyBitmessage-I2Pの利用者にメッセージを送信することはできません。
また、PyBitMessageは同クライアントのノード内でのみ、PyBitmessage-I2Pは同クライアントのノード内でのみメッセージがリレーされます。
今までPyBitMessageやbitmsg.meで生成したアドレスを使用していたけど、PyBitmessage-I2Pに移行する場合は新しくアドレスを作りなおさなきゃならないの?
PyBitMessageとPyBitmessage-I2Pはアドレスに互換性があります。BM-から始まるアドレスをBM+から始まるアドレスに置き換えるだけでそのまま宛先を使用することができます。
Chanには参加できないの?
PyBitMessageでのChanとPyBitmessage-I2PでのChanは、使用するネットワークが異なることから互換性がありませんが、PyBitmessage-I2P内のChanは同クライアントで使用可能です。
PyBitmessage-I2PとPyBitMessageを同時に起動しておきたい。
PyBitmessage-I2Pはデフォルトでポート番号8444番を使用するようになっています。同時に使用したい場合は、PyBitMessageかPyBitmessage-I2Pクライアントのポート番号を変更して同時に同じポート番号を使用しないよう設定しなければなりません。
PyBitmessage-I2Pのポート番号を変更する時は"keys.dat"ファイルの3行目を空いているポート番号の数値に変更してください。
PyBitmessage-I2Pを使用することによる何らかの利点は?
安全性に寄与するといった何らかの利点は特にありません。これは今後可能性が示唆されるかもしれません。
最終更新:2016年03月02日 21:57