ミニ四駆のギヤは見てみると分かるが、ノーマル状態だと常にシャーシの壁に接触している状態で回転している。
この壁を切除し、ワッシャーやスペーサーなどを使用してギヤから余計な摩擦をできるだけなくす状態にするのが抵抗抜きである。
また、ぺラシャにボールベアリングを仕込むのもこの範疇に捉えられることがある。


初心者が泥沼に陥りやすい改造の一つ。

改造名だけを捕らえると上記説明のような改造になるが、ほかにも大きな目的がある。

それは「ギヤの適切な位置への固定」。

ギアの噛み合わせはそれぞれのシャーシで最適な状態があるが、ノーマルではそうなっていないシャーシもある。
特にTYPE1~4、それ以外のシャーシでも金型番号が若い物は注意したほうがいい。
クリアランスなどをノーマル位置から変更し、適切な位置に固定するのが抵抗抜きのもう一つの目的である。

これには非常に精密な加工技術、ミニ四駆に対しての理解、機械力学など多くの技術力、知識などを必要とするため、初心者は「よく慣らしたノーマル」を使った方が早いだろう(まぁ作ってみないと上達しないんだけどね)

VSシャーシとSXシャーシに関しては
「抵抗抜きをすると遅くなる」
と言われているくらい駆動の出来がいいので、この二つのシャーシはノーマル状態で駆動を組んだ方が良い(ただ、カウンターギヤのみフローティングなどを施される場合も多い)

また、よく抵抗抜きをしているレーサーにありがちなのが空転時間(モーターを抜いただけのマシンのタイヤの空回りする時間)にこだわってしまう傾向である。

「空転時間が長い=速い」というのは間違っているというのを頭に入れておこう。

ギヤとギヤの噛み合わせを緩くすれば空転時間は伸びるが、その分地面に伝えるトルクが減少してしまう。俗に言う「トルク抜け」。
空転時間を長くすることだけに集中してしまうと、タイヤにトルクが伝わらないスカスカの駆動になってしまうので注意しよう。

ギヤの定位置固定で大事なのは
  • 回転方向以外にギヤが動かない
  • 回転方向のギヤの噛み合わせに遊びが無い
の二つである。