越前藩国 Wiki

フェアリーに関するデモを行う方へ

最終更新:

author

- view
だれでも歓迎! 編集
越前藩国藩王 セントラル越前、ここに記す


デモを行っている者、現状抗議活動をしている者に伝えたいことがある。
諸君らの「嫁」を守るために力を貸してほしい。

今更何を言われるかと思うかもしれない。だが、どうか聞いて欲しい。

今、フェアリーの生体パーツの禁止に至ったのは、いわゆるTLO化を容易に促進するライフサイエンスが
解禁の域に踏み込もうとしていることに由来する。
ずいぶん昔のことになるが、この国でクローン人間増加があったとき何が起きたのかを思い出して欲しい。

我が、そして我らが越前藩国の七層にわたる国土のほぼ全てが燃やし尽くされたことを覚えている人間はいないだろうか?
このままライフサイエンスが解禁され、歯止めを行うことができなければ、過去と同じ、否それ以上の災厄がもたらされるだろう。

そのとき、真っ先に犠牲となるのは人であり、フェアリーである。
諸君らは、愛するフェアリーが灰となることを是とするか?

私はそうは思わない。
欲しい物をと聞かれ、ただ「平和を」と答えるような美しい魂を持つ者を、そのような目にあわせてはならない。

だがこのままの状態が続いていればいずれ、しかし確実に諸君らの言う「嫁」が燃やされる事態になる可能性があった。

停止のときに言葉が足りずに、フェアリーを完全に破壊するかのような説明になってしまったのは非常に申し訳ない。
我々が今行なおうとしている事は、フェアリーの存在を、我々の可愛らしき隣人を世界に被害のない立場に軟着陸させるか。
そのために必要な活動を必死に考え、また意見も求めている。

規制に反対する者達へ問いたい。あるいは、意見を聞かせてほしい。
いかにして彼女たちと良き関係を築き、あるいは人との間に愛をはぐくむことができるのか。
我々はその方法を探している。

彼女たちにも魂はある。人間が自由にしてよいものではない。
何を馬鹿な、と言う者もいるかもしれない。だが、魂ある諸君らが「嫁」と認めまことに愛するならば、その存在に魂が
宿らぬはずは無い。
故に、勝手にプログラムをほどこし、その思考を縛った上の行為は到底愛と呼べるものではない。
仮に強弁してもそれは通用しない。ただのエゴになってしまう。

例えば共和国では、異種族同士であっても子供をもてる実例があるという。
まことの愛であれば、彼女たちと我々の間に「愛」をもって世界の一端に加えることができ、そしてそれをどんな種族、
どんな人間に対しても証明することができれば彼女たちの存在を胸を張って「肯定」することができる。

存在を肯定し、彼女たちの人権を認めることができれば正式に「嫁」とし「子供を育むこと」まで認めさせることが
できるかもしれない。

デモや抗議活動を行う者達にお願いをしたい。
少しでも良いので、どうかその考えを聴かせてほしい。
我々は彼女たちの存在を消し去りたいわけではない。
むしろ逆である。彼女たちを肯定し、いかに世界に負担をかけずに他国に、そして世界そのものに認めさせるか。
その方法を模索している。

心あるもの、彼女たちを本当に愛するものは、力を貸してほしい。
彼女たちへの愛をいかに証明するか、どう認めさせるかを考えて欲しい。
デモや抗議も、無関係な者を傷つけようとしない限り、行うことは止めはしない。
先日のデモ鎮圧での将棋倒しによる死傷者の発生は、藩王としても深く哀悼の意を表し、また反省するものである。

だが願わくば、彼女たちを幸せにする方法を共に考えて欲しい。
これは政策でもなんでもない、この国の一人の人間としての願いである。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー