メンテナンスフリー!?なセッティング
オススメパーツやよく組まれるセッティング方法など。
当然ながら鵜呑みは禁物。ここに書かれてない=ダメパーツ・オススメパーツに劣るパーツ、ではありません。
また、書かれた通りの効果を発揮するとは限らないし、予告無くパーツの性能が変わるなんてこともあります。
参考程度に考えましょう。



・キット

好きなボディを使うのが一番ですが、数が多すぎて決められない人向けに。
その他、限定キットは後から入手することが難しいため、欲しいと思ったら少し高くても買っておくべし。

まず、片軸モーターを使うか、両軸モーターを使うか決めましょう。
これらの間にはモーター、ギヤの互換がないため最初に始めるならどちらかにしたほうがパーツの流用が効き便利です。
片軸モーターを使うシャーシにはVS、S2、SX、ARなどがあり、第一次、第二次ミニ四駆ブームのマシンはこちらの方式です。そのため、以前ミニ四駆をやっていたが復帰したい、という場合は昔のノウハウを活かせるためおすすめです。
両軸モーターを使うシャーシはMS、MAの二種類で、軸が両方にあるためドライブシャフトが必要なく、動力がダイレクトに伝わるため、従来のシャーシより駆動効率が良くなっています。今までミニ四駆を触ったことがなかった人や、どうせ始めるなら昔と違うものをやりたいという方におすすめです。
ただし、どちらの方式が速いとは一概には言えません。完全に好みと言っていいので、好きな方を選びましょう。
シャーシについてはお勧めシャーシのページで詳しい説明が見れます。

■片軸モーターシャーシの場合
キット名 シャーシ タイヤ ギヤ 付属品 その他
セイバー系&トライダガーXプレミアム S2 5本スポークローハイト 3.5 ポリカーボネイト配合シャーシ ハズレシャーシ有
Vマシン系プレミアム 小径強化 3.5 カーボン配合シャーシ ボディは使いづらい
シャイニングスコーピオンプレミアム 5本スポークローハイト 3.5 EXサイドステー ボディは使いづらい ダークブルーのローハイトタイヤ付属
四駆郎系プレミアム 大径 4.2 ワンロックギヤカバー
アスチュートRS 大径 4.2 提灯を低く付けられるため2012年の公式大会で圧倒的な使用率
ダイナストームRS 大径 4.2 「ヒクオ」改造にボディがちょうどいい
スラッシュリーパー VS 大径 4.2 S2、MSにも無加工で乗るボディ
マックスブレイカーTRF SX 大径 4 この大径ホイールはトレッドが狭くおすすめ
ライジングトリガーホワイトスペシャル XX 小径 3.5 ホワイトと名がつくが実際は透明ボディなため塗装しがいがある
エアロアバンテ AR 5本スポークローハイト 3.5 低摩擦プラローラー、低摩擦軸受 空力ボディ。ハズレシャーシ有
エアロサンダーショット 大径バレル 4.2 空力ボディ。素組でも速い
エアロマンタレイ 大径バレル 4.2


■両軸モーターシャーシの場合
キット名 シャーシ タイヤ ギヤ 付属品 その他
アバンテMk3ネロ MS 大径 4 軽量センターシャーシ
バーニングサン 大径 4 四駆郎バンパー
スーパーエンペラー 大径 4 四駆郎バンパー 付属のバンパーは上記のとは別のもの
TRFワークスJr. 小径 3.5 現在生産しているラインナップの通常キットで唯一ポリカボディ
アストラルスター 5本スポークローハイト 3.5 軽量センターシャーシ 窓とその他の表面の質感が違う特別成形ボディ。S2等にも乗る
スパークルージュ MA ローハイト(フィン) 3.5 低摩擦プラローラー 2013年登場の最新シャーシ。実車系の中でもコンパクトにまとまったデザインで比較的扱いやすい


・モーター

■片軸モーターシャーシの場合
  • 【アトミックチューンモーター】
バランス型ながら回転数、トルク共に高い数値を誇り器用貧乏になりづらく、大径タイヤ装着時に程よい速度になったり、低速コースを小径タイヤで攻略したりなど、様々な場面で使えます。
ノーマルからのステップアップに最適です。

  • 【ハイパーダッシュ3モーター】
ダッシュ系の中でもカタログスペックは控えめですが、どの電池でもパワーを引き出しやすい、ダッシュ系入門としてバランスの良い性能のモーターです。
しかし最初は制御に苦労するかと思われるので、まずはチューン系モーターでしっかりと知識と技術を蓄えましょう。
ライトダッシュは速度の割に燃費が悪いので、スピードの微調整が必要な時以外はおすすめしません。
パワーダッシュ、スプリントダッシュを扱うにはマシンを相応に強化しなければパーツを破損しますし、また電池消費も1レースごとに新しいものが必要なほど激しいです。


■両軸モーターシャーシの場合
  • 【トルクチューン2モーターPRO】
トルクチューンPROの性能が高いのもさることながら、MSシャーシは構造上シャフトドライブシャーシよりも高いトルクを要求されるためシナジーとなり、シャフトドライブシャーシでのアトミックチューン的な存在を占めています。

  • 【ライトダッシュモーターPRO】
性能は控えめですが、そこそこの速度が出せるため、ダッシュ入門には最適です。
燃費、トルク、回転数がどれも高水準でまとまっており、これとトルクチューンPROだけで十分戦えます。


・ギヤ

  • 3.5:1(超速ギヤ)
シャーシ名 ギヤの色
S1 からし色
TZ・TZX・SFM 灰色
TZ、TZX、VS、SX、XX、S2、AR 水色と黄色
MS、MA 黄緑とピンク
基本的にギヤ比によって落ちるパワーはモーターなどのトルクでカバーできるため、速度を出したい場合はギヤ比をなるべく低くするのが有効です。
一部のシャーシには対応した超速ギヤがなく、対応していないギヤを使うとルール違反となる場合もあります。
その場合は使える中で一番ハイギヤレートの物を使いましょう。

  • 3.7:1(ハイスピードEXギヤ)
シャーシ名 ギヤの色
TZ、TZX、VS、SX、XX、S2、AR 緑と黄色
MS、MA 山吹色とピンク
通称「ちょい速」。超速ギヤではスピードが出すぎて制御できなかったり、スタートダッシュを速くしたいけれども、4:1のハイスピードギヤでは減速しすぎるという場合に有効。
MS用、シャフトドライブシャーシ用とも、超速ギヤとスパーギヤが共通なのでセッティングを変更しやすいのも利点。

  • 4:1ギヤ(ハイスピードギヤ)
シャーシ名 ギヤの色
S1、TZ、TZX、VS、SX、XX、S2、AR 黒と肌色
MS、MA 青とオレンジ
意図的にスピードを落としたかったり、大径タイヤを装着する場合などに有効ですが、逆に言えばそれ以外で使われることは稀です。
超速ギヤ装備マシンと同じ感覚でセッティングすると当然スピードは劣りますが、幾分余裕があるトルクを活かして上手くセッティングすることにより、コースによっては超速ギヤ装備マシンにも引けを取らないタイムを出すことができます。
速度を落としての性能確認や、ナイヤガラスロープ等超高難易度セクションの様子見に使えます。

・軸受け

可能な限り優先してボールベアリング化したい箇所です。(MA、AR除く)
MA、ARでもすぐに性能を上げたかったり、付属の軸受けがダメになったら各種ボールベアリングに交換しましょう。
コストを抑えてフルベア化したい場合は最もオーソドックスな六角穴ボールベアリングで十分です。
慣れてきた人は【620ボールベアリング】(AOパーツ)を使用していることが多いですが、使用するには工夫が必要かつ値段が張るので、最初はあまりオススメしません。
回転力自体の評判では
AO620>>>AR付属軸受け>AOメタル軸受け>丸穴>フッ素コート620>六角>キット付属ハトメ
となっていますが、パーツそのものの耐久性やマシン重量、セクションの激しさを考慮すると、非ボールベアリングよりはやはり何らかのボールベアリングを用意したいところです。

・タイヤ・ホイール

  • キット付属ホイール
基本中の基本。最近のキットのモノなら軽量でシンプルゆえ無駄がなく、これで十分通用します。
中でもエアロアバンテやマグナムセイバープレミアム等に付属する5本スポークタイプのローハイトタイヤは公式大会でも使用率が高く、優勝経験も多くあります。
ただしSTZ以前のキットに付属しているホイールの多くは、全体的に強度が低く、すぐ壊れたりシャフトから抜けやすくなってしまいます。
ホイールの六角穴に合わせてシャフトをしっかり差し込む、少しでも緩いと感じたら新品に交換するなど、組み立てやメンテをしっかりとしましょう。

  • 【ローハイトタイヤ&ホイールセット(ディッシュ、フィン)】
精度がよく、強度もそこそこあります。
似たような商品で、ラジ四駆のロープロタイヤ&ホイールというのがありますが、オフセットが違いSXシャーシとTR-1(ラジ四駆シャーシ)以外に取り付けるには工夫が必要です。

  • 【大径ローハイトタイヤ】
大径でありながら、タイヤのゴム部分が薄いため、弱点である不安定さをいくらか克服しています。
シャーシと当たる部分にテーパー加工がされており、無改造でも抵抗が少なくなっています。

  • 【大径ナローライトウェイトホイール】
上記の2つでもスピードが足りない場合はコレ。ただしバレルタイヤは跳ねやすく立体には不向きです。
大径ローハイト+バレルタイヤで、超大径一歩手前まで大きいタイヤにすることができます。

・ローラー

現在は抵抗が大きいという理由でゴムリング付きローラーはあまり使われず、接触面がプラや金属の物がよく使われています。
ゴムリング付きアルミローラーのゴムリング付けず直にコースに当てる使う事はコースを傷つける改造と見なされますのでNG。
ゴムリングが嫌ならば、最近はオールアルミローラーも出ているのでそちらを使いましょう。

ローラーのセッティングはたからばこセッティングと呼ばれる前2、後ろ4という形がよく使われています。
また、フェンスに当たりづらいサイドバンパーは何もつけないのが主流です。
ただし、使わないからといってサイドガードを切り取ってしまうと、シャーシの剛性が失われ歪みやすくなり、駆動抵抗が増してむしろ遅くなってしまう場合があります。

  • 【低摩擦プラローラーセット】
キットに付属されているプラローラーよりも摩擦抵抗が少ないデルリン素材製。
脱脂前のボールベアリングローラーより回転がいい時もあり、加えてプラ製の利点である軽さが強み。
19mmと17mmサイズが4つずつ入っていて¥210と、壊れやすさを考慮してもコストパフォーマンス的にも優秀です。

  • 【9mmボールベアリングローラー】
外周部のエッジが鋭く、フェンスに食い付きマシンを押さえ込む力があります。フロントに特に有効。
他にも850ボールベアリング、二段アルミローラー等、より高性能なローラーもありますが、別途パーツが必要だったり入手困難だったりします。

  • 【ローラー用13mmボールベアリング】
いわゆるバランス型。コースに食いつきにくい(噛まない)タイプのため、9mm等よりもスピードを出しやすいです。
ローラー径も程よい大きさで、コースの継ぎ目に引っかかりにくいのも利点です。
【13mmオールアルミボールベアリングローラー】という後発商品もあります。直径が同じで重量は半分以下になっているので軽量化に役立ちます。
代わりにボールベアリングが圧入されていて、何も手を加えない場合は【ローラー用13mmボールベアリング】のほうがよく回ります。

  • 【19mmプラリング付アルミベアリングローラー(ディッシュタイプ)】
もっとも速く走れるローラーで、主に5レーン用マシンのリヤローラーに使われます。
ただしディッシュタイプとはいえ大きいため歪みやすく、プラリングが削れてくるので消耗品です。

  • 【19mmオールアルミベアリングローラー】
2013年発売。直径が大きく、さらに頑丈ということもありコース繋ぎ目が荒い5レーンコースには最適です。
公式大会優勝マシンのほとんどに使用されています。

・ローラーマウント

フロントもリヤもFRPプレートなどをつけてローラーを装着し、ローラー幅をレギュレーションの105mmギリギリにするのが主流。
バンパーには想像以上に負荷がかかるので、FRPによる補強は大体どのシャーシでも必須です。
フロントには【FRPマルチワイドステー】、リヤには【FRPマルチワイドリヤステー】を装着させるのが楽です。どちらもAR用があり、そちらは穴が多い代わりに強度がほんの少し低くなっています。

・その他

近年は既存のパーツをコンセプトによってセットにして販売するものが増えました。
初心者向けのセットも多いので、いくつか紹介します。

  • パーツセット
  • 【ファーストトライパーツセット】
  • 【ARシャーシ用ファーストトライパーツセット】
  • 【MAシャーシ用ファーストトライパーツセット】
これひとつで大体OK。MA用はMA向け、AR用はAR向け、無印はその他向けと言った感じで、そのシャーシに合ったビス穴を持つ補強プレート、マスダンパー等がひとまとめになっており、
ローラー幅の拡張、宝箱セッティング、立体セクションへの対応などミニ四駆を初めたばかりの頃に最適なパーツが封入されています。
詳しくは該当項を参照。




昔やってた人だと、当時とのギャップに戸惑われると思います。
昔使われてたけど今は使われてないパーツとかは夢パーツと呼ばれていたり、今はユーザー達の長年による研究と検証で、良くも悪くも合理化が進んでます。
それでも上級者は夢パーツを駆使して速いマシン組んじゃいますし、ミニ四駆は速さや合理化が全てではありません。
要は愛情とレースを楽しむ心。ここは今も昔も変わらないです。自分の目指す道を、楽しく極めていきましょう。


コメント欄

  • エアロアバンテのシャシは金型変更されているため発売当初ほどバラツキはなくなった。改訂前のが残ってる店もあるが・・・・ -- 名無しさん (2013-06-29 22:27:39)
  • SXシャーシ以降の小径タイヤのマシンだと多少初心者でも安定して扱いやすいと思います。ミニ四駆に慣れる取っ掛かりになれば興味が湧いて長く続けやすいかと思います。 -- 機械音痴 (2013-08-12 10:36:28)
  • ar用ブレーキはar用frpの穴から地蹴れる -- vs (2013-11-05 18:06:37)
  • ファーストトライパーツセットは最強 -- 名無し (2013-11-29 03:53:21)
  • スーパーXシャーシにあの黒いギアって使えるんですか? -- 名無しさん (2013-12-19 23:26:17)
  • 黒ギア?カウンターとピニオンはおk、クラウンはダメ。クラウンは規格が違うので -- 名無しさん (2013-12-20 14:17:24)
  • 最近の大径マシンって付属ギアは4.2だろ?少なくともARのはそうだった -- 名無しさん (2013-12-20 14:26:10)
  • ↑後は4:1ですね。所でタイヤのシャフトを挿す所とか、シャフトドライブシャーシのギヤのちょっとだけ面取りするとGUP使わなくてもスピードが上がる、ワンウェイホイールを使う時にPOM軸受け使うと接触面積が減ってお手軽無加工とか必要であれば編集していただければ幸いです。 -- 機械音痴 (2014-04-07 16:03:01)
  • ↑2です。小径マシンは大体超速付きですけど、大径マシンは結構マシンによりけりなとこありますよね。あと、ギアの面取りとか軸受けとかはテク関連だからここじゃないかな。どこかに入れときます -- 名無しさん (2014-04-07 20:23:52)
  • ↑補足感謝です。あと、ARシャーシの駆動系が全体的に無駄が無さすぎて回転が固い様な気がするんですが、これは個体差なんでしょうか?皆さんのARシャーシはそうでもないんですかね? -- 機械音痴 (2014-04-07 22:24:12)
  • ↑3ギヤの面取りってどこのやねん…orz プロペラシャフトとかスパーギヤあるじゃねーか、俺バカス。 -- 機械音痴 (2014-04-07 22:33:07)
  • 4,2:1から3,5:1までのカウンターギヤにフッソコート620ベアリング入れると、プロペラシャフトさえ入れなければSFMシャーシですらギヤのがたつきも押さえられます。 -- 機械音痴 (2014-04-21 14:13:21)
  • ページ上部にある メンテナンスフリー!?なセッティング というリンクのページが目立つ割に役に立たないでゲスね -- sage (2015-05-26 01:50:47)
  • Vマシンには、ローハイトタイヤが使えないのが残念だったな~。 -- 星馬 烈 (2015-06-17 11:27:23)
  • 烈兄貴は「オフセットトレッドタイヤの狭いほうにするとコーナーが速くなるから良いよな~。」ってブツブツ言っていたゼ! -- 豪 (2015-06-17 11:32:28)
  • オフセットトレッドなくなるなよー… -- ターボクイーン (2015-11-15 18:49:51)
  • フロントヒクオが良すぎるww -- 名無しさん (2015-12-22 19:18:45)
  • TTS入部を試みる たっちん -- 名無しさん (2015-12-22 19:44:25)
  • 最初はキット付属のハトメで十分、とありますが一部のシャーシは最初から要交換の場合がありそう。慣らしぐらいハトメで良いやって思ったらプロペラシャフトが目に見えてブレる程(当然ペラ受けが削れるレベル)の凄まじい異音、大外れシャーシかと思いつつ原因を探ったら後輪側ハトメでした。AR付属のPOM軸受けにした所ほぼ無音化したので黒確定 -- 名無しさん (2017-04-26 23:28:48)
  • ↑なるほど、あまりお目にかからない現象だと思うので誰も言及しなかったのかと。素直にMA、ARのマシンにするか、六角でもいいからベアリング用意するかだね。とりあえず編集しとくわ -- 名無しさん (2017-04-27 03:19:17)
  • 遅くなりましたが編集どうもです、一応情報として書いておくと上記異音は駆動精度優秀と言われるVSでした。一通り色々組んだ感じだと他の現行シャーシでここまで酷いのは他には無さそう -- 名無しさん (2017-05-21 01:30:13)
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