新章デュエル・マスターズ



デュエル・マスターズ16番目のシリーズ。正式名称は「デュエル・マスターズ」。
シンボルは「DM」(='D'uel 'M'asters)。

革命編革命ファイナルと売上を回復させていった「デュエル・マスターズ」だが、さらなる頂を目指し、「原点回帰」をテーマに設計されたエキスパンションである。
当wikiでは、TCG名との混同を避けるため、エキスパンションシリーズの「デュエル・マスターズ」を指す場合は「新章デュエル・マスターズ」と表現する。
また2017年から放送開始したアニメ新シリーズのタイトルも「デュエル・マスターズ」だが、そちらも原作第1部やアニメ第1シリーズ(無印)と区別するために「新章デュエル・マスターズ」や「デュエル・マスターズ(2017)」などと呼ばれている。

6年間続いた「勝太編」が終局を迎え、新たなる主人公「切札 ジョー」が誕生。ジョーが描いて自作したジョーカーズ軍団と、ライバルたちとの戦いを描いている。

2017年現在、このセットに当てはまるエキスパンション





  • 例年だと5~6月に新シリーズが始まりがちだったデュエル・マスターズのエキスパンションシリーズだったが、革命ファイナルが極端に短かったこともあり、当エキスパンションでは3月スタートに是正された。これも小学生を意識した施策と見られる。

  • 初めて大規模なルール変更が実施された。2017年3月25日ルール改訂の頁で詳しく解説されている。またゲーム以外でも公式HPの大規模な改変やデュエマTV終了など全体的に見直しが行われている。

  • 地味にベリーレアの封入率が1BOXあたり1枚分増加して7枚封入確定となっている。


  • ドラゴンの主要種族が5文明(と無色)にそれぞれ配置されるスタートは不死鳥編を彷彿とさせ、メインとサポートに分離すること無く、単種族で統一されている点はエピソード3を彷彿とさせる背景ストーリーではドラゴンが絶滅したことになってはいるものの、やはり新規ドラゴンを全くリリースしないのは危険と判断されたためか、ドラゴンの化石を身にまとってドラゴンの力を得るという設定のドラゴンギルド特殊種族として登場させている。
    • その一方ティラノ・ドレイクアウトレイジなどドラゴンでなくてもメインになる主役側の種族がドラゴンのような爬虫類の姿を持っていたが今シリーズでは存在しないなど異例の展開である。

  • 全体的に見るとドラゴンサーガ~革命ファイナルでオーバースペックカードが登場しすぎたことを反省か、それまでの新種族推しシリーズ同様スペックはやや抑え気味なものの、強力なものも多くジョーカーズやメタリカ、ビートジョッキーなどが環境に入りそのほかのデッキも結果を残すなど全体的に見ればかなり活躍したと言える。

  • その一方モルト NEXTなど前年環境に残ったテーマも環境に残りトップメタになった為、割を食った活躍になってしまった。新章では殆どプッシュされなかったドラゴンやコマンド中心のものが多く噛み合わないこと、また新種族の方のデッキにも旧来のカードや踏み倒しメタなどそれらを意識したカードの組み合わせも多く新種族推しがお世辞にも上手くいっていたとは言い難く結果的には依然ドラゴンやコマンドが残る環境になった。DMX-26の再販や旧種族メインのDMEX-01の販売、2018年3月1日時の大量殿堂入り、次シリーズの双極編での2ブロック制導入などその影響が見られる。

  • 「2017年度戦略発表会」を踏まえて商品展開したエキスパンションだったが、上記の状況や勝太で6年続き前作で最終章と大々的に宣伝した為に卒業者が多発した事や、新主人公の使うカード群がエピソード1・2と同じかそれ以上に賛否の別れるネーミング&キャラクターデザインである事、新種族や新キャラクターの受けが全体的に悪かった事もあり前年度に比べて売上が落ちており「遊戯王」など他TCGも同年に不調な事も重なり2017年度のTCG界隈全般が低迷する要因になった。
    • 上記の新種族の誕生とドラゴン絶滅の背景ストーリーも考えると、過去の不死鳥編の売上低迷を彷彿とさせる。デュエル・マスターズにおいてドラゴンが如何に重要な存在であったかがよく分かる事だろう。
    • 販売月を前倒しにした事や前年度より商品数が多い影響で昨対91%と全体売上そのものはそこまで落ちていないが、パック販売数やシングルカード価格も前エキスパンションらと比較して総じて低く実際には数値以上に落としており、小売店や中古屋泣かせの商材である。前々々エキスパンションの目玉である《超戦龍覇 モルト NEXT》がある程度再録され始めたにも関わらず、シングルカードの価格帯が高止まりしている現状を踏まえれば、その異様さが分かるだろう。


参考