映画 『処刑人』 The Boondock Saints @ wiki

ロケ地: トロント編

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ロケ地: Filming Locations





  • トロント編 ロケ地プロット

(ドクのバー)
創業40年以上になるトロントでも有名なアイリッシュ・バー。サッカー観戦やライヴ演奏の日もある。
撮影スタッフも撮影期間中はよくここに飲みに来ていて、監督トロイ・ダフィーのバンド"The Brood" (後に映画のタイトルと同じ"The Boondock Saints"と改名) も演奏したとか。上の写真のシーンでも"The Brood a.k.a. The Boondock Saints"の4人が出演しています。
[参考URL] トロントに移住したアイルランド出身のミュージシャンで自身も McVeigh's の常連、Bill Craig の回想録 (※ ビルは映画で精肉工場の監督官の役を演じているが、このダイアリーによると、McVeigh's でトロイと飲んでいるうちに出演を依頼されたとのこと)
住所:124 Church St.
>>Google Maps
>>Live Search Maps (画面中央、駐車場に囲まれた黄色の建物。道路を挟んでその手前のベージュの建物がマクマナス兄弟のロフトの屋上として使われた建物)




(マクマナス兄弟が自首する警察署の正面玄関)
劇中ではサウスボストン警察署の設定で、ドア上部にも "BOSTON POLICE DEPT / DISTRICT 6 (ボストン市警/第6区分署)" の文字が確認されるが、これはフェイク。正面玄関として使われている実際の建物は、トロント大学の鉱物工学科棟。
1905年の建設当時から現在に至るまで同学科の建物として使われている(学科の名称は幾度かの変遷を経て2000年に現在のものに変更)。
[参考URL] marksthespot@Flickr 01, marksthespot@Flickr 02
住所:170 College St.
>>Google Maps
>>Live Search Maps (蔦で覆われた建物)




  • The Alley 『路地』
  • Henry's ヘンリーズ (※ 1)
(最初の事件、イワン・チェコフ殺害現場の『路地』辻向かい)
画面奥、通り (Church St.) を越えて左側に見えるのが今やカナダ全土にチェーン展開するトロントでは老舗 (1909年創業) の写真・カメラ屋さんのHenry's。(※ 1)
住所:119 Church St.

※ この位置関係から、『路地』は Queen St. East、Church St.、Richmond St. East、Berti St. に囲まれたブロックにあるのが判ります。『路地』はここ ↓
>>Google Maps (画面中央)
>>Live Search Maps (画面中央。路地左側のベージュの建物がマクマナス兄弟の住むロフトの屋上として使われた建物 … 上の画面キャプチャーでは右側の建物。右隣のブロックには Metropolitan United Church が、左隣のブロックには McVeigh's があります)




(コナーが自宅建物から便器を落とすシーン … コナー役はスタントマン)
画面右の遠くに見える細いタワーがトロント名物で自立式建造物としては553mと世界で最も高い CN Tower (※ 2)
[追記:一見すると CN Tower に似ているようですが、よく見ると塔の膨らみの部分から先端までの長さ、および膨らみの部分と塔の太さの比率が CN Tower とは異なる上、この場面が上記の路地の真上で撮影されたとすると CN Tower はコナーの左後方に位置するはず…。この建造物の正体は何か、トロントに詳しい方の情報をお待ちしてます!]

コナーの前方に一部隠れて見えるのがメソジスト派の Metropolitan United Church (※ 3)。
住所:56 Queen St. East
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>>Live Search Maps (画面下右寄りに“路地”。向かい側の建物の煙突も確認できます)




(コナーが自宅建物から便器を落とす別アングルのシーン … ショーン・パトリック・フラナリー本人のショット)
聖公会 (アングリカン教会) に属するトロントで最も古い教会 Cathedral Church of St. James の大聖堂。
住所:65 Church St.
>>Google Maps
>>Live Search Maps (画面右下角が“路地”)




(コナー = スタントマンが建物から飛び降りている場面の背景)
1991年建設、27階建て高さ112mの商業ビル。
住所:1 Queen St. East
>>Google Maps
>>Live Search Maps (画面下方向に2ブロック行くと“路地”)




(ロッコ & ドナの住むアパートメントの門)
トロント市内で最も早く入植が行われた地区のひとつ、Liberty Village 地区に製粉会社のビルとして1912年に建築された建物の裏門。建物の形状から地元民からは "The Castle" または "The Citadel" の愛称で呼ばれ、古いレンガ造りの倉庫群が立ち並ぶ一帯にあることから、地元カナダのTVドラマではこの建物を含めた界隈はよくロケに使われていた(『ザ・フライ』や『ザ・ハリケーン』などアメリカ映画でのロケ使用例もいくつか見られる)。
この地区は再開発著しく、この建物も2001年~2004年にオフィス・ビルとして改装、裏門のあった場所にはレストランが入り、映画でマーフィーが蹴り上げた門も既に撤去されている。
なお、右側の建物 (47 Fraser Ave.) のプレートに見える "Quality Plating Company Ltd." は実在の会社で、宝飾品のポリッシュやメッキ加工を行う (現在は 226 Geary Ave. に移転)。
[参考URL] syncros@Flickr, URBANISM
住所:53 Fraser Ave.
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>>Live Search Maps (ここではまだ門構えらしきものが確認できます)




  • The Lakeview Lunch レイクヴュー・ランチ
(ロッコが事件を起こしたデリ)
1947年創業のダイナー。2005年にオーナーが変わって新装オープン。
[参考URL] Freshdaily 記事1記事2記事3
住所:1132 Dundas St. West
>>Google Maps
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  • ゲイ・バー
(ポール・スメッカーが神父に告解する前に居たバー)
トロントにあるシガー・バーを撮影に使用




(マクマナス兄弟とイル・ドゥーチェがヤカヴェッタに制裁を下す裁判所)
劇中ではボストンの "Suffolk County Courthouse (サフォーク郡裁判所)" という設定だが、実際にはトロント大学の学生課棟。
1909年に Toronto Reference Library として建てられ、図書館移転後の1980年にトロント大学が購入、1985年から日本の大学で言う学生課に相当する学生の福利厚生のためのサービスを提供する事務棟として使われている。建物の中にはトロント大学出版直営の書店もある。
トロント大学はかねてから映画やTVドラマ撮影のために積極的に施設を提供しているが、この建物は裁判所に似ている点がウリであるらしい (参考: NEWS@UofT … トロント大学映画撮影渉外担当 Meretsky 女史引退についての1997年の学内ニュース記事)。
[参考URL] AMS Newsletter/UofT, Libraries Today, ettml@Flickr
住所:214 College St.
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>>Live Search Maps (2ブロック東に上掲のサウスボストン警察署として使われた鉱物工学科棟があります)





《番外編》

  • St. Peter's Basilica (Basilica di San Pietro in Vaticano) サン・ピエトロ大聖堂 (ヴァチカン)
(日本版映画パンフレット表紙背景)


ヴァチカン市国にあるローマン・カトリックの総本山。
使徒ペテロの墓所の上に建てられたという伝承がある。
この背景に使われている写真はテヴェレ川 (Il Tevere) からサンタンジェロ橋 (Ponte Sant'Angelo) 越しに大聖堂を望んだところ。
ここではロケは行われておらず、日本国内向けパブリシティ用の写真として日本サイドで映画のオープニング・シーンの一部と合成したもの。
[参考URL] AllPosters.co.jp … 同アングルで撮影された大聖堂のポスター



Images displayed on this page © 1999 South Boondock Productions, Inc.

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