タイヤの要素の中で、最もラップタイムに影響する要素。
僅かな素材の変化によっても重量・グリップ力、跳ねやすさなどが変わってくる。

ゴム系素材

・ノーマル素材
大抵のキットに付属しているタイヤの素材(一部限定仕様は除く)。この素材を基準にして性能差を測ることになる。
地味に高性能だったりするので慣れないうちはコレを使うと良い。
ハードスリックタイヤの旧ロットがほぼ潰えた現在、干して効果的にグリップ力を下げられる唯一の素材でもある。
時期によって微妙に素材感が違う。バンキッシュJr.(オリジナル)のタイヤは、なんだかショック吸収タイヤみたいにぷにぷに。

・昔のカラータイヤ
昔々、アバンテJr.限定版やバンキッシュJr.限定版に付属したタイヤは、現在のものと違い干しても劣化してくれる素材だった。

・ショック吸収素材
ローハイトショック吸収タイヤの素材。ショック吸収を謳っているだけあってとにかく着地で跳ねにくい。絶版で入手困難なのが惜しいくらい。
ノーマルより軟らかく、伸び縮みしやすいので小径、大径どちらにも対応する。
グリップに関しては、暖かい時期はノーマルより上だが、寒い所に持っていくと極端に下がるという特性がある。

・中空素材
中空タイヤに使われている素材。
通常のものと少し違い、なんだかビニールテープに近い質感。
干さなくても適度なグリップ力のため、超大径の外周部に使われることが多い。

・ハード素材
ハードスリックタイヤ(旧ロット)のみに使われていた素材。
ノーマルタイヤより硬い材質になっていて、グリップ力を抑え、若干だが跳ねにくくもなる効果が得られるタイヤである。
グリップを減らすことで旋回性を向上させることができ、前輪によく使われる(FMは逆)
紫外線に当てるとさらにグリップ力を下げられる。
欠点はノーマルタイヤより重いことと、硬く割れやすいこと(劣化も早く、そうなるとさらに割れやすくなる)
ホイールにつけたまま放置してたら割れてた、なんてこともある。
特に冬場はタイヤがさらに硬くなって割れやすくなるので、未使用時にはホイールから外しているようにしたい。
一旦熱湯につけ、軟らかくしてからホイールにはめると割れにくくなる。
割れやすいことに苦情でも来たのか、最近のロットでは後述のシリコン系素材に変更されてしまっている。
割れなくなった代わりに、グリップはノーマルタイヤと大して変わらなくなってしまった上、紫外線に当てても劣化しないために干しタイヤにもできない。
新ロットと旧ロットでは、色や硬さが違うので見分けられる。
ミニ四駆PROの黄色いタグの物は旧ロット、新ロット入り混じっているが、4wd Mini Racerと書かれた白(と赤と青)タグの物はすべて新ロットとなる。


スポンジ素材

どれもゴムやシリコン素材より軽いのが特徴。
しかし、軟らかすぎて転がり抵抗が大きく、変形しやすいのでトルク抜けの原因になるなど、癖が強く扱いが難しい。
そこで現在は、軽いのを生かしてハーフタイヤのダミーや超大径のインナーなど、補助として使われることが多い。
スポンジタイヤは抜けやすいので、これらを使う際は両面テープや接着剤でホイールに固定すること。

・スポンジ
レーサー初期ごろのGUPのものはそんなにグリップせず、レストンスポンジよりは走行中の変形は少ない。
モノによってグリップ力や密度に差があり、軽いものはレストンより軽い。
経年劣化により、ボロボロになることが多い。

・レストンスポンジ
現在販売されている公認タイヤの中では最も密度が小さく、強いグリップ力を持つので直線でのスピードの伸びはトップクラス。
しかしグリップ力の強さゆえ、コーナーでは大幅に減速してしまう。そして跳ねやすい。
後述のソフトタイヤと同じような利点、欠点を持つ。あとは軽さと形状変更のしにくさが変わってくる。
ワンウェイホイールとの併用や、超大径タイヤの素材として使われる。

・低反発スポンジ
HG低反発スポンジタイヤに使われている素材。着地時の跳ねにくさは本物で、ショック吸収ゴム素材と同等か若干上くらい。
グリップ力は旧来のスポンジ(非レストン)程度、柔らかさはレストンに近い。
タイヤの時点で衝撃を吸収するのが目的(ハードタイヤ、ペラタイヤとは制動のコンセプトが真逆)の為、薄くするにしてもロープロ(約3ミリ厚)くらいにしておくのが無難。

シリコン(?)系素材

組織(結晶構造)が安定しているためか、干せども劣化してくれない。
瞬間接着剤でくっつくあたり、ガチのシリコン素材ではない模様(シリコンはプライマーを使わないと瞬着が利かない)。
・ソフト(クリア)
ノーマルタイヤよりやわらかい素材でできており、強力なグリップ力を持つタイヤである。
トラクション(駆動力)をうまく伝えるために、後輪によく使われる(FMは逆)。
欠点はスポンジタイヤと違い転がり抵抗こそないものの、グリップ力は同等かそれ以上に高いためにコーナーで減速しやすい。
固い素材で作られている、公式5レーンコースには最適(逆に3レーンには不向き)
また弾力性が強く跳ね易い為に、バウンドした場合通常時よりもコースアウトに繋がりやすい。

・少年アクセルの赤タイヤ
硬さはノーマル素材と変わらないが、いくら干しても硬くならなかったところを見ると上記のものと同じか、あるいはそれに近い素材だと思われる。

・ハード・バレルタイヤ&カーボン大径ナローホイール以降のハード系タイヤ、カラータイヤ
ハードスリックタイヤの新ロット含む。
やっぱり干しても劣化してくれない。
硬さはノーマル素材より上だが、グリップに関してはどんぐりの背比べ状態。