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ベアリングローラーは通常のプラローラーと違い、種類によって多種多様の特性、能力を持つ。 ただ「ベアリングだから」とつけているだけでは速くなるどころか、まともに完走すら出来なくなることだってある。 それぞれの能力をしっかり覚え、見極めよう。 尚、ベアリングとは本来軸受け全般を指すが、ここで説明するのは「ボールベアリング(玉軸受け)」のみとする。 *外周部の形状や材質による違い ベアリングローラーの要素で、最もラップタイムに影響する要素。 ・&bold(){エッジの鋭いローラー} <該当するローラーの例> ・9mmボールベアリング ・850ベアリング ・730ベアリング(限定) ・10mmボールベアリング(限定) ・11mmアルミベアリングローラー パッシングタイプ(裏向きに取り付けた場合) ・軽量2段アルミローラーセット(13-12mm) 等。 ローラーのカド(エッジ)が鋭いローラーは、フェンスに食いつきマシンを抑え込む力がある。 そのため高速でコーナーやレーンチェンジに侵入してもコースアウトを防いでくれる頼もしいローラー。 S字レーンチェンジ攻略の際にも役立つ。 ただしコースに食いつくということは、ボールベアリングといえど少なからず抵抗が生じる。 6個全て噛むローラーにすると重たい走りになってしまう点には注意しよう。 ・&bold(){エッジの鋭くないローラー} <該当するローラーの例> ・11mmボールベアリング ・13㎜ボールベアリング ・830ベアリング ・2段アルミローラー各種 ・11mmアルミベアリングローラー パッシングタイプ(順向きに取り付けた場合) ・19mmオールアルミベアリングローラー ・13mmオールアルミベアリングローラー エッジが鋭くないため、鋭いローラーとは逆にフェンスにはあまり食いつかず走行する。 安定しづらい反面抵抗も少ないので、エッジの鋭いローラー以上に高速でコースを走ることができる。 逆に言うとふんばりがないのでS字レーンチェンジ攻略などには向かないローラー。 レーンチェンジがバーニングブリッジタイプ(バンクカーブタイプ)のコースの場合、このタイプのローラーで攻めてみると良いかもしれない。 2段アルミローラーは、それほどエッジが鋭くないものの、上下逆、つまり直径の大きい方を上にして設置すると食いつきが強くなる。 ・&bold(){ゴムリング付きアルミベアリングローラー} <該当するローラーの例> ・19mmアルミベアリングローラー各種 ・17mmアルミベアリングローラー 等 ゴムリング特有の食いつきの強さとボールベアリングの回転の良さ、両方を併せ持ったローラー。アルミなので軽量。 ローラー径が大きい物が多いのも特徴。スピードアップと安定化両方を得られるため、コースアウトに悩む初心者にはお勧め。 しかしボールベアリング搭載とはいえゴムリングはゴムリング。 他の部分でコースアウトを防げる腕を持つ中級者以上のレーサーは、最高速に達せないことを嫌ってあまり使用しない。 アルミ+スポーク入り故の脆さがあるのも注意点。(ただし、ディッシュタイプは穴の無いただの円盤型なので従来の物よりも強度が高い。) ちなみに、19mmローラーは3本スポークタイプより5本スポークタイプの方が強度は高い。これは、ただ単にスポーク数の問題だけではなく加工方法による違いもあるためである。 5本スポークタイプはシャーリング(打ち抜き)加工で作っているため加工硬化で幾分硬さが上がっているが、ワイヤー放電加工で作っている3本スポークではそれがほとんどないのである。 ちなみに、ゴムリングが標準の黒含めて5色ある(黒以外はGUP)。 他の色は現在生産停止中、というより2次ブーム時で生産が終了しているが、あちこちの店に残っているので探せば入手できる。 ・&bold(){プラリング付きアルミベアリングローラー} <該当するローラー> ・19mmプラリング付アルミベアリングローラー各種 ・17mmプラリング付アルミベアリングローラー プラリングとボールベアリングによりローラー中トップクラスの抵抗の少なさ。 ローラー径が大きいことも加わり、高速で走りぬけることができる。 が、アルミ+スポーク入りゆえ強度が低く、自身のスピードも手伝い一回クラッシュしただけでダメになってしまうことも。 またクラッシュせずとも衝撃には弱いため、ウェーブなど小刻みに振られるコースには向いていない。 よって、フロントよりリヤに二段でつけるのがお勧め(リアはコーナーでの滑りが速度面で重要なため、滑るプラリンが重要が高い) 上記のゴムリングタイプと同じく、19mmタイプは加工方法などの問題で3本スポークより5本スポークの方が強度が高い。 ・&bold(){ハイブリッドタイプ} <該当するローラー> ・ゴムリング付 2段アルミローラーセット(13-12mm) 13-12mmの2段アルミローラーの上段部がゴムリング付きになっているタイプ。 下段の13mm部分は通常のエッジのゆるいタイプのアルミローラーなので、通常は抵抗が少ない状態で走行できる。 車体が傾いたときのみ、従来の支えるだけの2段ローラーと違い強い減速効果がある。 また、逆釣りにした際も従来より高い制御効果が期待できる。 *外径(直径)による違い 現在では、FRPプレートなどと組み合わせてローラーの幅を規定値の105mm近くまで広げるセッティングが主流で、そのようにしたい場合サイズによってバンパー上のセッティングを変化させる必要がある。 あわせて[[FRP&アルミプレート各種]]の項も読んでおくとわかりやすい。 なお、5mmと6mmはそのままローラーとして用いることはない。 ・&bold(){8mmサイズ} <該当するローラー> ・830ボールベアリング ・850ボールベアリング ワイドプレートとの相性はあまり良くない(一応、取り付け方次第ではかなり広げられる)が性能が高く、AOパーツで販売されているため手に入りやすいこともありよく使われる。 特にFRPプレートをネジ止めではなく接着して使う井桁では人気(自分で位置決めするため)。 ・&bold(){9mmサイズ} <該当するローラー> ・9mm(950)ボールベアリング ・2段アルミローラー(9-8mm)(下段) ワイドプレートとの相性が非常によく(そもそもワイド化の改造はこのローラーを使った作例が始まり)性能も高い。 通常ラインナップで手に入りやすいこともあり、初心者からヘビーユーザーまで広く使われる。 ・&bold(){11mmサイズ} <該当するローラー> ・11mm(1150)ボールベアリング ・11mmアルミベアリングローラー パッシングタイプ もともとラジ四駆の展開に合わせてミニ四駆に導入されたサイズのため、中途半端でワイドプレートとの相性はあまり良くなかったが、ARシャーシ登場以降は11mmに対応したワイドプレートが増えている。 ラジ四駆のバンパーに取り付ければラジ四駆規定の幅まで広げられる。 9mmよりも分厚く重いこともあり、あまり使っているユーザーもおらず、9mmや13mmが売り切れている横でぽつんと残っていることも多い。 ダンガン用の11mmアルミベアリングローラーは取り付ける向き(裏表)によって食いつきが変わるという特性がある。 また、表側はネジ頭が引っ込むようになっている。 ちなみに、1150ベアリングはラジ四駆用として発売される前に「ミニ四駆ローラー用ボールベアリングセット(中)」という名称で限定販売されたことがある。 ・&bold(){13mmサイズ} <該当するローラー> ・ローラー用13mmボールベアリング ・ローラー用13mmボールベアリングⅡ ・軽量13mmオールアルミベアリングローラー ・2段アルミローラー(13-12mm)各種(下段) ・軽量2段アルミローラー(13-12mm)各種(下段) ・13mmオールアルミベアリングローラー ・13mmオールアルミベアリングローラー (テーパータイプ) ワイドプレートとの相性が非常にいい(こちらもワイドプレート発売の前にワイド化の改造作例があったため) 現在入手が容易なのは「ローラー用13mmボールベアリングⅡ」と「13mmオールアルミベアリングローラー」、次点で「2段アルミローラー(13-12mm)」と言える。 13mmベアリングはボールベアリングを直接ローラーとして利用しているパーツとしては最も直径が大きいため、公式用セッティングのフロントによく使われる。 過去販売されていた旧13mmボールベアリングは生産時期によって厚みが2種類(透明シールと黒シール)あるが、黒シールは透明シールタイプに比べて1ミリほど分厚くなっているため、回転性能も劣る上に重たい。 そのため、[[二重ベアリングや玉減らし>ボールベアリングの改造]]をやってようやく使えるような状態。 旧13mmボールベアリングを買う際には、透明シールタイプをおすすめする。 ・&bold(){17mmサイズ} <該当するローラー> ・17mmアルミベアリングローラー ・17mmプラリング付アルミベアリングローラー サイズが中途半場でFRPプレートとの相性が悪い事が多いが、一部17mm向けの穴があるプレートも存在するので、装着位置の調整等で使える場合もある。 ・&bold(){19mmサイズ} <該当するローラー> ・19mmアルミベアリングローラー ・19mmプラリング付アルミベアリングローラー ・19mmオールアルミベアリングローラー ・19mmオールアルミベアリングローラー(テーパータイプ) ・19mmアルミベアリングローラー(6本スポーク) ・軽量19mmオールアルミベアリングローラー リアに関しては、FRP強化マウントプレートやFRPマルチ補強プレート、SX用FRPプレートなど現在主流のFRPプレートとの相性がよく、特別な改造なしでそのまま取り付けるだけでかなり規定値に近づく。 フロントは、AR以降の主要シャーシのステー固定穴と競合するため、バンパーレスなどの改造車での採用が多い。 プラリング付の物は若干サイズが大きい(ノギスで測ってみたところ19.20~19.25mm)、摩耗によって経が少しずつ小さくなる。 *内径による違い 内側の穴のサイズによって、固定方法や利用方法が変わってくる。 ・&bold(){3mmサイズ} <該当するローラー> ・830ボールベアリング アルミベアリングローラーなどに付属のスペーサーを使うのが一番速く、確実。 ・&bold(){5mmサイズ} <該当するローラー> ・850ボールベアリング ・9mmボールベアリング ・11mmボールベアリング・ ・ローラー用13mmボールベアリング ・ローラー用13mmボールベアリングⅡ 850ボールベアリング以外は専用のスペーサーが付属しているので、それを使えば特に問題ない。 520ベアリングを中心に入れる2重ベアリング化も可能だが、11mmのみベアリングの厚みがちがうため、隙間を埋めるための調整部品などが必要。 なお、520ボールベアリングが打ち込まれているオールアルミベアリングローラーは、付属品等を使う方が固定も回転性もバランスを崩すことなく取り付けできるので余計なことしない方が良いことも。 ---- - 読みづらかった部分の修正、今ではまず入手出来ない超限定品の記述の削除等 -- 名無しさん (2018-06-06 02:11:55) - 17mmは対応した穴あるステーだと19mmよりローラーベース狭められる事ができるのはありがたい。プラリング使う時は重宝するけど耐久性は不安 -- 名無しさん (2022-09-19 23:29:41) #comment
ベアリングローラーは通常のプラローラーと違い、種類によって多種多様の特性、能力を持つ。 ただ「ベアリングだから」とつけているだけでは速くなるどころか、まともに完走すら出来なくなることだってある。 それぞれの能力をしっかり覚え、見極めよう。 尚、ベアリングとは本来軸受け全般を指すが、ここで説明するのは「ボールベアリング(玉軸受け)」のみとする。 *外周部の形状や材質による違い ベアリングローラーの要素で、最もラップタイムに影響する要素。 ・&bold(){エッジの鋭いローラー} <該当するローラーの例> ・9mmボールベアリング ・850ベアリング ・730ベアリング(限定) ・10mmボールベアリング(限定) ・11mmアルミベアリングローラー パッシングタイプ(裏向きに取り付けた場合) ・軽量2段アルミローラーセット(13-12mm) 等。 ローラーのカド(エッジ)が鋭いローラーは、フェンスに食いつきマシンを抑え込む力がある。 そのため高速でコーナーやレーンチェンジに侵入してもコースアウトを防いでくれる頼もしいローラー。 S字レーンチェンジ攻略の際にも役立つ。 ただしコースに食いつくということは、ボールベアリングといえど少なからず抵抗が生じる。 6個全て噛むローラーにすると重たい走りになってしまう点には注意しよう。 ・&bold(){エッジの鋭くないローラー} <該当するローラーの例> ・11mmボールベアリング ・13㎜ボールベアリング ・830ベアリング ・2段アルミローラー各種 ・11mmアルミベアリングローラー パッシングタイプ(順向きに取り付けた場合) ・19mmオールアルミベアリングローラー ・13mmオールアルミベアリングローラー エッジが鋭くないため、鋭いローラーとは逆にフェンスにはあまり食いつかず走行する。 安定しづらい反面抵抗も少ないので、エッジの鋭いローラー以上に高速でコースを走ることができる。 逆に言うとふんばりがないのでS字レーンチェンジ攻略などには向かないローラー。 レーンチェンジがバーニングブリッジタイプ(バンクカーブタイプ)のコースの場合、このタイプのローラーで攻めてみると良いかもしれない。 2段アルミローラーは、それほどエッジが鋭くないものの、上下逆、つまり直径の大きい方を上にして設置すると食いつきが強くなる。 ・&bold(){ゴムリング付きアルミベアリングローラー} <該当するローラーの例> ・19mmアルミベアリングローラー各種 ・17mmアルミベアリングローラー 等 ゴムリング特有の食いつきの強さとボールベアリングの回転の良さ、両方を併せ持ったローラー。アルミなので軽量。 ローラー径が大きい物が多いのも特徴。スピードアップと安定化両方を得られるため、コースアウトに悩む初心者にはお勧め。 しかしボールベアリング搭載とはいえゴムリングはゴムリング。 他の部分でコースアウトを防げる腕を持つ中級者以上のレーサーは、最高速に達せないことを嫌ってあまり使用しない。 アルミ+スポーク入り故の脆さがあるのも注意点。(ただし、ディッシュタイプは穴の無いただの円盤型なので従来の物よりも強度が高い。) ちなみに、19mmローラーは3本スポークタイプより5本スポークタイプの方が強度は高い。これは、ただ単にスポーク数の問題だけではなく加工方法による違いもあるためである。 5本スポークタイプはシャーリング(打ち抜き)加工で作っているため加工硬化で幾分硬さが上がっているが、ワイヤー放電加工で作っている3本スポークではそれがほとんどないのである。 ちなみに、ゴムリングが標準の黒含めて5色ある(黒以外はGUP)。 他の色は現在生産停止中、というより2次ブーム時で生産が終了しているが、あちこちの店に残っているので探せば入手できる。 ・&bold(){プラリング付きアルミベアリングローラー} <該当するローラー> ・19mmプラリング付アルミベアリングローラー各種 ・17mmプラリング付アルミベアリングローラー プラリングとボールベアリングによりローラー中トップクラスの抵抗の少なさ。 ローラー径が大きいことも加わり、高速で走りぬけることができる。 が、アルミ+スポーク入りゆえ強度が低く、自身のスピードも手伝い一回クラッシュしただけでダメになってしまうことも。 またクラッシュせずとも衝撃には弱いため、ウェーブなど小刻みに振られるコースには向いていない。 よって、フロントよりリヤに二段でつけるのがお勧め(リアはコーナーでの滑りが速度面で重要なため、滑るプラリンが重要が高い) 上記のゴムリングタイプと同じく、19mmタイプは加工方法などの問題で3本スポークより5本スポークの方が強度が高い。 ・&bold(){ハイブリッドタイプ} <該当するローラー> ・ゴムリング付 2段アルミローラーセット(13-12mm) 13-12mmの2段アルミローラーの上段部がゴムリング付きになっているタイプ。 下段の13mm部分は通常のエッジのゆるいタイプのアルミローラーなので、通常は抵抗が少ない状態で走行できる。 車体が傾いたときのみ、従来の支えるだけの2段ローラーと違い強い減速効果がある。 また、逆釣りにした際も従来より高い制御効果が期待できる。 *外径(直径)による違い 現在では、FRPプレートなどと組み合わせてローラーの幅を規定値の105mm近くまで広げるセッティングが主流で、そのようにしたい場合サイズによってバンパー上のセッティングを変化させる必要がある。 あわせて[[FRP&アルミプレート各種]]の項も読んでおくとわかりやすい。 なお、5mmと6mmはそのままローラーとして用いることはない。 ・&bold(){8mmサイズ} <該当するローラー> ・830ボールベアリング ・850ボールベアリング ワイドプレートとの相性はあまり良くない(一応、取り付け方次第ではかなり広げられる)が性能が高く、AOパーツで販売されているため手に入りやすいこともありよく使われる。 特にFRPプレートをネジ止めではなく接着して使う井桁では人気(自分で位置決めするため)。 ・&bold(){9mmサイズ} <該当するローラー> ・9mm(950)ボールベアリング ・2段アルミローラー(9-8mm)(下段) ワイドプレートとの相性が非常によく(そもそもワイド化の改造はこのローラーを使った作例が始まり)性能も高い。 通常ラインナップで手に入りやすいこともあり、初心者からヘビーユーザーまで広く使われる。 ・&bold(){11mmサイズ} <該当するローラー> ・11mm(1150)ボールベアリング ・11mmアルミベアリングローラー パッシングタイプ もともとラジ四駆の展開に合わせてミニ四駆に導入されたサイズのため、中途半端でワイドプレートとの相性はあまり良くなかったが、ARシャーシ登場以降は11mmに対応したワイドプレートが増えている。 ラジ四駆のバンパーに取り付ければラジ四駆規定の幅まで広げられる。 9mmよりも分厚く重いこともあり、あまり使っているユーザーもおらず、9mmや13mmが売り切れている横でぽつんと残っていることも多い。 ダンガン用の11mmアルミベアリングローラーは取り付ける向き(裏表)によって食いつきが変わるという特性がある。 また、表側はネジ頭が引っ込むようになっている。 ちなみに、1150ベアリングはラジ四駆用として発売される前に「ミニ四駆ローラー用ボールベアリングセット(中)」という名称で限定販売されたことがある。 ・&bold(){13mmサイズ} <該当するローラー> ・ローラー用13mmボールベアリング ・ローラー用13mmボールベアリングⅡ ・軽量13mmオールアルミベアリングローラー ・2段アルミローラー(13-12mm)各種(下段) ・軽量2段アルミローラー(13-12mm)各種(下段) ・13mmオールアルミベアリングローラー ・13mmオールアルミベアリングローラー (テーパータイプ) ワイドプレートとの相性が非常にいい(こちらもワイドプレート発売の前にワイド化の改造作例があったため) 現在入手が容易なのは「ローラー用13mmボールベアリングⅡ」と「13mmオールアルミベアリングローラー」、次点で「2段アルミローラー(13-12mm)」と言える。 13mmベアリングはボールベアリングを直接ローラーとして利用しているパーツとしては最も直径が大きいため、公式用セッティングのフロントによく使われる。 過去販売されていた旧13mmボールベアリングは生産時期によって厚みが2種類(透明シールと黒シール)あるが、黒シールは透明シールタイプに比べて1ミリほど分厚くなっているため、回転性能も劣る上に重たい。 そのため、[[二重ベアリングや玉減らし>ボールベアリングの改造]]をやってようやく使えるような状態。 旧13mmボールベアリングを買う際には、透明シールタイプをおすすめする。 ・&bold(){17mmサイズ} <該当するローラー> ・17mmアルミベアリングローラー ・17mmプラリング付アルミベアリングローラー サイズが中途半場でFRPプレートとの相性が悪い事が多いが、一部17mm向けの穴があるプレートも存在するので、装着位置の調整等で使える場合もある。 ・&bold(){19mmサイズ} <該当するローラー> ・19mmアルミベアリングローラー ・19mmプラリング付アルミベアリングローラー ・19mmオールアルミベアリングローラー ・19mmオールアルミベアリングローラー(テーパータイプ) ・19mmアルミベアリングローラー(6本スポーク) ・軽量19mmオールアルミベアリングローラー リアに関しては、FRP強化マウントプレートやFRPマルチ補強プレート、SX用FRPプレートなど現在主流のFRPプレートとの相性がよく、特別な改造なしでそのまま取り付けるだけでかなり規定値に近づく。 フロントは、AR以降の主要シャーシのステー固定穴と競合するため、バンパーレスなどの改造車での採用が多い。 プラリング付の物は若干サイズが大きい(ノギスで測ってみたところ19.20~19.25mm)、摩耗によって経が少しずつ小さくなる。 *内径による違い 内側の穴のサイズによって、固定方法や利用方法が変わってくる。 ・&bold(){3mmサイズ} <該当するローラー> ・830ボールベアリング アルミベアリングローラーなどに付属のスペーサーを使うのが一番速く、確実。 ・&bold(){5mmサイズ} <該当するローラー> ・850ボールベアリング ・9mmボールベアリング ・11mmボールベアリング・ ・ローラー用13mmボールベアリング ・ローラー用13mmボールベアリングⅡ 850ボールベアリング以外は専用のスペーサーが付属しているので、それを使えば特に問題ない。 520ベアリングを中心に入れる2重ベアリング化も可能だが、11mmのみベアリングの厚みがちがうため、隙間を埋めるための調整部品などが必要。 なお、520ボールベアリングが打ち込まれているオールアルミベアリングローラーは、付属品等を使う方が固定も回転性もバランスを崩すことなく取り付けできるので余計なことしない方が良いことも。 ---- - 読みづらかった部分の修正、今ではまず入手出来ない超限定品の記述の削除等 -- 名無しさん (2018-06-06 02:11:55) - 17mmは対応した穴あるステーだと19mmよりローラーベース狭められる事ができるのはありがたい。プラリング使う時は重宝するけど耐久性は不安 -- 名無しさん (2022-09-19 23:29:41) #comment

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