ミニ四駆とほぼ同じ大きさだが、四駆では無く二駆。
実車のリンクサスを思わせるフロントサスや、後輪をピニオンとスパーで回すダイレクトドライブといった特徴がある。
カウンターギヤが無いのでギヤ比を替えるにはモーターからピニオンを外さなければならない。
サイズやガイドローラー付きといった共通点があるのでミニ四駆のコースを走らせる事が出来るが、ロングホイールベース+ワイドトレッドシャーシで当時のミニ四駆以上にコーナーが重ったるい。
ターミナルはモーターの金具の穴に差す関係上穴のないプラズマダッシュモーターは使えない。
リヤウイングがボディキャッチを兼ねているが、差込式なので衝撃でボディが外れやすい。

F1物の1/24プラモとミニ四駆それぞれで培ったノウハウを用いた「リアルなF1ボディが乗っていて、ミニ四駆のようにコースを走れるスナップキット」というコンセプトで開発され、80年代末からのF1ブームもピークだったこともあり8車種が発売された。
後に2006年にも完成車で4車種販売されたが、完成品の方は諸般の事情でステッカーが貼っておらず成形色の色そのままの商品名になっている。
発売直後は結構な種類のパーツやミニF用のコース等も発売されたが、今では殆どが絶版。一方でトルクチューンモーターとレブチューンモーターは元々はミニF向けに発売された物であり、長らく生産販売されていた。

ラインナップ


ロータス102B
1991年のF1に参戦車両。当時タミヤがロータスF1のスポンサーをやっていた関係でミニF第1号キットになったんだとか。

フェラーリ642
1991年のF1参戦車両。

ティレル020
1991年のF1参戦車両。当時のF1でトレンドだった特徴的なハイノーズも再現。

ウィリアムズFW14
1991年のF1参戦車両。

ジョーダン191
1991年のF1参戦車両。

フットワークFA13
1992年のF1参戦車両。

ベネトンB192
1992年のF1参戦車両。

マクラーレンMP4/7
1992年のF1参戦車両。実車はMP4/7"A"というネームなのだがAが省略されている。

ミニF完成車(レッド)
フェラーリ642のボディが乗っている。

ミニF完成車(ブルー)
ウィリアムズFW14のボディが乗っている。なお元のキットのボディは白(下のマクラーレンベースと色かぶりのため青にしたんだろう)。

ミニF完成車(ホワイト)
マクラーレンMP4/7のボディが乗っている。

ミニF完成車(イエロー)
ベネトンB192のボディが乗っている。

完成車には5:1標準ギヤとゴールドターミナルが付いている(3.8:1スピードギヤが付いてこない)。



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最終更新:2023年02月22日 18:29