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VS」(2023/09/27 (水) 22:05:15) の最新版変更点

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*&ruby(ブイエス){VS} &ruby(シャーシ){chassis} [基本データ] ・全長(キット素組み):145mm ・全幅(同上):90mm ・ホイールべース:80mm ・地上高:5mm&co(){(1.7mm)} ・[[使用ドライブシャフト>車軸(ドライブシャフト) ]]:60mm ・[[対応ギヤ比>ギヤ]]:5:1、4.2:1、4:1、3.5:1、3.7:1 (※) ・[[使用カウンターギヤシャフト>カウンターギヤシャフト]]:ツバつき ・[[ターミナル>ターミナル(金具)]]:X型(SXからの流用) ・重量(シャーシ骨格のみ他未装着):?g ・重量(ボディ、ボディキャッチ、電池を除いたノーマルの全重量):57g #amazon(B0162EU7LE) ※ 詳しくは[[ミニ四駆グレードアップパーツマッチングリスト(ギヤ比) >http://www.tamiya.com/japan/cms/serviceregulation/1873-regulationgear.html]]を参照 2次ブーム期シャフトドライブシャーシ最終型と思われがちだが、後に[[TZ-X>SUPER TZ-X]]が登場している為、実際は2次ブーム時において最後から2番目のシャーシ。 ちなみに、VSの意味は V→ヴィクトリー S→スプリント と言う事らしい(ミニ四ファイターV 8巻より) 長らく本シャーシに勝るバランスの片軸シャーシが現れず長期間様々なレースで活躍していたが、2020年に[[VZシャーシ>VZ]]の登場により第一線を降りることに、、、とはならず、基本性能の高さゆえ、まだまだ現役で活躍している。 S1シャーシと同トレッド・ホイールベースで旋回性能が高く、重心もS1より僅かながら低いコンパクトな仕様。 駆動効率はZERO、S1と同じ[[ピンククラウン>クラウンギヤ ]]+[[1.4mmぺラシャ>プロペラシャフト]]で、しかも各所の精度がトップクラスという事で折り紙つき。 [[カウンターギヤ]](正確には[[カウンターギヤシャフト]])をモーターマウントではなくシャーシ本体に固定するTYPE-2方式を再び採用。 これにより駆動系の精度を向上させるのに一役買っている。 ただし、その分モーター交換の際いちいちカウンターギヤを外さねばならず、S1などと比べてメンテナンスが面倒になっている。これは原型となったTYPE-2型ギヤケースも同様の欠点を有している。 ちなみに、ギヤは大抵は4:1以上のものが付属するが、プロトエンペラー(VSシャーシ)とアバンテRSムラサキスペシャルのみ4.2:1(赤色のカウンターギヤ)、ミニ四駆 オオカミ等の動物シリーズは5:1(青色のカウンターギヤ)が付属する。 無着手でもかなり速い上、改造による伸び代も大きく初心者から上級者まで「VSで組めば間違いない」という、シャフトドライブシャーシ中最高クラスの高い基本性能を持っていた。 フロント・リヤバンパー共にネジ穴がこれ以前のシャーシより多くなっていて、汎用性が高くセッティングの幅も広い。 いくつかある弱点は、ZERO、S1からコンセプトのみならず全体的な強度・剛性不足まで受け継いでしまっていること。 まずフロントバンパー。SXのバンパーを進化させた様なゴツい見た目とは裏腹に、強度・剛性が意外と低いのでFRP等でよく補強しておく事。 登場当時は、立体的構造で高剛性・SX譲りの強度と謳われていたが、実際はそれほどではない。 ([[スーパーXシャーシ・FRPマルチ補強プレートセットやFRP強化マウントプレート>FRPプレート類]]などをネジで四点固定してやれば充分実用レベルに) 次に、シャーシ本体部分のねじれ剛性もあまり高くない。 ただし、ここはダブルデルタ翼のような大型のサイドガードが強度を確保していて、おかげで通常はあまり気にするほどでもない。 なので「使わないし軽くなるから」といって無闇にサイドガードを切ってしまうと一気にねじれ剛性が低下、その為コーナーやアップダウンでの衝撃でシャーシが捩れ、その所為で駆動ロスが発生し、むしろ遅くなってしまう。 井桁など、何らかの補強・強化を行わない限りサイドガードは残しておいた方が良いだろう。 これらの剛性不足をフォローするため、VSシャーシEvo.1ではVSシャーシ用のGFRP製アンダープレートが付属する。 また、カウンターギヤを支持する穴も壊れやすいので取り外しなどには注意しよう。 これはSXシャーシにも言える事だが、VSはこの部分の肉厚が薄い上、カウンターギヤを[[モーター]]より先に外さなければならず(特に超速ギヤの場合)モーターピニオンに引っかかり外しにくいため注意したほうがいい(SXはモーターだけを先に外せる) カウンターギヤを外すときのコツとして、モーターをカウンターギヤとは反対方向に押し込みながら外すと上手くいく。 その他にモーター・ギヤカバーの抑え込みが悪く、異音がする個体がある(特にとある型番)。 そういう場合は(カウンター)ギヤカバー上部のモーターを押さえる所に紙やスポンジを張ると良い。 また駆動トルクが上がるとスタート直後にギヤカバーが外れることがある。 爪の部分(返しの裏側:→レ)にスポンジをつけるなどの工夫をすると解決されるので、頻繁に外れるようであればやると良い。 3次ブームを前後してGPAシリーズやスピンバイパー、マンタレイJr.(VSシャーシ)やRSシリーズなど旧車種のシャーシ変えシリーズで採用数を伸ばし、さらに現在でもバンキッシュクリヤーSPやドラゴンプレミアム系などで新規に採用され続けているため、VZ登場の2020年以前のキットでは一番採用数が多いシャーシ。 それらや上記のキットなどの再販や断続的な生産も定期的に行われており、VZ登場でどれくらい置き換えられるかどうか不明だが、しばらくは入手困難ということにはならないだろう。 上記の通りキットでの採用数が伸び、さらにGUPでのカラバリ展開も多かったためか、金型が痛んでいるらしくダークグリーン、ホワイト強化、イエロー強化でカウンターギヤケースのつめを引っ掛ける穴(前方側 右サイドガードの付け根)がバリで埋まっているという固体が報告されている。 VSシャーシには白、青、紫、黄、白、赤等々、カラーシャーシが他のシャフトドライブシャーシ以上に存在する。 さらに一部のカラーには強化タイプも存在する。 限定品ではあるが、公式大会では個数限定で売られていることがあるので、参加した際は販売コーナーをこまめに調べてみるといい。 2012年は蛍光カラー4種に加え、ポリカABS製のホワイト&レッドシャーシ・グラスファイバー入りのイエローシャーシ・レッドシャーシ採用のバンキッシュRSが再版され、さらにポリカABSホワイトシャーシ採用のバンキッシュクリヤースペシャルが発売された。 以下カラーバリエーションについて軽く。 | カラー|素材|解説| |ダークグリーン|ABS|最初に発売された色。&br()二次ブーム時に発売された車種では一番採用され、エアロシリーズは一部の特別版(ブレイジングMAX PBSやブリッツァーBSなど)を除いて大抵これ。| |ブラック|~|ブレイジングMAXプリズムブルースペシャル(長いよ・・・以下PBS)で初採用された色。&br()また、VSのマイティシリーズは2種ともこれである。&br()更に、マンタレイJr.(VSシャーシ)やスピンバイパーなど旧車種のシャーシ変えシリーズも、大抵この色になっている。&br()エアロシリーズ特別タイプ(ブレイジングMAX PBSやブリッツァーBSなど)ではギヤケースがスモークバージョンになっている。&br()また、スーパーセイバーオープントップではギヤケースとリヤステーがイエローになっている。| |~|ポリカABS|原始皇帝(プロトエンペラー)(VSシャーシ)とスピンバイパー パールブルースペシャル(VSシャーシ)に採用。&br()ギヤケースもブラックだが、他の強化タイプと同じく此処は強化素材か不明。| |ホワイト|不明|元は限定GUPだが、デザートゴーレムGPA等GPA系のキットでは標準装備されていた(実は既に廃版)。&br()シャーシの色変えバリエーションでは定番の色。&br()また、2009年のニューイヤーミーティング(大阪大会)でもお楽しみ抽選会でギヤケースのみ蛍光グリーンのものが出ていた。| |~|ポリカABS|スーパーアバンテ(VSシャーシ)ホワイトSPで採用され、後にシャーシのみ限定GUPで発売される。&br()此方は若干色が異なる(但しギヤケースの色は変わっていない事から此処は素材の変更が行われていない可能性あり)。&br()精度も高く、しかも頑丈で寿命が長いため、「VS版炭SX」の様な感じで重宝されている。何故かこの白強化だけリヤステーが付属しない。&br()限定品で現在では希少になっている。&br()2010年7月17日、スーパーアバンテ(VSシャーシ)ホワイトSP再販。&br()2012年、バンキッシュクリヤースペシャルにもポリカABS製が同梱される。&br()こちらはシャーシ本体だけでなく、リヤステーも珍しいポリカABSになっている。ギヤケースはABSのライトブルー。&br()更に2012年にもGUP版がレッド強化と共に再販。&br()またグラスファイバー配合の白も抽選会で配布された事がある。此方はギヤカバーは生産されなかった模様。そのため抽選会では、蛍光イエローのギヤカバーが付属し配布された。| |レッド|不明|元は「ペンションりんごじゃむ」限定のGUPとして発売されたもの。通称「りんごVS」。&br()その名の通り、りんごのように明るく鮮やかな赤になっている。オークションでは1万円は軽く越えるぐらいの非常に希少な品である。&br()りんごVSは、シャーシ各部分の摩擦抵抗がVSシャーシ中・・・・の枠を飛び越え、全シャーシの中でもトップクラスで低いと言われる。| |~|ABS|↑の理由でか2011年7月発売のバンキッシュRSにも採用。人気が有った為か2012年8月に早々と再販。| |~|ポリカABS|ホワイトと同じく後に限定GUPで発売される(但しギヤケースの色が本体部分と若干違う事から此処は通常素材の可能性あり)。&br()ホワイト同様、りんごじゃむの物とは若干色が異なり、より暗い赤になっている([[赤ステー>リアステー]]の色に近い、と云えば判り易いか)。&br()此方もやはり、強化ホワイトと同じく「VS版炭SX」の様な感じで重宝されている。最近は某オークションでプレミア化してきている。2010年7月3日再販。更に2012年にもホワイト強化と共に再販。| |ブルー|不明|限定GUPで、オレンジ・パープルと同時発売。72mmハードシャフトとシャフトに合わせたスペーサーがセット。ちなみに、シャフトの精度は別に市販されているGUPの物より向上している。&br()スペーサーも、ローラー用のものによく似ているが若干長さが短く、真ん中全周に渡って筋が1本入った専用のもの(後にビスセットD(40mmステンレスビス)などで採用されている)。| |オレンジ|不明|限定GUP。ブルー・パープルと同時発売。&br()Xシャーシ用カーボン入り大径ホイールがセット。&br()ホイールに人気があった事もあり、1番早く市場から消えた。| |パープル|ABS|限定GUP。ブルー・オレンジと同時発売。&br()Xシャーシ用ゴールドターミナルがセット。&br()ゴールドターミナルのためか、若しくはそのケバイ色の所為か、はたまたその両方か、1番不人気であり長い間店頭に踏止まっていた。&br()後にアバンテRSムラサキスペシャルにも採用。| |イエロー|グラスファイバーABS|限定GUP。&br()[[他のグラスファイバー入りパーツの欠点がある程度解消されていて>各素材について]]、割れ難くなっている(以前のS1やTZのグラスファイバーシャーシよりは若干割れにくくなっている模様)。&br()プロペラシャフトの滑りも非常に良く、トップスピードはかなりの物。&br()しかしグラスファイバー入りである為、寿命がVSシャーシの中で一番短い。一発勝負では高い戦闘力を発揮するシャーシ。&br()出荷が限られた為か、オレンジ同様(それ以上に?)早々と市場から消えたが、ワンダーフェスティバル2010冬にて僅かに販売された模様。2012年8月、再販。&br()なんだか2012年8月はVSシャーシカラーバリエーションの再販祭りである。同年全体を見回してもVSバリエーションの新発売や再販が多い。&br()そのうち強化ホワイトと強化レッドの再販もあるかも(強化ホワイトはバンキッシュクリヤーSPに付属したが・・・)?そして本当に来たw| |~|ABS|クレーンゲームの景品。&br()アバンテイフリート4種類のうち2種類に付属。速いともっぱらの噂| |蛍光グリーン|グラスファイバーABS|2008年のニューイヤーミーティングの静岡で販売された福袋のみ入っていた。&br()グラスファイバー配合なのでペラシャのすべりは良いがとにかく割れる。&br()また、現行商品に比べて若干重く感じる。&br()上記の通り、2009年のニューイヤーミーティング(大阪大会)でもお楽しみ抽選会でギヤケースのみ蛍光グリーンのものが出ていた(シャーシ本体はホワイト)。| |~|ABS|2011年10月より限定GUPとして蛍光オレンジとセットで販売されたが、此方は通常のABS仕様となっている。&br()人気が有った為か、2012年8月に蛍光オレンジと共に早々と再販される。| |蛍光イエロー|グラスファイバーABS|2008年のニューイヤーミーティングの静岡で販売された福袋のみ入っていた。&br()グラスファイバー配合なのでペラシャの滑りは良いが兎に角割れる。現行商品に比べて若干重く感じる。&br()また2011年9月より限定GUPとして蛍光ピンクとセットで発売。人気があった為か2012年8月には再販となる。&br()また抽選会ではギアケースのみ蛍光イエローの物が出ていた。| |シルバー|ABS|VSシャーシEvo.1にて採用。&br()ファイヤードラゴン プレミアムでも採用されるが此方の附属品は、ほぼ同色のギヤケースのみでリヤステーは附属せず。| |蛍光オレンジ|~|2011年10月より限定GUPとして蛍光グリーンとセットで販売。&br()ペラ受けの滑りが非常に良いといわれ、入手困難な黄色VS(グラスファイバー仕様)の代替品として期待が高まっている。&br()人気が有った為か2012年8月に蛍光グリーンと共に早々と再販された。| |蛍光ピンク|~|2011年9月より限定GUPとして蛍光イエローとセットで販売。&br()「サンダーショットMk.Ⅱ 桃井はるこSP」の素材と同一。ノーマルモーターで少し慣らして「アタリ」を出してやる事で、かなりのトップスピードを発揮するらしい。しかし変色による強度低下で手で少し力を入れただけで簡単に折れると言う致命的な弱点も。&br()人気が有った為か、2012年8月に蛍光イエローと共に早々と再販された。| |ダークメタリックグレー|~|スラッシュリーパー付属品の色で、黒に限り無く近いグレー。注視するとラメが確認できる。&br()ギヤケース・リヤステーもほぼ同色。展示用には最適だが、ギアケース部分のみスモークパーツに差替えると視覚的に更に良い。| |ライトガンメタル|~|スーパードラゴン プレミアム付属品の色。&br()ギヤケースもほぼ同色で、リヤステーが付属しない。| |ダークブルー|~| サンダードラゴン プレミアム付属品の色で、以下同文。| |グレー|~|セイントドラゴン プレミアム付属品の色で、以下同文。| |キャメルイエロー|~|マンタレイ イエロースペシャル(アバンテ紫スペシャルと対になってる?)に採用。&br()イエローより少し色が濃く、オレンジよりも赤味がない。| |スカイブルー|ABS|ミニ四駆福袋内商品の一つ。&br()2013年7月下旬よりクレーンゲームの景品、サンダーショットエクスカリバー4種類のうち2種に付属| ---- - なんか https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/sp/pages/508.html と序盤のヴィクトリースプリントが…っていう記述がまる被りしてるんですけどこれ大丈夫なんでしょうか?wikipだとgplライセンスがどーたらこーたらって言っておこられるますけど -- 名無しさん (2020-08-31 19:19:15) - ここじゃなくて編集要望記入欄に書き込んだ方が良いかも。 -- 名無しさん (2020-09-02 10:15:21) - わざとこっちにやったんだけどなぁ。まぁ記入欄行ってきまーす -- 名無しさん (2020-09-02 16:31:06) #comment()
*&ruby(ブイエス){VS} &ruby(シャーシ){chassis} [基本データ] ・全長(キット素組み):145mm ・全幅(同上):90mm ・ホイールべース:80mm ・地上高:5mm&co(){(1.7mm)} ・[[使用ドライブシャフト>車軸(ドライブシャフト) ]]:60mm ・[[対応ギヤ比>ギヤ]]:5:1、4.2:1、4:1、3.5:1、3.7:1 (※) ・[[使用カウンターギヤシャフト>カウンターギヤシャフト]]:ツバつき ・[[ターミナル>ターミナル(金具)]]:X型(SXからの流用) ・重量(シャーシ骨格のみ他未装着):?g ・重量(ボディ、ボディキャッチ、電池を除いたノーマルの全重量):57g #amazon(B0162EU7LE) ※ 詳しくは[[ミニ四駆グレードアップパーツマッチングリスト(ギヤ比) >http://www.tamiya.com/japan/cms/serviceregulation/1873-regulationgear.html]]を参照 2次ブーム期シャフトドライブシャーシ最終型と思われがちだが、後に[[TZ-X>SUPER TZ-X]]が登場している為、実際は2次ブーム時において最後から2番目のシャーシ。 ちなみに、VSの意味は V→ヴィクトリー S→スプリント と言う事らしい(ミニ四ファイターV 8巻より) 長らく本シャーシに勝るバランスの片軸シャーシが現れず長期間様々なレースで活躍していたが、2020年に[[VZシャーシ>VZ]]の登場により第一線を降りることに、、、とはならず、基本性能の高さゆえ、まだまだ現役で活躍している。 S1シャーシと同トレッド・ホイールベースで旋回性能が高く、重心もS1より僅かながら低いコンパクトな仕様。 駆動効率はZERO、S1と同じ[[ピンククラウン>クラウンギヤ ]]+[[1.4mmぺラシャ>プロペラシャフト]]で、しかも各所の精度がトップクラスという事で折り紙つき。 [[カウンターギヤ]](正確には[[カウンターギヤシャフト]])をモーターマウントではなくシャーシ本体に固定するTYPE-2方式を再び採用。 これにより駆動系の精度を向上させるのに一役買っている。 ただし、その分モーター交換の際いちいちカウンターギヤを外さねばならず、S1などと比べてメンテナンスが面倒になっている。これは原型となったTYPE-2型ギヤケースも同様の欠点を有している。 ちなみに、ギヤは大抵は4:1以上のものが付属するが、プロトエンペラー(VSシャーシ)とアバンテRSムラサキスペシャルのみ4.2:1(赤色のカウンターギヤ)、ミニ四駆 オオカミ等の動物シリーズは5:1(青色のカウンターギヤ)が付属する。 無着手でもかなり速い上、改造による伸び代も大きく初心者から上級者まで「VSで組めば間違いない」という、シャフトドライブシャーシ中最高クラスの高い基本性能を持っていた。 フロント・リヤバンパー共にネジ穴がこれ以前のシャーシより多くなっていて、汎用性が高くセッティングの幅も広い。 いくつかある弱点は、ZERO、S1からコンセプトのみならず全体的な強度・剛性不足まで受け継いでしまっていること。 まずフロントバンパー。SXのバンパーを進化させた様なゴツい見た目とは裏腹に、強度・剛性が意外と低いのでFRP等でよく補強しておく事。 登場当時は、立体的構造で高剛性・SX譲りの強度と謳われていたが、実際はそれほどではない。 ([[スーパーXシャーシ・FRPマルチ補強プレートセットやFRP強化マウントプレート>FRPプレート類]]などをネジで四点固定してやれば充分実用レベルに) 次に、シャーシ本体部分のねじれ剛性もあまり高くない。 ただし、ここはダブルデルタ翼のような大型のサイドガードが強度を確保していて、おかげで通常はあまり気にするほどでもない。 なので「使わないし軽くなるから」といって無闇にサイドガードを切ってしまうと一気にねじれ剛性が低下、その為コーナーやアップダウンでの衝撃でシャーシが捩れ、その所為で駆動ロスが発生し、むしろ遅くなってしまう。 井桁など、何らかの補強・強化を行わない限りサイドガードは残しておいた方が良いだろう。 これらの剛性不足をフォローするため、VSシャーシEvo.1ではVSシャーシ用のGFRP製アンダープレートが付属する。 また、カウンターギヤを支持する穴も壊れやすいので取り外しなどには注意しよう。 これはSXシャーシにも言える事だが、VSはこの部分の肉厚が薄い上、カウンターギヤを[[モーター]]より先に外さなければならず(特に超速ギヤの場合)モーターピニオンに引っかかり外しにくいため注意したほうがいい(SXはモーターだけを先に外せる) カウンターギヤを外すときのコツとして、モーターをカウンターギヤとは反対方向に押し込みながら外すと上手くいく。 その他にモーター・ギヤカバーの抑え込みが悪く、異音がする個体がある(特にとある型番)。 そういう場合は(カウンター)ギヤカバー上部のモーターを押さえる所に紙やスポンジを張ると良い。 また駆動トルクが上がるとスタート直後にギヤカバーが外れることがある。 爪の部分(返しの裏側:→レ)にスポンジをつけるなどの工夫をすると解決されるので、頻繁に外れるようであればやると良い。 3次ブームを前後してGPAシリーズやスピンバイパー、マンタレイJr.(VSシャーシ)やRSシリーズなど旧車種のシャーシ変えシリーズで採用数を伸ばし、さらに現在でもバンキッシュクリヤーSPやドラゴンプレミアム系などで新規に採用され続けているため、VZ登場の2020年以前のキットでは一番採用数が多いシャーシ。 それらや上記のキットなどの再販や断続的な生産も定期的に行われており、VZ登場でどれくらい置き換えられるかどうか不明だが、しばらくは入手困難ということにはならないだろう。 上記の通りキットでの採用数が伸び、さらにGUPでのカラバリ展開も多かったためか、金型が痛んでいるらしくダークグリーン、ホワイト強化、イエロー強化でカウンターギヤケースのつめを引っ掛ける穴(前方側 右サイドガードの付け根)がバリで埋まっているという固体が報告されている。 VSシャーシには白、青、紫、黄、白、赤等々、カラーシャーシが他のシャフトドライブシャーシ以上に存在する。 さらに一部のカラーには強化タイプも存在する。 限定品ではあるが、公式大会では個数限定で売られていることがあるので、参加した際は販売コーナーをこまめに調べてみるといい。 2012年は蛍光カラー4種に加え、ポリカABS製のホワイト&レッドシャーシ・グラスファイバー入りのイエローシャーシ・レッドシャーシ採用のバンキッシュRSが再版され、さらにポリカABSホワイトシャーシ採用のバンキッシュクリヤースペシャルが発売された。 以下カラーバリエーションについて軽く。 | カラー|素材|解説| |ダークグリーン|ABS|最初に発売された色。&br()二次ブーム時に発売された車種では一番採用され、エアロシリーズは一部の特別版(ブレイジングMAX PBSやブリッツァーBSなど)を除いて大抵これ。| |ブラック|~|ブレイジングMAXプリズムブルースペシャル(長いよ・・・以下PBS)で初採用された色。&br()また、VSのマイティシリーズは2種ともこれである。&br()更に、マンタレイJr.(VSシャーシ)やスピンバイパーなど旧車種のシャーシ変えシリーズも、大抵この色になっている。&br()エアロシリーズ特別タイプ(ブレイジングMAX PBSやブリッツァーBSなど)ではギヤケースがスモークバージョンになっている。&br()また、スーパーセイバーオープントップではギヤケースとリヤステーがイエローになっている。| |~|ポリカABS|原始皇帝(プロトエンペラー)(VSシャーシ)とスピンバイパー パールブルースペシャル(VSシャーシ)に採用。&br()ギヤケースもブラックだが、他の強化タイプと同じく此処は強化素材か不明。| |ホワイト|不明|元は限定GUPだが、デザートゴーレムGPA等GPA系のキットでは標準装備されていた(実は既に廃版)。&br()シャーシの色変えバリエーションでは定番の色。&br()また、2009年のニューイヤーミーティング(大阪大会)でもお楽しみ抽選会でギヤケースのみ蛍光グリーンのものが出ていた。| |~|ポリカABS|スーパーアバンテ(VSシャーシ)ホワイトSPで採用され、後にシャーシのみ限定GUPで発売される。&br()此方は若干色が異なる(但しギヤケースの色は変わっていない事から此処は素材の変更が行われていない可能性あり)。&br()精度も高く、しかも頑丈で寿命が長いため、「VS版炭SX」の様な感じで重宝されている。何故かこの白強化だけリヤステーが付属しない。&br()限定品で現在では希少になっている。&br()2010年7月17日、スーパーアバンテ(VSシャーシ)ホワイトSP再販。&br()2012年、バンキッシュクリヤースペシャルにもポリカABS製が同梱される。&br()こちらはシャーシ本体だけでなく、リヤステーも珍しいポリカABSになっている。ギヤケースはABSのライトブルー。&br()更に2012年にもGUP版がレッド強化と共に再販。&br()またグラスファイバー配合の白も抽選会で配布された事がある。此方はギヤカバーは生産されなかった模様。そのため抽選会では、蛍光イエローのギヤカバーが付属し配布された。| |レッド|不明|元は「ペンションりんごじゃむ」限定のGUPとして発売されたもの。通称「りんごVS」。&br()その名の通り、りんごのように明るく鮮やかな赤になっている。オークションでは1万円は軽く越えるぐらいの非常に希少な品である。&br()りんごVSは、シャーシ各部分の摩擦抵抗がVSシャーシ中・・・・の枠を飛び越え、全シャーシの中でもトップクラスで低いと言われる。| |~|ABS|↑の理由でか2011年7月発売のバンキッシュRSにも採用。人気が有った為か2012年8月に早々と再販。| |~|ポリカABS|ホワイトと同じく後に限定GUPで発売される(但しギヤケースの色が本体部分と若干違う事から此処は通常素材の可能性あり)。&br()ホワイト同様、りんごじゃむの物とは若干色が異なり、より暗い赤になっている([[赤ステー>リアステー]]の色に近い、と云えば判り易いか)。&br()此方もやはり、強化ホワイトと同じく「VS版炭SX」の様な感じで重宝されている。最近は某オークションでプレミア化してきている。2010年7月3日再販。更に2012年にもホワイト強化と共に再販。| |ブルー|不明|限定GUPで、オレンジ・パープルと同時発売。72mmハードシャフトとシャフトに合わせたスペーサーがセット。ちなみに、シャフトの精度は別に市販されているGUPの物より向上している。&br()スペーサーも、ローラー用のものによく似ているが若干長さが短く、真ん中全周に渡って筋が1本入った専用のもの(後にビスセットD(40mmステンレスビス)などで採用されている)。| |オレンジ|不明|限定GUP。ブルー・パープルと同時発売。&br()Xシャーシ用カーボン入り大径ホイールがセット。&br()ホイールに人気があった事もあり、1番早く市場から消えた。| |~|ABS|コンカラーRSに採用。| |パープル|ABS|限定GUP。ブルー・オレンジと同時発売。&br()Xシャーシ用ゴールドターミナルがセット。&br()ゴールドターミナルのためか、若しくはそのケバイ色の所為か、はたまたその両方か、1番不人気であり長い間店頭に踏止まっていた。&br()後にアバンテRSムラサキスペシャルにも採用。| |イエロー|グラスファイバーABS|限定GUP。&br()[[他のグラスファイバー入りパーツの欠点がある程度解消されていて>各素材について]]、割れ難くなっている(以前のS1やTZのグラスファイバーシャーシよりは若干割れにくくなっている模様)。&br()プロペラシャフトの滑りも非常に良く、トップスピードはかなりの物。&br()しかしグラスファイバー入りである為、寿命がVSシャーシの中で一番短い。一発勝負では高い戦闘力を発揮するシャーシ。&br()出荷が限られた為か、オレンジ同様(それ以上に?)早々と市場から消えたが、ワンダーフェスティバル2010冬にて僅かに販売された模様。2012年8月、再販。&br()なんだか2012年8月はVSシャーシカラーバリエーションの再販祭りである。同年全体を見回してもVSバリエーションの新発売や再販が多い。&br()そのうち強化ホワイトと強化レッドの再販もあるかも(強化ホワイトはバンキッシュクリヤーSPに付属したが・・・)?そして本当に来たw| |~|ABS|クレーンゲームの景品。&br()アバンテイフリート4種類のうち2種類に付属。速いともっぱらの噂| |蛍光グリーン|グラスファイバーABS|2008年のニューイヤーミーティングの静岡で販売された福袋のみ入っていた。&br()グラスファイバー配合なのでペラシャのすべりは良いがとにかく割れる。&br()また、現行商品に比べて若干重く感じる。&br()上記の通り、2009年のニューイヤーミーティング(大阪大会)でもお楽しみ抽選会でギヤケースのみ蛍光グリーンのものが出ていた(シャーシ本体はホワイト)。| |~|ABS|2011年10月より限定GUPとして蛍光オレンジとセットで販売されたが、此方は通常のABS仕様となっている。&br()人気が有った為か、2012年8月に蛍光オレンジと共に早々と再販される。| |蛍光イエロー|グラスファイバーABS|2008年のニューイヤーミーティングの静岡で販売された福袋のみ入っていた。&br()グラスファイバー配合なのでペラシャの滑りは良いが兎に角割れる。現行商品に比べて若干重く感じる。&br()また2011年9月より限定GUPとして蛍光ピンクとセットで発売。人気があった為か2012年8月には再販となる。&br()また抽選会ではギアケースのみ蛍光イエローの物が出ていた。| |シルバー|ABS|VSシャーシEvo.1にて採用。&br()ファイヤードラゴン プレミアムでも採用されるが此方の附属品は、ほぼ同色のギヤケースのみでリヤステーは附属せず。| |蛍光オレンジ|~|2011年10月より限定GUPとして蛍光グリーンとセットで販売。&br()ペラ受けの滑りが非常に良いといわれ、入手困難な黄色VS(グラスファイバー仕様)の代替品として期待が高まっている。&br()人気が有った為か2012年8月に蛍光グリーンと共に早々と再販された。| |蛍光ピンク|~|2011年9月より限定GUPとして蛍光イエローとセットで販売。&br()「サンダーショットMk.Ⅱ 桃井はるこSP」の素材と同一。ノーマルモーターで少し慣らして「アタリ」を出してやる事で、かなりのトップスピードを発揮するらしい。しかし変色による強度低下で手で少し力を入れただけで簡単に折れると言う致命的な弱点も。&br()人気が有った為か、2012年8月に蛍光イエローと共に早々と再販された。| |ダークメタリックグレー|~|スラッシュリーパー付属品の色で、黒に限り無く近いグレー。注視するとラメが確認できる。&br()ギヤケース・リヤステーもほぼ同色。展示用には最適だが、ギアケース部分のみスモークパーツに差替えると視覚的に更に良い。| |ライトガンメタル|~|スーパードラゴン プレミアム付属品の色。&br()ギヤケースもほぼ同色で、リヤステーが付属しない。| |ダークブルー|~| サンダードラゴン プレミアム付属品の色で、以下同文。| |グレー|~|セイントドラゴン プレミアム付属品の色で、以下同文。| |キャメルイエロー|~|マンタレイ イエロースペシャル(アバンテ紫スペシャルと対になってる?)に採用。&br()イエローより少し色が濃く、オレンジよりも赤味がない。| |スカイブルー|ABS|ミニ四駆福袋内商品の一つ。&br()2013年7月下旬よりクレーンゲームの景品、サンダーショットエクスカリバー4種類のうち2種に付属| |ピンク|ABS|ミニ四駆コアラ パステルスペシャルに採用。 ギヤケース、リヤステーはホワイト。| |ライトグリーン|ABS|ネオVQS ポリカボディスペシャルに採用。 ギヤケース、リヤステーもほぼ同じ色。| ---- - なんか https://w.atwiki.jp/mini4vipwiki/sp/pages/508.html と序盤のヴィクトリースプリントが…っていう記述がまる被りしてるんですけどこれ大丈夫なんでしょうか?wikipだとgplライセンスがどーたらこーたらって言っておこられるますけど -- 名無しさん (2020-08-31 19:19:15) - ここじゃなくて編集要望記入欄に書き込んだ方が良いかも。 -- 名無しさん (2020-09-02 10:15:21) - わざとこっちにやったんだけどなぁ。まぁ記入欄行ってきまーす -- 名無しさん (2020-09-02 16:31:06) #comment()

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