エンディング (Lonesome Road)
※ この項目には、ゲーム中の大きなネタバレが含まれます。
分岐の条件を記載する場合は英wikiも参照してください。
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ミサイル
声:ユリシーズ
- ミサイルをNCRとリージョンに発射した
二人の運び屋の最後のメッセージが空に弧を描いた瞬間、ザ・ディバイドは赤く、激しく燃え上がった。 槍のように大地へと降り注ぐミサイルが旗や集落を焼き尽くし・・・なにもかもすべてを破壊し尽くした。 西部の歴史は再び跡形もなく抹消され・・・アメリカはまた眠りについた。
- ミサイルをNCRとリージョンに発射し、かつTraitsのWild Wastelandを取得している
運び屋達は本当にやってしまった。モハビの東西の大地を吹き飛ばし・・・人々を地獄へ叩き落した。 この惨事は200年後、別の運び屋がモハビの荒野を探検中に発見された。 彼らはここでNCRの遺物を見つけた。かつての輝かしい歴史の忘れ形見を。 (背景が映画「猿の惑星」のラストシーンを模したものになっている。画像は英wiki参照)
- ミサイルをNCRに向けて発射した
二人の運び屋の最後のメッセージが空に炎の弧を描いた瞬間、ザ・ディバイドは激しく燃え上がった。 ・・・ミサイルの雨がNCRに、モハビ前哨基地の先に続くロング15のキャラバンルートに降り注いだ。物語の初めに運び屋が歩いていた道だ。 このルート沿いにあるキャラバンもNCR前哨基地も、ザ・ディバイドからの旧世界の贈り物によって灰と化した。 NCRは壊滅的な被害を受けたが、歴史と帰る場所を失った運び屋はさらに強くなった。 多くのものが終息し――ここに至る道も、共に歩んだ歴史も消滅した。
- ミサイルをリージョンに発射した
二人の運び屋の最後のメッセージが空に炎の弧を描いた瞬間、ザ・ディバイドは激しく燃え上がった。 ・・・ミサイルの雨が東部と、ドライウェイルズのリージョンの野営地に降り注いだ。ツイステッド・ヘアーが同盟を結び、のちにバルプスとシーザーに裏切られた場所だ。 最後のツイステッド・ヘアーの最期の言葉によって、リージョンの兵士達は、その影を焼きつけて死んだ。 多くのものが終息し――ここに至る道も、共に歩んだ歴史も消滅した。
ED-E
声:ED-E
- ED-Eを修理ベイから出さなかった
ザ・ディバイドの機械によって命を与えられたED-Eは、ユリシーズが彼を呼びだした軍事施設の中で凍結状態となった ロボットが発信した最後の暗号通信はモハビにる片割れに伝わり、アップグレードや思い出した記憶について伝え、やがて沈黙した 運び屋が施設を去ってからまもなく、アイボットのデータバンクは削除され、組み立てられた時と同じように、素早く解体された
- ED-Eを修理ベイからだしミサイルを発射した
ザ・ディバイドの機械によって2度目の生を受けたED-Eは、運び屋の手で解放され、ナヴァロを目指して西への旅を続けた・・・ そこにアイボットの求めた“故郷”があるのか、彼はそこにたどり着けたのか。旅の行方は誰にも分からない。 あるいはモハビにいる彼の片割れが学んだように――たどり着く事ではなく、旅を続ける事に意味があるのかも知れない。 出発の前に、彼はモハビにいるオリジナルに向けて暗号化された信号を送り、ザ・ディバイドで運び屋から教わった事を伝えた。 最後の別れとともに彼は飛び立った。自分に勇気と旅の目的を与えてくれる、旧世界の希望の歌を携えて。 目指すナヴァロが存在しようとしまいと、そこに新たな故郷がある事を彼は知っていた。自分を作った者が、誇りに思ってくれるであろう事も。
- ED-Eを修理ベイからだしミサイル発射阻止の為にED-Eを犠牲にした
炎上するザ・ディバイドの炎がED-Eの回路を包んだ時、わずかな断片が最後の瞬間まで残っていた。 それは彼が留めていた旧世界の記録。そして、彼の作った人間が最後に残した言葉だった。 停止する直前、彼はモハビにいる片割れに向けて最後の通信を発信し、ザ・ディバイドで運び屋から教わったことを伝えた。 可能性は常に存在する・・・。ED-Eの旅は、もしかすると、モハビにいる他のアイボット達に引き継がれてゆくのかも知れない・・・。 ザ・ディバイドが、ED-Eを基に作り出した者達へと。 今のところは、たとえ他のアイボット達がED-Eを忘れてしまったとしても、運び屋がその物語を受け継いでいく。
ユリシーズ
声:ユリシーズ
- ユリシーズを殺した
戦いが終わると、ザ・ディバイドの真ん中にはひとりの運び屋だけが立っていた。真の運び屋、キャリア・シックスが。 キャリア・シックスは連邦の旗を縄から引き裂いて、死体の上にかぶせた・・・。 それが追悼のためか、ここまでの長い苦悩に対する怒りからの行為だったのかは分からない。 その解釈は、歴史に委ねるのが一番だろう。そしてその答えは、生き残った運び屋にしか知らない。
- ユリシーズを殺さなかった
ホープヴィルは闇夜に炎上し、真っ暗になった。見えざる炎とその影響が、内外から街を焼き尽くした。 噂では、1人の男が今も街中を歩いているという。背中に旧世界の旗が刺しゅうされた、ぼろぼろのジャケットを着て・・・。 彼はそこに残った。自らがウェイストランドに残した傷への償いか、忘れる事のできない歴史を後世に伝えるために。 ユリシーズの旅は終わった。運び屋は・・・彼の道の終点だったのだ。
エンディングラスト
声:ユリシーズ
運び屋はと言えば・・・再び故郷に背を向けて、来た道を引き返した。危険のうずまくザ・ディバイドを。 トンネラーやマークドマンは運び屋におとなしく道をゆずった。通行の権利を認めたのか、あるいは恐怖心からか。 運び屋は歩き続け、再びザ・ディバイドのヘリに立った。二度目のフーバーダムの戦いへと至る、彼(彼女)が歩く事になる最後の道に。 彼(彼女)の足元には最後の荷物があった。運び屋から運び屋へ、贈り物とメッセージを届けるための小型ロッカーが。 だが、そのメッセージは他の誰でもなく、運び屋にしか届けられない。 ザ・ディバイドに揺らめく光は、残され続ける旧世界の歴史が、今にあってもその意味を求めている事を示し続ける。 まさしく、人は、過ちを繰り返す。 だが、男(女)達は変化する。その歩く道によって。 そしてこの道は・・・終点に達した。