朝倉さんを調教するキョン

朝倉が長門との戦闘の末に敗北して消えかけているとき、俺は死滅してゆく
我が脳細胞をフルに活用して、一つの名案を考え付いた。
「なぁ長門、消しちまうのは色々と問題ある。俺の提案を聞いてくれな
いか?」
「何?」
「こいつの物理法則を360度無視した力をお前の力で消せば良いじゃないか」
「何故?朝倉涼子は貴方にとって敵性。今の無力化したとしても、貴方を
攻撃する可能性は高い。よって現時点での消去が最も推奨できる」
「大丈夫だ。俺に考えがある」
「詳細を聞きたい」
「今は秘密だ。とにかく朝倉の力を消してくれ」
「…理解した」
そう言うと長門は常人では決して聞き取れないであろう呪文を唱え、べホマ
でもかけられたかのように朝倉の消えかけていた体は元通りになった。
「どういうつもり?」
「そうだな、一つだけ言えるのは今からお前は俺の奴隷だ」
「はぁ?何を言って・・・うぐっ!!」
 俺は朝倉の言葉を待たずして、朝倉のみぞに正拳突きを喰らわせて落として
やった。本当に無力になりやがったな。ざまあみろ。
 俺は長門に今日の礼を言った後に、一通りの指示を伝えた。それから俺と
長門は別れ、俺は意識を失った朝倉を今はほとんど使われなくなった教室に
運んだ。1年5組にあった誰かの縄跳び×2を勝手に拝借した俺は、それを
朝倉の両手両足に縛りつけたのだった。
 さて、賢明な諸君はこれを見れば俺が今から何をしようとしているのか
想像がつく筈だ。そう、俺は今からこの女を犯す。言い方を間違えたな。正し
くは未来進行形で犯し、調教し続ける。二度と俺を殺すなんて言えない様に
みっちりお仕置きしないとな。


「…ぅ…ぅぅ・・・」
「起きたか。朝倉」
「あ、貴方、これはどういう事なの!?この縄、早く解いて!!」
 朝倉は狼狽しながらも、俺を睨みながら叫ぶ。俺は無視して話を始めた。
「お前は今日から俺の奴隷だ。だから今から俺が主人としてお前を躾ける。二度と
俺に反抗できないようにな」
「何訳の分からない事を言ってるの!?貴方気は確か!?狂ってるなら病院に
でも行った方が良いわよ」
「俺は至ってまともだ。さて、はじめるか」
「ちょ、ちょっと待っ・・・!!」
 俺は朝倉の胸を制服の上から揉みあげた。何か朝倉の「ひゃん」とかいう
嬌声が聞こえてきたので、俺は俄然やる気を出し粘土工作でもするような手つき
で作業を続けた。そうしていくうちに朝倉の顔は紅潮し始め、それでも喘ぎ声
を我慢しようとしているのだろうか、苦悶する委員長さんの顔は俺の隠れた
サド気質を覚醒させるに至った。しかし、この感触は堪らんな。そういえば谷口から
聞いた話によると女の乳首は性感帯云々とか言っていたな。じゃあ、一応試してみるかね。
 俺は朝倉の制服をはだけさせると、そこにはハルヒと同じくらいはあろうか
という果実が実っていた。俺は我慢出来なくなりブラジャーを上にどけた。するとそこには何とも
形の整った乳首がショートケーキの上に乗っかってる苺のようにその乳房を飾っていた。俺はその
果実の先端をチョロチョロと舐め始めた。
 「いやぁ!!やめてよぉ!!何でこんな事を・・・んぁ、くふぅ・・・うぁぁああ!」
 何でこんな事をだと?馬鹿かお前は。人を殺しかけておいて自分が許されると
思っているのかこの娘は。よし、やはり徹底的にやろう。そう考えた俺は乳首
を強く吸い始めた。
 「んあぁぁ!!お願い、やめて!!私が悪かったから・・・くあぁ!!」
 どうやらこいつ胸が弱いらしい。よしよし、たっぷり虐めてやるからな。
 「んあ、あ、あ、あ、だ、駄目駄目駄目!!これ以上は絶対駄目!!」
 何だ?体が痙攣し始めたぞ。まさかこいつ胸で―
 「くああぁぁぁぁ!!飛ぶ、飛んじゃう!!んぁぁぁぁぁああああ!!」
 俺が思うより早く、朝倉は俺の胸攻めで果てた。


 「お前、結構感じやすい体質なんだな」
 俺の言葉に朝倉は答えない。ただ息を淫靡に吐いてるだけだ。しかし、ここまで
エロい体にしたこいつの親玉も中々人間の心が分かるじゃないか。GJだぜ。
 それにしても・・・ううむ、口から涎を垂らした委員長とは中々オツなものだ。
さて、次は・・・うむ、次の攻撃目標はあそこだ。俺は今度は朝倉の太腿をゆっくりと、
くすぐる様な感じでさすり始めた。
「ひう!!・・・お、お願いだからぁ・・・許してぇ・・・」
「問答無用」
 俺は言葉通りに朝倉の懇願を却下し、太腿への攻撃に集中した。そしてその
手は徐々に、朝倉のスカートの中へ侵攻していくのであった。そして俺は
朝倉のもう一つの口にまで進んだ。その時、俺はある事に気がついた。
「おい、朝倉」
「な、何?」
う、そんな目で俺を見るんじゃない。そんな潤んだ目で俺を見ても何にも
状況は変わらんぞ。いや、もっと虐めたくなってきたから戦線は悪化の一途
だ。おっと、そんな事より―
「お前、下着がびしょびしょだぜ?嫌がってる割には胸でイッちまうし、お前、
相当な淫乱だな」
「そ、そんな事、ない」
 ふ~ん、そうかそうか。認めんなら認めさせるまでさ。俺は朝倉の下着を
素早く脱がせ、指でその蜜で溢れた壺の口を愛撫した。
「んん・・・だ、駄目、なん、だって、ばぁ。うくぅぅ・・・」
 いいよ、駄目でも。お前が駄目でも俺には駄目じゃないし。
「そ、そんなぁ・・・うくぁぁああ」
 さて、そろそろこいつにも素直になってもらおうか。俺は右手で勃起している
クリトリスを弄り、左手で膣に指を入れてピストンを開始した。
「くぁぁぁ!!うああ!!それ、らめぇ!!わひゃひ、また飛んじゃうぅぅ!!」
 何だもうイクのか。つまらん。・・・そうだ、良いこと思いついた。


「・・・・ぇ?」 
 朝倉が驚いている。そりゃそうだ、あと少しで絶頂に達する事が出来たのに
俺が止めたからな。朝倉は物足りなさそうな顔でこっちを呆然と見る。
「どうした?駄目なんだろう?」
「ぐ・・・」
 ふふふ、朝倉よ、人間というものはな、痛みを伴う拷問よりも、与えられてた
快感を止められる拷問の方がきつく感じるものなのさ。さて、もう一度・・・
「ふあぁぁん!!ま、また!?・・・・・あ、あ、あ、だ、駄目。飛んじゃ・・・」
 おっと、駄目だ。簡単にはイカせないぜ。
「うぐうううぅぅ・・・!!」
 はい、もう一度。
「ああああああああああぁぁぁぁ!!!ひゃめてぇぇ!!おかしくなっちゃうぅぅ!!」
 じゃあ、やめよう。
「ち、違っ!」
「ん?何が違うんですか~委員長さ~ん」
「そ、それは・・・ひっぐぁぁああぁぁあああああ!!」
 答えないならずっとこれやってよ~っと。
「そ、そんな・・・!!」
 そろそろ頃合だな。


「おい、朝倉よ」
「・・・」
 ちっ、長門ばりの三点リーダを用いやがって。だったらいいさ。これで一気に決めようと思っていたが、心を閉ざされちゃ意味がない。こっちにも考えがある。俺は再び先の作業を始め、朝倉を責めた。
「あっあああああぅぅぅっ、くはぁ!!」
 朝倉は海老のように仰け反り、快感を堪えようとする。が、俺は朝倉の敏感過ぎる胸にも下を使って攻撃を開始した。
「んひぃや!!!ひゃめ!!こ、これいひょうひゃれたら、わひゃひ、おひゃひく
なっひゃうぅぅ!!」
 もはや呂律が回っていない。そうか、そんなに気持ち良いのか朝倉。俺も頑張り甲斐があるってもんだぜ。そして俺はまたしても作業を中断する。
「んひぃぃぃぃいいい!!」
 朝倉はもう狂人の一歩手前のような焦点の全く合ってない目になっていた。舌もだらしなく出している。よし、今度こそ良いだろう。
「おい、朝倉」
「あ、あぁ、も、もう、おねぎゃいだから、ゆるしてぇ・・・」
「ああ、良いだろう」
「ほ、本当・・・?」
「俺の生涯の性奴隷になると誓ったらな」
「そ、そんなの、無理に決まって・・・うぁん!!」
 俺は再び作業を始める。いつものお前だったら「うん、それ無理♪」って平気で
言える筈だが、もうそんな余裕もないか。ほらほらほらほら!!嫌なら耐えろ!!
「うぐぅぅぅ!!ひぐっ!!・・・グスッ・・・グスッ・・・ひぎぃ!!」
 朝倉の嬌声の中に泣き声が混じってきた。うう、やばいな。何がやばいって
朝倉を益々虐めたくなってきやがった。谷口曰くAAランク+でクラスの憧れの的である
この美少女をこの俺が虐めて泣かせている。・・・最低な男かもしれんが、気持ちよくて
しょうがない。今だけサド伯爵の気持ちが分かるな。


「お、お願い、ヒックッ、しますぅ、グスッ、も、もう、・・・せて下さいぃ!!」
 ん?今なんて言ったんだ朝倉。
「お、お願い、ヒックッ、も、もう・・・もう、我慢、できないぃぃ!!」
 ああ・・・そうか、そうか。遂に我慢の限界ね。だったら覚悟は出来てるよな?
「んぅぅぅ・・・は、はいぃ・・・」
 そうか、だったら今から俺がお前に無条件降伏を突きつけるから
さっさと受諾しろ。良いか?「私、朝倉涼子は只今を以ってこの俺の生涯における
性奴隷・メスブタとなる事を確約致します」だ。さぁ、早く言え。
「わ、わたくし、あ、あさくらりょうこはぁ・・・ただいまをもってぇ、キョン君の・・・」
「君付けするな!!様だ!!」
「は、はいぃぃ!!キョ、キョン様の生涯における、せ、せ、せいどれい・め、メスブタ
となる事を、か・・・かくやくいたします・・・」
 本名を言えんのか。ったく。まぁ、良い。とりあえず良く出来たな朝倉。良い子だぞ。
さて、良い子にはご褒美をやらんとな。俺のMy sunを使ってやるよ。まぁ、実を言うと俺ももう我慢の限界だ。ほらみろ、お前の
お陰で息子が頭を天井にぶつけて痛そうだぞ。そうして、俺はズボンのファスナーを下げ、食欲旺盛な我が息子を取り出したのだった。


 俺は朝倉の肉壺に息子を当てると、一気に挿入した。
「ちょ、ちょっと待っ・・・ひぎぃ!!」
 誰が待つか。名誉な事だぞ朝倉。俺の筆おろしを出来るなんて。ビルの頂上から声高に
叫ばれるべき素晴らしい事だ。まぁ、本当にやるなよ。変態にしか見えないから。ああでもお前は変態だったな。
そんな事を考えながら俺はHGの様に腰を猛烈に振った。
「痛い!!痛いようぅ!!やめてぇ!!・・・んぎぃ!!太すぎるぅ・・・裂けちゃうよぉ!!」
 ん?お前処女だったのか。どうりでお前のアソコがきついと思った。情報統合思念体とやらも中々凝ってるん
だな。ここまで人間に似せるとは。
 俺は痛みに悶える朝倉の顔をもっと拝みたいものだから、朝倉を俗にいう「まんぐり返し」という体位にして
プレイを続行した。しかし、最初こそこいつは痛がって「ぐはぁ!!ひぎぃ!!」なんて叫んではいたが、段々その
声にも色が出ていた。
「んん!!・・・あふぅっ!!はぁ、はぁ、はぁ・・・んぁああ!!」
 おお、顔が今度は変わりやがった。痛みに悶えるというよりは快感に堪える顔だな。俺もそっちの顔の方が好き
だぜ朝倉。
「ああ!!ま、また、来る・・・初めてなのにぃ・・・飛んじゃうぅぅ!!」
 イクのか?イクなら「イキます」と言え。「飛びます」だとどっかの芸人みたいで俺が萎える。
「は、はい・・・あ、あ、あ、あ、も、もう、い、イキそう・・・」
 そうか、イキそうなのか。よし、じゃあ、俺が許可するから思いっきりイクがいい!!
「ああ!!い、イク!!イキますぅ!!んうああああああああああああああ!!!」


 おお、イッた時のお前の顔。谷口に見せたら一発で昇天間違いなしだぞ!!俺の想像力ではコイツの
今の顔を文字だけで表現する事は不可能だ。さて、じゃあもう一回見たいから再チャレンジ!!
「ふああ!!んくぅ!!はぁ、はぁ、はぁ、いい!!身も心もとろけそうなのぉ!!」
 そうか、そんなに気に入ってくれたか。俺も嬉しいから頑張らせて頂こう。ホラホラホラ!!
「ああ!!ま、また!!さ、さっきイッたばかりなのにぃ!!すごいぃぃ!!」
 朝倉、女は男と違って何回でもイク事が出来るんだよ。さぁ、天国までイッてこい!!
「い、イク!!イク!!イクぅ!!イッちゃいますぅ!!!」
 おお!!また見れたとは感動だ。この顔を写真に収めて俺の部屋に飾りたいくらいだぜ。やりたいけど
出来んがな。っく!!俺もそろそろ限界のようだ!!さぁ!!ラストスパート!!
「うぁぁぁああああ!!は、激しくなって、きたぁ!!!んふぅぅ!!!」
 ああ、何て素晴らしいのだ。今日という日は神に感謝するぜ。俺は無宗教だがな。
「朝倉!!出すぞ!!お前の中に!!有難く受けとれぇ!!」
「は、はいぃ!!私の中に!!私の中に出してくださいぃ!!ああ!!私もイキます!!」
「り、涼子ぉ!!」
 そう、叫んで俺は朝倉の中に欲望を吐き出したのであった。

 ぐったりとした朝倉に制服を着せ、俺は朝倉を伴って学校を出た。もう真っ暗だ。
「ね、ねぇ、キョン君」
「君じゃない!!様を付けろ!!」
「ご、ごめんなさい!!・・・あ、あの、きょ、キョン様?」
「何だ?」
「わ、私、これからどうなるんですか?」
「お前は俺の家に住むことになる」
「え?」
 朝倉がキョトンとした顔で俺を見た。そりゃあ驚くだろうな。
「ど、どういう事!!・・・ですか?」
 言ったろ?お前は今日から俺の奴隷だ。奴隷が別の場所に住んでたらおかしい
だろう?
「そ、そんな!!・・・そ、そうだ!!貴方の両親は納得しないわ!!」
「それなら手をうっている」
「ええ!?」
 おお、その驚愕する顔も中々可愛いぞ。是非とも写真に収めておきたいね。
「良いか?俺は長門に指示を送った。その指示の内容ってのはな、お前は俺の家の居候だという
設定に情報を改変しろといったものだ。つまり、俺を除いた家族全員には今までお前は居たという
事になっている。お前の住んでいたマンションは、今頃別の誰かが住んでいるだろうよ。つまり、今のお前に
帰る場所は俺の家しかない」
「そ、そ、そんな・・・」
 ああ、そんな目をされたらまた虐めたくなってくるぞ。お前は無自覚な奴だなあ。
 さて、それから幾分か歩いて、俺と朝倉は家に着いた。ドアを開ける。


「あら~お帰りなさい二人とも。今日はやけに遅かったのね」
「まぁな」「・・・」
「さ、早いところ夕飯食べちゃって。片付かなくて困ってたのよ」
「はいよ」「・・・」
 朝倉は無言だ。そのままリビングの方へ行ってしまった。まぁ、仕方ないか。と、俺が気楽に
思っていると、母親がとんでもない事を俺に耳打ちした。
「ねぇ、涼子ちゃん元気ないわよ?喧嘩でもしたの?」
「違うよ。悩み事でもあるんだろ」
「だったら元気付けてあげなさいよ!アンタ将来は彼女の夫になるのよ!?」
・・・ちょっと待て、今何て言った?俺が誰の夫になるって?
「何寝ぼけた事言ってるのよ!!アンタの婚約者でしょうが!!それでうちに来たの
を忘れたとでも言うの?」
 何!!?な、長門!!お前なんて無茶な設定を・・・!!
「いい?とにかく彼女を悲しませるような事をさせたら駄目よ。・・・まぁったく、アンタみたいな男に、どうして
彼女が振り向いたのかしらねぇ」
な、なにぃ!!ちょ、ちょっと待て!!どういう事だ!!
「何とぼけてるのよ!!アンタが告白したんでしょう!?そしたら涼子ちゃんがOKした。で、彼女の家にはご両親が
いらっしゃらないから、アンタが自分で同棲させてくれるよう頼んだんじゃない」
長門、お前は良い奴だ。良い奴だが、一つだけ言わせてくれ。
              勘弁して下さい。


「貴方の指示に従っただけ」
 うん、そうだな。お前の言ってる事は良く分かる。良く分かるがどうして
朝倉を婚約者という無茶苦茶な設定にしたんだよ。
 さて、俺はここで昨日の事を書くつもりは無い。あの後俺はショックのあまり
Go to bedしてしまったからな。言えるのは起きたら朝倉よりさっさと学校へ行って、元・文芸部室
である此処に来て、此処に居た長門を問い詰めているという訳だ。
「私は彼女の幸せを願っている」
 おい、答えになってねぇよ。どう言う事だ?つうか、昨日消そうとしていた
のに幸せを願うとかありえんとおもうんだがな。アイツへの嫌がらせにしか
聞こえんぞ?
「彼女の行為は後々になって解ったが、急進派による一方的な命令。つまり彼女は
上層部の命令に従っただけで、彼女自身に責任は皆無であると決定された。私はそれを
見抜けなかった。迂闊」
 ・・・だがな、俺を襲った事には変わりが無いじゃないか。
「貴方はもっと冷静に考えるべき。彼女がプログラムを甘くしていたのは明らかに
私に気付かせる為。貴方を殺す事は彼女の本意ではない」
 解った。良く解ったぞ長門。だがな、どうして朝倉を俺の嫁にする事の何処が
あいつの幸せを願っているという論理に繋がるんだ?
「信じているから」
 う、そんな強い目で俺を見るな。はぁ、・・・ったく、本当にやれやれだぜ。


 あれから数日が経った。俺はあれから朝倉を犯せなくなってしまった。当たり
前だろう。長門にあそこまで強い目で言われたら俺も我慢せざるを得ない。多分朝倉は俺に犯されるのは
望んじゃいないだろうからな。それに最初は朝倉もしょんぼりとしていたが、段々慣れていき、俺の家族とも
仲良くやっている。笑顔もよく見せるようになった。だが、未だに俺とは話そうと
しない。目を合わせてもすぐにそらされてしまう。やはり怒ってるんだろうな・・・。
「キョン様、今夜、キョン様のお部屋に伺ってもよろしいでしょうか?」
 と、思っていたら朝に朝倉がこんな事を頼んできやがった。少し顔が赤いのは
気のせいか?俺は「いいぞ」と返して学校への道を一人で行った。これはハルヒ対策だ。谷口との
遭遇が予想されるからな。今のところ俺と朝倉の同棲生活はバレていない。長門の情報改変能力も
たいしたものだな。
 ここからはいつもの学校生活だ。まぁ、古泉とかいういけ好かない野郎が入部してきたくらいが
変わった事と言えるだろうか。アイツ俺を嘗め回す様に見た上に俺の尻を異様に
気にしていたな。ボソボソと「これくらいなら入るかもしれませんね」とか言っていたが、いったい何の
話だ?
 と、まぁそんな事を考えながら俺は家に帰った。さて、夜が楽しみだな。


「お義姉ちゃ~ん、この問題どうやるの~?」
「ん~どれかな~ああ、これね、これは・・・」
 妹よ。何か漢字が違うような言葉の使い方だが、俺の気のせいか?そして朝倉よ、
俺の仕事をとるんじゃない。
「ああ!!解った~!!すご~い、お義姉ちゃん。キョン君より教えるの上手~」
「えへへ~そうかな~」
 ぐは!!俺は痛恨の一撃を受けた。くそ、俺の唯一の家庭への奉仕作業が・・・俺の
アイデンティティーが崩壊するぞ。ああ、もうやってられん。今日はもう部屋に
こもってしまえ。俺は肩を落としながらすごすごと自室へ戻っていった。それから30分
くらいたったであろうか。ノックする音が俺を呼んだ。
「キョン様、私です」
 ああ、そうだろうな。この家でノックする礼儀を知ってるような奴はお前一人だけだ。
「・・・は、入ってもよろしいですか?」
 ん?何だ?声が随分と緊張しているように聞こえるが・・・。
「ああ、入れ」
 そして扉は開かれた。俺は目に映ったものを理解するのに数秒かかった。何と朝倉は
バスタオル一枚だったのだ。
「な、何だお前!!どうしたんだよ!!」
「あ、あの、私、その、コホンッ・・・大変恐縮なんですけれども・・・私を犯してくださいませんか?」


 何?どういう事だ?
「そ、その、どうしても私、あの時の事が忘れられなくて・・・だから毎晩毎晩、自分で慰め
たりしたんですけど、どうしても駄目で・・・」
 で、お前は俺に犯されるために来たと?
「は、はい。も、もう、我慢できないんです。お願いします。これ以上我慢したら私、私・・・」
 朝倉はそう言いながら俺の前までやってきた。何てこった。こいつは意外だったぜ。じゃあ、
俺も遠慮しないでいい訳だ。想考えた俺は朝倉の腕を引っ張り、俺の胸にまで寄せた。そうして
俺はバスタオルを剥ぎ、全身を今日の古泉の様になめる様に見た。うん、やっぱり綺麗だなこいつ。
「さて、久々の食事といこう」
俺は手始めに右胸にしゃぶりついた。左胸は指で乳首を攻撃開始。しゃぶってる胸は舌乳首を舐め、左胸はクリクリと
回すように乳首を弄る。
「んあぁぁ・・・いいです・・・とっても気持ちが良くて、脳まで蕩けそうです・・・」
 ああ、やっぱり可愛いなこいつ。こんな事言っちゃうからもっといじめてやる気
になったぞ。俺は左胸を弄っていた手を、今度はこいつの肉壺に移動させた。そしてもう硬くなっているクリトリスを
撫で回すように弄ってみた。
「あぁんっ・・・くふぅ!!はぁ、はぁ、す、凄く、いいです」
 かなり素直だ。うんうん、いい子いい子。いい子にはやはりご褒美をやらんとな。おれは撫で回していたそれを、右胸から
顔をそれに移して吸ってやった。
「きゃうん!!はぁ、はぁ、す、凄い!!はぁ、はぁ、も、もう、き、来ちゃう!!」
 ふん、当たり前だ。伊達に谷口に付き合ってねぇぜ。アイツからこういう馬鹿な
テクは教わってきたんだからな。尤も、アイツは経験なんかしてねぇと思うけど。
「ああああああああああああ!!い、イクイク!!イキますぅ!!」
 おお、俺の顔に何かがかかってきやがった。匂いも味もしない無味無臭の液体・・・もしかして
俗に言う潮吹きって奴か?おお、凄いな俺。二回目なのに潮を吹かせる前になるとは。
しっかし、可愛いな。こいつのイッた時の顔は本当にうっとりするぜ。。


 その時、俺は血迷った行為に打って出てしまった。あまりの可愛さに、こいつの唇にむしゃぶりついてしまったのだ。
 朝倉も突然の事で驚きを隠さない。だが、俺は止まらなかった。そのまま大人のキスとやら
をやり始めた。朝倉は最初こそ戸惑っていたが、段々トロンとした目に変わっていき、俺の舌に絡ませ
てきた。
「っぷは!!はぁ、はぁ・・・済まん」
「いえ、気にしないで下さい。私も・・・たかったですから」
 ん?今何て言ったんだ朝倉。
「な、何でもありません」
 顔に更に赤みが増したな。まぁいいさ。言いたくないなら言わなきゃいいんだからな。さて、そろそろ入れるぞ。
「・・・はい・・・」
 俺は朝倉を四つんばいにさせ、一気に挿入した。おお、まだまだきついな。
「ああ!!いい!!いいのぉ!!もっと奥まできてぇ!!」
 よしよし、ポルチオ開発するぐらいの勢いでついてやるぜ!!おれは両手を朝倉の胸に移動させて揉みこみながらとにかく突きまくった。
「うぁああ!!はげし、激しすぎるぅ!!はぁ、はぁ、はぁ!!」
 良い具合に悶えてるな。その顔見たいからお前、俺の上になれ。
「は、はいぃ!解りましたぁ!!んくぁあ!!」
 そして体位は変わり、俺が下になり、朝倉は俺の上となった。そうして一回一回の腰の振りが俺と朝倉に快感を与えていき、遂に俺は我慢の限界を迎えようとしていた。
「あ、朝倉!!もう、限界だ」
「わ、私も、も、もうイキますぅ!!」
「そ、そうか。っく、あ、朝倉ぁ!!お前の中に出すぞ。良いな!?」
「は、はい、お、お願いし、っんくうぁあ!!ます・・・!!あ、後、私の我儘を、うくぅ!!・・・聞いてもらっても、
うぁあん!!・・・よろしいでしょうか!?ふあああぁああん!」
「っあ!!何だ、言ってみろ!!」
「名前を呼ぶときに、うぁん!!はぁ、はぁ、・・・涼子って呼んで下さいぃ!!」
「わ、解った」
「あ、ありがとう、ふぁあん!!はぁ、はぁ、ございますぅ!!」
 あ、もうもたねぇ・・・。
「っく!!りょ、涼子ぉ!!」
 そう叫んで、再び、俺は朝倉の中に夥しい量の俺の欲望を吐き出したのだった


 ぐったりとした朝倉を俺のベッドの上に横たわらせた。顔がどことなく満足
げなのは俺としても頑張った甲斐がある。あ、そうだ。
「なぁ朝倉」
「何でしょうか?」
「お前、どうしてあんな事を頼んだんだ?」
「・・・もしかして迷惑だったでしょうか・・・?」
 うごっ、頼む。そんな泣きそうな目で見ないでくれ。いいか?お前の頼んだ事
は迷惑でも何でもない。もしもそんな事言う野郎がいたら直ちに俺がそいつを谷から
突き落としてやる。ただ俺は、どうしてあんな事を頼んだのか聞きたいんだよ。
「・・・キョン様に名前を呼んで欲しかったから・・・です」
「そ、そう、か」
 沈黙する俺たち。く、何か気まずいな。何か話題を出せ・・・話題・・・話題・・・そうだ、あれだ。
「なぁ、どうしてお前、わざわざ長門に見つかるように俺を殺そうとしたんだ?」
「そ、それは・・・」
 何だ?言いたくないのか。
「・・・言っても、もう、遅いですから・・・」
 何だよ、ご主人様の言う事が聞けないってのか?
「そ、そんな事は!!」
 ・・・じゃあ、言えよ。
「・・・殺したくなかったんです。」
 どうして?お前は情報統合思念体とやらの末端に過ぎないんだろ?俺を殺
さなかったら消されちまうかもしれない。だったら何の迷いもなく、俺みたいな
何でもない男なんか簡単に殺せる筈じゃないか。
「・・・そ、そんな!!キョン様を私が殺せる筈がないじゃないですか!!」
why?どうしてだよ?


 「だって、だって、私、キョン様の事が・・・好きだったんですもの」
 ・・・ちょ、ちょっと待て。お前、今、何て言った・・・?俺が好きだと!?・・・おい、目をそらすな
ちゃんとこっちを見ろ。・・・何てこった・・・。
「最初は観察対象だった。それ以上のものはないと考えていたのに、それなのに・・・キョン様を見る度にエラーが
が発生し始めたの。それは後で有機生命体の概念で言う恋であると解った。だから上層部からキョン様の殺害命令が
出されたときは自分でもどうすれば良いのか解らなくなった。だから、だから・・・」
 解った。もういい、もう話すな。後のことは大体予想が付く。そもそもお前が本気を出したらあんな無駄話を
する訳がないからな。長門が来るまでの時間稼ぎでもしてたんだろう?
 朝倉の頬に、一筋の水滴が流れた。くそ、俺はどうしてやればいい?今更鬼畜キャラから脱却するつもりは
俺にはないぜ。とはいえ、俺にだって良心ってものがある。鬼だって泣くだろう?じゃあ、俺だってその一握りの
良心をこいつに見せてやろうじゃないか。
「朝倉」
「は、はい?んん!!?」
 俺は朝倉の唇を奪った。窒息してしまうのではないかと思われるぐらい、俺と朝倉はその深い深いキスを
し続けたのである。
「ぷはぁっ・・・はぁ、はぁ・・・」
「朝倉」
「はぁ、はぁ、何で・・・はぁ、はぁ、しょうか」
「今日から、お前は俺の一生涯の奴隷であると共に、嫁であることを決定
する。反論は認めない。良いな?」
「ほ、本当、ですか?」
「ああ。俺に一生尽くすと誓え。解ったか?『涼子』」
「・・・はい・・・」
 その時の朝倉の顔ほど、俺が眩しく思えたものはなかった。そうして俺は涼子のその魅力に負け、
涼子の体に覆いかぶさったのである。



   くっくっく、涼子は俺だけのものさ。誰にもわたさねぇからな。Byキョン


              ~Fin~
最終更新:2012年12月29日 06:39