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Great War

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Great War(大戦争)
Great Warは2077/10/23に開戦した。どの国家が最初に核のボタンを押したのか、その詳細はもはや知りようがないが、しかし選ばれし者(Fallout2の主人公)とDick Richardson大統領との対話にて、大統領は「…そしてその後、赤軍共が発射したのだ」と中国による先制攻撃をほのめかした。
そして二時間に及ぶ、想像を絶する大破壊が行われた。これまでの全ての国の歴史上の争いを遥かに超えた圧倒的な軍事力が行使されたのだ。
アメリカ合衆国と中国による資源戦争が第三次世界大戦とされていたので、この戦争は第四次世界大戦と位置づけられ、地球上のあらゆる人々に大量破壊兵器が降り注いだ。

Great War以前の出来事

主な戦局は中国によるアラスカ、カナダ侵攻であった。
欧州連邦は軍事行動による中東の石油価格の高騰に対応していた。一方合衆国は平和維持を図るため多くの国連加盟国を引き抜き、二ヶ月の間で国連は解体された。
この国家間の衝突は資源戦争とよばれ、小国の多くは経済破綻し、そしてGreat Warによって終結する事となる。

大戦争

Great Warは核保有国全ての国(合衆国、中国、ソ連等)が核兵器を発射した事で開戦し、二時間に及んだ。
そして世界を核による大量殺戮という暗黒へ突き落とした。
合衆国内では、まず西海岸が攻撃されため、東海岸の多くの人々はVault、個人保護シェルターへ逃げ込む事ができた。
二時間に及んだ核攻撃は、地球上のあらゆる地形を大幅に変えてしまった。
全ての山岳地帯は地球の留め金として創り変えられ、負担がかかり地殻変動のように移動した。
世界中の海や河川は放射性降下物により汚染され、気候は一年中、焼け焦がす夏の荒野のような酷いものに変ってしまった。

余波

しかしながら世界が崩壊したにもかかわらず、多くの地域は住みいる事が可能だった。人は一部の生活できうる廃墟の中で生き続け、コミュニティー、街を確立させた。
ワシントンDCのようないくつかの主要都市は攻撃による完全消滅を免れた。
しかし市街は今もまだ瓦礫で埋め尽くされている。そのため歩き回るのは困難を極める。いくつかの経路は遮断されているものの、メトロシステムは健在であるためワシントンDCを歩く最も簡単な方法とされている。Fallout3内では、戦前の人々とみられる様々な死体がメトロトンネル内の机やベッドで発見できる。これにより人々は地下での生活を全うしていた事が窺えられる。また”戦時下に地上にいた人々は皆核兵器の爆風で全滅したが、地下にいた生き残りが開拓者となり、コミュニティーの再建を行った”と仮定すれば、地上のコミュニティーの再起の理由も説明できる(これは死体からの推測でしかないが)。しかし同時に、とんでもない数のフェラルグールが下水道を徘徊しており、それらの建築物は文明の再起を図るために造り直されるべきである。
核攻撃から一週間が過ぎた頃、雨が降り始めたものの、それはススや放射性物質、様々な化学物質が含まれる、核兵器によって生み出された黒い雨で、とても飲めたものではなかった。その黒い雨は何日も降り注ぎ、幾千もの動物、植物、微生物を死に至らしめた。ようやく止み終わった頃にはほとんどの植物が高濃度放射能により死滅し、今や不毛な荒野(ウェイストランド)と化していた。

抗い

国民は空襲警報を訓練だと勘違いし気にも留めなかった。大地が焼かれる中、彼ら自身の手によってVaultを閉ざしてしまったのである。
一部の国民は空襲警報を深刻に捉えるものの、Vaultへの入植権を持っていなかったため、下水道、地下鉄、個人シェルター(Vaultと比べるまでもなく防護力に不安がある)など、彼らなりに爆撃を避けられうる様々な場所に避難した。ケラー家のケースでは、ナショナルガード補給所へ避難した。
意外にも爆風とそれによる灼熱を防ぐ強固な外壁が無いにもかかわらず、まれではあるが生き残った人々がおり、そして何人かは次々にグールへと変貌し、彼ら独自のコミュニティーを形成した。
合衆国政府はおそらく戦後の本土に現れたエンクレイヴとは別に存在していた。その無能な指導の兆候がキャピタルウェイストランド内で見つけられる。
中には排水管内に数年間生存し続けた家族も見られ、オスカー ズール信号を拾うとBob Anderstienの”家族を助けて欲しい”という声明が明らかとなる。
すでにVaultへの入植権を得ていた人々は皆入植したが、そうでない人々は最寄りの個人保護シェルターへ入り奇跡的に生き残る事を祈った。
Fallout3内のアンダーワールドにいるグールの女性、キャロルは”私の家族は貧しいために、Vaultへ入ることはできなかった”と、入れたのはGreat Warの時に入植権を買う事が出来る裕福層だけだったと思わせる発言をする(おそらく建設に莫大な費用が掛かったためだろう)。
いずれにせよ、ポストにある手紙によると、Vault-Tecが必要な数を建造する猶予が無かったために十分な収容空間を確保できなかったようである。
これはワシントンDC内のVaultのキャパシティが限界であったために起こったのだが、オクラホマ州のような場所のVaultはほとんど空いた状態であった。

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