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*&ruby(スーパーエックス){SuperX} &ruby(シャーシ){chassis}
[基本データ]
・ホイールべース:84mm
・地上高:5.2mm
・[[使用ドライブシャフト>車軸(ドライブシャフト) ]]:72mm
・[[対応ギヤ比>ギヤ]]:3.5:1、3.7:1、4:1、4.2:1、5:1
・[[使用カウンターギヤシャフト>カウンターギヤシャフト]]:ツバつき
・[[ターミナル>ターミナル(金具)]]:X型(新規設計)
・重量(シャーシ骨格のみ他未装着):15g
#amazon(B014VZBVMA)
&bold(){特徴}
エアロミニ四駆 マックスブレイカーとシャドウブレイカーZ-3にて初登場。
以前のシャーシには見られなかった様々な試みが施されている。
フロントバンパーの強度は2次ブーム時のシャーシ中最上位であり、またシャーシサイドの捩れ剛性も非常に高い。
このため[[井桁]](バンパーを[[FRP>FRP&アルミプレート各種]]で作る方法)にする必要性がほとんどない。
[[リアステー]]はネジ2点支持になり、ステーの保持力が増した。
ただし、付属のものは強度・拡張性が低く(特に強度は致命的)、前後ローラーベースも広くなるのでGUPのものに交換したほうが無難。
駆動系はTYPE2系シャーシを改良したもので、ワイドな設計を生かして[[プロペラシャフト]]を左側に配置、コの字形に動力を伝達するという独特の構造になっている。
駆動系精度においては[[VSシャーシ>VS]]と同等か若干劣るものの、素のままでもけっこう速い。
1.4mmのプロペラシャフトを使うミニ四駆シャーシの中では当時では唯一[[オレンジクラウン>クラウンギヤ]]を使っている。
これは従来のシャーシがレイアウトの関係で、[[ピニオンギヤ>ピニオンギア]]を避けてプロペラシャフトを[[車軸(ドライブシャフト) ]]より下方に設置しなくてはならなかったのに対し、SXではピニオンギヤとは一切干渉しない正反対側にペラシャが配置されている関係から。
ワイドに設計された分、[[バッテリー>バッテリ]]や[[モーター]]の位置を低く設置され、さらに低重心となった。
ホイールベースは84mmとミニ四駆中最長で、トレッド幅も長くなっている。
そのため、2次ブーム以前のミニ四駆シャーシとしては唯一72mmドライブシャフトを標準装備し、ペラシャも専用のものが用意されている。
これは直進性と安定性において有利であるが、コーナーで大きく減速する要因となる。
その所為か、次代のVSでは真逆のコンセプトが取られている。
また、このシャーシはモーターを底部から取り外せるようになっている。ボディを外さなくていいのでモーター交換が楽。
この構造は単純に便利というだけではなく、TYPE-2式ギヤケースの欠点を解消していると言える。つまり通常のTYPE-2式に比べ、一々カウンターギヤ(カウンターギヤシャフト)を外さなくて良いので、メンテナンスの手間がかなり省ける。
更にバッテリーホルダーもヒンジを使った開閉式の大きなものに変更され、[[電池>バッテリ]]交換の際に無くす心配が大幅に減少した。
しかも、他のシャフトドライブシャーシのものと違い4点で支えるので、保持性能が最も高いといえる。
発展・改良型として[[スーパーXX>SUPER-XX]]がある。
このシャーシは特に強度面と安定性から、立体レース用の入門として後継のXXとともによく用いられる。
過去に、限定生産としてカーボン入り強化シャーシがグレードアップパーツとして販売された。
2009年7月18日に限定キットとして「マックスブレイカーCX09 ブラックスペシャル」が販売された。
他のバリエーションとして、ブラウングレー、ブラック、スモークブラック、ホワイト、レッド、蛍光オレンジ、ブルーなどのカラバリがある。
以下、カラーバリエーションについて。
・ブラウングレー
最初に発売された色。エアロミニ四駆に採用されているものは大抵これである。
・ブラック
ナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版とマイティミニ四駆シリーズ、及びマックスブレイカーTRFに採用されている。
尚、マイティシリーズに入っているギヤカバー他のランナーはエアロシリーズと同じグレー系であるが、マックスブレイカーTRFに付属しているものは、シャーシもギヤカバーも共にブラック。
ナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版はライトスモークになっていた。
2011年9月にGUPとして、ポリカ仕様のものが赤とセットで販売された。
・スモークブラック
ナックルブレイカー ブラックスペシャルにて標準装備されたほか、限定GUPとしても販売されている。
[[クリア系素材の御多分に漏れず>各素材について]]脆弱であり、実用に耐えられる感じではなさそう。
ちなみに、GUPのものはナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版と同じ、クリアカラーのギヤカバーが付属する。
・ホワイト
限定グレードアップパーツとして存在する他、マックスブレイカー、シャドウブレイカー、マックスブレイカーTRFの各クリアスペシャルに付属していた。
なお、ギヤケース類もホワイトで、シャーシ本体より純白に近い。
・カーボン強化
頑丈さや駆動効率の高さはもはや説明の必要もないだろう。
黒っぽいが、材質変更の所為か純黒ではなく、ダークグレーに近い。
限定GUPのほか、マックスブレイカーCX09にも採用されている。
(CX09のほうが色が濃い)
ギヤカバーの色が豊富で、GUPではグレー、パープル、オレンジといった片軸チューン系モーターのような色、そしてCX09に付属しているダークなメタリックグレーの全4色がある。
2010年3月にグレーのギヤケースで再販。
・レッド
2009年辺りにレースの景品としてシャーシのみ配布されていたが後の2011年9月にGUPとして、ポリカ仕様のものが黒とセットで販売された。
こちらにはギヤケースが付属する。
・蛍光オレンジ
海外の代理店企画商品。
東南アジア限定ライジングトリガーキットに付属。
シャーシ、ギヤケースとも蛍光オレンジで、フロント用ゴムリングローラーも同じ色のものが同梱される(ノーマルのブラウングレーのものも付属する)。
その他、ボディは濃い目のクリヤーブルーでホイールはホワイト、タイヤはクリヤーとなっているなど、出来うる限りのすべての部品がスペシャルカラーになっている。
・ブルー
昔抽選会にて配られた。
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*&ruby(スーパーエックス){SuperX} &ruby(シャーシ){chassis}
[基本データ]
・ホイールべース:84mm
・地上高:5.2mm
・[[使用ドライブシャフト>車軸(ドライブシャフト) ]]:72mm
・[[対応ギヤ比>ギヤ]]:3.5:1、3.7:1、4:1、4.2:1、5:1
・[[使用カウンターギヤシャフト>カウンターギヤシャフト]]:ツバつき
・[[ターミナル>ターミナル(金具)]]:X型(新規設計)
・重量(シャーシ骨格のみ他未装着):15g
#amazon(B014VZBVMA)
&bold(){特徴}
エアロミニ四駆 マックスブレイカーとシャドウブレイカーZ-3にて初登場。
以前のシャーシには見られなかった様々な試みが施されている。
フロントバンパーの強度は2次ブーム時のシャーシ中最上位であり、またシャーシサイドの捩れ剛性も非常に高い。
このため[[井桁]](バンパーを[[FRP>FRP&アルミプレート各種]]で作る方法)にする必要性がほとんどない。
[[リアステー]]はネジ2点支持になり、ステーの保持力が増した。
ただし、付属のものは強度・拡張性が低く(特に強度は致命的)、前後ローラーベースも広くなるのでGUPのものに交換したほうが無難。
駆動系はTYPE2系シャーシを改良したもので、ワイドな設計を生かして[[プロペラシャフト]]を左側に配置、コの字形に動力を伝達するという独特の構造になっている。
駆動系精度においては[[VSシャーシ>VS]]と同等か若干劣るものの、素のままでもけっこう速い。
1.4mmのプロペラシャフトを使うミニ四駆シャーシの中では当時では唯一[[オレンジクラウン>クラウンギヤ]]を使っている。
これは従来のシャーシがレイアウトの関係で、[[ピニオンギヤ>ピニオンギア]]を避けてプロペラシャフトを[[車軸(ドライブシャフト) ]]より下方に設置しなくてはならなかったのに対し、SXではピニオンギヤとは一切干渉しない正反対側にペラシャが配置されている関係から。
ワイドに設計された分、[[バッテリー>バッテリ]]や[[モーター]]の位置を低く設置され、さらに低重心となった。
ホイールベースは84mmとミニ四駆中最長で、トレッド幅も長くなっている。
そのため、2次ブーム以前のミニ四駆シャーシとしては唯一72mmドライブシャフトを標準装備し、ペラシャも専用のものが用意されている。
これは直進性と安定性において有利であるが、コーナーで大きく減速する要因となる。
その所為か、次代のVSでは真逆のコンセプトが取られている。
また、このシャーシはモーターを底部から取り外せるようになっている。ボディを外さなくていいのでモーター交換が楽。
この構造は単純に便利というだけではなく、TYPE-2式ギヤケースの欠点を解消していると言える。つまり通常のTYPE-2式に比べ、一々カウンターギヤ(カウンターギヤシャフト)を外さなくて良いので、メンテナンスの手間がかなり省ける。
更にバッテリーホルダーもヒンジを使った開閉式の大きなものに変更され、[[電池>バッテリ]]交換の際に無くす心配が大幅に減少した。
しかも、他のシャフトドライブシャーシのものと違い4点で支えるので、保持性能が最も高いといえる。
発展・改良型として[[スーパーXX>SUPER-XX]]がある。
このシャーシは特に強度面と安定性から、立体レース用の入門として後継のXXとともによく用いられる。
過去に、限定生産としてカーボン入り強化シャーシがグレードアップパーツとして販売された。
2009年7月18日に限定キットとして「マックスブレイカーCX09 ブラックスペシャル」が販売された。
他のバリエーションとして、ブラウングレー、ブラック、スモークブラック、ホワイト、レッド、蛍光オレンジ、ブルーなどのカラバリがある。
以下、カラーバリエーションについて。
・ブラウングレー
最初に発売された色。エアロミニ四駆に採用されているものは大抵これである。
・ブラック
ナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版とマイティミニ四駆シリーズ、及びマックスブレイカーTRFに採用されている。
尚、マイティシリーズに入っているギヤカバー他のランナーはエアロシリーズと同じグレー系であるが、マックスブレイカーTRFに付属しているものは、シャーシもギヤカバーも共にブラック。
ナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版はライトスモークになっていた。
2011年9月にGUPとして、ポリカ仕様のものが赤とセットで販売された。
・スモークブラック
ナックルブレイカー ブラックスペシャルにて標準装備されたほか、限定GUPとしても販売されている。
ちなみに、GUPのものはナックルブレイカー(ノーマル)先行販売版と同じ、クリアカラーのギヤカバーが付属する。
・ホワイト
限定グレードアップパーツとして存在する他、マックスブレイカー、シャドウブレイカー、マックスブレイカーTRFの各クリアスペシャルに付属していた。
・カーボン強化
頑丈さはもはや説明の必要もない。
黒っぽいが、材質変更の所為か純黒ではなく、ダークグレーに近い。
限定GUPのほか、マックスブレイカーCX09にも採用されている。
(CX09のほうが色が濃い)
ギヤカバーの色が豊富で、GUPではグレー、パープル、オレンジといった片軸チューン系モーターのような色、そしてCX09に付属しているダークなメタリックグレーの全4色がある。
2010年3月にグレーのギヤケースで再販。
・レッド
2009年辺りにレースの景品としてシャーシのみ配布されていたが後の2011年9月にGUPとして、ポリカ仕様のものが黒とセットで販売された。
こちらにはギヤケースが付属する。
・蛍光オレンジ
海外の代理店企画商品。
東南アジア限定ライジングトリガーキットに付属。
シャーシ、ギヤケースとも蛍光オレンジで、フロント用ゴムリングローラーも同じ色のものが同梱される(ノーマルのブラウングレーのものも付属する)。
その他、ボディは濃い目のクリヤーブルーでホイールはホワイト、タイヤはクリヤーとなっているなど、出来うる限りのすべての部品がスペシャルカラーになっている。
・ブルー
昔抽選会にて配られた。
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