シェアワールド@霧生ヶ谷市企画部考案課

本日のターゲット:高柳元弘&鎌ヶ谷修治@冴木

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【突撃インタビューin霧生ヶ谷】

=本日のターゲット:キャラ名@作者名=

ある日のこと。私こと鎌ヶ谷修治は、お昼ご飯をつくっている途中、ドアに直接設置してあるポストに何か入ったように感じた。
見てみると、回覧板にちょっとくたびれたご様子の紙が挟まっている。

「アンケート……か。おかしな事もあるものだな」

会長は楽しそうに言った。
彼は、テレビすらないこの極貧生活における久しぶりの娯楽、とったようである。
我々は内職とバイト探しをする手を止め、しばしそのアンケートに答える事にした。

■こんにちは
タ&カ「こんにちわ」
■あなたのお名前は?
タ「僕の名前は高柳元弘。高柳グループの会長をしている」
カ「鎌ヶ谷修治です。会長の秘書をしております」
■一応性別もお願いします
タ「うーむ、君の目には僕が女の子に見えるのかい?まぁ僕のルックスのよさでは仕方が無いかもしれないがね」
カ「自意識過剰過ぎやしませんか……?」
■身長や体重、年齢、誕生日や血液型など明かせる範囲でどうぞ
タ「いきなりとはな……まぁいいか。血液型はAB型。188㎝68キロ、誕生日は6月6日。35歳だ」
カ「私は175㎝、60キロ。血液型はAで、誕生日は3月15日の34歳です」
■霧生ヶ谷にはどれくらい住んでいますか?
 住人でない方はどれくらいの頻度で訪問しますか?
タ「まだ二週間ほどだな。高柳グループ関連の会社もここには全く無いから、旅行以外ではくることも無かった」
カ「支社でもつくる手立てでもしましょうか」
■宜しければ住んでいる区、よく遊びに行く場所など
カ「貧乏暇無し。遊ぶところなどありません。履歴書を買うお金も惜しいくらいです」
タ「ちなみに中央区に住んでいる。一番安いアパートにな」
■住み心地・居心地はどうでしょう?
カ「私は大学時代はこのくらいの生活でしたから、まぁ耐えられますが……」
タ「エアコンくらい入れてくれないか?湿気も多いから僕には黴臭くて。本当なら今すぐ出て行きたいくらいだよ」
■行きつけ、オススメの店があれば是非
タ「そういえば前、ゲコカッパなんとかという店があったぞ。やはりどの町にも一つは得体の知れない店があるものだ」
■面白・オススメグッズはありますか?
カ「この町では、モロモロというドジョウがとても安く手に入りますし、それで長く食卓をつなげるので助かっていますね」
タ「そろそろ肉が食べたいところだがな。この町独自のハンバーガー屋とやらがあるようだし、今度食べに行かないか?」
■霧生ヶ谷でやりたいこと、やっておきたいことはありますか?
タ「もちろん、あのにっくき佐野製麺所をわが社に吸収してやることだ」
カ「さすがは会長。この状況でも野望は失ってはいませんね!」
タ「当たり前だ。メンツがたたんからな」
■さて、ここでお茶でも一杯
タ「紅茶はないのか?ダージリンがいいんだが」
カ「ウチには午○の紅茶すらありませんよ」
■では、霧生ヶ谷の特徴の1つとされる「不思議」についてお尋ねします
タ「不思議か」
カ「不思議ですか」
■あなたは「不思議」を経験したことがありますか?
 ある方は昔ですか、今もですか?
タ「うどんが降ってきたのはなんだったんだろうな」
カ「佐野製麺所の陰謀でしょうか」
■ある方はその中からいくつか、簡単に教えてください
タ「そうそう、先日女の子二人と誰だか知らないヤツが戦っていたような……気がする」
カ「早く仕事探してくださいよ。わけの分からない言い訳は無しで」
■経験してみたい「不思議」はありますか? どんなものですか?
タ「うーん、そうだな。…………」
カ「……無理に答える必要は無いでしょう。私は増えるチョコレートですかね。甘いものは好物なんですよ」
■反対にこれだけは経験したくないという「不思議」は?
タ「杉山さん」
カ「ご近所の人も会ったらしいですからね。襲われたくはありませんね」
■なるほど。ちなみにうどんとそば、どちらが好きですか?
タ&カ「うどんにきまっている(でしょう)」
■それではモロモロに何か一言お願いします
カ「食費が浮いてとても助かっています。おかげで料理のバリエーションが増えましたよ」
タ「だがさすがに飽きてきたかな……」
■そろそろ時間のようです。最後に、あなたなりに霧生ヶ谷をアピールしてみてください
タ「ま、東京よりはのどかでいいところなんじゃないかな?こんなとこにすんでなけりゃあね」
カ「カタがついたらバカンスにでも行ってきたらどうです?」
■ありがとうございました
タ「セレブでゴージャスな時間だったな」
カ「それは甚だ疑問ですが」
■それではマイクを友達・知り合いの方に渡してあげてください。
 予備はたくさんあるので何人でも大丈夫ですよ

「さてと」

私は回覧板を隣の部屋に渡すと、再び昼ごはんの続きにかかった。
今日はモロモロの身をほぐしてご飯にまぜたものだ。
あの回覧板はどうなるのだろう。
そんな事をおもいつつ、私は茶碗にご飯をよそっていた。

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