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E116 情報戦本体 第一回

最終更新:

echizen

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だれでも歓迎! 編集
第一回の提出をいたします。

■参加部隊
○越前藩国情報戦本隊
http://www27.atwiki.jp/echizen/pages/303.html


f:このターンの行動={
#行動名,リクエストされる能力,難易評価,消費AR,成功した場合の達成値 
r:その他訓練する,なし,なし,1,0 #攻撃、防御以外全般に+1修正

r:その他訓練する,なし,なし,1,0 #攻撃、防御以外全般に+1修正

r:特殊を使う,なし,なし,3,0
#情報戦を使用し、ハッキング対策を行います。
#評価35+その他訓練2+n(ロールプレイ評価)


r:現地へ飛び、次の戦闘のアイドレスを選んで開く,なし,なし,0,0
→本隊待機(EV116-02)

#以上AR5使用します

f:要求されるパーティロールプレイ={
リンクゲートを抜けた。火星宙域がもう間もなく見えてくる頃だ。

宇宙空母・初心の艦橋に特設で情報戦部隊用のシートを用意してもらった越前一行
だったが、その表情はいま一つさえなかった。

「やれやれ。今回はオペレーターのサポートだけで終わるはずだったんだが・・。」
SEIRYUの口からボヤキが漏れる。ある意味、それは全員の代弁でもあった。

E116で全部隊が打ち上げられる直前に、大変な情報が廻ってきた。
大量のキャラクターが敵からハッキングを受け、挙動をコントロールされる危険性があるのだという。
とりあえず、打ち上げギリギリまでの努力で、敵ハッキングの影響除去には成功したものの……

「移動中にできる限りの再セキュリティチェックを行う。」

摂政の指示により、こうして移動中も仕事をする羽目に。

宇宙空間を移動中に、潜伏しているかもしれない敵のトロイを排除する。
この大軍相手に、である。

「無茶じゃね?」
「無茶だよね。」

SEIRYUと刀岐乃の声がかぶる。お互い顔を見合せて苦笑いする。

「これが終われば、我々の仕事はほぼ済んだようなもの、だといいですねえ。うん。」
「だーねえ。後はまあ七海さんのお供みたいなもんか。お茶でもいれるか?……と、噂をすれば、影」

その声に刀岐乃が振り向くと、摂政黒埼に伴われて七海が艦橋に入ってくるところだった。
挨拶もそこそこに黒埼が二人に声をかける。

「……すまんな、任せきりで。」
そう言う黒埼の声にも、疲労の色が混ざる。

「まあ仕方ないんじゃない? たまには摂政様もお休みしないとねー」
「あのね七海君……人を年寄りみたいに言わないでくれるかな……?」
「だって、七海よりちょー年寄りじゃん?」
「いやま、そらそーだが、こー言い方ってもんがな……」

10歳にやり込められる摂政を見て、刀岐乃とSEIRYUは何だかなーという表情になった。
「―――うちの首脳陣って、10歳にはほんと弱いよね……」
「……言うな、考えたくない」
「こらそこー!勝手なこと言うな!」
「えーっと仕事仕事っと。SEIRYUさん、2番フォルダのデータこっちに回してー」
「あいあいよー。あー忙しいな」
「こいつら……さて。私もやるかな。チェック結果を寄越せ。」

緊張と疲労を経験で覆いつつ、越前の面々は決戦へと突き進む。艦隊と共に。

(約943字)

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