シェアワールド@霧生ヶ谷市企画部考案課

キリュウガヤソコヌキガエル

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和名:霧生ヶ谷底抜き蛙。
一般名称:次元蝦蟇
市での愛称:ソコヌキ

一見すると単なる蛙だが、霧生ヶ谷市の固有種。
実は、霧生ヶ谷市の歪みに引き寄せられた異次元生物。

体表から特殊な分泌液を抽出していて、ゼラチン質の肌は揺らいで見える。
マジョーラのように緑といぶし銀が混ざりったかのような表皮は偏光性。

オスは繁殖期になると、分泌液を利用して次元に穴をうがち、巣穴を作る。より大きい巣穴を作れることが偉大なオスであり、繁殖の際の大きなアピールとなる。
メスは巣穴に卵を産んだ後、外的から卵を守るために分泌液を抽出して次元穴を塞いでしまう。

彼らはところかまわず次元に穴を開けるので繁殖期になると、市内各地で紛失事件や神隠しが起こるが、それは彼らの巣穴の上にあった運の悪さであり、気の毒なことだ。

繁殖期が近くなると、不思議現象対処係の下っ端(ルーキー)は水路に潜むカエルを獲りに研究者やボランティアの人たちと水路のカエルをさらう。夏の市の風物詩である。

ちなみにメスのガマ油は次元の穴をふさぐため、底抜きされた鍋や釜を持った主婦が対処係に訪れて修理してもらう光景も。
「次元の穴をあけるガマ油」「次元の穴をふさぐガマ油」高値で売買されていると言うがさだかではない。

都市伝説のカエルバーガーに出てくるカエル肉とは、このカエルのことを指す。
水路をさらった後のカエル処分の行方が定かではなく、あながちこの噂は間違っていないのかもしれない。そうなれば企業との癒着である。優秀な市民オンブズマンや、記者の追跡が期待される。
尚、カエルバーガーとウワサされるハンバーガーは異様に美味であり、その製法の秘密を狙って各国の諜報機関を雇った巨大ファーストフード産業が暗躍中であるという噂が飛び交っている。

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