ローラーセッティングの基本形は90年代までの技術の集大成ともいえるいわゆる「たからばこセッティング」である。
(たからばことは模型店の名前で、以下のHPで紹介されています。)


そのセッティング方法は以下の通り。

  • ローラーはフロントとリアに取り付ける。
  • ローラーの幅は前後ともFRP等を使い規定いっぱいの105mm近くまで広げる。
  • フロントローラーは左右に1つずつ取り付け、上下方向の位置はどちらもシャフトの少し上。
  • リアローラーは左右に2つずつ上下に取り付け、下段はシャフトより下でなるべく低め、上段はシャフトより上。
  • ローラーを取り付けてマシンを横向きに置いた時、ローラーだけで直立するようにする。

簡単に言えばマシンを横から見たときにフロントを頂点とする(二等辺)三角形になるようにローラーを取りつけるということ。
幅を広げるのはコース上でのマシンのブレをできるだけ小さくする為で、特にフロントの幅は105mmギリギリまで広げるのが望ましい。
また、高さについては上記のだいたいの位置を守った上で各自で調整すること。

横にして直立する必要があるのはコーナーで安定かつ高速で走行するためである。
ミニ四駆がコーナーを走る時、速度によるが壁に対しておおよそ4G前後の力がかかっている。
これは簡単に言えばローラーで車体を支えているのではなく、むしろ壁に接するローラーで「壁を」走っている状態である。
壁走りの貴公子こと鷹羽リョウもビックリであろう。
すると、前に1つ・後ろに2つの車輪をもつ三輪車で壁を走行するこのセッティングは非常に理にかなっているといえる。

初級者・上級者を問わず、またどのような状況に対しても基本的にはこのセッティングが採用される。

たからばこセッティング2010

2010年4月現在、様々な新しいシャーシやパーツが発売されており、FRPの切断など面倒な加工なしで誰でも手軽かつ安価にたからばこセッティングを組む事ができる


使用したパーツ
ロングスタビ低摩擦プラローラー(13mm)セット
スーパーXシャーシ FRPリアーローラーステー
アンダースタビヘッドセット
低摩擦プラローラーセット

以上合計987円


さらに、2011年9月17日に発売された「ファーストトライパーツセット」(945円)はたからばこセッティングをそのままキット化したような構成になっており、各パーツを別々に買うより安く手に入る。

2018年特別ルールにてローラーの個数制限が撤廃されたが、たからばこセッティングは基本形であり続けている。