シェアワールド@霧生ヶ谷市企画部考案課

序章

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  序章 @ 作者 : 望月 霞

 不思議な世界に、厄介ごとが起こっている。
妖怪級の物の怪が行方不明になる事態が発生していて、しかも、存在そのものが消えてしまっているのである。
1匹や2匹ではなく、すでに10数匹の行方がつかめずにいたため、加具那は孫たちを調査に行かせた。
しかし、彼らや加具那の力を持ってしても謎が解けないでいたが、ある妖怪のおかげで手がかりが見つかった。それは、人間の仕業である可能性が出てきたのであった。
人間や人間世界に直接手を下すわけにもいかず策をかんがえていたところ、楓の存在に思い当たる。彼女が持つ霊力の強さなら、訓練すれば怨鬼や怨霊にも対抗できるのではないか、と考えたからだ。
霊力がまったく通用しない相手でも、楓の弟、雪祥なら抵抗できる。理由は、どういうわけか霊力をまったく持っていないからだ(普通の人間でもほんの少しぐらいは持っている)。
妖怪兄妹は、さっそく彼らを霧生ヶ谷に招待するために、準備を進めたのだった。


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