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市の成り立ち - (2007/03/27 (火) 20:59:51) のソース

*市の成り立ち
古来より、縦横無尽に走っている[[水路]]から<[[魑魅魍魎]]の類>あらゆる物が招かれていた。 
<江戸時代初期>、その地を治めていた<とある大名>がその地の氏神神社の神主に働きかけ、その町を護るよう守護位置にお社が設営され、今日まで結界の役割を果たしてきた。 
しかし近年、お社が古くなるのと同時に結界がほころび始め、再びあらゆる物が現れ始めた。 

明治維新後の帝都建築政策に携わった人たちが、第二の首都候補として、近代化の際に霧生ヶ谷市の都市設計に意見していた。 

**市の現在
平安の御世、時の権力者が都を横行する[[百鬼夜行]]に業を煮やし、[[風水]]に基づく適切な土地に、怪異を一掃するための掃き溜めとして、霧生ヶ谷を選び、あらゆる不思議を呼び込む装置として呪的な[[水路]]を建設した。 

その[[水路]]はあらゆる不思議を呼び込むため、[[陽霊子と陰霊子]]の双方が集中し、互いを打ち消しあって均衡が保たれ、[[水路]]は不思議を呼びこむと同時に、[[陰陽>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E9%99%BD]]のバランスを取る装置しての機能をいかんなく果たしている。 

予想だにしない結果ではあったが、霧生ヶ谷市は[[水路]]の広がるのどかな田園、明治維新の近代化、戦後復興を得て、いわゆるベッドタウンとしての役割を担うようになった。 

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**あやふやな伝承
[[仙人]]の末裔(と言い張る人々?)が霧生ヶ谷市の由緒正しい名家として残っていそうです。 

<とある大名(仮)>と神主のところと……後は、密やかに伝承を受け継ぐ一族とかがいれば、何となく話が広がりそうな気がします。 

歴史的な流れとしては、 

古→[[仙人]]やってきて蛇神だか<[[魑魅魍魎]]の類の(仮)>を封じる。 

<江戸時代初期(仮)>→[[仙人]]の封印がほころびはじめ、[[仙人]]の末裔の長一族(仮)の大名を中心に再度の封印がなされる 

現在→<江戸時代初期(仮)>の封印の中心をなした[[仙人]]の末裔たちの力は先祖に比べて弱かったため(あるいは明治維新後の帝都建築政策に携わった人たちが市に力を呼び込むために封印の要の何かを必要ないと壊したためでもいいかも)、再び封印がほころびはじめる。 


あやふやな伝承が数パターン存在している方が話は書きやすいかも。作中で霧生ヶ谷市歴史論争を巻き起こすとかも出来そうですし。 

「この不思議は明治の役人どもが余計なことをしたからだ!」「いや、[[仙人]]の残した封印が失われつつあるからに決まっているからだろう?!」みたいな。
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