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ここでは車軸受けについて解説します。その他のベアリング&footnote(ベアリングとは軸受け全体を挿す)については[[ベアリングローラーの種類]]を参照してください。 #contents() *滑り軸受け ボールベアリングやローラーベアリングではない、中実(中空の逆。ムクとも)の単純な軸受けです。 全体的に、磨耗を防ぐためのグリスが必須。 **ハトメ  グリス○ 皆さんご存知キット付属のハトメ。 当然、高性能なベアリングの方が速くできますが、ノンベアルールではこれを選別したり、筒状になってる部分をカットして接触面を減らすなど、自分で加工すればちょっと速くなるらしいです。 プラリングに接着してあげれば、ブレが少なくなります。 真鍮製故に寿命は短いです。 元々軸受として作られている物じゃありませんから仕方ないですね。 **メタル軸受け グリス○ AOパーツで、620には敵わないもののなかなかの精度を持ち、さらに1セット100円という低価格。 しかし脆性材料である真ちゅう製であるため、1回のレースで壊れてしまうなど寿命はかなり短いです&footnote(軸の内側に細い凸状の輪がありシャフトとの抵抗を減らすのですが、削れるのがとても早いようです)。 #amazon(B004OI9XBQ) **フッソコート620スチールベアリング グリス○ 工具鋼と同じ硬質スチールに、フッ素コートを施した一品。 上記メタル軸受けの上位版みたいなものです(ボールベアリングではなく、滑り軸受け) 硬度と対磨耗性に優れた工具鋼を使っているので、メタル軸受けよりも寿命は長いと思われます。 精度もなかなかに高いです。 カウンターギヤに内蔵するとよく廻るとされます。 フッ素が剥がれやすいので、軸受けで使うのであればグリスは必須です。 #amazon(B07J2CR7LV) **POM(低摩擦プラ) グリス○ ARシャーシに5個、MAシャーシに4個付属しているベアリング&footnote(ARは車軸受け用が4個、カウンター軸受け用が1個。シャフトドライブシャーシのカウンターギヤは実質これがなくても問題ないため、車軸受けの予備とも取れる)。 因みにPOMとはポリオキシメチレンの頭文字です。 摩擦係数が低く、耐摩耗性に優れている事はあまりにも有名ですが、燃えやすいのが難点。 プラベアリングとしては唯一、ハトメを必要としません。 軽いうえにかなり滑りが良く、メタル軸受けやフッ素コート620よりよく回るとされます。 脱脂した新型620よりも回る(かも)。 ※車重が100g前後の軽いマシンであれば新620ボールベアリングといい勝負できるが、以降は重くなればなるほど金属製のベアリングに軍配が上がるようになる。 AOパーツで出て欲しいパーツと言われていたが2020年1月に通常のGUPとして単品発売された(15523:低摩擦プラベアリングセット) まだ詳しい検証がされていないので、寿命がどれくらいなのかは不明。 ただハトメやメタル軸受けよりはよほど長持ちすると思われます&footnote(何せ真鍮は脆性材料の一種とされ削れ易い) *玉軸受け 転がり軸受けの一種、玉を使って回転抵抗を軽減させた軸受けです。 潤滑剤は、標準状態ではグリスが使われていますが、それでは粘りがきつすぎてあまり回らないので、[[脱脂>ボールベアリングの脱脂]]をしてオイルを使ったほうがいいです。 **六角&丸穴ボールベアリング グリス× 2次ブームの頃に購入した人も多いと思いますが、精度は後述のボールベアリングに大きく劣ります。 何せ本体(外輪)は金属の薄板をプレス加工し、それをはめ込みで組み立てているため、この方法では精度は高が知れています。 しかも、この構造の所為で強度が低く、長期間の使用や強い衝撃・負荷などをかけると本体部分がポロッと分解してしまう事態になりえます。 さらに、最初から緩くて普通に組み立てているだけで分解してしまう不良品レベルの物まで報告されています。 内部構造も簡易で、本来ボールベアリングにはリテイナーという球の位置(球と球の間隔)を一定に保つための部品が内蔵されているはずなのですが、これらには入ってません。球が入ってるだけです。 球同士が擦れると、余計な抵抗が発生する(同じ方向に回転する円や球同士が擦れると、擦れる面が互いに逆方向に動いているため強い摩擦が発生する)上、最悪球同士がかみ込み、軸受け部分(内輪)がロックしてしまうという、転がり軸受けとしてはあってはならない事態に陥る危険性を秘めています。 また、シーリングが不十分(と言うかほとんど考慮されてないような・・・)なため、埃も入りやすく余計トラブルのもとになっています。 六角穴でこれらが起きると、駆動系を完全にロックしてしまうため目も当てられません。 そのため、強いて言うなら回らなくても軸受になれる丸穴の方が良いと言われています。 「ハトメの方が速い」と言う人もいたり。ハトメやメタル軸受けに比べて寿命が長いのが唯一の利点ですかね・・・ **HGベアリング グリス× ダンガンレーサー用の軸受け。2個300円なので、一台組むには2袋必要。 値段も六角と大差ないのに、外輪・内輪が削りだしで作られているため精度はこちらの方が遥かに上で、回転も非常に軽くなっています。 また、角穴や丸穴と違って削りだしのため頑丈で、さらにちゃんとリテイナーが入っていて、しかも620のように分厚くないため、ホイールの貫通無しでも使えます。 HGベアリングを選ぶ一番の理由はその薄さにある、と言ってしまっても良いかもしれません。 X系シャーシを愛用する人にとっては、垂涎モノの逸品です。 尚、ボールベアリングでは一般的な高粘度グリスは塗られていないようなので、基本的に脱脂はしなくてもいいです。 これらの理由から、もっとも手軽に使える高性能ベアリングと言えるでしょう。 コストパフォーマンスと性能を総合すれば、最優良というユーザーも少なくないです。 とは言っても現在は生産停止で入手困難。 現在では模型店などに偶然残っているか非常手段を用いない限り、まず手に入らないでしょう。 噂では「下請けのメーカーが仕様or値段を変えて、作っても後述の620と同じ値段になってしまう」だとか? 再販の呼び声が最も高い部品の一つなので、多少価格が上がったとしても是非とも再販して頂きたいものです・・・ **620ベアリング グリス× AOパーツにてカウンターギヤ向けに販売されています。 620とは、6→外径6mm・2→内径2mm・0は内側の角の数(これは円なので0)を表します。 タミヤ製のミニ四駆軸受け用ボールベアリングでは最も高性能。 AOパーツですが売ってるお店も少なくないので入手し易いです。 ただ精度が良すぎでゆとりがないので、車軸受けにする場合は真っ直ぐな[[シャフト>車軸(ドライブシャフト) ]]の選別、[[脱脂>ボールベアリングの脱脂]]をしなければ本領を発揮できません。 また、横幅が2.5mmと広く普通にホイールを取り付けると奥まで刺さらず、抜け落ちやすくなってしまいます。 マックスブレイカーTRFタイプのようなオフセットの少ないホイールを使用するか、ホイール軸を1.7~1.8mmくらいのドリルで貫通させ、72mmシャフトを使ってホイールを貫通させるといいでしょう。 2011年末~2012年初頭にかけてマイナーチェンジが行われ、厚みと外周直径(6mm)と内周直系(2mm)は変わらないものの、各部の形状が変更されていて、外見で区別できます。 外輪が薄くなったため、旧型のようにホイールとベアリングの間に挟むワッシャーを絶縁ワッシャーのような極端に小さな部品にしなくとも、部品の取り付けに使う小ワッシャーで代用できるようになっています。 反面、性能は低下したと言われ、どうも原因はゴムシールのようです。 脱脂する前(グリスが入ったまま)慣らしてから脱脂すると、回るようになる固体もあるようですが、それでも回らないモノも多く、そうなると最悪[[研磨剤慣らし>ボールベアリングの改造]]をやらなくてはならなくなります。 皮肉なことに、回転を鈍らせている原因の新型ゴムシールは、大型化した所為で外しやすくなっていて研磨剤慣らしをする場合は有利に働きます・・・ 2018年の値上げと共に再びマイチェンし、リテイナーが樹脂製になったとの報告も。樹脂を溶かす成分を含むケミカルの使用や石油由来の成分を含むライターオイルなどでの脱脂や洗浄は非推奨になったかもしれません。一方で樹脂化によって4個で0.1グラム近く軽くなったとの報告も。 #amazon(B01KDVUSDY) **520ベアリング グリス× MSシャーシのN-04、T-04の520装着用パーツ使用時にのみ装備可能。 元々はベアリングローラーやMSのカウンターギヤ、N-03・T-03のスパーの両脇に使われていたボールベアリング。 **HG 丸穴ボールベアリング グリス× 2018年12月15日(土)発売。 520の外径を大きくしたような見た目。 (便宜上旧と書く)旧丸穴のような中心部分の遊びがない。 内側の穴が620より大きい。 ガタが出やすいものの、シャフト選定の苦労から解放される、立体レースで走行中にシャフトが多少曲がってもフォローしてくれるとも言える。 厚みも旧丸穴と同じで、クリアランス問題もない。特にX/XXシャーシユーザーにとっては待望のパーツ。 脱脂後の4個の重量が約0.25グラムで、現行620より0.03(0.28g)グラム前後、それ以前の620より0.10(0.37g)グラム前後でかなり軽いとの報告も。 11mmベアリングローラー並みの固いグリスが入っており、大抵の個体はそのままではスムーズな空転は望めない。 元々の性能は十分高いので、脱脂して自分でオイルを入れる、もしくは脱脂したまま使うのが吉。 リテイナーは樹脂製との報告もあり、メンテに使う物の成分に気をつけて。 状態の良い物は開けポンの時点で脱脂などを施した現行620より優秀との評価もあり。 余談だが、今までのミニ四駆パーツでは嗅いだことのない匂いがする。おそらくグリスのせい。 片軸のギヤベアリングとしては、トルクの細いモーター用は軽いPOM、逆はガタの少なさもあり旧620がそれぞれ優秀で、わざわざ車軸受け以外にもう1セットとまでしなくても良さそうという感じ(万能選手とも器用貧乏とも言える微妙な…)、ダッシュ系のモーターならPOMより相性○、旧620にやや劣る、という塩梅。現行620とは…下の方に。 余談だが、ダンガンHGベアリングの再来を期待されていた当パーツだったが、いざ蓋を開けてみると六角が丸穴に変更されていたり(シャフトロックの可能性がなくったとも言え、悪いことでは無い)、更には値段が従来のベアリングより大幅に値上げさえれており(こっちはユーザー側にとっては悪いこと)、HGベアリングの項で述べている「下請けのメーカーが仕様or値段を変えた」と言う只の噂が、かなり説得力を持たせる結果となった。 ----
ここでは車軸受けについて解説します。その他のベアリング&footnote(ベアリングとは軸受け全体を挿す)については[[ベアリングローラーの種類]]を参照してください。 #contents() *滑り軸受け ボールベアリングやローラーベアリングではない、中実(中空の逆。ムクとも)の単純な軸受けです。 全体的に、磨耗を防ぐためのグリスが必須。 **ハトメ  グリス○ 皆さんご存知キット付属のハトメ。 当然、高性能なベアリングの方が速くできますが、ノンベアルールではこれを選別したり、筒状になってる部分をカットして接触面を減らすなど、自分で加工すればちょっと速くなる可能性がありますが、手先の器用さなどそれなりの技術が必要です。 プラリングに接着してあげれば、ブレが少なくなります。 金属としては柔らかい真ちゅう製なので寿命は短いです。 元々軸受として作られている物じゃありませんから仕方ないですね。 **メタル軸受け グリス○ AOパーツで、620には敵わないもののなかなかの精度を持ち、さらに1セット100円という低価格。 しかし真ちゅう製であるため、寿命は短いです&footnote(軸の内側に細い凸状の輪がありシャフトとの抵抗を減らすのですが、削れるのがとても早いようです)。 #amazon(B004OI9XBQ) **フッソコート620スチールベアリング グリス○ 工具鋼と同じ硬質スチールに、フッ素コートを施した一品。 上記メタル軸受けの高耐久性版のような物です(ボールベアリングではなく、滑り軸受け)。 精度もなかなかに高いです。 カウンターギヤに内蔵するとよく廻るとされます。 フッ素が剥がれやすいので、軸受けで使うのであればグリスは必須です。 #amazon(B07J2CR7LV) **POM(低摩擦プラ) グリス○ AR以降発売の片軸シャーシのキットに5個、MAシャーシのキットに4個付属しているベアリング&footnote(片軸は車軸受け用が4個、カウンター軸受け用が1個。シャフトドライブシャーシのカウンターギヤは実質これがなくても問題ないため、車軸受けの予備とも取れる)。 因みにPOMとはポリオキシメチレンの頭文字です。 摩擦係数が低く、耐摩耗性に優れている事はあまりにも有名ですが、燃えやすいのが難点。 プラベアリングとしては唯一、ハトメを必要としません。 軽いうえにかなり滑りが良く、メタル軸受けやフッ素コート620よりよく回る。 脱脂した新型620よりも回る(かも)。 ※車重が100g前後の軽いマシンであれば新620ボールベアリングといい勝負できるが、以降は重くなればなるほど金属製のベアリングに軍配が上がるようになる。 AOパーツで出て欲しいパーツと言われていたが2020年1月に通常のGUPとして単品発売された(15523:低摩擦プラベアリングセット) 寿命は運用方法にもよるが、真ちゅう製のハトメなどよりは上、スチールよりは下くらい。 *玉軸受け 転がり軸受けの一種、玉を使って回転抵抗を軽減させた軸受けです。 潤滑剤は、標準状態ではグリスが使われていますが、それでは粘りがきつすぎてあまり回らないので、[[脱脂>ボールベアリングの脱脂]]をしてオイルを使ったほうがいいです。 **六角&丸穴ボールベアリング グリス× 2次ブームの頃に購入した人も多いと思いますが、精度は後述のボールベアリングに大きく劣ります。 何せ本体(外輪)は金属の薄板をプレス加工し、それをはめ込みで組み立てているため、この方法では精度は高が知れています。 内部構造も簡易で、本来ボールベアリングにはリテイナーという球の位置(球と球の間隔)を一定に保つための部品が入ってません。球が入ってるだけです。 球同士が擦れると、余計な抵抗が発生する(同じ方向に回転する円や球同士が擦れると、擦れる面が互いに逆方向に動いているため強い摩擦が発生する)上、最悪球同士がかみ込み、軸受け部分(内輪)がロックしてしまうという、転がり軸受けとしてはあってはならない事態に陥る危険性を秘めています。 六角穴でこれらが起きると、駆動系を完全にロックしてしまうため目も当てられません。 そのため、強いて言うなら回らなくても軸受になれる丸穴の方が良いと言われています。 ハトメやメタル軸受けに比べて寿命が長くグリスアップレス化できるのが唯一の利点。 **HGベアリング グリス× ダンガンレーサー用の軸受け。2個300円なので、一台組むには2袋必要。 値段も六角と大差ないのに、外輪・内輪が削りだしで作られているため精度はこちらの方が遥かに上で、回転も非常に軽くなっています。 また、角穴や丸穴と違って削りだしのため頑丈で、さらにちゃんとリテイナーが入っていて、しかも620のように分厚くないため、ホイールの貫通無しでも使えます。 HGベアリングを選ぶ一番の理由はその薄さにある、と言ってしまっても良いかもしれません。 HG丸穴ボールベアリング登場まではX系シャーシを愛用する人にとっては、垂涎モノの逸品でした。 とは言っても現在は生産停止で入手困難で、定価ではまず手に入らないでしょうし、HG丸穴ベアリングがあればなんとかなるため、わざわざコレを探す理由もなくなりつつあります。 **620ベアリング グリス× 一部片軸シャーシ向けのGUPのセッティングギヤセットに1個入っているほか、AOパーツにてカウンターギヤ向けに販売されています。 620とは、6→外径6mm・2→内径2mm・0は内側の角の数(これは円なので0)を表します。 タミヤ製のミニ四駆軸受け用ボールベアリングでは最も高性能。 AOパーツですが売ってるお店も少なくないので入手し易いです。 ただ精度が良すぎでゆとりがないので、車軸受けにする場合は真っ直ぐな[[シャフト>車軸(ドライブシャフト) ]]の選別や、[[脱脂>ボールベアリングの脱脂]]をしなければ本領を発揮できません。 また、横幅が2.5mmと広く普通にホイールを取り付けると奥まで刺さらず、抜け落ちやすくなってしまいます。 マックスブレイカーTRFタイプのようなオフセットの少ないホイールを使用するか、ホイール軸を1.7~1.8mmくらいのドリルで貫通させ、72mmシャフトを使ってホイールを貫通させるといいでしょう。 2011年末~2012年初頭にかけてマイナーチェンジが行われ、厚みと外周直径(6mm)と内周直系(2mm)は変わらないものの、各部の形状が変更されていて、外見で区別できます。 外輪が薄くなったため、旧型のようにホイールとベアリングの間に挟むワッシャーを絶縁ワッシャーのような極端に小さな部品にしなくとも、部品の取り付けに使う小ワッシャーで代用できるようになっています。 反面、性能は低下したと言われ、どうも原因はゴムシールのようです。 脱脂する前(グリスが入ったまま)慣らしてから脱脂すると、回るようになる固体もあるようですが、それでも回らないモノも多く、そうなると最悪[[研磨剤慣らし>ボールベアリングの改造]]をやらなくてはならなくなります。 皮肉なことに、回転を鈍らせている原因の新型ゴムシールは、大型化した所為で外しやすくなっていて研磨剤慣らしをする場合は有利に働きます・・・ 2018年の値上げと共に再びマイチェンし、リテイナーが樹脂製になったとの報告もあり、この変更(リテイナーの樹脂化)によって4個で0.1グラム近く軽くなったとの報告も。 #amazon(B01KDVUSDY) **520ベアリング グリス× 車軸受けとしてはMSシャーシのN-04、T-04の520装着用パーツ使用時にのみ装備可能。 元々はベアリングローラーやMSのカウンターギヤ、N-03・T-03のスパーの両脇に使われていたボールベアリング。 **HG 丸穴ボールベアリング グリス× 2018年12月15日発売。 520の外径を大きくしたような見た目。 (便宜上旧と書く)旧丸穴のような中心部分の遊びがない。 内側の穴が620より大きい。 ガタが出やすいものの、シャフト選定の苦労から解放される、立体レースで走行中にシャフトが多少曲がってもフォローしてくれるとも言える。 厚みも旧丸穴と同じで、クリアランス問題もない。特にX/XXシャーシユーザーにとっては待望のパーツ。 脱脂後の4個の重量が約0.25グラムで、現行620より0.03(0.28g)グラム前後、それ以前の620より0.10(0.37g)グラム前後でかなり軽いとの報告も。 11mmベアリングローラー並みの固いグリスが入っており、大抵の個体はそのままではスムーズな空転は望めない。 元々の性能は十分高いので、脱脂して自分でオイルを入れる、もしくは脱脂したまま使うのが吉。 リテイナーは樹脂製。 状態の良い物は開けポンの時点で脱脂などを施した現行620より優秀との評価もあり。 片軸のギヤベアリングとしては、トルクの細いモーター用は軽いPOM、逆はガタの少なさもあり旧620がそれぞれ優秀で、わざわざ車軸受け以外にもう1セットとまでしなくても良さそうという感じ(万能選手とも器用貧乏とも言える微妙な…)、ダッシュ系のモーターならPOMより相性○、旧620にやや劣る、現行620とは当たり外れでたまにHG丸穴が上?、という塩梅。 ----

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