E98 越前ギーク分隊 情報戦1
作戦案
【基本方針】
ギークによるハッキングで敵の自動人形部隊に情報戦をしかけ、友軍情報の隠蔽・改ざんを行い、友軍部隊の戦闘を援護する。
ギークによるハッキングで敵の自動人形部隊に情報戦をしかけ、友軍情報の隠蔽・改ざんを行い、友軍部隊の戦闘を援護する。
【作戦手順】:
- 敵システムへの侵入:電子妖精を使用する。電子妖精からウィルスを仕掛け、自己増殖して他のコンピュータに感染、浸透して・以後の侵入経路を確保。また、密かに情報を改竄する。
- 改ざん:自動人形のレーダーを麻痺させた後、ウィルスによる情報の改竄で本来存在しない友軍部隊を示し、自動人形の注意を引きつける。
- 改ざん:奇襲をかける友軍部隊の存在を自動人形のセンサーから隠蔽する。
【システム侵入の詳細】:
- 制御系など複数系統用用意されていて、ブロックが堅い所をさけ観測システム等後付の弱い部分に対してアクセスを行い制御を奪いデータの改ざん等を行う
- ファイヤーウォールやアイスなどのハッキング対策が施されている可能性が高い為、こちらの機器への被害がでないようにモニタリングに注意する
【改ざんの詳細】
- 敵軍の自動人形への指示を解読し、情報を取得する。
- 敵自動人形部隊の支持に侵入して情報を取得することにより、友軍部隊を敵ルートからはずす。
- 既に交戦中の友軍部隊に、さも増援が来るような情報を偽装する。
- 別ルートから攻撃対象に迫る友軍部隊の存在を隠蔽する。
- 友軍>敵自動人形へのロックオン警報を消し、敵を混乱させる。
- 味方部隊の偽情報は複数種類作成する。
- 敵自動人形の攻撃目標を誤認させ、経路をこちらの都合に合わせて誘導する。
【装備】
- 電子妖精”優填”
- ハッカーの知恵熱・オーバーヒートを防ぐ冷却材(冷えピタ)。
【部隊能力】
- ハッカー部隊なのでコンピュータ、ハッキング、ネットワークに対する知識を習熟している。
- 情報処理の機器に習熟しておき、的確に操作する
- 視野狭窄に陥ることなく、視野を広くもち判断する。
- 作業は高速かつ冷静に行う。 判断には"文殊"データベースによる戦略支援システムも援用する。
- 報告・連絡・相談を確実に行う。
- ハッキング、情報収集、解析等などグループごとにわかれ連携をとることで精度、効率を高める。
【敵ハッキングからの防御】
- 自軍ネットワークにおいて本当の情報はプロテクトの堅いところにおいておき、偽情報を比較的プロテクトの薄いところにおいておく。これにより敵にこちらの情報をつかませない。
- 自軍内のネットワークは事前にランダム暗号鍵を生成しておき、指定されたタイミングにより定期的に切り替えられるようにしておき、重要度の高い情報を隠蔽する。
- 敵による侵入を防ぐためファイヤーウォール、ICEを使用する。
- 通信路を遮断された場合は、サイボーグのナショナルネットを予備回線として使用する。
SS・イラスト
越前藩国の摂政、黒埼紘の開発した(というかなんというか)電子妖精『優填-UTEN』は初陣に向けて張り切っていた。
まぁ、電子妖精の立場に言わせれば、いつも内政のお手伝いばっかりしているから、たまにはお外で遊ぼうという、そんな張り切り方であるのかもしれないが。
まぁ、電子妖精の立場に言わせれば、いつも内政のお手伝いばっかりしているから、たまにはお外で遊ぼうという、そんな張り切り方であるのかもしれないが。
『あ、あの人。面白い髪型ー』
「ちょ、ちょっと。優填!どこ行くの!あなたの相手は自動人形でしょ!」
今回彼女を操る大役(っていうかぶっちゃけ監視役)を仰せつかったのは越前藩国でも古参の犬士、「菜輪 奈衣」さんである。
『だってー』
「だってじゃないって!ほら、人形、人形!あれも面白そうだよー?」
『え~?わ~おにんぎょー』
優填は奈衣さんの誘導にあっさり引っかかってくれた。
今回彼女を操る大役(っていうかぶっちゃけ監視役)を仰せつかったのは越前藩国でも古参の犬士、「菜輪 奈衣」さんである。
『だってー』
「だってじゃないって!ほら、人形、人形!あれも面白そうだよー?」
『え~?わ~おにんぎょー』
優填は奈衣さんの誘導にあっさり引っかかってくれた。
仮にも電子技術の粋を集めたハッキング用プログラムとしてどうかと思われる脳の小さそうな反応。これが『優填-UTEN』の持ち味だ!
ところは変わって九州の戦場、その一角。
ニューワールドの軍勢を監視する自動人形を制御する人工意識体は自らを呼ぶ『声』を感知した。
『おにんぎょーさーん』
<What?>
『あなたの制御系は電子妖精『優填-UTEN』にハッキングされましたー。このプログラムを削除しますか?』
<!?YES!>
『はーい、あなたの制御系を削除しマース』
にししと笑いながら言う
<NO!!>
『はーい、『優填-UTEN』を削除しませーん』
<OH、MY…>
人工意識体は自らと自動人形間のつながりが絶たれていくのをただ見守るしかなかった・・・
ニューワールドの軍勢を監視する自動人形を制御する人工意識体は自らを呼ぶ『声』を感知した。
『おにんぎょーさーん』
<What?>
『あなたの制御系は電子妖精『優填-UTEN』にハッキングされましたー。このプログラムを削除しますか?』
<!?YES!>
『はーい、あなたの制御系を削除しマース』
にししと笑いながら言う
<NO!!>
『はーい、『優填-UTEN』を削除しませーん』
<OH、MY…>
人工意識体は自らと自動人形間のつながりが絶たれていくのをただ見守るしかなかった・・・
戦場のあちこちでこの光景は繰り広げられていた。
なお、この日、戦場に舞い降りた妖精は、奈衣さんが目を離したすきに遊びに出かけてしまい、それから三日の間に各国の情報分野に様々な伝説を残したのだが、それはまた別の話……
(文:不破陽多@越前藩国 絵(再利用):朱居まりあ@越前藩国 )
参戦者RP
応援
- 「ワームに、確保したデータが認識できなくなるフォゲット(物忘れ)ウイルスを仕込んで敵の各領域(グリッド)へ放出させなさい!」 -- 朱居まりあ@越前藩国 (2007-07-16 18:29:52)
- 「優填!遊んでもいいからしっかりと相手の目は潰してくれよ!」 -- 不破陽多@越前藩国 (2007-07-16 21:23:51)