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&bold(){ワンウェイホイール} 差動装置の一種をホイール内蔵式として実現したパーツ(シャーシ内部へはスペース的に難しかったため) コーナリング中に外輪を空転させることでスムーズなコーナリングを実現するパーツ・・・とはされているが、 空転する分グリップ力が足りなくなり、Gによる横滑りこそ防ぐものの今度は縦すべりを起こし減速しやすい。 さらにホイール内に機構が詰め込まれている分重く、また、稼働するためガタつきもあり何かと扱いが難しいパーツ。 基本的には稼働のメリットより重さのデメリットが大きいとされていて、一時は[[夢パーツ]]扱いされていた。 ところが、2000年代後半にサスペンションマシンが開発されると、サスペンションの効果的な作動のためワンウェイホイールが日の目を浴びることとなった。また、当初は前輪だけという場合が多かったが、現在は前後ともワンウェイにすることが増えている。 2010年代にはフレキも開発されて出番は増えつつある。 さらに、パワーダッシュモーターなどのハイパワーモーターの解禁により、重さがそれほど問題にならなくなったため、サス車でなくとも公式コースで使っているユーザーも増えつつある。 セッティングとコースによってはタイムを向上させることができるが、場面を選ぶパーツではある。 #amazon(B001O7RC2C) &bold(){可変ダウンスラスト} コーナーでローラーがコースフェンスに触れると、ローラーに強くダウンスラスト角を与えて安定化を図るシステム。 バンパーに角度を与えられていない時代では活躍できたが、普通のコーナーで不安定になるような脆いシャーシもなくなった今では、コンセプトそのものが時代遅れになってしまった。 ロッキングストレートの登場により一躍注目を浴びることとなった「ピボットバンパー」に近い動作をすることから、一部では現代風に改良すれば売れると囁かれている。 #amazon(B001VZ6HIM) &bold(){スライドダンパー} バンパーがぶつかった際の衝撃をステーで吸収して、マシン本体に与えられるダメージを軽減するシステム。 一言で言えば横向きサスペンション。 主にフェンスのガタのある継ぎ目やデジタルカーブなど、強い衝撃を受けて姿勢を崩されがちなセクションの対策として使われる。 現行品の範囲であれば、スプリングは4種類、グリスは3種類((絶版品も含めればもう4種類ほどあるが、基本的に気にしなくていい))あり、それらの組み合わせでスライドの硬さと戻り具合を調整出来る。 余談だが、2次ブームの登場当初はそれなりに注目され使われてきて、ユーザーのレベルが上がったのと同時にフラットレース全盛になった2000年代に夢パーツ扱いされた経緯がある。(当時のスライドダンパーがどれも実用に足る強度を持たなかったのも原因) そして2010年代に入ってデジタルカーブが登場すると再び見直されて息を吹き返し、夢パーツ扱いからの脱却に成功した。当初は強度面で不安があるため自作する人も多かったが、それを知ってか公式でアルミやカーボンを使用した強度の高いスライドダンパーが発売されている。公式5レーンコースで使用する場合ナットを使用して固定しないと間違いなく2周目あたりで外れるので注意。 #amazon(B00FIE9HFC) &bold(){ステアリングシステム} 四輪駆動を維持しつつもコーナーで自動的にホイールの向きを変えるシステム。(椅子のキャスターの原理) ミニ四駆におけるグリップ走行の切り札となり得る画期的なシステムと言える。 グリップの強いタイヤを遠慮なく使い、コーナーそのものの速度やコーナーを抜けた先の加速に貢献しようとした。 だが実際発売されていたパーツは、可動域は狭く、構造は脆く、そもそも使えるシャーシ自体が少ない((VS、TZ、TZ-Xのみ))ため実用性は限りなく低い。 そのため長らく[[夢パーツ]]の中でも代表格として君臨し続けてきたが2020年春頃遂に絶版になった。 実用的なステアリングシステムを造るなら、 ・シャーシに取り付けるベース基板は強化素材かつビス止め ・左右輪を繋ぐジョイントバーは金属製で(可変ダウンスラストのスプリングが近いか) ・軸受けボールベアリングに対応する ・対応シャーシを増やす ・好きなホイールを使える構造にする(超速チューンナップ入門に掲載されたユーザー投稿のシステムで実現されていた くらいは出来なければ当時の悪評を覆すには至らないだろう。 コンセプト自体は前述の通り立派なので、是非とも再挑戦してもらいたい。 #amazon(B002CAO2GY) ***コメント欄 - ページ自体は存在したギミックパーツの欄だけど、ワンウェイをうまく説明出来ないんで、誰かに頼みたい。今はまだ夢パーツ扱いされてた古い文章だから何とか修正したいんだが・・・。 -- 名無しさん (2017-05-22 03:51:24) - ワンウェイ更新感謝します。面白くて良いパーツなんだけどディスられてばっかだなーって思ってたので、上手いこと書きたかったんですがどうにも経験不足でして。 -- 名無しさん (2017-08-06 05:02:55) - 角度調整チップセットの記述をスペーサーの場所に移しました。ギミックとは別物なので。 -- 名無しさん (2019-07-29 05:42:03) - ワンウェイはVジャパンカップ95優勝者など -- 名無しさん (2019-10-09 23:37:11) - 失礼、ワンウェイは昔、前輪だけに使用してマシンを後輪駆動に近い状態にする使用方法がありました。(Vジャパンカップ95優勝者など) プロペラシャフト抜いて後輪駆動にした方が速いが反則→ならワンウェイを前輪にだけつけてそれに近い状態にしてしまおうというコンセプト -- 名無しさん (2019-10-09 23:43:34) - ワンウェイホイールをはめ合いや高粘度グリスで空転を渋くして、後ろ向きやギアを抜いた状態にしたらLSデフっぽくできないかなと回転が渋くなったホイールを見て思う。可変ダウンスラストはピボットっぽくローラーマウントを曲げて角度を変えずに可動させる改造をMSシャーシ登場時にやってた。ただ、部品同士が接触しないように調整したりスムーズに動くようにするのに苦労したな。 -- 名無しさん (2020-09-21 18:08:32) - リヤスラダンをフロントに付けることはできますか? -- 名無しさん (2024-03-13 21:40:57) #comment
&bold(){ワンウェイホイール} 差動装置の一種をホイール内蔵式として実現したパーツ(シャーシ内部へはスペース的に難しかったため) コーナリング中に外輪を空転させることでスムーズなコーナリングを実現するパーツ・・・とはされているが、 空転する分グリップ力が足りなくなり、Gによる横滑りこそ防ぐものの今度は縦すべりを起こし減速しやすい。 さらにホイール内に機構が詰め込まれている分重く、また、稼働するためガタつきもあり何かと扱いが難しいパーツ。 基本的には稼働のメリットより重さのデメリットが大きいとされていて、一時は[[夢パーツ]]扱いされていた。 ところが、2000年代後半にサスペンションマシンが開発されると、サスペンションの効果的な作動のためワンウェイホイールが日の目を浴びることとなった。また、当初は前輪だけという場合が多かったが、現在は前後ともワンウェイにすることが増えている。 2010年代にはフレキも開発されて出番は増えつつある。 さらに、パワーダッシュモーターなどのハイパワーモーターの解禁により、重さがそれほど問題にならなくなったため、サス車でなくとも公式コースで使っているユーザーも増えつつある。 セッティングとコースによってはタイムを向上させることができるが、場面を選ぶパーツではある。 #amazon(B001O7RC2C) &bold(){可変ダウンスラスト} コーナーでローラーがコースフェンスに触れると、ローラーに強くダウンスラスト角を与えて安定化を図るシステム。 バンパーに角度を与えられていない時代では活躍できたが、普通のコーナーで不安定になるような脆いシャーシもなくなった今では、コンセプトそのものが時代遅れになってしまった。 ロッキングストレートの登場により一躍注目を浴びることとなった「ピボットバンパー」に近い動作をすることから、一部では現代風に改良すれば売れると囁かれている。 #amazon(B001VZ6HIM) &bold(){スライドダンパー} バンパーがぶつかった際の衝撃をステーで吸収して、マシン本体に与えられるダメージを軽減するシステム。 一言で言えば横向きサスペンション。 主にフェンスのガタのある継ぎ目やデジタルカーブなど、強い衝撃を受けて姿勢を崩されがちなセクションの対策として使われる。 現行品の範囲であれば、スプリングは4種類、グリスは3種類((絶版品も含めればもう4種類ほどあるが、基本的に気にしなくていい))あり、それらの組み合わせでスライドの硬さと戻り具合を調整出来る。 余談だが、2次ブームの登場当初はそれなりに注目され使われてきて、ユーザーのレベルが上がったのと同時にフラットレース全盛になった2000年代に夢パーツ扱いされた経緯がある。(当時のスライドダンパーがどれも実用に足る強度を持たなかったのも原因) そして2010年代に入ってデジタルカーブが登場すると再び見直されて息を吹き返し、夢パーツ扱いからの脱却に成功した。当初は強度面で不安があるため自作する人も多かったが、それを知ってか公式でアルミやカーボンを使用した強度の高いスライドダンパーが発売されている。公式5レーンコースで使用する場合ナットを使用して固定しないと間違いなく2周目あたりで外れるので注意。 #amazon(B00FIE9HFC) &bold(){ステアリングシステム} 四輪駆動を維持しつつもコーナーで自動的にホイールの向きを変えるシステム。(椅子のキャスターの原理) ミニ四駆におけるグリップ走行の切り札となり得る画期的なシステムと言える。 グリップの強いタイヤを遠慮なく使い、コーナーそのものの速度やコーナーを抜けた先の加速に貢献しようとした。 だが実際発売されていたパーツは、可動域は狭く、構造は脆く、そもそも使えるシャーシ自体が少ない((VS、TZ、TZ-Xのみ))ため実用性は限りなく低い。 そのため長らく[[夢パーツ]]の中でも代表格として君臨し続けてきたが2020年春頃遂に絶版になった。 実用的なステアリングシステムを造るなら、 ・シャーシに取り付けるベース基板は強化素材かつビス止め ・左右輪を繋ぐジョイントバーは金属製で(可変ダウンスラストのスプリングが近いか) ・軸受けボールベアリングに対応する ・対応シャーシを増やす ・好きなホイールを使える構造にする(超速チューンナップ入門に掲載されたユーザー投稿のシステムで実現されていた くらいは出来なければ当時の悪評を覆すには至らないだろう。 コンセプト自体は前述の通り立派なので、是非とも再挑戦してもらいたい。 #amazon(B002CAO2GY) ***コメント欄 - ページ自体は存在したギミックパーツの欄だけど、ワンウェイをうまく説明出来ないんで、誰かに頼みたい。今はまだ夢パーツ扱いされてた古い文章だから何とか修正したいんだが・・・。 -- 名無しさん (2017-05-22 03:51:24) - ワンウェイ更新感謝します。面白くて良いパーツなんだけどディスられてばっかだなーって思ってたので、上手いこと書きたかったんですがどうにも経験不足でして。 -- 名無しさん (2017-08-06 05:02:55) - 角度調整チップセットの記述をスペーサーの場所に移しました。ギミックとは別物なので。 -- 名無しさん (2019-07-29 05:42:03) - ワンウェイはVジャパンカップ95優勝者など -- 名無しさん (2019-10-09 23:37:11) - 失礼、ワンウェイは昔、前輪だけに使用してマシンを後輪駆動に近い状態にする使用方法がありました。(Vジャパンカップ95優勝者など) プロペラシャフト抜いて後輪駆動にした方が速いが反則→ならワンウェイを前輪にだけつけてそれに近い状態にしてしまおうというコンセプト -- 名無しさん (2019-10-09 23:43:34) - ワンウェイホイールをはめ合いや高粘度グリスで空転を渋くして、後ろ向きやギアを抜いた状態にしたらLSデフっぽくできないかなと回転が渋くなったホイールを見て思う。可変ダウンスラストはピボットっぽくローラーマウントを曲げて角度を変えずに可動させる改造をMSシャーシ登場時にやってた。ただ、部品同士が接触しないように調整したりスムーズに動くようにするのに苦労したな。 -- 名無しさん (2020-09-21 18:08:32) - リヤスラダンをフロントに付けることはできますか? -- 名無しさん (2024-03-13 21:40:57) - 出来ますよ、今ある純正スラダンはプレート以外共通パーツなので。ただし斜め前からの衝撃を吸収する角度で設定されているので、逆付けだと衝撃吸収しづらくなるのでそこだけ注意です。 -- 名無しさん (2024-03-14 05:23:09) #comment

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