• 基本的に英語wikiを翻訳したものです
  • Fallout 1~3のほか、各種資料が基になっています。ただし 一部の外伝的ゲーム、頓挫した作品およびその資料など、非正史とされている項目もあるので注意 。詳しくは上記wikiを参照
  • 特にFallout 1・2に関しては、ネタバレを多く含むので要注意
  • 文中の 太字 の人物は、固有名をもたない各ゲームの主人公を指します (Fallout 1…Vaultの住人、2…選ばれし者、3…Vault 101の住人、Van Buren…ザ・プリズナー、New Vegas…運び屋)
  • 3のコンソールの情報など、まだ載っていない項目も多分にあります。編集求む


Fallout年表 (~2077年)

20世紀

1942年

  • シエラ陸軍倉庫が建てられる。軍需品となる防衛物資の管理保存が目的であり、1991年まで続いた。
    (現実の出来事。Falloutの世界と分岐する前の可能性がある)

1943年

  • ロスアラモス核研究開発施設 (コードネーム「保留地」) の建設が完了する。ロスアラモスはマンハッタン計画の研究チームに加わった。

1948年

  • 7月21日:B-29爆撃機がミード湖に墜落する。

1961年

  • 5月5日:アメリカ宇宙機関 (U.S.S.A.) のカール・ベル大佐、初めて宇宙に行った人類となる。この主張にソビエト連邦と中国は異議を唱えた。宇宙カプセル・ディファイアンス7号に乗ったベル大佐の飛行は、12分7秒続いて地球を一周した。ベルは地球帰還時にカプセルが墜落し、死亡。

1969年

  • 7月16日:ヴァーゴIIの月着陸船、ヴァリアント11号が月面に着陸する。搭乗したのはU.S.S.A.宇宙飛行士、リチャード・ウェイド大佐、マーク・ガリス大佐、マイケル・ハーゲン大佐。地球以外の天体を歩いた最初の人類となった。
  • 11月14日:ヴァーゴIII着陸船、ヴァリアント12号が月面に着陸。

1992年

  • シエラ陸軍倉庫の目的が変更される。軍事目的にはそぐわなかったり、旧式となって余った貯蔵弾薬の非武装化を行うようになった。産業運用司令部 (I.O.C.) が環境保護局 (E.P.A.) と協力して監督。E.P.A.は軍需品を処分するために、環境に適したクリーンな方法を提供した。2050年まで続けられる。

2000年代

2002年

  • ウェストテック、米国政府の民間契約会社として設立される。

2020年代

2020年

  • U.S.S.A.、デルタIXロケットの運用開始。月へ行った最後の有人ロケットとなる。
  • 6月25日:ロバート・ハウス (Mr.ハウス) が生まれる。

2021年

  • ハブリス・コミック、コミック本の出版開始。

2030年代

2034年

  • デルタIXロケット、米国の軍事目的に転用される。搭乗・設備部分は核弾頭に置き換えられた。

2037年

  • ロボットシリーズ、Mr.ハンディーがジェネラル・アトミックス・インターナショナルから発売。汎用建設・メンテナンスユニットとして利用された。

2039年

  • ポセイドン・エネルギー社の子会社、プロメテウス石炭がユタ州中央部で炭坑を開く。そばに小さな村ができ、イーグル・ロックと呼ばれる。
  • ロボット Mr.ハンディーの初期のバグが、ハードウェアアップデートで修正される。複数の腕を使う際に支障を来していた。以降は大きな問題は起きていない。

2040年代

2040年

  • 米国政府、ティベッツ刑務所を管理下に置く。セーフハウス計画に臨む、Vault-Tecとポセイドン・オイル社の協力によるもの。4月5日、陸軍長官は456名の囚人を収容できる、新たな懲罰房 (USDB) を建てる決定を下した。建設に見積もられた最大額は3億6300万ドル。この計画のために予算を使うのは、2041年度となった。建設は2042年秋に始まり、2045年秋には完成が見込まれた。

2042年

  • ロバート・ハウス (Mr.ハウス) がマサチューセッツ工科大学在学中にロブコ社を創立。
  • メキシコシティーで大地震発生、汎用建設ロボット Mr.ハンディーがメキシコでトップセラーとなる。
  • 7月:Vault-Tecと、新たなティベッツ施設に必要な空間・機能の議論が行われる。
  • 9月3日:連合部隊中央司令官、USDB計画に関する決定事項を伝えられる。以降の進展について、3つの計画案の中から一つを選んだ。工兵隊には、施設を設置する別の場所を調査するようにも求める。信託地に隣接した建設用地の地質評価によると、地下の状態が不適当だと判明したため。刑務所と収容計画を移転するかもしれないことに関して議論も行われ、結果として3本の線路を使うシステムにつながった。

2044年

  • ジョン・ケイレブ=ブラッドバートン、ヌカ・コーラを発明
  • パッションフルーツがアメリカで大人気となり、ヌカ・コーラの香料も変えられ味の違いが広まる。

2050年代

2050年

  • シエラ陸軍倉庫の目的が再び変更。最新技術で改造、秘密研究施設として利用されるようになる。ロボット工学、生物学、非核型兵器の開発・試験が2076年まで行われた。

2051年

  • 事業利益と石油供給を保護する目的で、米国がメキシコへの圧力を強めるようになる。メキシコの政情不安と公害が、米国に対する脅威だという名目だった。さまざまな経済制裁によってメキシコを不安定にさせ、米軍がメキシコに入った。石油・燃料を確保するため石油精製所を手に入れ、北の国境を越えるためだった。メキシコはその犠牲になった。
  • キャロルが生まれる。後にグールとなる。

2052年

  • テキサス油田が底をついているというテレビドキュメンタリーによって、アメリカ一般家庭に石油不足がもたらされる。深刻なエネルギー危機が明らかになった。
  • 4月:資源戦争、勃発。多くの小国が経済破綻し、中東から石油輸入に頼っていたヨーロッパは、上がりし続ける石油価格に対し軍事行為で対応した。欧州連邦と中東の長い戦争が始まる。
  • 5~7月:すでに弱体化していた国際連合が、崩壊し始める。白熱した議論が続き、国連が平和を保とうとする中、多くの国が脱退する。
  • 7月27日:国際連合が公式に解散。
  • 米国、大量の移民に対し国境を封鎖。
  • 最後の有人月面ミッションが行われる。

2053年

  • 社会的に広まる「新ペスト」が発生、数万人が死亡する。米国は国境を封鎖し、史上初の全国隔離が宣言される。病気の原因は不明だが、遺伝子操作兵器だという噂が根強い。
  • Vault-Tec開発のZAX 1.0、稼働開始。本来はVaultを管轄するよう設計されたシステムの試作品の一つで、エネルギー省が集める調査データを政府に提出する。一年以内に、伝染病と戦術調査のため軍部が掌握する。ウェストテック向けに、ZAX 1.2 バージョンが作られた。
  • 12月:最悪の年を締めくくるかのように、テルアビブがテロリストの核兵器によって破壊される。

2054年

  • 1月:中東で起こった小規模な核兵器の戦闘が、世界中を恐怖に落とし入れる。
  • ヨーロッパ・中東の紛争と伝染病の恐怖を鑑み、米国は公式にセーフハウス計画を発動する。ジャンクボンド債権を資金源とする計画で、Vaultと呼ばれるシェルターを創るものだった。核戦争や危険な伝染病の際、人々を守るためだ。建設は2054年末に始まり、高い建設技術によって急速に進んだ。
  • レプコン社設立。

2055年

  • ウェストテック研究施設が、新ペストを根絶させるため新たなウィルスに取りかかり始める。ウィルス研究と連邦政府との親密な関係によって、結果的に20年後には全浄化ビリオン計画に抜擢されることになる。パワー歩兵アーマー、レーザー研究も行われる。
  • ZAX 1.2 がウェストテックの状態維持のために導入される。Vault-Tecの保存ソフトウェアとは関連していないため、爆弾が落ちた後に人類を守るようには命令されていない。その一方で、静かにデータを計算し科学者とチェスをする。多くの科学者によれば、ZAXは年老いた詐欺師であり、高い能力を持ったコンピューターにしては引き分けが多すぎるという。

2059年

  • アンカレッジ前線が設置。米国は石油資源を守るため、アラスカでの軍事駐留を増加していた。アンカレッジ前線は米国とカナダの緊張を高める原因となる。米国は軍にアラスカ・パイプラインを守らせるのを認めるよう、カナダに圧力を掛けようとしていたため。
  • 初の人工知能が誕生する。メモリーの制約があるため、成長はすぐに停止した。この発見は米国中の研究所における、将来のA.I.研究に道を開く。

2060年代

2060年

  • 世界中の道路から車が消える。燃料が高価になりすぎ、自動車で消費できなくなった。そのため代替品が模索され、電子・核融合車の製造が始まる。だが工場では保存燃料があるとはいえ、限られた量しか生産できなかった。米国経済は破綻寸前になり、核融合研究に対する圧力が高まる。
  • 中東の油田が枯渇したため、ヨーロッパ・中東戦争が終結する。だが紛争に終わりは見えず、双方ともに壊滅状態となる。
  • 欧州連邦が崩壊、各国は残った資源を奪い合って争う。

2062年

  • 隔離対策を取っているにも関わらず、新ペストが拡大を続ける。国民的なパラノイアを生んだ。
  • 多くのモルモン教徒が協力し、ユタ州ソルトレークシティにあるVault 70に住処を求める。

2063年

  • 8月:Vault 13を除く、ほとんどのVaultの建設が完了。ついに建設作業は地上と隔絶されたが、早すぎる開発サイクルが問題を広げた。完成したVaultでは他の都市の地下で掘削を始めたが、増え続けるドリルの騒音が「耳障り」な効果を生んだ。それ以降、掘削作業は慎重に行われるようになった。
  • 当時最高の核物理学者だったウィレム・クラーク博士が、保留地における全ての科学活動を管轄するようになる。米国陸軍の軍人グリーン大尉が、セキュリティを担当。

2065年

  • 6月:1,700万人以上の膨大な電力需要により、ニューヨーク市の原子炉がこの年の夏に臨界超過となる。メルトダウンを起こす寸前だった。メルトダウンに近づくにつれ供給制限が行われ、「暑い夏」という言葉はこのニューヨークの事件を指す。
  • 8月:米国で機械化された部隊の機動力に対する需要が高まり、軍隊は人体ベースの戦車を生み出す試みに注目する。つまり2本の足を持った歩く装甲ユニット、パワーアーマーだ。
  • 2065~67年:パワーアーマー研究が進み、何種類ものプロトタイプが開発される。多くは戦場では使い物にならないと判明した。プロトタイプは軍事、構造、核融合技術において、将来的な進展に道を開いた。
  • 保留地は核ミサイルを研究・生産する命令を受ける。軌道上の宇宙プラットフォームから発射可能なもの。
  • ロバート・ハウス(Mr.ハウス)、核戦争が地球を滅ぼすと確信し、巨財を投じてラスベガス(当時)を破壊から守る技術を開発。やがて最終戦争が勃発し77発の核弾頭が街に撃ち込まれたが、ハウスはそれらを全て撃墜する。

2066年

  • 春:石油資源が地球上で枯渇する中、中国の化石燃料に対する依存が国内でエネルギー危機を生む。崩壊寸前の中国は、米国との貿易交渉で攻勢を強めた。中国へ石油を輸出するつもりがないため、米国と中国の対話は決裂する。
  • 夏:中国・アメリカの関係に対する更なる火種として、初の粗雑な核融合セルが発表される。パワーアーマー計画の成果の一つだった。核融合セル用に設計された装置の製造が開始。核融合力が一般的な米国のインフラに組み入れられるが、時間がかかるため必要な地域に供給できなかった。11年近く経っても、核融合力で供給されるのは米国で数えるほどの地域に留まった。
  • 冬:中国、アラスカに侵攻。アンカレッジ前線が実際に戦場となる。
  • 冬:二国間の高まる緊張を示すものとして、アメリカ軍がカナダ領に入ったり、アメリカの航空機がカナダ空域を飛行するのをカナダが快く思っていないことが明らかになる。米国とカナダの緊張が高まるが、カナダが結果的に引き下がり、米軍はカナダを通過した。この件は2076年のカナダ併合のお膳立てとなった。
  • アンカレッジ作戦中、米海軍ミサイル巡洋艦 U.S.S.エボン・アトールが、誤って米海軍潜水艦U.S.S.インターフェアレンスによって撃沈される。インターフェアレンスはエボン・アトールを敵艦だと間違え、核魚雷を発射し乗員全員が死亡した。第二次世界大戦以来、最悪の米海軍事故の一つ。
  • デンバーでの配給が暴動を引き起こす。米国中西部とメキシコが食料不足になりはじめ、デンバーに必要な食料が届かなくなった。食料暴動が起き、州兵が沈静化に当たった。
  • 重要な事柄に費用を使うため、ポセイドン・エネルギーはイーグル・ロック鉱山施設を閉鎖する。採掘量が不振であり、危険でもあった。施設は米国政府に売却される。

2067年

  • 初のパワーアーマーがアラスカで配備される。以降のバージョンに見られる完全な機動性には欠けていたものの、このパワーアーマーは中国軍戦車や歩兵に対し劇的な効果を得た。重火器を運べる能力は多くの局所的な争いでカギとなり、装着者を傷つけずに街一つを壊滅させる力を持っている。中国は自国版を開発する急務を負ったが、何年も米国に遅れた。
  • トッド・ピータースン議員は戦争が起きた際、自身と家族が住める秘密のバンカーを建設することにした。ピータースン議員は財産的に裕福だったが、そのような計画に必要な資金には足りなかった。ポセイドン・オイル、およびエンクレイヴとして知られる政府の秘密組織と密かに取引し、計画の最終的な資金が集まった。建設地は南コロラドが選ばれ、作業が始まった。
  • この年までに、ヌカ・コーラ自販機がアメリカのほぼ全ての通りで見られるようになった。

2069年

  • カナダは米軍からの圧力を感じるようになる。米国は戦争の準備のため、カナダの資源に頼っていたためだ。広大な森林地が破壊され、カナダのほかの資源も限界点にまで迫っていた。多くのアメリカ人はカナダをリトル・アメリカと考え、カナダの抗議は耳に入っていなかった。
  • 3月:Vault 13がついに完成する。最後のVaultであり、掘削が始まる。完成が遅れたため、ほかのVaultで問題となった「耳障り」効果はなかった。

2070年代

2070年

  • 初のクライスラス・モーターズ核融合動力車が開発される。巨大なアメリカンタイプで、高額なタグのついた限定モデルであったが数日で完売した。以降、多くのクライスラス工場は軍需品生産に転換された。

2072年

  • カナダ資源に対する米国の拡大し続ける要求によって、カナダの何カ所もの都市で抗議・暴動が発生する。アラスカ・パイプラインに対する妨害未遂も、軍が待ち望んでいたカナダ併合を始める口実を与えただけとなった。実際は既に、2067年から始まっていた。
  • 6月3日:カナダ、完全に米国に併合される。
  • 完成した弾道軌道ミサイル基地 (B.O.M.B.) ミサイルが、米国中の宇宙センターに送られる。宇宙に運び、B.O.M.B.衛星に配備可能になった。処理に時間はかかったが、着実に遂行された。

2073年

  • 8月:B.O.M.B.-001が完成し、一部運用 (セキュリティ・運営ロボット) できるようになる。一時的に搭載されたジェネレーターを使用していた。最後に基地に必要なものは、手動で最終発射手順・コードを入力すること、そしてメイン動力炉だった。
  • 9月15日:中国は生物兵器を用いて更に攻撃的になり、米軍政府は対抗手段が必要だと考える。全浄化ビリオン計画 (PVP) が公式に編成され、南カリフォルニアのウェストテック研究施設で試験を始める計画が立てられた。

2074年

  • 米国と他国勢力との交渉が劇的な最後を迎え、他国首脳との石油対話の最中に大統領が退席する。非常に白熱した議論の後、大統領は会合を飛び出した。判明している最後の石油資源は米国だけが利用し、第三者に売ったり取引したりしないことを宣言する。
  • 共産主義者からアラスカを取り戻すことだけが目的であったはずだが、アメリカ・パワーアーマー軍・歩兵・機械化部隊が中国に配備される。だが本土で身動きが取れなくなり、アメリカの情報と供給ラインの更なる流出につながる。
  • 政府の意思決定機関は、イーグル・ロックの下層鉱山に放射性廃棄物を投棄するよう命じる。エンクレイヴの施策で、廃棄場を運用するためAGRICOLA採掘ロボットを開発・利用する契約がポセイドン・エネルギーと結ばれた。当然のことだが、AGRICOLAの研究室は上質のバンカーともなった。
  • 7月:新たにブルームフィールド宇宙センターの建設が完了する。施設の最初の目的は、B.O.M.B.-001 へ飛ばす宇宙ロケット・ヘルメス-13を打ち上げることだった (新しい命令が届く前は、もともとは火星任務用だった)。任務はクルーを届け、基地のメイン動力炉を設置し、手動で最終発射手順を入力し、セキュリティネット・プロトコルを確認し、ステーションの目視検査をすることだった。

2075年

  • シエラ陸軍倉庫のA.I. (スカイネット) が自我をもつ。
  • 3月21日:PVP実験がウェストテックで手順10-011を使って続けられ、単細胞生物に対するウィルス試験が成功した結果としてであった。植物細胞に対する実験は延期された。全浄化ビリオンは、FEV…強制進化型ウィルスと改名される。
  • 5月9日:FEV実験が続けられ、扁形動物に対する試験が成功していた。扁形動物の体長は大きくなり、ウィルス感染に高い抵抗力を見せた。昆虫を使った実験は成功とは言えず、バーネット少佐により虫に対する実験は延期された。
  • 6月30日:FEV実験が続き、ハツカネズミが対象となっていた。体格、筋密度、知能の向上が記録された。
  • 11月9日:ウサギに対するFEV実験が完了。体格、知性、(今回は) 攻撃性の向上が記録された。明らかに、以前の試験において扁形動物が通常より怒りやすく、暴力的になったかを判断するのは難しい。正直に言って、研究者を責めることはできない。

2076年

  • 1月3日:スピンデル大佐率いる軍事部隊が、国家保安の観点から実験を監視するため、ウェストテック研究施設に派遣される。その中にはロジャー・マクソン大尉 (Fallout 1 のBrotherhood of Steelハイエルダー、ジョン・マクソンの祖父) もいた。
  • 1月12日:いくつもの新たな遺伝子配列を試験ウィルスに組み合わせ、ウェストテックで手順11-101aを使って犬に注入される。筋力の増加は記録されたが、知性は変わらなかった。
  • 1月:米国のカナダ併合が完了する。抗議や暴動を行うカナダ人は見つけ次第射殺され、アラスカ・パイプラインはアメリカ軍部で固められた。残虐行為の写真が米国に伝わり、さらなる不安と抵抗を呼んだ。戦時公債の広告がGNNで始まる。
  • 1月26日:手順11-011を使い、実験がアライグマで実施される。同じ結果が記録されたが、何匹もの感染したアライグマが逃走を試みた。バーネット少佐は逃走した個体、および試験個体を処理せねばならなかった。だが2組のアライグマが数に足りなかった
    開発者は逃げ出したアライグマが、グロー (ウェストテック跡地) の北西に知性をもった動物のコミュニティ「バロウズ=巣穴」をつくったとしたかったらしい。この場所は結果的には存在しない
  • 4月15日:全ての二次試験と調査が被験物に対して行われ、ウェストテックで手順11-101aのFEV試験を行った犬は全て処理された (安全な距離から)。
  • 6月:パワーアーマーのプロトタイプが完成、Fallout 1 で見られるパワーアーマーとなる。大戦争以前のパワーアーマー・テクノロジーの頂点だった。多くの部隊は中国に派遣され、中国軍に爪跡を残し始めた。中国の資源は限界近くまで切り詰められ、中国が併合した国からの供給ラインは崩壊を始める。
  • 7月:書籍「浮いた家と海草」、Vault-Tecが刊行
  • 8月:米国中の主要都市で、食料・エネルギー暴動が発生。軍事部隊が暴徒を抑えるため米国の都市に配備されるようになり、多くの臨時刑務所が建てられた。非常事態が宣言され、すぐに戒厳令が続いた。
  • 8月:ヘルメス-13&14宇宙ロケットが完成、最終予算と発射命令を待つのみとなる。
  • 10月:B.O.M.B.核ミサイルの生産が予算削減のために中止。保留地が保存を行う。
  • 10月:深刻な世界中の出来事と核戦争の恐怖のため、ヘルメス・ロケットの発射が延期される。予算はVault技術に回され、発射は2077年に再設定された。
  • 10月4日:ウェストテックで、15匹のチンパンジーが手順11-111を使って感染させられる。現在までにおける最も成功した試験であり、チンパンジーの成長と免疫はこれまでの全ての対象を上回った。軍部は実質的には結果に文句をつけた。北アメリカの隔離された小さな町で試験を始めるため、秘密裏に計画が立てられた。ウェストテック計画を軍事監視下の場所へ移転させるのを見越して、マリポーサ軍事基地の建設が急ピッチで進められる。
  • 11月:エンクレイヴの要員がブルームフィールド宇宙センターを掌握し、ヘルメス-13を人間輸送機に変える方法の研究・開発を始める。重要人物を、惑星外へ移動させるためだ。
  • 12月:「Mr.ウィルスに立ち向かえ!」第15版、Vault-Tecが刊行。
  • 年末、ロブコ社がレプコン社を買収する。

2077年

  • 新ペスト、デンバーに襲来。暴徒が感染への恐怖と、自分たちの扱いに対する怒りにより、都市の大部分を焼き払った。多くの者がパニックになり、車で街を離れた。ガス欠で高速道路は渋滞となり、後に続く者は取り残された。
1月
  • 7日:バーネット少佐は、全てのFEV研究の新たに建設されたマリポーサ軍事基地への移動を命令。研究班からは反対意見が出た。
  • 10日:アラスカ奪還、アンカレッジ前線は再びアメリカ人が握ることとなる。
  • 22日:群衆・隔離管理のため米国国内で初めてパワーアーマーが使用される。本来は中国とアンカレッジ前線で投入された部隊が、故郷でアメリカ人と戦うことになった。食料を求める暴徒は増え、多くの市民が殺された。何人もの兵士がカナダ・米国両方で逃亡兵となった。捕らえられ、軍刑務所に送られた。
2月
  • FEV研究が何らかの原因で、世界にリークされる。世界中の多くの主要都市と政府に抗議され、米国が新ペストの原因だという非難もあった。FEVは脅威と見なされ、緊張を高めるのみであった。世界各国の政府は、米国がしようとすることを恐れた。超兵士を繁殖させようとしているのか、ヒトラーの支配者民族を創ろうとしているのかといった様々な憶測により、パニックに陥り出す。
3月
  • 中国からの核もしくは生物兵器に備え、大統領とエンクレイヴは世界中の遠隔地に避難する。戦争を続ける非常事態計画を立てた。
  • 12月:「Vault住人のためのサバイバルガイド」、Vault-Tecが刊行
7月
  • 7月10〜23日:シエラ陸軍倉庫、撤退。
10月
  • 10日:ロジャー・マクソン大尉と部下は、マリポーサの科学者が「軍事ボランティア」(ロボブレイン用に、脳を取られなかった軍の受刑者) を、実験の試験対象として使っていることを発見する。基地の士気は低下した。基地に駐在していたロバート・スピンデル大佐の神経衰弱を踏まえ、マクソンの部下が彼に指揮を求めた。
  • 13日:尋問の後、マクソンは主任科学者のロバート・アンダーソンを処刑した。
  • 15日:スピンデル大佐、自殺。科学者は全員処刑された。
  • 20日:マリポーサを掌握したロジャー・マクソン大尉は、陸軍から完全に独立したことを (ラジオで) 宣言。だが何も起こらなかった。
  • 21日:マクソンは基地の外にいる各家族に、マリポーサ施設の中に移住するよう命じる。
  • 23日:
    • 大戦争 が勃発。爆弾が発射されたが、誰が最初に攻撃したかは不明。中国・アメリカのどちらから爆弾が来たかもわからない。空襲警報が鳴らされたが間違った警報と思われたため、Vaultへ入ったのは極わずかだった。Vaultは封鎖された。
    • ネクロポリスVault (12) は封鎖されなかった。ほかのVaultが封鎖されたことを知り、ベーカーズフィールドの人々は自分と家族を守るため、Vault 12へ移動しようとした。
    • ウェストテック研究施設には弾頭が命中し、レベル4・5のFEVタンクが破壊され、大気中に放出される。放射能で変化し突然変異能力は失われたが、後にザ・マスターにまつわる問題を複雑化させる。
    • マリポーサ軍事基地は生き残り、内部の兵士と科学者はウェイストランドにあふれる放射能とFEVから守られた。
    • 2人のポセイドンの科学者は、依然としてイーグル・ロックのAGRICOLA研究室に囚われていた。
    • エンクレイヴの要員は全員ブルームフィールドを離れ、避難したり「特別地域」を維持したりした。予備動力炉は切られた。ブルームフィールド、B.O.M.B.-001、ヘルメス-13&14は完全に忘れ去られた。
    • 放射能物質を混合した新フレーバーの「ヌカ・コーラ・クアンタム」が一般発売。最初の爆弾が落ちる数時間前だった。発売されたばかりだったため、現在ではレアアイテム化している。ちなみにこの飲料は初期の開発段階で試飲者全員が死亡、後の改良で死亡4件と臓器不全等が40件以上、そして最終調整されたバージョンの50回の試飲時点で合計5件の体調不良を訴える被験者が出ているが、同社は最終バージョンを「許容範囲」として販売を強行している。死亡した被験者の親族には「お詫び」としてチーズと果物の詰め合わせが贈られた。
    • ランプライト洞窟に見学に訪れていた小学生の児童と保護者、担任教師ら、洞窟内で大戦争を迎える。放射能汚染の影響で洞窟内に閉じ込められ、児童達主導の洞窟生活が始まる。後のリトル・ランプライトの基礎となる。
  • 25日:2日後マリポーサでは、パワーアーマーを着た偵察兵 (プラートナー) が空気中の状態を調べるために派遣された。施設の周りの区域では、高い放射能はないと報告した。
  • 27日:マリポーサ外の荒れ地で科学者を埋葬した後、兵士たちは軍事基地を封鎖する。その後砂漠へ向かい、補給品と武器の設計図を手に入れる。マクソン大尉は部下と家族を率いて、ロスト・ヒルズの政府バンカーへ向かった (この出来事は「脱出」と呼ばれ、生き残った兵士は結果的に Brotherhood of Steel=鋼鉄の騎士団を結成することになる)。
11月
  • マクソン大尉、部下、家族は数週間後にロスト・ヒルズ・バンカーに到着する。途中で多くの犠牲者を出し、マクソンの妻もそうだった (だが10代の息子は無事だった)。ロスト・ヒルズ・バンカーは Brotherhood of Steel の本部となり、Fallout 1 で Vaultの住人 が見つける。