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たからばこセッティング - (2020/07/15 (水) 01:27:16) のソース

&bgcolor(lightgreen){&bold(){&u(){基本的には、[[ファーストトライパーツセット>https://www.tamiya.com/japan/search_result.html?q=%83t%83%40%81%5B%83X%83g%83g%83%89%83C%83p%81%5B%83c%83Z%83b%83g]]を使えばこれとほぼ同じことが出来ます。現在はこちらがおすすめです。↓}}}
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ローラーセッティングの基本形は、90年代までの技術の集大成とも言えるいわゆる「たからばこセッティング」である。
(たからばことは模型店の名前で、以下のHPで紹介されています。)

たからばこセッティング
http://www.takarabako.jp/home3/event/246bako/bakosettingu/settingu.htm

そのセッティング方法は以下の通り。

・ローラーはフロントとリアに取り付ける。
・ローラーの幅は前後ともFRP等を使い規定いっぱいの105mm近くまで広げる。
・フロントローラーは左右に1つずつ取り付け、上下方向の位置はどちらもシャフトの少し上。
・リアローラーは左右に2つずつ上下に取り付け、下段はシャフトより下でなるべく低め、上段はシャフトより上。
・ローラーを取り付けてマシンを横向きに置いた時、ローラーだけで直立するようにする。

簡単に言えばマシンを横から見たときにフロントを頂点とする(二等辺)三角形になるようにローラーを取りつけるということ。
幅を広げるのはコース上でのマシンのブレをできるだけ小さくする為で、特にフロントの幅は105mmギリギリまで広げるのが望ましい。
また、高さについては上記のだいたいの位置を守った上で各自で調整すること。

横にして直立する必要があるのはコーナーで安定かつ高速で走行するためである。
ミニ四駆がコーナーを走る時、速度によるが壁に対しておおよそ4G前後の力がかかっている。
これは簡単に言えばローラーで車体を支えているのではなく、むしろ壁に接するローラーで「壁を」走っている状態である。
壁走りの貴公子こと鷹羽リョウもビックリであろう。
すると、前に1つ・後ろに2つの車輪をもつ三輪車で壁を走行するこのセッティングは非常に理にかなっているといえる。

初級者・上級者を問わず、またどのような状況に対しても基本的にはこのセッティングが採用される。

2018年から特別ルールが採用され、ローラーの個数制限が撤廃された。
しかし現在でもたからばこセッティングをベースとして、ローラーを追加するかどうか((フロントのポール先端をローラーにするかどうか、等))を考えたり等の調整を施す事がほとんどであり、たからばこセッティングの完成度の高さがよくわかる。
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