なかゆび工房
バグ情報/裏話 (ゆめのいるばしょ)
最終更新:
msa_medius
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最終更新 : 2010年06月02日
<バグ情報>
- オープニングでローソクの火を消すシーンの後、部屋内のシーンに戻ると、画面下方に「マリカ」の頭が見える。
<対策>気にしないでください。
<使用外部素材>
・でかぽにて (歩行:ナナツ さん作)
・でかぽにて (歩行:ナナツ さん作)
<裏話>
タイトル決定までの流れとボツタイトル
この作品、シナリオがパッと出て、内容的な部分はサクサク決まって行ったんですが、ゲームタイトルの決定が後半まで難航していました。
最初の時点では、以下のようなタイトル案を挙げて保留していました。
・ドリームファンタジア
・わたしのおともだち
・ゆめのともだち
下2つは、最終的なタイトルである「ゆめのいるばしょ」と近いイメージで、ヒロインであるマリカの視点から考えたようなタイトルになっていますが、一番上の「ドリームファンタジア」だけは、出所が異なります。
タイトル決定までの流れとボツタイトル
この作品、シナリオがパッと出て、内容的な部分はサクサク決まって行ったんですが、ゲームタイトルの決定が後半まで難航していました。
最初の時点では、以下のようなタイトル案を挙げて保留していました。
・ドリームファンタジア
・わたしのおともだち
・ゆめのともだち
下2つは、最終的なタイトルである「ゆめのいるばしょ」と近いイメージで、ヒロインであるマリカの視点から考えたようなタイトルになっていますが、一番上の「ドリームファンタジア」だけは、出所が異なります。
本作は、製作前シナリオの段階では、夢の世界での主人公モコの誕生に理由付けが成されていました。
それは、
「夢の世界には、ドリームファンタジアという場所がありました。その場所では、現実世界で楽しい想いが出来ない子供たちに、楽しい夢をプレゼントするため、子供の案内役として夢の世界の住人たちが生まれているのです。」
という基本設定があり、、寂しい想いをしているマリカのために、マリカの大事なクマのぬいぐるみに命が宿り、「モコ」が生まれる、という流れでした。
そして、夢の世界で冒険の舞台となるのが「ドリームファンタジア」だった。
という所から出たタイトル案でした。
それは、
「夢の世界には、ドリームファンタジアという場所がありました。その場所では、現実世界で楽しい想いが出来ない子供たちに、楽しい夢をプレゼントするため、子供の案内役として夢の世界の住人たちが生まれているのです。」
という基本設定があり、、寂しい想いをしているマリカのために、マリカの大事なクマのぬいぐるみに命が宿り、「モコ」が生まれる、という流れでした。
そして、夢の世界で冒険の舞台となるのが「ドリームファンタジア」だった。
という所から出たタイトル案でした。
この設定を生かした場合、最終的にトラウマを乗り越えて楽しい現実を再び手に入れたマリカには、ドリームファンタジアの助けは必要なくなり、使命を終えたモコは消えていく。という結末に繋がるようになっていました。
しかし、最終的には容量的な都合でドリームファンタジアのくだりはカットになり、「じゃあモコはどこから生まれて、どこにいる設定なんだ?」という風にシナリオが変わっていき、そこから「ゆめのいるばしょ」というタイトルに行き着くことになります。
この設定変更により、エンディングではモコは消えるどころか、またいつか会えるよ!というハッピーエンド(?)にも繋がったので、結果的には良かったのかもしれません。
実はちょっとしたマルチエンディング
あまり大きな変化はありませんが、一応マルチエンドになっており、エンディングは2パターンあります。
後半の自由行動パートに入ってから、ロビーの南側にあるぬいぐるみを調べると行ける場所で、あるアイテムを手に入れたかどうかで分岐します。
入手のチャンスは、パーティにマリカがいない時です。北側の穴へ進もうとしてマリカが拒絶し、一時的にパーティから外れた隙に取得するか、穴の先へ進んで、マリカがいなくなってから戻って取得するか、いずれかで入手できます。
あまり大きな変化はありませんが、一応マルチエンドになっており、エンディングは2パターンあります。
後半の自由行動パートに入ってから、ロビーの南側にあるぬいぐるみを調べると行ける場所で、あるアイテムを手に入れたかどうかで分岐します。
入手のチャンスは、パーティにマリカがいない時です。北側の穴へ進もうとしてマリカが拒絶し、一時的にパーティから外れた隙に取得するか、穴の先へ進んで、マリカがいなくなってから戻って取得するか、いずれかで入手できます。
マリカの心を映す夢の世界
ヒロインであるマリカは、ある一人の友達の言葉が原因で心に傷を負ってしまいます。
それが原因で、一番親しかった友達のエリサでさえも、自分を陰で嘲笑っているのではないかという不安に駆られ、
心の底でエリサを遠ざけるようになっていきます。
そのため、自由行動パートに移ってから、おうさまから宝物を貰う夢の世界へ行くと、
最初に来た時には同行していたはずのエリサが登場しなくなっています。
これについてはプレイして気づく人が多いと思いますが、もう一つ小さな変化があり、実は最初は2人で装備していた「おそろいのリボン」を、後半では装備していません。
装備が異なるだけのマリカを2キャラ作るのは容量的にはもったいない感じでしたが、繊細な部分にこだわってみた点の一つです。
ヒロインであるマリカは、ある一人の友達の言葉が原因で心に傷を負ってしまいます。
それが原因で、一番親しかった友達のエリサでさえも、自分を陰で嘲笑っているのではないかという不安に駆られ、
心の底でエリサを遠ざけるようになっていきます。
そのため、自由行動パートに移ってから、おうさまから宝物を貰う夢の世界へ行くと、
最初に来た時には同行していたはずのエリサが登場しなくなっています。
これについてはプレイして気づく人が多いと思いますが、もう一つ小さな変化があり、実は最初は2人で装備していた「おそろいのリボン」を、後半では装備していません。
装備が異なるだけのマリカを2キャラ作るのは容量的にはもったいない感じでしたが、繊細な部分にこだわってみた点の一つです。
最強の技?
各キャラクタはレベル13になると、各々の最終特技を習得します。
が、最後に仲間になるキャラクター「まおう」だけは、レベル17でもう一つの特技を習得します。
「例のアレ」です。と言えば、一部の人には分かるものだと思います。
ちなみに、ラスボスを2発で葬ることのできる攻撃技です。
各キャラクタはレベル13になると、各々の最終特技を習得します。
が、最後に仲間になるキャラクター「まおう」だけは、レベル17でもう一つの特技を習得します。
「例のアレ」です。と言えば、一部の人には分かるものだと思います。
ちなみに、ラスボスを2発で葬ることのできる攻撃技です。
顔グラの裏話
この作品の作成当初、主人公の顔グラに、本物のテディベアをDSiカメラで撮影して使用していました。
主人公だけが真四角くて背景ありの顔グラだと浮いてしまうと思い、他のキャラの顔グラも、アマゾン限定版の付属ブックレットの画像をカメラで撮って使用していました。
しかし、コンテスト投稿直前になり、ブックレットのそういう使用法は著作権的に問題があるのでは?と思い、エンターブレインへ確認メールを送りました。
この作品の作成当初、主人公の顔グラに、本物のテディベアをDSiカメラで撮影して使用していました。
主人公だけが真四角くて背景ありの顔グラだと浮いてしまうと思い、他のキャラの顔グラも、アマゾン限定版の付属ブックレットの画像をカメラで撮って使用していました。
しかし、コンテスト投稿直前になり、ブックレットのそういう使用法は著作権的に問題があるのでは?と思い、エンターブレインへ確認メールを送りました。
結果から言いますと、ブックレットの画像をカメラで撮って使用するのはNGでした。
そこで、泣く泣くブックレットからの画像を消去しました。
そうすると、主人公だけ顔グラがついているのが逆に違和感があると思い、主人公のテディベアの顔も削除…
主人公以外は収録素材の顔グラにする、という手も無くはなかったんですが、容量の都合で全キャラ分は不可能でした。
そこで、泣く泣くブックレットからの画像を消去しました。
そうすると、主人公だけ顔グラがついているのが逆に違和感があると思い、主人公のテディベアの顔も削除…
主人公以外は収録素材の顔グラにする、という手も無くはなかったんですが、容量の都合で全キャラ分は不可能でした。
実は、DP版での顔グラって、顔窓カメラの画像の方が、収録素材の顔グラより消費容量が少ないんですよね。
戦闘時に表示される胸の部分までの画像が、顔窓画像には無いので、画像サイズが小さいことに起因しているんだと思います。
作成段階からその仕様も知っていて、容量軽減も兼ねた「全キャラ顔窓画像化」だったんですが…
戦闘時に表示される胸の部分までの画像が、顔窓画像には無いので、画像サイズが小さいことに起因しているんだと思います。
作成段階からその仕様も知っていて、容量軽減も兼ねた「全キャラ顔窓画像化」だったんですが…
しかし、削除した顔グラの分の容量は浮いてしまっていたので、イベントシーンの会話でのみ「マリカ」と「エリサ」の2人だけ、顔グラを使用する事にしました。
現実世界に実在する人物だけは顔がはっきりしていて、夢の世界の住人にはちゃんとした顔が無い、という脳内補完で我慢する事にしました。
現実世界に実在する人物だけは顔がはっきりしていて、夢の世界の住人にはちゃんとした顔が無い、という脳内補完で我慢する事にしました。
このような作業を行った事で、3月中旬で完成していた本作品の投稿は、投稿受付開始から1日遅れて2010/04/06の投稿にズレ込む結果になりました。
ブックレットの画像を撮影して使用するのは、個人で楽しむ分には問題ないのだと思いますが、そのままコンテストに応募していたら審査では規約違反で削除されていたかもしれません。
夢の中での主要キャラのセリフが、どれも1行分が短いのは、元々顔グラありでメッセージを作成していた名残だったりします。
夢の中での主要キャラのセリフが、どれも1行分が短いのは、元々顔グラありでメッセージを作成していた名残だったりします。
シナリオパート区別
本作は、ヒロインであるマリカの夢の中を舞台としていて、夢の内容が切り替わるタイミングがあることは、プレイしてくれた人なら分かるかと思います。
この夢の切り替わりを利用して、各夢の区別をつけています。
本作は、ヒロインであるマリカの夢の中を舞台としていて、夢の内容が切り替わるタイミングがあることは、プレイしてくれた人なら分かるかと思います。
この夢の切り替わりを利用して、各夢の区別をつけています。
最初の夢は、マリカが魔王に捕まったお姫様役となり、それを勇者とモコが助けにいく、というファンタジー冒険の夢になっています。
この夢パートでは、通常戦闘を行ってダンジョンを突き進み、最奥部にいる大ボスを倒すという、オーソドックスな王道RPGシナリオを表現する夢となっています。
この夢パートでは、通常戦闘を行ってダンジョンを突き進み、最奥部にいる大ボスを倒すという、オーソドックスな王道RPGシナリオを表現する夢となっています。
次に、王様から宝物をもらいに行く夢は、押しブロックを利用したパズルを解いて進み、最後に王様と直接対決をする内容です。
これは、仕掛けダンジョンの攻略をメインとした探検の夢、という位置づけで、最初はインディージョーンズのような冒険記をイメージしていました。
これは、仕掛けダンジョンの攻略をメインとした探検の夢、という位置づけで、最初はインディージョーンズのような冒険記をイメージしていました。
そして、最後に行くことになるのが「トラウマの夢」となっており、ここでは、マリカ自身の心の闇を映す世界となっています。
登場する敵も、最初の段階では苦戦するよう、意図的に調整しています。
元々、モコや他のキャラ達はマリカ自身が生み出したものなので、マリカが心から恐れている物に立ち向かうのは辛い事を表現しています。
登場する敵も、最初の段階では苦戦するよう、意図的に調整しています。
元々、モコや他のキャラ達はマリカ自身が生み出したものなので、マリカが心から恐れている物に立ち向かうのは辛い事を表現しています。
また、トラウマの夢では、今までマリカのイメージのみでキャラが形成されていた勇者や王様、魔王が、急に舌達者になり、話す言葉も変わるようになります。
逆に、それまでの普通の夢に登場するときは、マリカが理解できる言葉でしか喋らず、ごく一部の漢字を使うのみで基本的にひらがなを用いたセリフで会話をするようになっています。
逆に、それまでの普通の夢に登場するときは、マリカが理解できる言葉でしか喋らず、ごく一部の漢字を使うのみで基本的にひらがなを用いたセリフで会話をするようになっています。
実は、勇者の夢と王様の夢の次の夢として3つ目に考えていたものの、容量の都合でカットになった未収録の夢があります。
それは、遊園地のアトラクションで、マジシャン相手にゲームをするという夢でした。
具体的に何をやるか等は決めていなかったのですが、前の2つの夢と同様に、最後のトラウマの世界に行く際に集合するキャラの一人として、この夢でゲーム対戦をするマジシャンが候補に挙がっていました。
また、そのマジシャンは、ボツタイトルの項目で紹介した「ドリームファンタジア」の支配人でもある、という裏設定が存在していたりもしました。
それは、遊園地のアトラクションで、マジシャン相手にゲームをするという夢でした。
具体的に何をやるか等は決めていなかったのですが、前の2つの夢と同様に、最後のトラウマの世界に行く際に集合するキャラの一人として、この夢でゲーム対戦をするマジシャンが候補に挙がっていました。
また、そのマジシャンは、ボツタイトルの項目で紹介した「ドリームファンタジア」の支配人でもある、という裏設定が存在していたりもしました。