FMとはフロントミッドシップのこと。フロントモーターの略では無い。
他のシャフトドライブシャーシがモーターをシャーシの後方(電池の後ろ)に配置しているのに対し、FM系2種は逆にシャーシ前方に配置している。
その配置の関係で、モーターの回転が逆になっているので慣らす時には注意が必要。
また、重心が独特なため、セッティングもリヤモーターのシャーシとは少々異なる。
レッツ&ゴーが連載していた頃のコロコロではコーナーに強いといわれてきたが、実はホイールベースが83mmと全シャーシの中でも長い部類に入る。*1

ちなみに、FMはTYPE-4(もしくはTYPE-2)を、スーパーFMはTYPE-5をひっくり返したような感じのシャーシなので、ある意味TYPE系といえる。

FM系列は長らくシャーシの強度や駆動精度などで遅れを取っていたが、その独自性により愛好者は一定数いる。
リヤモーターのシャーシをFM化する技術が発達したり、スーパーFMシャーシで頑張って大会優勝レベルに改造した例もある。
2017年に強度も駆動精度も十分な「FM-A」が登場したことで、FM系列も他のシャーシに引けを取らない走りが可能になった。




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最終更新:2020年08月11日 03:45

*1 基本的にホイールベースは短いほうがコーナーを速く走れると言われている