MailDir形式のメールは標準のmailコマンドでは読めないので、
MailDir形式に対応したmuttのインストールを行う。

muttのインストール

# yum install -y mutt
※centos5.2だとMutt 1.4.2.2i(日本語版)がインストールされた

初期設定(標準の初期設定を自ユーザのディレクトリにコピーしてカスタマイズする)

$ cp /etc/Muttrc ~/.muttrc

Maildirでの設定事項(最低限)

set mbox_type=Maildir    メールボックスのタイプを指定
set spoolfile="~/Maildir"  スプールメールボックスのパスを指定
set folder="~/Mail"     送信前メールなどを保存しておくメールボックスを指定
set mbox="+mbox"      スプールメールボックスのファイルを指定
set postponed="+postponed"  送信を延期したメールを保存するファイルを指定
set record="+outbox"     送信したメールを保存するファイルを指定
set tmpdir="~/tmp"      メッセージの表示や編集のためにつくる一時ファイルを置くディレクトリを指定
設定値に「+」とあるがこれはメールボックス(mbox)のパスを表す。
メールボックスのパスはfolder変数によって指定される。(例: +mbox = ~/Mail/mbox)

"~/tmp"(上記設定事項の一時ファイルの保存先)ディレクトリの作成

$ mkdir ~/tmp
※新規ユーザを追加したときに自動的に作成されるように"/etc/skel/"にも同様にディレクトリを
 同様にディレクトリを作成しておくと便利です。

参考リンク


最終更新:2009年02月01日 13:53