アルミベアリングローラーorプラリンが壊れてしまった

そのまま捨てるのはもったいないので、中に入っている520ベアリングを取ってしまいましょう。
まず、長いネジに 【カウンターギヤ】→【ローラー】→【スペーサー】→【ナット】の順番でセットします。

!!!注意!!!
カウンターギヤをセットする「向き」に注意して下さい

そして、ナットをペンチなどで固定しながら長ネジをドライバーで締め付けていくと、カウンターギヤの中に520ベアリングがポロッと外れます・


回頭性の悪いマシンへ

SXシャーシなどのトレッドの広いマシンはタイヤのグリップが効きすぎて横滑りしにくいので、コーナーで抵抗となってしまい、タイムロスしてしまいます。(正確にはトレッドが広いと車軸の方向をねじり、車体の向きを変化させるためのテコの比率が小さくなって、より大きな力が必要となる。すなわち失速する)
以前はタミヤセメント(ビン入りの筆で塗る塗料)を前輪に塗るのが定番でしたが、タミヤレギュレーシュンで禁止されてしまいました…

そこで干しタイヤ!

作り方は簡単!外にほおっておくだけ!!


…スイマセン、正しくはタイヤを紫外線に当ててゴムを劣化させてグリップを落とすんです><;
大体、(季節にもよりますが)二ヶ月ぐらい日光に当てるといい感じです。
紫外線ライトなどで強制的に劣化させる人もいる模様。

ただし現在入手可能なタイヤで干せるものはほとんど存在しないため、残念ながら小ネタの域を出ない改造と言えます。

初期仕様のハードタイヤや一定時期までのノーマルタイヤは紫外線で劣化する素材ですが、現在入手するのはまず不可能な上に、初期ハードタイヤは割れやすいという欠点もあるので現実的ではありません。

なのでローフリクションタイヤやスーパーハードタイヤを使った方が手っ取り早く、回頭性はそちらで補うレーサーがほとんどです。


ポリカボディが割れた…

衝撃に強いポリカボディでも、材料強度を超えたより激しい衝撃を加えると割れてしまいます。
ミニ四駆スキッドシール2を、もし昔の物を持っているならミニ四駆パッシングシール、ダンガンレーサーパッシングシール等を貼るのがオススメです。

あらかじめ、不安な部分に張っておくとボディの強度がUPします。


レーンチェンジ(LC)とスロープとバンク

現在では「バンクスルー」という単語が一般的に知られているので意識している人も多いですが、
3種類の坂は微妙に角度が違います(スロープ>LC>バンク)
したがって、速度を落としたくないバンクでは効かない高さにブレーキを調節するのが基本です。
また、S字LCは路面が結構複雑にうねっています。

実際にコースで確認出来れば一番いいですが、それが難しい場合は通販などで入手できるバンクチェッカーを利用するといいでしょう。
3Dプリンター製の物も多いですが、それを使う場合は製品の精度に注意です。

グラスファイバーって

グラスファイバーってスタッドレスタイヤにも使われているんですよね。
と、言うことは・・・


GUPのタグ紙や説明書の利用

ローラーのスラスト角の調整のための角度調整プレートが売られていますが、GUPタグの紙や取扱説明書を切り取り、FRPの間に差し込むことでも角度を調整することができます。
安上がりな上、プレートより細かい調整もできます。
また、モーターとシャーシの隙間などに挟んでモーターのグラつきを減らすことで駆動の効率化を図ることもできます。こちらは公式YouTubeチャンネルの動画でも紹介されています。
但し、タグや説明書はGUPでは無いので出来ればGUPの角度調整プレートを使って欲しいとのタミヤからの回答も有り、公認競技会規則では禁止という扱いですので、あくまでも普段の遊び用に留めるようにしましょう。


ミニ四駆キャッチャーの利用

タミヤ公式サイトを確認すれば分かりますが、実はレギュレーション上ではGUPの一種という扱いです。
したがって、これを切り抜いて改造に使っている人も多いです。強度の高さと柔軟な動きを利用してマスダンパーと組み合わせることが多いですが、工夫次第で色々な使い方ができそうな優秀なGUPと言えます。


フロントローラーのねじれる方向

フロントバンパーの上にローラーを設置するか、下に設置するかによってバンパーへの力のかかり方が違うので、ねじれる方向が変わってきます。
フロントバンパーの上に設置するとローラーは上に向かってねじれようとします。
つまりアップスラストになりやすい。
逆にフロントバンパーの下に設置するとローラーは下に向かってねじれようとします。
つまりダウンスラストが強くなります。
飛行機の前進翼と後退翼の関係に似ていますね。
さらに言うと、感覚的に分かっている人も多いと思いますがローラーをバンパーから離せば離すほどねじれやすくなります。
つまりハイマウント化すればするほど上にねじれやすくなり、ローダウンするほどダウンスラストが強くなります。
フロントバンパーの剛性が低いシャーシでは下側にローラーを設置するのがかなり有効でしょう。
特にTYPE系やZEROはフロントバンパーが上方に跳ね上がっていて路面とのクリアランスが大きいうえ、剛性が低いのでうってつけです。
上記のタグを使った角度調整とあわせて使ってあげるといいと思います。


タイヤ汚れてきたな…

よし!グリップ落ちてコーナリングスピードUPだっ!
…という事は半々であり、リア側が汚れているとグリップ不足や挙動不安定要素にしかならないのでちゃんと綺麗にしてあげましょう。

よく絞った雑巾でもいいのだが現地で用意するのは大変なのでウエットティッシュをバッグの中に入れておくとマシン全体の汚れを落としやすいです。
また、パーツクリーナーを含ませた布やティッシュを使うと汚れが綺麗に落ちます。コースに遊びに行くときなどは瓶にクリーナーをためておき、ティッシュなどに染み込ませて拭くといいでしょう。
速いマシンは見た目も綺麗なものです。


スタビライザーをカットしておく

スタビライザーはコースに接触する外側半分以外ははっきり言って必要ありませんので、内側は切断してしまえばほんの少し軽量化ができます。特にホイールを加工してスタビにする場合は切断した方が見た目にもかなりすっきりします。
以前はローラーとの区別を付けやすくするという目的もありましたが、2018年特別ルールでローラー数の制限がなくなったため区別する必要もなくなりました。あくまで特別ルールなのでいつ戻されてもおかしくありませんが、その後も継続されています。


突き出たビス先にはボールスタビキャップを付けておく

ビス・ナットの緩み止めの項でも解説していますが、例えばヒクオや提灯などプレートを多用している場合、ビスが突き出てトゲトゲして危ないです。
そこで先端にボールスタビキャップを付けておけば、尖ったビスのカバーになるので安全です。
これはルールで厳しく決められている訳ではありませんが、一応コースなどを傷つける改造は禁止されています。いずれにせよ付けておいた方がもしコースアウトしたマシンがお子様にぶつかっても、怪我をしにくくなるので望ましいです。

公式ルールでスタビは何個でも使って良い事になっています。
スタビは他にもアンダースタビヘッドセット、大径スタビヘッドセット等ありますが、ボールスタビキャップが最も小さくて軽く、なおかつ割れにくいのでおすすめです。
カラーも多数ラインナップされているのでドレスアップ効果もあります。


マッキーでお手軽ドレスアップ

文具店には、赤、青、緑等の色んなマッキーが売られていますが、これらは全て半透明の染料インクです。
マッキーでシルバーのカーボンプレートを塗れば、赤→メタリックレッド、青→メタリックブルー、緑→メタリックグリーン等、鮮やかなメタリックカラーのプレートにする事が出来ます。

同様に銀色のアルミプレート、アルミローラーにも塗れますが、カーボンと比べると色が落ち易いです・・・。

MAシャーシの電池ボックスに穴を空けておく

MAシャーシの電池を出し入れする為には、縁に爪を立てて引っ張り上げる必要がありますが、これだと電池の被膜が剥がれてしまい、特に充電池の被膜が剥がれているとルール違反になってしまいます。
そこで電池ボックスの底の部分に穴を空けておけば、そこから指を通すだけで電池が持ち上がり、容易に取り出す事ができ、若干の軽量化にもなります。
ドリルで穴を空けるだけでも構いませんが、その後テーパーリーマーを使って穴を拡張すれば、ほぼ真円になり見た目も綺麗に出来ます。
MSシャーシも旧シャーシであれば穴のサイズを広げる、軽量センターシャーシであれば押し込み部分を切り取ってしまうなどで指を入れやすくすると電池を外しやすくなります。

この方法は電池用の穴を空けても駆動やねじれに影響しにくいMS、MAシャーシだけにおすすめ出来る方法です。

いっそより大きく空けてしまって電池落としをして重心を下げるのも手です。

FRPを一瞬で切断する方法

他の改造サイトや掲示板で、「FRPをカッターノコで切断する」と解説がありますが、そうじゃなくてFRPをラジオペンチの刃の部分に挟んでバチン!とやれば、一瞬で切断出来ます。
※この時FRPが勢い良く飛ぶ時があるので、FRPとラジオペンチに予めタオルを掛けておく等、対策をしておきましょう。
あとは切断面を棒ヤスリで整えるだけです。間違ってもプラモ用のニッパーではやらないで下さい。

FM-Aシャーシのバッテリーホルダー

FM-Aのバッテリーホルダーは、実は他のシャーシのバッテリーホルダーで代用できます。
純正のバッテリーホルダーを外すといかにもバッテリーホルダー向けのような爪があり、ここに他のシャーシのバッテリーホルダーがフィットします。
ただ付け替えるだけではサイドガードに指が干渉してまともな着脱が出来ず不便ですが、サイドガードを使わないから切り落としていい+純正バッテリーホルダーがどうしても使いづらいと思うなら変更してみるのもいいでしょう。
もちろんサイドガードを切り落とす場合はねじれ強度に注意。

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最終更新:2023年07月29日 02:59