「最低!この馬鹿、どっかいっちゃえ」
「をををを!?落ち着けユーキ、泣くことはない君は強い男の子だろう?」
「なワケあるか!僕は女の子だ!」

始まりはいつもの朝だった。
通学路での痴話喧嘩。
当人達に言ったら二人とも完全否定すると思われる.。
が、それは傍目からみれば、二人の愛情表現だという事を認めざるを得ないだろう。

原作:書く人
『薫と優希』

「ったく…ほーんと頭くるなー」
「まーまー、優希ちゃん、落ち着いて落ち着いて。」
昼休み、薫が私用で席を外している為、桃子とランチを取っている東三条 優希。
ショートにした髪とやや太めの眉にきりっと結んだ唇。
その瞳は禀とした輝きと意志の強そうな印象を与える。
身長はそこそこであるが肉付きは少々。彼女のコンプレックスはその『胸』であった。
太腿から臀部、つまりお尻にかけてのラインはふっくらとして思春期の女子そのものだが…
女性の象徴でもある肝心の乳房は平均値よりもやや小さい。
「薫君との痴話喧嘩はいつもの事でしょ?」
「な、ち、痴話喧嘩って…もー桃ちゃん、僕、怒るよ!」
ボッと真赤になって否定する同級生に桃子はあわてて言った。
「冗談だよ、じょーだん」
「全くもう…」
(冗談じゃないけどね~)と心の中で舌をだす桃子はクスっと笑って見せた。
そしてランチを終え、今は食後のジュースにお喋り。
「話は変わるんだけど優希ちゃん」
「ん、どうしたの?」
「優希ちゃんのオナニーのオカズってやっぱり薫君?」
どんがらがっしゃん。
きょとんとする委員長を前に盛大にこける優希。
「な、な、な…お、オナニーって」
「あ、ドイツ語だからわかりにくかったかな…日本語でいうと『自慰』とか『手淫』て言うんだけど、妄想に耽りながら--」
「知ってるから、いくらそっちの知識が乏しい僕でも知ってるから」
「アハハ、じゃあ教えてくれる?じゃあ言い出しっぺの私から--」

「はぁ~…何か最近、桃ちゃん薫に似てきたような…」
その夜、自室の布団の上で優希は携帯電話を片手に息をついた。
半ば強制的に桃子の体験談を聞かされた優希は軽い目眩いと頭痛を理由にその場を辞した。
その後、桃子の話が脳裏の中でぐるぐると巡るため授業もろくに耳に入らなかったのだ。
「さっすが師匠……と言うべきかなぁ…電話でせ…せっくす…て、てれほんせっくすなんて…」
自分の言葉にまた頬が紅潮する。
「そ、そりゃ…僕だってさ…一人で…エッチするけど…」
ろくに女性雑誌など読まない優希にとって、性の知識は保健体育の授業程度。
自慰もほとんどは妄想の中で薫を想いながらするもので、直に声を聞きながら自慰するなど想像もできなかった。



おまけ

「ひっ、そ、それいいの!あはっ!ひい、はおおおっ、チンポいいっ!もっともっと滅茶苦茶にして!チンポ、チンポッ!!いいの!あああああっ!!」
髪を振り乱して絶叫する桃子の豊満なバストがゆっさゆっさと揺れる。
「は、はああっ!ああっ出る!イクッ!イクよ桃子!」
「あおおおっ!チンポミルク!いいっ!射精して、私の膣にぶちまけてっ!も、もうあはああっ!」
桃子の感極まった声と共に股間から背筋へとぞくぞくとすり上がってくる快感。
「ああああっ出る!出る出るっ!射精(で)るよ桃子――――うっ!!」
鈴口を引き裂きように飛び出す精液。
「はおおおっ!すごすぎるの!チンポミルク最高気持ちいひいいっ!死ぬっしんじゃううっ!」

「--だって、私の彼ったらさ~優希ちゃん聞いてる?」
「あ…な、何か気分が…」
「も~まだ半分の話してないよ。だからその彼がテレホンセックスをー」
「あの…ごめん桃ちゃん、許して」
「ダメダメ~あ、それ、その優希ちゃんが今飲んでるヨーグルトが精液って考えればいいの」
「………」
優希はその言葉にがくんと頭を垂れた

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最終更新:2007年10月08日 00:17