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E101・102 情報戦防御

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だれでも歓迎! 編集

作戦案

【基本方針】
  • 自爆コード解除および敵操作を解除します

【装備】
  • 電子妖精”優填”および、優填に含まれる各種ハッキングツール
  • 敵からの逆探知・カウンターハックを防ぐためのデコイ、およびハニーポット・サーバ。
  • ハッカーの知恵熱・オーバーヒートを防ぐ冷却材(冷えピタ)。

【部隊能力】
  • ハッカー部隊なのでコンピュータ、ハッキング、ネットワークに対する知識を習熟している。
  • 情報処理の機器に習熟しておき、的確に操作する
  • 視野狭窄に陥ることなく、視野を広くもち判断する。
  • 作業は高速かつ冷静に行う。 判断には"文殊"データベースによる戦略支援システムも援用する。
  • 報告・連絡・相談を確実に行う。
  • ハッキング、情報収集、解析等などグループごとにわかれ連携をとることで精度、効率を高める。


【敵ハッキングからの防御】

  • 自軍内のネットワークは事前にランダム暗号鍵を生成しておき、指定されたタイミングにより定期的に切り替えられるようにしておき、重要度の高い情報を隠蔽する。
  • 敵による侵入を防ぐためファイヤーウォール、ICEを使用する。
  • 通信路を遮断された場合は、サイボーグのナショナルネットを予備回線として使用する。




SS・イラスト


―――存在しないメモリ領域からのアクセスを確認
―――pass?
―――****
―――貴方の名前は?

U
nited 
T
respasser of 
E
chizen's 
N
etrace

越前統合侵入電子妖精“優填”




深夜の執務室。いつも通り越前にその名を響かせる電脳摂政・黒崎は頭に冷却用の濡れタオルをかぶせて今日も深夜まで執務に励んでいた。目の前には電脳摂政に似つかわしくない書類の束が山積されていて、それを前に黒埼は眉をしかめていた。

と、モニターの明かりだけだった部屋がぱっと明るくなった。

「まったく、いつも暗い部屋で。明かりくらい使って下さい」
「ん…朱居さんか」
「それと根詰めすぎないように。みんな心配してます。あとたまには顔出して下さい。それからここにお茶置いてきますよ」
「ああ、すまないな」
苦笑を浮かべて黒埼は後ろを振り返った。
すると開いた扉から飛び出した何かが不意に黒埼の視界を塞いだ。

「く・ろ・さん♪なにして遊んでるの~?」

それは最初、大きな蝶のように見えた。しかし蝶がしゃべるはずもない。青白く光る髪をなびかせ透き通った羽をもつ小さな人型の少女。妖精と言う呼び方がしっくりくるこの少女こそ、

越前が開発した越前統合侵入電子妖精<United Trespasser of Echizen's Netrace>“優填”であった。

しかし越前情報技術の粋を集めた電子妖精を前にして、産みの親である黒埼は渋面を浮かべた。

「……その呼び方はやめろといつも言っているだろう」

まるで虫でも追っ払うように黒埼が手を振ると、電子妖精・優填は黒埼の使っている端末のモニターにふわりと腰かけた。口を尖らせて言い募る。

「いいじゃーん!パパ♡、って呼ぶともっと嫌がるくせにー」
「当たり前だ!!」
「じゃあ、黒さんで。それとも黒様とか呼ばれたいの?」
「ぐぐ……こほん。まあいい、好きに呼びたまえ」
「はーい♪じゃあパパでもいいってことね」
「それは却下だ!」

(電子妖精にやり込められる我らが電脳摂政の図・絵:朱居まりあ<再利用>)

電子妖精相手にムキになる自分に半ば自嘲しつつ、黒埼はため息をついた。まったくそんな言葉どこで覚えてくるんだ、とぼやきつつも、しかし黒埼はこの電子妖精という存在に可能性を感じていた。最初はたんなるデータ収集やハッキングを仕掛ける際の便利なツールという意識しかなかった黒埼だったが、自律型のプログラムである優填は勝手に言語などのデータを集積しはじめ、今ではこうして会話することすら可能なのだ。 

やり取りを見ていた朱居は毎度のやり取りに苦笑を浮かべて何も言わずに退室した。

その間に優填の興味は黒埼の見ている分厚い紙束に移っていた。原始的な情報集積手段に対する知的好奇心とでも言おうか。

「これはなーに?」
「ん……なに、お前に遊び場をやろうとおもってな」
/*/

翌日、謁見室に現われたのは目元に大きなクマを作った黒埼だった。珍しく携帯端末でなくぶ厚い紙束を持っている。

「なんだ…?」

差し出されたそのぶ厚い文書の束を見て、セントラル越前は訝しげな表情でそう言った。

その書類には『文殊第2データセンター』の設立、というタイトルと共に、ガラス張りの高層建築に集積されたネットワークとサーバ群のイメージ映像が添付されていた。

「こんなものを今更作ってどうしようと言うんだ?」
その問いに、黒埼はわが意を得たりとばかりに詳細を話し始めた。

「これは、偽装です」
本命はデータセンターに偽装された『電子妖精のための演習場』。それが狙いだと黒埼は語った。

「なんでここまでのものが必要なんだ」
「電子妖精を動かすためだけで、膨大なマシンパワーを必要とします。それが狙うべき対象もまた、同じだけのスペックが必要です。でなければ演習とはいえない」
「なぜそこまでの演習が必要だ。十分なスペックは期待できるのだろう?」
「経験が足りない。次の敵が強大になることははっきりしています。できる限りの訓練経験を積ませるべきです。
―――優填にも、我々にも。」

しかしなおも藩王越前は渋面のままだった。

「ここまで大きくやれば、偽装もなにもなく、他国が嗅ぎつけそうなもんだが」
「それでもいい。敵に伝わらなければいい話です。それに―――」

「それに?」

「仮に情報が漏れていたとしても――――この演習が終わったあとのあいつを止められるな障害なんて、ありゃしませんよ」

そう言った黒埼の顔には、普段の苦笑ではない、我が子を誇るような笑みが浮かんでいた。


/*/

演習は滞りなく進んでいた。

『調子はどうだ?』
「んー。なんとなく動きが重い感じがする」
『ふむ。調整してみよう…よし、次の目標を出す』

ナショナルネット内にいる優填の疑似視界に、輪っかを組み合わせたような物体が浮かんできた。これでもワームの一種なのだが、浮かんでいるだけで特に動きは見えなかった。

『あれを撃破してくれ』
「やっつけちゃうの?」
『ああ』
「りょーかい♪」

優填は羽を一度振るわせると稲妻のような速度で輪っかに迫った。
はせ違う瞬間に手から魔法のように光の剣を出現させると、輪っかを一刀両断にする。

「ちょろいちょろい~♪」
『よし、続いていくぞ』

言葉とともに今度は一気に100体ほどの輪っかが現れる。

「ちょ、ちょっといきなり増え過ぎ~」
『新しいプログラムがあるだろう?それを試してみてくれ』

「あ、そっか、心赤ちゃんがいたっけ。よっし心赤ちゃん、いっけー!」


そう言うと優填は羽を振るわせて飛翔した。その拍子に優填の羽から零れおちた小さな光がみるみる小さな少女の形を取り始める。


/*/

「これが例の…」
「はい、優填の攻撃サポート用電子妖精・心赤<KOAKA>です。優填を空母とすれば、それに搭載される艦載機のような役割を果たす攻撃に特化した電子妖精の亜種です」
黒埼がコンソールを操作して心赤の詳細を呼びだす。優填が妹と呼ぶのも無理はない。その姿は優填と同じく翼持つ少女を模していた。

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(心赤スペック画面・絵:朱居まりあ 再利用)

「たしかに姿もなんとなく戦闘型っぽいな…この造形は誰が?」
「最終的な視覚デザイン回りは朱居女史が組んでます。優填までの機能はありませんが、彼女の機構を元に戦闘用に特化したプログラムを組み込んであります。敵セキュリティとの交戦を任せて優填を侵入に専念させる、そういう使い方もできます」
「なるほどな…。腰の左右に付けてる道具は何だ?」
「あれはツールボックスです。ICEブレイク用のデヴァイスや攻撃用デヴァイス、鎧型デヴァイスなどを収納してあります」
「なるほど…」
モニターの向こうでは心赤が無数のワームを光の剣で薙ぎ払い大立ち回りを演じていた。視覚にはそう見えるが、その実凄まじい勢いでネットワーク上のワームを除去していた。

「戦闘能力だけなら優填以上だな…」
「ええ、戦闘特化型の電子妖精ですから」
「優填本体の攻撃型への改良はどのくらいかかる?」

マスク越しにわかるほど不意に鋭くなった藩王越前の視線に黒埼は目を細める。

「本来ならあいつには情報の海を自由に泳いでいて欲しい所ですが。この状況ではいたしかたない、か。……すでにバージョンアップに必要な改良データは揃ってます。心赤<コアカ>の方も、すでに実戦仕様型のリリース準備は整ってます」

セントラル越前はそれらをじっと聞いていたが、不意に天を仰いだ。

「…また宇宙へ上がる時期は近い……その時が電脳国家越前の、そして優填の底力を見せる時だ―――」

モニターの中では最後のワームプログラムが撃破され、ピースをする優填とその近くで戦闘態勢を崩さず待機する心赤の姿が映し出されていた。

/*/ 

『友軍全艦隊、及びI=D配置完了。降下作戦発動予定時刻まで10800秒を切りました』
『敵艦隊接近中。接敵まであと……』
「―――宇宙か…ずいぶん久しぶりな気もするが…まだあれからそう経ってもいない、か」
「もっとも知らぬうちにずいぶんでかいのが居座ってるみたいですけどね」

オペレーターが戦闘開始を告げる中、黒埼とWishは眼前のモニターに映し出される巨大要塞を見据えてそう呟いた。

「あれにアタックすることになるな」
「相手にとって不足なし。腕が鳴りますよ。それにこちらには切り札もあります」

『あ、それってわたしのことー?』
不意にモニターの中から優填が会話に加わってくる。その姿は前の姿より幾分細身になっていて、青みがかっていた髪はエメラルドグリーンのような髪色にかわっている。 

「まあ、たまにこれが切り札かって思えるがな」
『あーひどいー』

軽口に、黒埼の表情がふっと緩み、そしてまた引きしまる。

「敵は絶望的にでかい。だが、でかいからこそ隙がある。そしてその隙間をすり抜けられるのは我々と優填、お前だけだ。……頼んだぞ」

『んー、前半よくわからないけど、まっかせといてー♪』

「全く…その緊張感のなさだけはやってられんが……だが、安心してお前を送りだせるのも、それ故かな…。よし、越前情報戦部隊、戦闘配置!優填の取得した情報及び突破したルートを狙って情報戦を仕掛ける」

『はいはーい、それじゃちょっと行ってきまーす♪』

「……無事で帰ってこいよ」


/*/


心赤を使用した陽動で、敵のプロテクトの第二階層まではすんなり潜りこむことに成功した。

しかしその先に進もうとした途端、先端が槍の穂先のようにとがった触手のようなものが何本も現れ行く手を塞いだ。防御用のワームである。一点めがけて一斉に突っ込んできたそれらに向かって、優顛はとっさに盾をつきだした。

攻性防壁プログラムでできた盾に触れた触手<ワーム>はその触れた先端から分解されたよう

に消失する。しかし半分くらいまで消失した所で触手は復元して再び優顛を狙ってその鎌首を

もたげた。アタックを受けた所から相手に攻撃をしかける攻性防壁の盾が、じりじりと削られていく。自己修復するワームの群れ。さすがに敵セキュリティが半端ではない。


――――このままじゃ、じり貧ね―――――

その瞬間。

焦れる優顛を嘲笑うかのように今まで一点に集中していた触手群が散開し突っ込んできた。その様は、さながらライブラリにあった槍ぶすまという戦術を彷彿とさせる。

有効なオプションを選択する余裕もなく、緊急時自動回避機動が発動し優顛は身を翻して飛翔した。的を外した槍の弾幕は空中で急速に向きを変えると、凄まじい速度で上方に飛んだ優顛に追従する。緊急回避のせいで優顛は一瞬動きを止めていた。

そこに豪雨のような槍の穂先が降り注ぐ―――。


/*/


「優填の反応は!?」
「第二障壁まで突破した模様。ただ、侵入速度が落ちています」

「敵の妨害か」
「さすがにあの要塞、とんでもないプロテクトがかかってますよ」
むしろ挑むような表情でガロウが呟く。楽しみでしょうがない、と言う風に。
「デコイの数をもっと増やせ、こちらの防壁を厚くして、できるだけこっちに食いつかせるんだ!」
「すでにやってます!」
悲鳴のような声がWishの席から上がる。すでに処理能力的には限界一杯であった。

「くそう……優填、無事でいろよ…」


/*/


優填はとっさにプログラムを切り離し、即席のデコイを組上げて敵のアタックを回避していた。しかしそのせいで機能低下はいなめなかった。

速度が落ちたまま敵の槍をかわし続ける優填。プログラムを切り離して対処しているが、当然それにも限界がある。すでに優填は外見のデータ修復がきかないほどボロボロの状態にされていた。

対策がないままに敵は今度は優填を囲むように槍状のワームを展開させると、四方から攻撃を仕掛けてくる。

「っく!」

とっさに光剣状のブレイクデバイスを抜いて槍の一部を斬り飛ばす。だが四方を囲む槍はなおも優填を狙うことをやめない。

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(電子妖精戦闘イラスト・絵:朱居まりあ 新規)

斬り飛ばした先から再生するワームがついに優填を捕らえる時がきた。すでにデコイの使用も不可能な状態。

優填はきつく目を閉じた――――。

/*/

「黒埼さん!優填が!」
「……だが、ここからでは何もできん!」

その時だった。

オペレーターの一人が叫びをあげる

「識別不能のアクセスを確認。……これは!?」
「どうした!?」
「存在しないメモリ領域からアクセスが……」
「なんだと、敵に防壁を突破されたのか!?」
「いえ、そういうわけではないようですが…」
「これは…声?文殊がどこかとアクセスしています。……すごいデータ量だ!」

その時、何かが黒埼の思考に触れた。

「そのデータ、優填のいるサーバーに回せ!大至急だ!」
「し、しかし」
「そのくらいできるだろう、早くしろ!」

/*/

それは突然だった。優填が侵入している敵サーバ―内に突然大容量のデータが流入したのだ。

大容量データは図らずもDoS攻撃となって、敵サーバーを過負荷状態に追い込んでいた。そのおかげであれだけ優填を追い詰めたワーム群も動きが鈍り、優填はボロボロになりつつその包囲から脱することができた。

優填はおぼつかない飛翔でそのデータが流入している所に向かった。何かはわからない、ただそこに行かなくてはならないと何かが命令していた。
光があふれ出すようにありえない領域からデータがあふれ出していた。

優填の能力は、その未知のデータを読み取っていた。音声オブジェクトとなったデータを再生する。

それは――――――NWからの声。

歩露@芥辺境藩国 : 「防壁を全力で展開ー!」
周船寺竜郎@FEG : 「これ以上好き勝手させるな!!!頑張れ!!!!!」
ダーゴ@伏見藩国 : 「電子経路封鎖開始ッ!」
雅戌@玄霧藩国 : 「敵の手口は見えたはずです! さあ、気を入れていきましょう!」
飛翔@海法よけ藩国 : 「ハッキングを特定して妨害妨害ー!」
歩露@芥辺境藩国 : 「ここから先は何一つ通すなー! いけー!」
イク@玄霧藩国 : 「電子妖精・・がんばれーーー!!」
睦月@玄霧藩国 : 「相手のハッキングをファイアウォールで防いでください。防御プログラムを走らせてーー!」
む~む~@紅葉国 : 「電子妖精がんばって!」
よっきー@悪童同盟 : 「防壁多重展開!逆ハックの準備も並行で進めて!」
SOU@ビギナーズ王国 : 「自爆はイヤァ!!絶対にやめてーーー!!」
でかあさ@フィーブル藩国 : 「ええい!落ちついて行動です!!」
ソーニャ@世界忍者国 : 「敵のウイルスの侵入を回避して!」
経@詩歌藩国 : 「ファイアーウォールでふっとばせ!」
御鷹@伏見藩国 : 「情報を制するものは戦いを制します!しっかり正確に状況把握を」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「失敗するわけにはいかんのやー!!がんばれ電子妖精!!」
さちひこ@アウトウェイ : 「電子妖精よ 守ってクレー!」
雅戌@玄霧藩国 : 「敵の狙い、思考形態を分析して、対応です。こちらの力だって負けてない!」
む~む~@紅葉国 : 「情報戦はすでに慣れたはず。落ち着いていって!」
花井柾之@え~藩国 : 「今までの経験をフル活用すればきっと大丈夫!」
星青玉@ビギナーズ王国 : 「電子妖精!負けるなー!」
乃亜1型@ナニワアームズ商藩国 : 「侵入を許すな!!」
メビウス@海法よけ藩国 : 「敵の霍乱を意地でも食い止めろー」
忌闇装介@akiharu国 : 「主導権を取り戻せ!!」
風理礼衣@FEG : 「情報戦、まだまだいけるっ!!」
駒地真子@詩歌藩国 : 「異常を察知して修復を!」
あおひと@海法よけ藩国 : 「相手の情報を遮断!うちのDAIVAたんならいけるっ!」
東西 天狐@akiharu国 : 「侵入路から逆ハックを仕掛けていけー」
たぐ@FEG : 「DAIVA、頑張って!」
天河宵@FVB : 「演算速度を落として時間を稼いで!」
ホードー@ナニワアームズ商藩国 : 「何トシテモ防イデクダサイ」
蘭堂 風光@ナニワアームズ商藩国 : 「情報戦はクールで論理的な対処が命。冷静に頑張れ!」
竹戸 初@たけきの藩国 : 「電子妖精、頼むぞ!」
アポロ@玄霧藩国 : 「電子妖精、頼んだよー!!」
でかあさ@フィーブル藩国 : 「自爆なんて方法でやられてたまるか!!」
よっきー@悪童同盟 : 「電子妖精起動!DAIVAも、気合入れろ!」
田中申@akiharu国 : 「物理的にハッキングされないようにするです!」
Millback@後ほねっこ男爵領 : 「情報防壁を強化!」
織子@ナニワアームズ商藩国 : 「冷静に対処してください!」
駒地真子@詩歌藩国 : 「電子妖精、がんばれーー!!」
守上藤丸@ナニワアームズ商藩国 : 「だー!!こんな時こそ落ち着いて行動!深呼吸!すーはー。・・・よし!」
ヘタレ@海法よけ藩国 : 「一秒でもこっの防御が早かったら勝ちです!」
西條華音@ビギナーズ王国 : 「ハッキングなんか跳ね返せ!逆ハックしてやれ!」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「DAIVAどうにかがんばって!」
御鷹@伏見藩国 : 「ここは落ち着いて相手の動きを読んで防御を」
あおひと@海法よけ藩国 : 「撹乱されるな、こっちが撹乱してやれっ!」
藻女@神聖巫連盟 : 「防衛型電子妖精はいませんか」
歩露@芥辺境藩国 : 「がんばって、電子妖精さん!」
メビウス@海法よけ藩国 : 「電子のプロフェッショナル、ガンバレー」
イク@玄霧藩国 : 「優填ちゃん、ファイトーーーー!!!まけるなーーー!!!」
でかあさ@フィーブル藩国 : 「電子妖精!いいとこ見せてください!」
亀助@海法よけ藩国 : 「DAIVAたん!具合の悪い所は無い?不調は早く 教えてね。」
ダーゴ@伏見藩国 : 「完全偽装するんだっ!」
芒@になし藩国 : 「落ち着いて!慎重に!」
駒地真子@詩歌藩国 : 「焦らないで対処を!」
カヲリ@世界忍者国 : 「侵攻されてはだめです!プログラムを守って!」
鍋野沙子@鍋の国 : 「がんばってー。守ってー」
睦月@玄霧藩国 : 「奪われたコンピューターを取り返せ!」
うにょ@海法よけ藩国 : 「01100010・・・修復修復、自爆なんてさせないんだから!」
アポロ@玄霧藩国 : 「役割分担して防御の穴のないようにがんばってー!」
うさぎ@ナニワアームズ商藩国 : 「DAIANの加護を MAKIの加護を! OVERSの加護を!! なにより全プレイヤーの願いをあなたに!!!」
こんこ@たけきの藩国 : 「DAIVA みんなを守って!」
周船寺竜郎@FEG : 「食い止めろ!!冷静に、でも気合を入れて!!!」
りゅうへんげ@わかば@海法よけ藩国 : 「セーフモード起動!情報伝達速度落とせ!回線細くして敵プログラムを足止めせよ!」
ソーニャ@世界忍者国 : 「コードの書き換えか、それともマニュアル制御にする?」
よっきー@悪童同盟 : 「侵入された部分を隔離とクロックダウン!」
メビウス@海法よけ藩国 : 「むしろ逆ハックをかけるくらいの気概で!」
ひわみ@たけきの藩国 : 「頑張れ僕等の妖精さん!」
御鷹@伏見藩国 : 「戦艦を守って!」
真輝@ナニワアームズ商藩国 : 「ロジックボムで自爆コードをぶっ壊そう。あとは人力の根性で動かせばイイ!!」
東 恭一郎@リワマヒ国 : 「情報戦は速度と計算力だよ!」
マイム@玄霧藩国 : 「電子妖精さん、お願いっ!」
経@詩歌藩国 : 「がんばれDAIVA!!がんばれー!」
tacty@ビギナーズ王国 : 「電子の海こそ我らの舞台っ。守って!」
yuzuki@ビギナーズ王国 : 「頑張れ電子妖精さん、回避プログラムお願い!」
榊遊@え~藩国 : 「攻性プログラムでの迎撃急いでくださいませ!」
花井柾之@え~藩国 : 「落ち着けばきっと出来る!がんばれ!!」
涼華@海法よけ藩国 : 「データブロック開始!女の子の中身覗こうとするなんて、最低なんだからっ!」
東 恭一郎@リワマヒ国 : 「負けるわけ無い、がんばれ!」
ヘタレ@海法よけ藩国 : 「焦らず落ち着いて!」
Wyrd=紘也@ビギナーズ王国 : 「真正面から力づくで食い止めちゃえば! きっとできる!」
青にして紺碧@海法よけ藩国 : 「自力修復を!」
ノーマ・リー@るしにゃん王国 : 「最重要は生命維持系! それ以外は後で直せる!」
西條華音@ビギナーズ王国 : 「1秒でも防御が早ければこっちの勝ちだ!がんばって!」
イク@玄霧藩国 : 「ギーグの能力もこんなもんじゃないはずだ、悔しかったらまた伸びる子だ、負けるなー!」
ガロウ@越前藩国 : 「心赤(電子妖精)出番だ、頑張って!」
メビウス@海法よけ藩国 : 「気合ダーー」
雅戌@玄霧藩国 : 「チームワークを駆使して行きましょう!ファイト!」
乃亜1型@ナニワアームズ商藩国 : 「偽装した情報に惑わされるな」
黒霧@玄霧藩国 : 「早くプロテクトはってー」
歩露@芥辺境藩国 : 「コントロールを取り戻して、攻撃に転じましょう!」
芒@になし藩国 : 「がんばってー!」
SOU@ビギナーズ王国 : 「だめ、ここで負けたら何もかも終わりだ!絶対に落とさせるな!!」
森沢@海法よけ藩国 : 「進入経路を遮断、自己診断プログラムを大至急で走らせて!」
竹戸 初@たけきの藩国 : 「ええい! 敵のやられて溜まるか!」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「侵入されたのに惑わされるな!!」
ひわみ@たけきの藩国 : 「しっかり、侵入を防いで!」
高神喜一郎@紅葉国 : 「自爆するほどなら、制御コンピュータを叩き壊せばいい。その船には何人乗せてるんですか」
メビウス@海法よけ藩国 : 「制御を取り戻せー」
田中申@akiharu国 : 「平常心でがんばるです!」
でかあさ@フィーブル藩国 : 「おちついて処理していけば勝てます!!」
藤田一@アウトウェイ : 「ここは失敗できません!」
さちひこ@アウトウェイ : 「データ処理を 持っている小型の処理で分担して ネットワークを構築して 処理速度をあげてください」
天河宵@FVB : 「逆に進入経路に変えてしまえ、繋がってるのは同じだ」
Millback@後ほねっこ男爵領 : 「電子防御戦とは初めてだな。こりゃ面白いぜ!敵の攻撃なんかはねつけろ!」
竹戸 初@たけきの藩国 : 「何箇所か、手動に切り替えて、急げ!」
砂神時雨@たけきの藩国 : 「手順どおりに落ち着いてやるでござる!」
駒地真子@詩歌藩国 : 「カウンターをかけてやる勢いで!」
あおひと@海法よけ藩国 : 「落ち着いて、少しずつ修復していってください!」
御鷹@伏見藩国 : 「相手に負けるなー!」やり返すくらいの勢いで」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「くっそー!失敗するわけにはいかん!がんばれ!!」
東西 天狐@akiharu国 : 「神クラスハッカーはこっちにもいるんだ、そうやられっぱなしじゃない」
花陵@詩歌藩国 : 「情報の防御!?えーと。回避のなんかプログラムかな。がんばれ!」
経@詩歌藩国 : 「地道に一つずつ防いでいきましょう!!」
榊遊@え~藩国 : 「緊急防壁かなにかで時間稼ぎとか出来ませんか!?」
下丁@になし藩国 : 「有害情報遮断」
歩露@芥辺境藩国 : 「ハッカーを焼き返してやるくらいのつもりで!」
イク@玄霧藩国 : 「クリア、そしてインストールするのとどっちが早いんだ(汗  いいや、まけるな!」
藻女@神聖巫連盟 : 「最低限の情報の分だけでも守りきって」
忌闇装介@akiharu国 : 「敵の侵入経路を遮断しろ!!」
真輝@ナニワアームズ商藩国 : 「高速の電脳世界だけで終わってたまるか!」
メビウス@海法よけ藩国 : 「ファイアウォールを堅固に~」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「やられたところからとりもどせ!」
守上藤丸@ナニワアームズ商藩国 : 「使えるサーバは全部防御に回してー!」
でかあさ@フィーブル藩国 : 「自爆なんて絶対防いでみせて!ファイト!」
天河宵@FVB : 「片っ端から壁とゲートを鍵を!」
yuzuki@ビギナーズ王国 : 「冷静に異常個所の修復お願い、妖精さん。」
蘭堂 風光@ナニワアームズ商藩国 : 「痕跡は必ずあるはずだ。例えそのままではなくても。注意深く頑張れ!」
りゅうへんげ@わかば@海法よけ藩国 : 「通信は通常会話に。喋り言葉に誤情報を混ぜられてもすぐに見付けられる!」
Wyrd=紘也@ビギナーズ王国 : 「偽装を偽装しかえしちまえ!」
田中申@akiharu国 : 「生命維持装置もおかしかったら直しましょう」
高神喜一郎@紅葉国 : 「一度つながれたなら、その道を通ってつなぎ返すことだって!」
イク@玄霧藩国 : 「抗体プログラムだー」
雅戌@玄霧藩国 : 「段階をふんで! 筋道さえ見れえれば後は一気にいけるはずです!」
花井柾之@え~藩国 : 「いざとなったらシステム一時的に落としちゃえ!」
駒地真子@詩歌藩国 : 「ハッカーの本領を見せて!」
亀助@海法よけ藩国 : 「DAIVAたんに気安くハッキングしようなんて、許さんっ!!」
森沢@海法よけ藩国 : 「MAKIは?DAIVAに遊びに来ていたはず!MAKI,頼む!」
Millback@後ほねっこ男爵領 : 「これぐらいで負けんな!」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「自爆なんてさせるもんか!」
星青玉@ビギナーズ王国 : 「ワームもハッカーも撃退して!乗っ取ってしまえー!!」
らうーる@都築藩国 : 「落ち着いて、人間の力で乗り切ってやりましょう!」
ソーニャ@世界忍者国 : 「電子妖精!送って来るウイルスなんて倍返しにしちゃえ!」
ヘタレ@海法よけ藩国 : 「冷静に冷静に・・・!」
御鷹@伏見藩国 : 「ダイバ頑張れ!」
歩露@芥辺境藩国 : 「殴られてもそのままにはなりません! がんばれー!」
ノーマ・リー@るしにゃん王国 : 「ダミー用意!」
乃亜1型@ナニワアームズ商藩国 : 「正しい優先順位を思い出しなさい!」
西條華音@ビギナーズ王国 : 「負けるな・・・防いで向こうにやりかえしてやるんだ!」
Millback@後ほねっこ男爵領 : 「MAKI、みんなを守って~!」
越智大治郎@玄霧藩国 : 「大丈夫だからがんばってー!!」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「DAIVAをなめるなー!!」
ポレポレ@伏見藩国 : 「物理的に止められないなら、後は貴方方が頼りです!」
竹戸 初@たけきの藩国 : 「冷静沈着に!」
鍋 黒兎@鍋の国 : 「覚えの無いデータには触らないで!」
イク@玄霧藩国 : 「優填ーーーーー!!」
あおひと@海法よけ藩国 : 「冷静に、でも素早く修復を!」
荒川真介@芥辺境藩国 : 「アラン・チューリングとフォン・ノイマンに祈りつつ、指を動かせ。祈りだけじゃ神様は答えちゃくれないぞ」
越智大治郎@玄霧藩国 : 「皆をまもってー」
Wyrd=紘也@ビギナーズ王国 : 「侵略されるんなら、される所をウィルスに変えちまえー!」
平 祥子@リワマヒ国 : 「踏ん張りどころです。持ちこたえて」
うさぎ@ナニワアームズ商藩国 : 「進入路を片っ端からつぶせ!」
天河宵@FVB : 「まだまだ時間はありますよ、殴られたら腕を掴んで殴り返すです」
駒地真子@詩歌藩国 : 「おかしな箇所を見つけてブロックを」
Millback@後ほねっこ男爵領 : 「情報欺瞞に惑わされるな、落ち着いて対処っ」
たぐ@FEG : 「DAIVA!!目覚ませーーーーー!!!!」
亀助@海法よけ藩国 : 「データ厳重に保存、ファイヤーウォール展開!」
黒崎克哉@海法よけ藩国 : 「落ち着いて処理だ!」
藤田一@アウトウェイ : 「落ち着いていきましょう」
でかあさ@フィーブル藩国 : 「次に殴り変えすチャンスが来ます!ココは耐えて!!」
東西 天狐@akiharu国 : 「バイパス確保したらそっちにデータを保存、侵入してるやつらは跡でまとめてぶっちめる!」
田中申@akiharu国 : 「テレビみたいに殴って直すです!」
舞花@レンジャー連邦 : 「あきらめず何度でも防壁を多重に展開。少しでも侵入を食い止めて」
メビウス@海法よけ藩国 : 「意地でも制御を取り戻せー」
しじま@玄霧藩国 : 「敵も情報戦の重要性に気付いたと見えます。負けずに、集中して行きましょう。」
うにょ@海法よけ藩国 : 「DAIVA、MAKI、力を貸して!」
越智大治郎@玄霧藩国 : 「落ち着いて一個一個つぶしていってー」
睦月@玄霧藩国 : 「お願いだ! 頼む まだ終らないで!(祈」
歩露@芥辺境藩国 : 「ここで負けるわけには! 後はないです! がんばれDAIVAーー!」
ガロウ@越前藩国 : 「がんばれー!」
青にして紺碧@海法よけ藩国 : 「逆ハック!」
Millback@後ほねっこ男爵領 : 「防御して遮蔽して修復!」
イク@玄霧藩国 : 「制御権をこっちに戻して!」
りゅうへんげ@わかば@海法よけ藩国 : 「まだ艦載機を出してない!艦同士の通信は発光信号でやって独立モードに!」
情報防御RP

音声データが優填にとりこまれていく。非常識というのは続くものなのだな、と優填はふと場違いな感想を抱く。

―――――体が、軽い

気がつけば、ボロボロだった姿が変わっていた。


―――――今なら、なんでもできそうな

敵が復帰してくる。しかし、優填はなぜかなんの危機感も抱いていなかった。

―――――これなら、行ける

優填は光そのものになったかのように敵を駆け抜ける。

―――――誰も追いつけない

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(電子妖精戦闘用完全版 絵・朱居マリア 再利用)



「それは音もなく現れ

音もなく消えていく

目を閉じた時には入りこみ

目を開けた時には消えている

さながら妖精のごとく」




(文責:刀岐乃・再利用)

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