シェアワールド@霧生ヶ谷市企画部考案課

本日のターゲット:アレクセイ&ヨハネス@フィアシャーン

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匿名ユーザー

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=本日のターゲット:アレクセイ&ヨハネス@フィアシャーン=

「こんなものが見つかったんだ」
アレクセイはどこかから小瓶を取り出すと、ヨハネスに見せた。
「なんですか、これ」
「まあ、開けてみたまえよ」
 そう言われてヨハネスは、おっかなびっくり小瓶のコルクの栓を開けた。

■こんにちは

 ア:こんにちは。
 ヨ:ええと、どなたですか?

■あなたのお名前は?

 ア:アレクセイです。
 ヨ:ヨハネスです。

■一応性別もお願いします

 ア:男性格ですが何か?
 ヨ:男です。

■身長や体重、年齢、誕生日や血液型など明かせる範囲でどうぞ

 ア:たいていは周囲の人の平均にあわせますから、まあそのくらいだと思っていてください。年齢は秘密です。誕生日と血液型? さあ。
 ヨ:正確に測ったことはないんですが、兄弟や同輩の中ではそれほど体は大きくなかったです。だから修道院に入ったんですよ。もし大きかったら? うーん、ドイツ騎士団に入って東方で植民活動していたかもしれませんね。

■霧生ヶ谷にはどれくらい住んでいますか?
 住人でない方はどれくらいの頻度で訪問しますか?

 ア:気が向いたらふらりと来る程度ですかね。別に多忙な人間でもないですから、ちょくちょく遊びには来ますよ。
 ヨ:僕もそれくらいです。まあ、一緒に行動していますから当たり前ですけど。

■宜しければ住んでいる区、よく遊びに行く場所など

 ア:うーむ、特定の所によく行くわけではないので、具体的な場所を上げることはできませんが、怪しげなところ、霊的にいわくありげなところが好きです。まあ、そういう場所の見た目は暗くてうら寂しい、不愉快なものなんですが。
 ヨ:そういう趣味はどうかと思いますよ。

■住み心地・居心地はどうでしょう?

 ア:悪くないですね。

■行きつけ、オススメの店があれば是非

 ア:霧生ヶ谷にきて日が浅いですから、まだそういうところはありません。紹介してくださるとありがたいのですが、あなたはどこかお知りになられますか?
 ヨ:誰に向かって言ってるんですか? っていうか「あなた」って誰ですか?

■面白・オススメグッズはありますか?

 ア:甘いものが好きなので、「霧の月」などはよく食べます。おすすめですよ。
 ヨ:最近この街で目にする、「モログルミ」とか「モロ戦隊」って何なんでしょうか。僕には分からない存在です……。

■霧生ヶ谷でやりたいこと、やっておきたいことはありますか?

 ア:この街に眠っている、霊力を持った品物を見てみたいですね。あとは、商売ですか。いい物を安くご提供しますよ。どうですか?
 ヨ:まあそういうことらしいですよ。

■さて、ここでお茶でも一杯

 ア:ありがとうございます。
 ヨ:どうもすみません。飲ませていただきます。

■では、霧生ヶ谷の特徴の1つとされる「不思議」についてお尋ねします

 ア:私にとって「不思議」なことなど何一つありませんよ。
 ヨ:僕はそれに遭遇しすぎて大変なんですが……。

■あなたは「不思議」を経験したことがありますか?
 ある方は昔ですか、今もですか?

 ア:上記に同じで、ありませんよ。
 ヨ:僕の隣の存在が「不思議」そのものです。

■ある方はその中からいくつか、簡単に教えてください

 ヨ:で、結局あなたの正体は何なんですか?
 ア:さあね。

■経験してみたい「不思議」はありますか? どんなものですか?

 ア:この世に二つとない宝を発見してみたいですね。
 ヨ:故郷に帰りたいです。そういうことって出来ないんでしょうかね。

■反対にこれだけは経験したくないという「不思議」は?

 ア:かの異形の神々ともろに遭遇するのは、さしもの私も避けたいものですね。まあそういう機会はめったに無いんでしょうが。
 ヨ:とりあえず命を落とすような危険のあるものにはかかわりたくないです。

■なるほど。ちなみにうどんとそば、どちらが好きですか?

 ア:うどんです。
 ヨ:(なぜ即答できるんだろう?)

■それではモロモロに何か一言お願いします

 ア:産めよ殖やせよ地に満てよ。
 ヨ:モロモロってどうやって殖えているんでしょう?

■そろそろ時間のようです。最後に、あなたなりに霧生ヶ谷をアピールしてみてください

 ア:面白いところですよ。一度は訪れて損はないと思います。
 ヨ:不思議な人がたくさんいる街です。

■ありがとうございました

 ア:こちらこそ。
 ヨ:で、あなたは誰なんです?

■それではマイクを友達・知り合いの方に渡してあげてください。
 予備はたくさんあるので何人でも大丈夫ですよ

 ア:ではこれを私の召喚した星の精にたくさん持たせて、市内の水路のあちこちに流すとするか。
 ヨ:そんなことしたら大惨事が起きますって! 街の人々の血を吸ったらわれわれが逮捕、いや退治されてしまいますって。ここから一つ流せばいいじゃないですか。
 ア:こういうアンケートはたくさん回してこそのものだよ。星の精は私の言うことを聞くし、血を吸ってないときは人間の目に見えないから小瓶だけしか普通の人には見えないんだ。
 ヨ:そういう問題じゃなくて、そんな存在を操ること自体がNGなんですよ。
 ア:困ったなあ。しかし他に目に見えないものというと、「盲目のもの」や空鬼、ロイガーになるな……。あ、別に私の飼っている擬似ショゴスに不可視の魔術をかけてもいいのか。
 ヨ:それはもっと危険ですよ! 不可視ったって、誰かに見破られたら終わりですよ? もっといい案はないんですか。
 ア:仕方ない。じゃあこの小瓶をいくつかバイアクヘーに持たせて、空から水路に向けて落とすか。

 それからしばらくすると、蝙蝠の翼を持ったものが霧生ヶ谷の上空高くに昇って、雲の陰から小瓶を落とすのがかすかに見えた。ヨハネスはそれを眺めながら、小瓶ってあんなところから落としても壊れないんだろうか、とぼんやり考えていた。

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