すべての塗装方法に言えることは
- 1度に塗ろうとせず、複数回に分ける
- 複数回のインターバルや、塗った後はしっかり乾かす
- 最初は薄く、徐々に厚く塗る
この3つが基本です。
そのうえで各塗装法のコツ
塗る回数はできれば2回、多くて3回にしましょう。
筆塗装は筆で塗装面をこすってしまうため
下に塗った塗装面が崩れてしまいがちです。
それを防ぐために、しっかり乾かしましょう。
また、重ねるときの筆の運び方ですが
縦→横→縦や横→縦→横という具合に
塗る方向を変えるとムラになりにくいです。
これはマーカー塗装も一緒ですね。
塗る回数は2~4回。
ラッカー系は乾燥が早いですが、それでもしっかり待ちましょう。
スプレーは使用前に40度前後のお湯につけておくと良いです。
温度を上げることにより、スプレーのガス圧が高くなり
塗料の粒子が細かくなります。
つまり表面がきれいになるってわけ。
ボディに吹き付ける前に空中で軽くから吹きをしましょう。
ノズルに詰まった塗料を飛ばすことができます。
吹き始めと吹き終わりはボディに当てないようにします。
もったいないとか言わない!意味があるんだから。
最初と最後はガス圧が不安定になり
粒子の大きさもバラバラ、要は汚くなります。
なので当てないように気をつけましょう。
スプレーを吹くときは手首を効かせてすばやく
一定速度で一定方向に動かす。
ボディとの距離は10センチ前後がオススメ。
あまり遠いと空気中のホコリを巻き込んだり表面ザラザラになりがち。
逆に近すぎると塗膜が厚くなりがちです。
塗装する日も実は肝心。
最適なのは冬のよく晴れた昼。
湿度が高いとスプレー塗料が空気中の水分を吸ってしまい
塗装面が白く濁ってしまう、カブりが起きてしまいます。
こうやっていろいろ書くと大変そうに見えますが
慣れてしまえばただの手順。
気負いせず、楽しくやるのが一番大事。
万が一失敗しても、ツヤ消し吹けばそれなりに見えるようになるからねw
最終更新:2009年02月09日 15:35