そう言って帯を俺の顔に投げつけてきやがった。 ハイハイ解りましたよ。 何を企んでるか解らんが、とりあえず
言うとおりにしとこう。
「抜けないように、ちゃんと縛りなさいよっ!」
背を向けたハルヒを後ろ手に縛っている俺。 目の前には髪の毛がサラリと揺れてシャンプーの香りが漂ってくる。
この間、ハルヒは終始無言だった。 それにしても、いくらこの俺でも、なんか怪しい気分になっちまいそうだぞ。
鬱血しないように、俺なりに気を付けて縛ったつもりだが、こんなもんでどうだろう……。 ポンッと肩を叩くと、
ハルヒはバランスを崩したのか、ヨタヨタとベッドの上に仰向けに倒れ込んだ。
浴衣の裾は膝の上まで捲れ上がり、ほんのり日焼けした足が露わになった。 胸元もはだけ、両の膨らみの間には
ハッキリと水着の跡が見て取れる。 ノーブラ!? 艶めかしい…。
明るすぎる月の光が差し込んでいて、そこだけクローズアップして見せているかのようだ。 しばし時間が止まったよう
な気がした。 向こうを向いたままのハルヒの横顔には、乱れた髪が邪魔をして表情がよく見えない。
そして不覚にも、いや当然と言った方がよいだろう、俺の股間に確かな漲りが感じられてしまったのは言うまでもあるまい。
「襲わないの?」
ハルヒがボソッと呟いた。
「な、なんだって?」
「襲わないのかって聞いてるのよっ!」
「…てっ…… チョット待て! 何で俺がおまえを襲わないといかんのだっ?」
「なに言ってんの? 学校一のスーパー美少女が肌も露わに、身動き取れない状態でいるのよっ? 好き放題よっ!
こんなチャンス滅多に無いじゃないの 男だったら襲うでしょっフツー?」
待て待て待て!フツーの高校生がこんな状態には、まず陥らないだろ。
「そもそも俺はそんなつもりじゃないし、おまえが縛れといったから縛っただけで……だいたい俺たちはまだ高校生───」
と言いかけた俺の言葉を遮るように発せられたハルヒの核弾頭級の一言
「勃ってるるくせに」
ブラックアウトしそうになる。…… 慌てて股間を押さえてしまう俺がいた。
「だいたいあんたはいつもそうやってモタモタしてるから、いつまで経っても“団員その1”なのよっ」
イヤイヤイヤ、別に昇格したくないし。
「キョンのくせに チンコ勃てながらなに言ったって無駄よ 無、駄っ!」
そこで抑えるのが文化人に与えられた理性と言うものだろ。 俺だって飛びかかってしまいたい衝動でいっぱいだ。
「ホントはビビッてるだけなんじゃないのっ? この童貞キョン!意気地無しっ!!!」
さすがにこの言葉は俺のなけなしの理性の糸を、根こそぎぶった切るには充分だった。 俺は無我夢中でそのピンク色
の唇にむしゃぶり付ついた。 勢い余って歯が当たっちまったようだが、それどころではない。 そのまま手探りでハルヒ
の乱れた浴衣の帯をほどき始めている。 今、俺の下にはハルヒが居る。 浴衣がすっかりはだけ、チョット視線を下に
ずらせばアノ膨らみが晒されるはずだ。 モゴモゴと苦しそうなハルヒの声が聞こえてくるが知ったこっちゃない。
もう無理だ。 止められん。
「チョットっ! 痛いじゃないっバカキョン! もうチョット優しくできないのッッッ?」
なんとか唇を外したハルヒが叫んだ。 動きが止まった。 唇には鮮血が滲んでいる……。
驚いた。てっきり「バカ!なにやってんだ!チョットからかっただけなのに本気にするなっ!」とか言って蹴り上げられる
ものだと思ったが……優しくしろだと? ホントに本気なのか? 気は確かか?ハルヒ・・・。
一端こっちを睨んだが、気丈な言葉とは裏腹に、すぐに視線を外して俯く。 これほどハルヒが愛おしく見えたのは初め
てだ。 それとも、孤島の別荘という非日常的な空間と、後ろ手に縛られた美少女という異常なシチュエーションが起こし
た、一時の気の迷いか……?。
俺はあらためて、滲んだ鮮血を舐めるように、そっと唇を重ねた。 僅かに開いた唇の隙間から舌を押し込むと、ハルヒ
の舌もすぐに呼応し、夢中で舐り合う。 それでもお互い慣れてないせいか、時折歯が当たってしまう恥ずかしさが、逆に
気分をたかめた。
右手でそっと胸の膨らみに触れる。
「ん……んふ……」
塞がれた唇の奥でくぐもった声が聞こえる。 感じてるのか?ハルヒ。
朝比奈さんほどは大きくないが、張りがあって、グッド・デザイン賞を上げたいほど整った膨らみの感触を味わいながら、
その先の突起を口に含む。舌先で転がすと、徐々に堅くなってくるのを感じる。
「ハ…ンっ くふぅ……ッッ んっ……… 」
「ここがイイのか?」
「んくっ………全然っ んハッ…良くなんか…ないったらッ……くはッ…」
「そうなのか? じゃ・・・」
舌と手の動きを止めてみると、ハルヒが恨めしそうな目でこちらを見ながら身悶えを始めた。
「んぅぅぅ……」
その訴えかけるような目を見て、俺の悪戯心は目覚めちまった。
いつも俺はおまえに虐められてるからな。こんな時くらい、たっぷりお返しさせて貰わないとな。
「んくぅぅぅぅぅッ……覚えておきなさいよぉっ」
そう言い返すハルヒの目には既にいつものような攻撃色はなく、トロ~ンと潤んで怪しく輝いていた。 やっぱり、虐めて
欲しいのか? そう思うと「縛れ」と言っていたのにも合点がいく。 男でも女でも、出来るヤツほど実はMだったりするって
いうしな。 あ、ちなみにこれは、俺がベッドの下に隠してある雑誌から得た知識なので、反論はお断りする。
たっぷりと胸を舐った後、そのしなやかな足の間に手を滑り込ませると、ハルヒの体に一枚残った白い布切れは、既に
トロトロだった。 内股から焦らすように指を滑らせ、割れ目に沿って撫で上げる。
「んっ…ひぁあうぅぅ~んっ」
「ハルヒ、凄いことになってるんだが……」
「…な……なによっ… ん… んくッ……」
「グショグショになって、完全に透けちまってるぞ。 有っても無くても変わらないみたいだ」
「くッ…ひんッ……なに言ってんのよバカっ……はぅんッ…」
「バカとはなんだよ」
俺は一気にパンティを剥ぎ取り、その割れ目に舌をねじ込んで舐め上げた。
「ふあッ! はぅぅぅぅぅぅぅッ!!!」
ハルヒは一際大きな喘ぎ声を上げ、腰を浮かせてのけぞった。 俺はその腰を押さえつけるように引き戻し、割れ目の
中で、舌に引っかかるコリッとした一部を執拗に舐め上げる。 たぶんこれがクリトリスなのか??
「はうっ… ぅくんッ… ダメっキョンっ…… んぁっ…もうッ もうッ …… 」
「なあ ハルヒ」
ハルヒの腰が、もうこれ以上ないって程に浮き上がってきたところで俺は動きを止めた。 行き所を失って腰がヒクヒク
しているのが解る。
「なにっ? どうしたっていうの!? なんでやめるのよっ?」
「…俺のも気持ちよくしてくれないか?」
「なに言ってんの? まさかキョンのくせに あたしにあんたのモノを舐めろとか言うんじゃないでしょうね?」
「別に嫌ならいいんだけど…… いま帯をほどいてやるよ」
「わ…わかったわよっ さっさとあんたのモノを出しなさいよっ アホキョン!」
俺は服を脱ぎ捨て、ハルヒの腹の上に跨って膝をついた。 噴り立ったモノを目の前に晒しながら、次の言葉を発する
のには少々躊躇があったが、ここはもう勢いだろう。
「おまえ、自ら縛られて俺の下に居るんだぞ」
「…だったらなによ?」
「言葉遣いが間違っちゃいないか? あなたのおちんちんをしゃぶらせて下さい だろ?」
「なっ…なんですってっ? あんた変態なんじゃないのっ?」
「おまえが言うな ハルヒ」
ハルヒの二つの乳首を捻り上げた。
「いッッ! ヒギぃぃぃッ……!」
「はぅんっ わ…わかったわよっ ヒグっ… あ…あなたのおちんちんをッ しゃ…… やっぱ無理っ!」
「そうかい」
今度はよりいっそう強く乳首を捻り上げ、グリグリと拗り回した。 乳房も充血し赤味を増してきている。
「ヒグっっ ふぐぁぅぅぅッッッッ!!! あ…あなたのおちんちんをッ しゃ…しゃぶらせて下さいっ!」
「どうすっかなぁ」
「お願い… んぐっ… お願いしますッ!」
「よし じゃあしゃぶらせてやるよ」
髪を引っ張り、体を起こさせると、俺のモノにむしゃぶりつき、辿々しく舐め回し、苦しそうに咥え込んでくる。
「意外と下手だな。 何でも出来るスーパーユーティリティプレイヤーも、さすがにこういうことは苦手なのか?」
「んぐッ…ふぐぅッ… ご、ゴメン…ナサイ……」
いつも女王様の如く我が物顔で振る舞っているくせに、今こいつはこんなにも従順で弱々しく、イヤラシイ顔で
俺のモノをしゃぶってやがる。 しかもヨダレを垂らしながらだ。 そんな顔を見ていると、俺の征服感も最高潮に
達してきた。ハルヒの頭を掴み、喉の奥にグッと押し込む。
「んぐはッッ! ゲホッッ ゲホッッ ハグッ……
な、なにするのよっ!!」
「うるさい! そろそろ突っ込んでやるから うつ伏せになって尻をこっちに突き出せよ!」
「わ…わかったわ」
後ろ手のまま不自由そうに寝返って膝を立てるが、両手が使えないので顔が枕に押しつけられている。 上気して
朱色に染まった頬には、乱れた髪が艶めかしく貼り付いて、その隙間から潤んだ物欲しそうな瞳が覗いていた。
トロトロとだらしなく愛液の染み出す割れ目に沿って、俺のモノを押しつけ、何度も上下にこすりつけた。
こんなに感じまくっちまって、おまえはそれほどまでに俺とヤリたかったのか…?
「はぅぅぅぅんッ ふぅぅぅんっ お願いキョン… は、早くぅ……」
「そうじゃないだろっ」
──パシッ!
とハルヒの尻をひっぱたいた。
「ひゃふんッ!」
同時にハルヒの秘部からトロッと愛液が迸る。
「なんだ、叩かれて感じてるのか? ホントに変態だなハルヒ」
「ハグっ ヒンっ ひぐっ…」
「さあハルヒ、アタシのイヤラシイおまんこにあなたのおちんちんをぶち込んで下さい って言ってろよ」
「ふぐっ…そっ……そんなこと… ぅくぅっ!…」
──パシッ!パシッ!
続けて何度も尻を叩きあげた。 その度にハルヒのそれは溢れ出してくる。 尻には無数の手形が付いて赤く
腫れている。
「ハグッんっ 痛いッ! やめてっ! はふんっッ ダメッ……もっとッ!」
「どうしたハルヒ? 早く言えよ 挿れて欲しいんだろ?」
「んふんっ! はぅッ… アタシの……イヤラシイ…おまんこに あなたの…んはっ! お、おちんちんを…いっ…」
「あ? なんだって? もっと尻を突き上げてハッキリ言えよ」
「あ……あっ! アタシのイヤラシイおまんこにあなたのおちんちんをぶち込んで下さいぃぃっっ!」
「いいぞハルヒ 今ぶち込んでやるからな……」
「やっぱやめたっ」
「コラーっ キョンーーーーーっ!! ぁ…あひぃぃぃんっっっ」
ハルヒのタイミングをわざと外すように突っ込んだ。 俺もなかなかの意地悪だ。 ハルヒの中は僅かな抵抗の後、
にゅるんと肉ヒダが絡み付き、吸い込むように迎えてくる。 その圧力で大量の愛液が溢れ出し、動く度にヌチャヌチャ
と、淫靡な音を立てる。 俺は夢中で突きまくった。
「はんッ アンっ あふんっ! キョン! い…イクっ! イッちゃう イッちゃうよっっ!」
「はぅッ グっ まだだ…まだだハルヒ!」
「…む…ムリ……アンッ はんっ はふっ ふんっ イクっ イクッ! イッッックぅぅぅぅっっっ…………!!」
絶頂と同時にハルヒの中が締め込むように圧迫してくるが、長門に搾り取られ、朝比奈さんに擽りまくられて耐性
が出来ていたのか、まだ少し俺には余裕があるようだ。 容赦なく突き続けてやる。
「アッ! ナニっ!? ちょっ…ダメっ やめっ! ひぐっ! ダメッ…ダメぇぇぇぇぇッッ!!」
いつの間にか縛っていた帯もほどけていたにも係わらず、ハルヒはその帯をを両手に握りしめて、襲いかかる快感に
耐え悶えている。 その姿はこの上なく俺の充足感を刺激した。
「はぁッ はぁッ はふッ…まだだ まだだよハルヒ」
「やめっ!ダメッ! はぐんっ くひッ! おかしくなっちゃうよッ だめっ またイクっ いっちゃうっ!!
ダメぇぇぇっ キョンのバカーーーーーっっっ!!」
結局俺が果てたのはハルヒが3度目の絶頂を告げたときだった。 それにしても最後の言葉… バカとはなんだ!?
まあ、ハルヒらしいと言えばハルヒらしいが。
…………
……
翌朝目が覚めると、ハルヒが、何事も無かったかのようにいつものテンションで立っていた。
「キョン!朝よっ!起きなさい!!」
「あ、ああ、ハルヒ…か…」
「朝と言えば、もちろん朝ご飯よっ」
「それはそうだが、おまえの部屋の幽霊とやらを調べ───」
「昨夜のディナーもあんな美味しかったんだから、きっと朝食もすっごく美味しいはずよ!」
「いいのか? 調べなく───」
「なにしてんのっ? 早く行くわよー!!」
やっぱり都合の悪いことは聞いてないみたいだ。
くるりと後ろを向いたハルヒの尻には俺の手形が生々しく残っていた。 おまえ…それじゃ今日は水着になれないん
じゃないか? すまん!ハルヒ。
───── 気付くと、外は猛烈な嵐になっていた。
終わり。
(補足 : キョンのスキル
>53&
>88)