「派閥と評判」(2022/10/29 (土) 16:34:31) の最新版変更点
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*派閥と評判
#contents(fromhere=true)
#hr(color=#ffa500)
**評判
-カルマとは別に各派閥毎に主人公への評判があります。
-派閥に対して利益となる行為(主にクエストのクリア)をすると、好評のポイントが得られます。
--評判が好評(&COLOR(green){緑}で表記)の場合は見返りがあったり受けられるクエストが増えたりします。その勢力に所属する商人がいた場合は、取引時に値下げしてくれることもあります。
-派閥に対して不利益となる行為(犯罪行為を見咎められる、派閥に属する人物を殺害するなど)をすると、悪評のポイントが得られます。
--評判が悪評(&COLOR(red){赤}で表記)の場合は敵対状態になったりします。
--所属するNPCを非ステルス状態で殺害した場合に初めて悪評が付くので、相手の手足に重症を負わせる、武器を撃ち落として無力化する程度であれば評判の上下には影響しません。
-勢力[[アーマー>防具(NV)]]を着ている場合、Pip-boy上での評価は全て中立表記になります。
-NCRとシーザー・リージョンは、メインクエストのある時点 (ストリップ地区到達後) で悪評がリセットされるイベントが一度だけあります。
-各勢力ごとに、評判の変化しやすさが異なります。
--グッドスプリングスやホワイトグローブ協会などは少々の行為でもすぐに評判が変化します。
--逆にNCRやリージョンに対しては、善行悪行共にそれなりに積み重ねないと評判は変化しません。
--例えば、勢力の構成員の目の前で他の構成員を殺害すると悪評が32程度つきますが、NCRやリージョンであれば嫌われ者になる程度なのに対し、B.O.S.やノバックに対しては一発で悪党まで到達してしまいます。
|||>|>|>|CENTER:好評|
||ポイント|~14%|15~49%|50~99%|100%~|
|悪評|0~14%|中立|&COLOR(green){受け入れられし者}|&COLOR(green){好感}|&COLOR(green){&bold(){偶像化}}|
|~|15~49%|&COLOR(red){嫌われ者}|善悪混在|&COLOR(green){微笑むトラブルメーカー}|&COLOR(green){優しいわんぱく}|
|~|50~99%|&COLOR(red){憎悪}|&COLOR(red){あざ笑う反逆者}|予測不能|闇のヒーロー|
|~|100%~|&COLOR(red){&bold(){悪党}}|&COLOR(red){義賊}|優しい悪魔|暴れん坊|
#region(評判ポイント)
|CENTER:勢力|CENTER:評判ポイントの最大値|
|NCR|RIGHT:80|
|シーザー・リージョン|RIGHT:100|
|Mr.ハウス(ストリップ地区)|RIGHT:40|
|ブーマー|RIGHT:50|
|B.O.S.|RIGHT:20|
|アポカリプスの使徒|RIGHT:50|
|グレート・カーンズ|RIGHT:30|
|ホワイト・グローブ協会|RIGHT:10|
|パウダーギャング|RIGHT:30|
|グッドスプリングス|RIGHT:15|
|ノバック|RIGHT:20|
|プリム|RIGHT:30|
|ザ・キングス(フリーサイド)|RIGHT:70|
#endregion
#hr(color=#ffa500)
**派閥
***三大勢力
****NCR ― 新カリフォルニア共和国 (New California Republic)
-カリフォルニアを勢力下に置く、Falloutシリーズの世界で最も巨大な組織。
-この荒廃した世界では珍しい現代的な社会を築いている。人口は70万超えしているなど、まさに国家。
-首都は勢力名と同じNCRだが、以前はShady Sandsとして知られていた。他にはロサンゼルスなどにも拠点を構えている。
-モハビ・ウェイストランド全土へも進出しこちらでも最大勢力になっているが、まだまだ基盤が固まっておらず不安定要素が多い。
-受けられるクエストが多く、医者や修理等、各種施設も充実している。
--意外にも階級持ちの女性が多く活躍している。
-その反面、敵に回すと数が多いので厄介。リージョンや各ギャングの服装をすることで敵対。
-ニューベガスから離れた場所ほど武装が貧弱になる傾向が。質より量。
-サイレンサー付きの武器等でスニークキルをすれば評判は下がらない。サービスライフルやキャラバンショットガン等のアイテム稼ぎには有効。
-シナリオが進むとベテランレンジャーや重火器兵が出て来るが、優秀な武装(ミニガン、スーパースレッジ、対物ライフル等)を所持している。
--但し彼らの所有するパワーアーマー(サルベージ品)は劣化しており、訓練が必要ない代わりにステータスボーナスも無い。
-俺に権力は通用しねぇ! という方は敵対してみても良いかもしれない
--キャラバン社などかなりの範囲で関係を持つので、ノリで敵対すると後々後悔するかもしれない、だがそれもまた一興。
-Fallout1の主人公に救出された少女Tandiが創設した団体であり、Fallout2ではその本部を訪れることができる。
--NCR レンジャーパトロールアーマーはFallout1のコンパニオンであるTychoの風貌に近似している。
-無名NPCの名称:NCR兵、NCRレンジャー、NCR憲兵、NCR兵MP、NCRベテランレンジャー、NCR重火器兵
****シーザー・リージョン (Caesar's Legion)
-東側の川を挟んだ対岸をテリトリーする大小86の部族からなる派閥
-NCRと違い奴隷制度も敷いているが、ドラッグに関してはシーザーによってNCR同様禁じられている
-Region(地域)ではなく、Legion(軍団)。カッコよく言えばレギオン。
-NCRや一般人のことを、規律に基づいて行動していないことから、「プロフリゲート」(profligate=放蕩モノ)と呼び、差別している。
-NCRの味方をするよう行動した場合は自然と敵対する。
--ブーンを仲間にしている場合、勝手に攻撃するので離れた場所で待機させないと敵対することになる。
-こちらもNCRと同様にサイレンサー付き武器によるスニークキルならば評判は下がらない。
-自らの諜報部員を「フルメンタリー(Frumentarii)」と呼んでいる。(ローマ帝国時代のスパイのこと)
-「ベイル」
-「さらば、シーザーに忠誠を」
-階級はリクルート(新兵)<プライム(一等兵)<ベテラン(上等兵)<デカヌス(小隊長)<センチュリオン(百人隊長)<リガタス(軍団長)<シーザー(皇帝)
-他にはエクスプローラー(偵察と伝令)、プレイトリアン(シーザーやリガタスの護衛)、アサシン(暗殺者)、ベキシラリウス(軍団旗手)等。
****Mr.ハウス (Mr. House)
-何百年もの間ニューベガス、特にストリップ地区を支配してきたという人物。ラッキー38に籠っている。
--本人曰く「ロボットでも人工知能でもない」と言うが果たして…?
-ストリップ地区および周辺のセキュリトロンは、全て彼の管理下にある。
-ニューベガスの支配・管理のみを目的としており、NCRとリージョンの対立そのものには関心がない。
-関係を持てば(上っ面だけでも)ラッキー38の部屋を借りることができる、この作品で唯一コンパニオンをストックできる部屋でもある。
-該当する評判は、「ストリップ地区」。
***その他の勢力
****ブーマー (Boomers)
-ネリス空軍基地の敷地内をテリトリーとし、他に侵入しようとする者を無差別に砲撃している排他的集団。
-グレネードランチャー、ミサイルランチャーなど爆発系の重火器を中心に武装している。
--どうしても欲しいならサイレンサー付ライフルのスニークアタックで…という必要はなく、食堂内の備品販売店で普通に購入できる。爆撃プレイヤー御用達なので要チェック。
-何故かスニーク100+ステルスボーイでも100%居所がバレ、ほぼ確実に爆撃してくる極悪非道なシステムを擁する勢力。たまに不死身のガードが居たりする(おそらくバグ)ので余計に性質が悪い、困った集団。ちなみに途中のオッサンの助言は余り役に立たない(3~4箇所から撃ってくるので)
//-自分達自身のほうがよほど野蛮人だという事に気付いていない、典型的なアメリカ人の見本みたいな集団。(流石、自称「世界の警察」と吹聴する国の住民だけのことはあるw)
****B.O.S. ― ブラザーフッド・オブ・スティール (Brotherhood of Steel)
-前作Fallout3におけるB.O.S.アウトキャスト、つまり本家本元のB.O.S.である。
--Fallout3におけるB.O.S.は、エルダー・リオンズがウェイストランド復興のために本家と対立した独立勢力なのでほぼ無関係。
-戦前テクノロジーの収集・独占を目的としており、その為には手段を問わない。
-NCRによる攻撃や、B.O.S.自体が排他的な勢力であることもあり、その規模は弱体傾向となっている。
-代名詞であるエネルギー兵器にパワーアーマーの組み合わせは健在。交戦する場合は非常に高いDTに苦しめられる。
--しかもB.O.S.の人間を殺すと何故かカルマが減少する、ただしベロニカ関連のクエストで登場するパラディン4人組は除く。
-ステルス状態だろうが攻撃すると前作のアウトキャストの如く即敵対状態になる為注意が必要だが、B.O.S.変装状態のステルス・キルならば敵対はされない。
|CENTER:ルート|CENTER:マクナマラ|CENTER:ハーディン|
|CENTER:NCR|CENTER:敵対または休戦|CENTER:敵対|
|CENTER:リージョン|>|CENTER:敵対|
|CENTER:Mr.ハウス|>|CENTER:敵対|
|CENTER:イエスマン|>|CENTER:敵対または休戦|
****アポカリプスの使徒 (Followers of the Apocalypse)
-戦争の悪夢を繰り返さないために、自らの技術を無償で教え歩いている技術者集団。
-過激な噂もなく人々に恩恵を与えているため一般評判は上々な反面、独占欲のある人間・勢力には嫌われている。
-良くも悪くも「平和主義者」であり、荒廃と戦乱の満ちたウェイストランドでは異質な存在と言える。
-本部はオールド・モルモンフォート。医薬品が足りず、RADアウェイなどの寄付を募っている。
-クエストはあまり多くなく、評判をMAXにするためには寄付で稼ぐ必要がある。
--ただコンパニオン絡みのクエストはかなりあるため、敵対すると面倒かもしれない。
---とはいえついうっかり敵対、ということもあまりないだろうが…。
-Fallout1において創設者であるNicoleが登場する。彼女も博愛精神に満ちたモヒカンであるため、リーダーには代々鉄の掟が存在するのかもしれない。
****グレート・カーンズ (Great Khans)
-モハビ西部のレッドロック・キャニオンにキャンプを張っている勢力、パパ・カーンが中心人物。
-運び屋襲撃の際にベニーの左右にいたチンピラはグレート・カーンズの末端構成員。
-こちらはリージョンとは違い主にドラッグを製造、流通して生計を立てている。
-過去の出来事からNCRを嫌っているため、NCRの服装でいると敵対することになる。
--グレート・カーンズの未来もまたとある運び屋によって大きく左右されることになる。
-Fallout3以前に登場した部族の一つ。
****チェアメン (Chairmen)
-カジノ「ザ・トップス」を経営する部族。三大ファミリーのひとつ。リーダーはベニー。
--とは言えリーダーと部下の信頼関係は一枚岩ではない、ベニーに復讐したい人はチェアメンとベニーを切り離す工作もあり。
-常にスーツの変態紳士集団、やたらとトンネルスネークヘアが多いが某Vaultとの関係性はない。
-客のノリがおかしい。パネェんですけど。
-特に敵対する部族はいない、しいて言うなら頭を撃ち抜いた運び屋が該当するかもしれない。(それもまた運び屋次第だが)
-以前は「ブートライダー」と呼ばれていた放浪民だったが、Mr.ハウスによって現在の名前と格好に変えられた。
-該当する評判は、Mr.ハウスと同じく「ストリップ地区」
****オメルタ (Omerta)
-カジノ「ゴモラ」を経営する部族。ギャングである。
-最近不穏な動きを見せており、NCRやMrハウスから疑いの目を向けられている。
-三大カジノの中では最も低俗じみた性格ながら、欲望の街ニューベガスの縮図とも言える。
--魅惑のエロ衣装に悩殺されたプレイヤーは数知れず…。
-特に敵対する部族はいない。
-該当する評判は、Mr.ハウスと同じく「ストリップ地区」
****ホワイト・グローブ協会 (White Glove Society)
-カジノ「ウルトラ・ラグジュ」を経営する部族。仮面と上品なスーツをつけている。
-一般客からすれば「上品」「ハイソ」な雰囲気を漂わせるが、同業者や内部事情にやや詳しい者からすると「薄気味悪い」という風評がある。
--その風貌も相まってか、過去吸血行為をしていたと噂されているが…。
-特に敵対する部族はいない。
-Mr.ハウスと上記の2つの部族と違い、此処だけは評判がストリップ地区とは別の「ホワイト・グローブ協会」。
****パウダーギャング (Powder Gangers)
-NCRCF(要は刑務所)に収監されていた囚人が蜂起、施設を占領しギャング化したもので、序盤の悪役的な扱い。
--序盤で荒野のウェスタン宜しくな悪人皆殺し保安官プレイでは真っ先に被害を受けやすい勢力でもある。
-名前の由来は鉄道工事用のダイナマイト=火薬=パウダーを武器として利用していることから来ている。
-警察用ボディアーマー風の防具はカッコいいかも知れない、序盤ではガードの服が以外と役立つ。
--変装効果のせいでNCR等と敵対する点に注意。例えば、パウダーギャングの服装でスローンに行くと探鉱者と敵対、皆殺しにするハメになる。
-NCRCFから離れた脱走兵がVault 19に潜伏しており、居住区以下に潜むファイヤーゲッコーからの攻撃を防ぐためにカードキーでドアを封鎖している。
****グッドスプリングス (Goodsprings)
-ベガスを行き来する旅人が給水、休息の要所として利用してきた集落。
-その名の通り良質の水源があり、汚染されていない水を好きなだけ飲むことができる。
-中立主義的な立場を示し、ここでの暮らしが守れさえしていれば来る者拒まずという方向性。
--運び屋の行動次第(特にリンゴ絡み)では恩を仇で返し完全な廃墟にも成り得る集落、全ては運び屋次第。
--本作の「序盤が残念」という評価を受けているあたり、住人や立地背景などFO3のメガトンほどは作り込まれておらず、ややご都合的な集落である点は否めないか。
****ノバック (Novac)
-かつて機能していたモーテルを中心にして、周りに様々な人が定住するようになって出来た町。
--ノバックの看板は元々「No Vacancy」だったが、後ろ4文字部分が剥がれ落ちて「No Vac」になったとか。
---ちなみに「No Vacancy」は空室状態を示すために(アメリカン)モーテルにおいて一般的に利用されるサインである。そのまま全てのネオンを点灯させれば「No Vacancy(空き室なし)」、「No」部分のネオンだけを消灯すれば「Vacancy(空き室あり)」となるため、夜間、走行中の車内からでも空室の状況を確認しやすいようになっている。モーテルのかつての名前はいまもって不明である。
-町に向かう途中、まず目を引くのが巨大な恐竜のオブジェ。腹の中には雑貨店「ディノバイト・ギフトショップ」が入っている。
-恐竜の口の中からは、2人のスナイパーが昼夜交代で外敵に目を光らせている。
--とはいえ(リージョンに占拠された)ネルソンからの距離を考えれば、ノバックがリージョンに制圧されなかったのは奇跡に近いかもしれない。
****クリムゾンキャラバン (Crimson Caravan)
-ベガス東部に拠点を持つ、一大キャラバン運営会社。
-勢力拡大のために裏では結構黒い手段も使っている。
-キャスの関連クエストで裏の部分を垣間見ることができ、ウェイストランドで商売をすることの厳しさを知ることができる。
-NCRに物資の供給を任されていることもあり、評判はNCRと共通である。
****ザ・キングス (The Kings)
-フリーサイド一帯に勢力を張っているギャング。本拠地は、「キングの物まね学校」。
-1人の「伝説の男」に憧れ、彼の生き方を実践しようという理念のギャング団。
-イカつい見た目とは裏腹に近づくと「こんにちは」と挨拶する礼儀正しい集団である。
-仲良くなると散髪で髪型を変えられるようになる、色々な意味で前作の某ギャング(自称)を彷彿とさせる。
--彼等のためにクエストを完了させてやると、フリーサイドを散歩中にキングからの包みを持った構成員があなたまでパシってくれる。
-該当する評判は、「フリーサイド」。
****フィーンド (Fiends)
-ベガス西部のVault3を中心とした一帯に陣取るヤク中のレイダー集団。リーダーはモーターランナー。
--殺すとカルマが上昇する。
--Vault3内部は医薬品・各種Miscの大判振る舞い。ちょっと拍子抜けする。
-これまでのレイダーと異なりエネルギー系の武装などかなり充実した装備を持っている。逆に言えば金稼ぎに有効なので中盤以降はガンガン狩られまくることもしばしば。
--プレイヤーのレベルにより武器がどんどん豪華になっていく。高レベルになるとハンティングライフルやインシネレーターまで持ってくるので、逆に汚物に消毒されないように注意。
-フィーンドのテリトリーにはヴァイオレット、ドライバー・ネフィー、クック・クックと3名の賞金首が居る。
--首を持ってキャンプ・マッカランに持っていけば換金してくれて、NCRの好評も得られる。
-該当する評判はなし。レイダーの服を着ても変装はできないし、他勢力と敵対する事もない。
--ただしVault3内部にいる連中はうまく立ち回れば敵対せずに済む。
****モハビ・エクスプレス
-過酷なモハビ砂漠において速い、強い(?)、丁寧(?)、に定評のある運び屋集団。
--元々主人公が所属していた組織であり、今日もどこかで元気に活動している模様。
-レイダーやミュータントクリーチャーの跋扈するモハビ・ウェイストランドでは物資の運搬一つとってみても莫大な火器と人員で武装せねば安全を確保できず、それでもまだ万全とは言えない。そこで彼らモハビ・エクスプレスのような単独で行動し、ある程度の危険にも対応できる運び屋という業種が信頼を置かれるわけである。その能力は&bold(){ベニーのように運搬ルートを多人数で待ち伏せない限り、その姿を見かけることすらできない}ことから瞭然であろう。
-ゲーム中で彼らと接触する機会は無いが、各地に計5箇所設置されたエクスプレスボックスを利用することで物資の運搬を請け負ってもらえる。なんと無料。同業のよしみか、あるいは社内割引制度でもあるのだろうか。
-より分かりやすく言うなら「飛脚」、現代の「バイク便」に相当する。
-一応プリムに拠点を一つ持つが、人員総数など含め微妙に不明瞭な点の多い組織である。
****ガンランナー
-高品質な武器や弾薬を製造する銃器メーカー。1世紀以上前から活動しており、NCR随一の銃器供給先とされる。
--戦前から伝わる設計図を元に武器を製造しており、品質には定評があるようだ。企業秘密である設計図を守るため警備はかなり厳重となっている。ちなみに工場にボスはいない模様。
--かつてはエネルギー兵器も扱っていたが、諸事情により取り扱いを停止した(ただしDLCを導入すると普通に扱うようになる)。
--名前付きのNPCは物資補充のアイザックとセールスマンのアレクサンダーのみ。
-クリムゾンキャラバンとは敵対関係で、勢力争いを繰り広げている。
-敵対した相手は絶対に許さない厳しい姿勢を持ち、キャスの関連クエストで悪事をNCRにチクる形で解決すると、エンディングでしっかりと復讐していたりする。
***バイパー・ガンスリンガー
-レイダー集団。主にフィールドで出現する弱小レイダー。
--ゴールデンゲッコーなど野生生物に狩られていることもしばしば。
--なぜか食料、薬物、ガラクタとアイテムを無駄に豊富に持つ。スカベンジングでもしているのだろうか。
***ジャッカルギャング
-バイパー同様弱小ギャング。バイパーの連中より出番が少ない。
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// New Vegas用のページには、全て上記の行を付け加えて下さい。メニューがNV専用になります。
*派閥と評判
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**評判
-カルマとは別に各派閥毎に主人公への評判があります。
-派閥に対して利益となる行為(主にクエストのクリア)をすると、好評のポイントが得られます。
--評判が好評(&COLOR(green){緑}で表記)の場合は見返りがあったり受けられるクエストが増えたりします。その勢力に所属する商人がいた場合は、取引時に値下げしてくれることもあります。
-派閥に対して不利益となる行為(犯罪行為を見咎められる、派閥に属する人物を殺害するなど)をすると、悪評のポイントが得られます。
--評判が悪評(&COLOR(red){赤}で表記)の場合は敵対状態になったりします。
--所属するNPCを非ステルス状態で殺害した場合に初めて悪評が付くので、相手の手足に重症を負わせる、武器を撃ち落として無力化する程度であれば評判の上下には影響しません。
-勢力[[アーマー>防具(NV)]]を着ている場合、Pip-boy上での評価は全て中立表記になります。
-NCRとシーザー・リージョンは、メインクエストのある時点 (ストリップ地区到達後) で悪評がリセットされるイベントが一度だけあります。
-各勢力ごとに、評判の変化しやすさが異なります。
--グッドスプリングスやホワイトグローブ協会などは少々の行為でもすぐに評判が変化します。
--逆にNCRやリージョンに対しては、善行悪行共にそれなりに積み重ねないと評判は変化しません。
--例えば、勢力の構成員の目の前で他の構成員を殺害すると悪評が32程度つきますが、NCRやリージョンであれば嫌われ者になる程度なのに対し、B.O.S.やノバックに対しては一発で悪党まで到達してしまいます。
|||>|>|>|CENTER:好評|
||ポイント|~14%|15~49%|50~99%|100%~|
|悪評|0~14%|中立|&COLOR(green){受け入れられし者}|&COLOR(green){好感}|&COLOR(green){&bold(){偶像化}}|
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#region(評判ポイント)
|CENTER:勢力|CENTER:評判ポイントの最大値|
|NCR|RIGHT:80|
|シーザー・リージョン|RIGHT:100|
|Mr.ハウス(ストリップ地区)|RIGHT:40|
|ブーマー|RIGHT:50|
|B.O.S.|RIGHT:20|
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|グッドスプリングス|RIGHT:15|
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|プリム|RIGHT:30|
|ザ・キングス(フリーサイド)|RIGHT:70|
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**派閥
***三大勢力
****NCR ― 新カリフォルニア共和国 (New California Republic)
-カリフォルニアを勢力下に置く、Falloutシリーズの世界で最も巨大な組織。
-この荒廃した世界では珍しい現代的な社会を築いている。人口は70万超えしているなど、まさに国家。
-首都は勢力名と同じNCRだが、以前はShady Sandsとして知られていた。他にはロサンゼルスなどにも拠点を構えている。
-モハビ・ウェイストランド全土へも進出しこちらでも最大勢力になっているが、まだまだ基盤が固まっておらず不安定要素が多い。
-受けられるクエストが多く、医者や修理等、各種施設も充実している。
--意外にも階級持ちの女性が多く活躍している。
-その反面、敵に回すと数が多いので厄介。リージョンや各ギャングの服装をすることで敵対。
-ニューベガスから離れた場所ほど武装が貧弱になる傾向が。質より量。
-サイレンサー付きの武器等でスニークキルをすれば評判は下がらない。サービスライフルやキャラバンショットガン等のアイテム稼ぎには有効。
-シナリオが進むとベテランレンジャーや重火器兵が出て来るが、優秀な武装(ミニガン、スーパースレッジ、対物ライフル等)を所持している。
--但し彼らの所有するパワーアーマー(サルベージ品)は劣化しており、訓練が必要ない代わりにステータスボーナスも無い。
-俺に権力は通用しねぇ! という方は敵対してみても良いかもしれない
--キャラバン社などかなりの範囲で関係を持つので、ノリで敵対すると後々後悔するかもしれない、だがそれもまた一興。
-Fallout1の主人公に救出された少女Tandiが創設した団体であり、Fallout2ではその本部を訪れることができる。
--NCR レンジャーパトロールアーマーはFallout1のコンパニオンであるTychoの風貌に近似している。
-無名NPCの名称:NCR兵、NCRレンジャー、NCR憲兵、NCR兵MP、NCRベテランレンジャー、NCR重火器兵
****シーザー・リージョン (Caesar's Legion)
-東側の川を挟んだ対岸をテリトリーする大小86の部族からなる派閥
-NCRと違い奴隷制度も敷いているが、ドラッグに関してはシーザーによってNCR同様禁じられている
-Region(地域)ではなく、Legion(軍団)。カッコよく言えばレギオン。
-NCRや一般人のことを、規律に基づいて行動していないことから、「プロフリゲート」(profligate=放蕩モノ)と呼び、差別している。
-NCRの味方をするよう行動した場合は自然と敵対する。
--ブーンを仲間にしている場合、勝手に攻撃するので離れた場所で待機させないと敵対することになる。
-こちらもNCRと同様にサイレンサー付き武器によるスニークキルならば評判は下がらない。
-自らの諜報部員を「フルメンタリー(Frumentarii)」と呼んでいる。(ローマ帝国時代のスパイのこと)
-「ベイル」
-「さらば、シーザーに忠誠を」
-階級はリクルート(新兵)<プライム(一等兵)<ベテラン(上等兵)<デカヌス(小隊長)<センチュリオン(百人隊長)<リガタス(軍団長)<シーザー(皇帝)
-他にはエクスプローラー(偵察と伝令)、プレイトリアン(シーザーやリガタスの護衛)、アサシン(暗殺者)、ベキシラリウス(軍団旗手)等。
****Mr.ハウス (Mr. House)
-何百年もの間ニューベガス、特にストリップ地区を支配してきたという人物。ラッキー38に籠っている。
--本人曰く「ロボットでも人工知能でもない」と言うが果たして…?
-ストリップ地区および周辺のセキュリトロンは、全て彼の管理下にある。
-ニューベガスの支配・管理のみを目的としており、NCRとリージョンの対立そのものには関心がない。
-関係を持てば(上っ面だけでも)ラッキー38の部屋を借りることができる、この作品で唯一コンパニオンをストックできる部屋でもある。
-該当する評判は、「ストリップ地区」。
***その他の勢力
****ブーマー (Boomers)
-ネリス空軍基地の敷地内をテリトリーとし、他に侵入しようとする者を無差別に砲撃している排他的集団。
-グレネードランチャー、ミサイルランチャーなど爆発系の重火器を中心に武装している。
--どうしても欲しいならサイレンサー付ライフルのスニークアタックで…という必要はなく、食堂内の備品販売店で普通に購入できる。爆撃プレイヤー御用達なので要チェック。
-何故かスニーク100+ステルスボーイでも100%居所がバレ、ほぼ確実に爆撃してくる極悪非道なシステムを擁する勢力。たまに不死身のガードが居たりする(おそらくバグ)ので余計に性質が悪い、困った集団。ちなみに途中のオッサンの助言は余り役に立たない(3~4箇所から撃ってくるので)
//-自分達自身のほうがよほど野蛮人だという事に気付いていない、典型的なアメリカ人の見本みたいな集団。(流石、自称「世界の警察」と吹聴する国の住民だけのことはあるw)
****B.O.S. ― ブラザーフッド・オブ・スティール (Brotherhood of Steel)
-前作Fallout3におけるB.O.S.アウトキャスト、つまり本家本元のB.O.S.である。
--Fallout3におけるB.O.S.は、エルダー・リオンズがウェイストランド復興のために本家と対立した独立勢力なのでほぼ無関係。
-戦前テクノロジーの収集・独占を目的としており、その為には手段を問わない。
-NCRによる攻撃や、B.O.S.自体が排他的な勢力であることもあり、その規模は弱体傾向となっている。
-代名詞であるエネルギー兵器にパワーアーマーの組み合わせは健在。交戦する場合は非常に高いDTに苦しめられる。
--しかもB.O.S.の人間を殺すと何故かカルマが減少する、ただしベロニカ関連のクエストで登場するパラディン4人組は除く。
-ステルス状態だろうが攻撃すると前作のアウトキャストの如く即敵対状態になる為注意が必要だが、B.O.S.変装状態のステルス・キルならば敵対はされない。
|CENTER:ルート|CENTER:マクナマラ|CENTER:ハーディン|
|CENTER:NCR|CENTER:敵対または休戦|CENTER:敵対|
|CENTER:リージョン|>|CENTER:敵対|
|CENTER:Mr.ハウス|>|CENTER:敵対|
|CENTER:イエスマン|>|CENTER:敵対または休戦|
****アポカリプスの使徒 (Followers of the Apocalypse)
-戦争の悪夢を繰り返さないために、自らの技術を無償で教え歩いている技術者集団。
-過激な噂もなく人々に恩恵を与えているため一般評判は上々な反面、独占欲のある人間・勢力には嫌われている。
-良くも悪くも「平和主義者」であり、荒廃と戦乱の満ちたウェイストランドでは異質な存在と言える。
-本部はオールド・モルモンフォート。医薬品が足りず、RADアウェイなどの寄付を募っている。
-クエストはあまり多くなく、評判をMAXにするためには寄付で稼ぐ必要がある。
--ただコンパニオン絡みのクエストはかなりあるため、敵対すると面倒かもしれない。
---とはいえついうっかり敵対、ということもあまりないだろうが…。
-Fallout1において創設者であるNicoleが登場する。彼女も博愛精神に満ちたモヒカンであるため、リーダーには代々鉄の掟が存在するのかもしれない。
****グレート・カーンズ (Great Khans)
-モハビ西部のレッドロック・キャニオンにキャンプを張っている勢力、パパ・カーンが中心人物。
-運び屋襲撃の際にベニーの左右にいたチンピラはグレート・カーンズの末端構成員。
-こちらはリージョンとは違い主にドラッグを製造、流通して生計を立てている。
-過去の出来事からNCRを嫌っているため、NCRの服装でいると敵対することになる。
--グレート・カーンズの未来もまたとある運び屋によって大きく左右されることになる。
-Fallout3以前に登場した部族の一つ。
****チェアメン (Chairmen)
-カジノ「ザ・トップス」を経営する部族。三大ファミリーのひとつ。リーダーはベニー。
--とは言えリーダーと部下の信頼関係は一枚岩ではない、ベニーに復讐したい人はチェアメンとベニーを切り離す工作もあり。
-常にスーツの変態紳士集団、やたらとトンネルスネークヘアが多いが某Vaultとの関係性はない。
-客のノリがおかしい。パネェんですけど。
-特に敵対する部族はいない、しいて言うなら頭を撃ち抜いた運び屋が該当するかもしれない。(それもまた運び屋次第だが)
-以前は「ブートライダー」と呼ばれていた放浪民だったが、Mr.ハウスによって現在の名前と格好に変えられた。
-該当する評判は、Mr.ハウスと同じく「ストリップ地区」
****オメルタ (Omerta)
-カジノ「ゴモラ」を経営する部族。ギャングである。
-最近不穏な動きを見せており、NCRやMrハウスから疑いの目を向けられている。
-三大カジノの中では最も低俗じみた性格ながら、欲望の街ニューベガスの縮図とも言える。
--魅惑のエロ衣装に悩殺されたプレイヤーは数知れず…。
-特に敵対する部族はいない。
-該当する評判は、Mr.ハウスと同じく「ストリップ地区」
****ホワイト・グローブ協会 (White Glove Society)
-カジノ「ウルトラ・ラグジュ」を経営する部族。仮面と上品なスーツをつけている。
-一般客からすれば「上品」「ハイソ」な雰囲気を漂わせるが、同業者や内部事情にやや詳しい者からすると「薄気味悪い」という風評がある。
--その風貌も相まってか、過去吸血行為をしていたと噂されているが…。
-特に敵対する部族はいない。
-Mr.ハウスと上記の2つの部族と違い、此処だけは評判がストリップ地区とは別の「ホワイト・グローブ協会」。
****パウダーギャング (Powder Gangers)
-NCRCF(要は刑務所)に収監されていた囚人が蜂起、施設を占領しギャング化したもので、序盤の悪役的な扱い。
--序盤で荒野のウェスタン宜しくな悪人皆殺し保安官プレイでは真っ先に被害を受けやすい勢力でもある。
-名前の由来は鉄道工事用のダイナマイト=火薬=パウダーを武器として利用していることから来ている。
-警察用ボディアーマー風の防具はカッコいいかも知れない、序盤ではガードの服が意外と役立つ。
--変装効果のせいでNCR等と敵対する点に注意。例えば、パウダーギャングの服装でスローンに行くと探鉱者と敵対、皆殺しにするハメになる。
-NCRCFから離れた脱走兵がVault 19に潜伏しており、居住区以下に潜むファイヤーゲッコーからの攻撃を防ぐためにカードキーでドアを封鎖している。
****グッドスプリングス (Goodsprings)
-ベガスを行き来する旅人が給水、休息の要所として利用してきた集落。
-その名の通り良質の水源があり、汚染されていない水を好きなだけ飲むことができる。
-中立主義的な立場を示し、ここでの暮らしが守れさえしていれば来る者拒まずという方向性。
--運び屋の行動次第(特にリンゴ絡み)では恩を仇で返し完全な廃墟にも成り得る集落、全ては運び屋次第。
--本作の「序盤が残念」という評価を受けているあたり、住人や立地背景などFO3のメガトンほどは作り込まれておらず、ややご都合的な集落である点は否めないか。
****ノバック (Novac)
-かつて機能していたモーテルを中心にして、周りに様々な人が定住するようになって出来た町。
--ノバックの看板は元々「No Vacancy」だったが、後ろ4文字部分が剥がれ落ちて「No Vac」になったとか。
---ちなみに「No Vacancy」は空室状態を示すために(アメリカン)モーテルにおいて一般的に利用されるサインである。そのまま全てのネオンを点灯させれば「No Vacancy(空き室なし)」、「No」部分のネオンだけを消灯すれば「Vacancy(空き室あり)」となるため、夜間、走行中の車内からでも空室の状況を確認しやすいようになっている。モーテルのかつての名前はいまもって不明である。
-町に向かう途中、まず目を引くのが巨大な恐竜のオブジェ。腹の中には雑貨店「ディノバイト・ギフトショップ」が入っている。
-恐竜の口の中からは、2人のスナイパーが昼夜交代で外敵に目を光らせている。
--とはいえ(リージョンに占拠された)ネルソンからの距離を考えれば、ノバックがリージョンに制圧されなかったのは奇跡に近いかもしれない。
****クリムゾンキャラバン (Crimson Caravan)
-ベガス東部に拠点を持つ、一大キャラバン運営会社。
-勢力拡大のために裏では結構黒い手段も使っている。
-キャスの関連クエストで裏の部分を垣間見ることができ、ウェイストランドで商売をすることの厳しさを知ることができる。
-NCRに物資の供給を任されていることもあり、評判はNCRと共通である。
****ザ・キングス (The Kings)
-フリーサイド一帯に勢力を張っているギャング。本拠地は、「キングの物まね学校」。
-1人の「伝説の男」に憧れ、彼の生き方を実践しようという理念のギャング団。
-イカつい見た目とは裏腹に近づくと「こんにちは」と挨拶する礼儀正しい集団である。
-仲良くなると散髪で髪型を変えられるようになる、色々な意味で前作の某ギャング(自称)を彷彿とさせる。
--彼等のためにクエストを完了させてやると、フリーサイドを散歩中にキングからの包みを持った構成員があなたまでパシってくれる。
-該当する評判は、「フリーサイド」。
****フィーンド (Fiends)
-ベガス西部のVault3を中心とした一帯に陣取るヤク中のレイダー集団。リーダーはモーターランナー。
--殺すとカルマが上昇する。
--Vault3内部は医薬品・各種Miscの大判振る舞い。ちょっと拍子抜けする。
-これまでのレイダーと異なりエネルギー系の武装などかなり充実した装備を持っている。逆に言えば金稼ぎに有効なので中盤以降はガンガン狩られまくることもしばしば。
--プレイヤーのレベルにより武器がどんどん豪華になっていく。高レベルになるとハンティングライフルやインシネレーターまで持ってくるので、逆に汚物に消毒されないように注意。
-フィーンドのテリトリーにはヴァイオレット、ドライバー・ネフィー、クック・クックと3名の賞金首が居る。
--首を持ってキャンプ・マッカランに持っていけば換金してくれて、NCRの好評も得られる。
-該当する評判はなし。レイダーの服を着ても変装はできないし、他勢力と敵対する事もない。
--ただしVault3内部にいる連中はうまく立ち回れば敵対せずに済む。
****モハビ・エクスプレス
-過酷なモハビ砂漠において速い、強い(?)、丁寧(?)、に定評のある運び屋集団。
--元々主人公が所属していた組織であり、今日もどこかで元気に活動している模様。
-レイダーやミュータントクリーチャーの跋扈するモハビ・ウェイストランドでは物資の運搬一つとってみても莫大な火器と人員で武装せねば安全を確保できず、それでもまだ万全とは言えない。そこで彼らモハビ・エクスプレスのような単独で行動し、ある程度の危険にも対応できる運び屋という業種が信頼を置かれるわけである。その能力は&bold(){ベニーのように運搬ルートを多人数で待ち伏せない限り、その姿を見かけることすらできない}ことから瞭然であろう。
-ゲーム中で彼らと接触する機会は無いが、各地に計5箇所設置されたエクスプレスボックスを利用することで物資の運搬を請け負ってもらえる。なんと無料。同業のよしみか、あるいは社内割引制度でもあるのだろうか。
-より分かりやすく言うなら「飛脚」、現代の「バイク便」に相当する。
-一応プリムに拠点を一つ持つが、人員総数など含め微妙に不明瞭な点の多い組織である。
****ガンランナー
-高品質な武器や弾薬を製造する銃器メーカー。1世紀以上前から活動しており、NCR随一の銃器供給先とされる。
--戦前から伝わる設計図を元に武器を製造しており、品質には定評があるようだ。企業秘密である設計図を守るため警備はかなり厳重となっている。ちなみに工場にボスはいない模様。
--かつてはエネルギー兵器も扱っていたが、諸事情により取り扱いを停止した(ただしDLCを導入すると普通に扱うようになる)。
--名前付きのNPCは物資補充のアイザックとセールスマンのアレクサンダーのみ。
-クリムゾンキャラバンとは敵対関係で、勢力争いを繰り広げている。
-敵対した相手は絶対に許さない厳しい姿勢を持ち、キャスの関連クエストで悪事をNCRにチクる形で解決すると、エンディングでしっかりと復讐していたりする。
***バイパー・ガンスリンガー
-レイダー集団。主にフィールドで出現する弱小レイダー。
--ゴールデンゲッコーなど野生生物に狩られていることもしばしば。
--なぜか食料、薬物、ガラクタとアイテムを無駄に豊富に持つ。スカベンジングでもしているのだろうか。
***ジャッカルギャング
-バイパー同様弱小ギャング。バイパーの連中より出番が少ない。
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