埋めチル的潜伏狂人概論

はじめに:このページは、130的狂人概論と対で読む事を想定して作ったページです。
     概論と言うよりは私個人の狂人の動き方の一部の解説です。
     こういう戦術もある、という参考程度にどうぞ。

その1 大前提

私は潜伏狂人を勧めるつもりでこれを書いてはいません。
「狂人は騙るもの」という大前提を理解し、実践できる人に向けた次の一歩を提示しているつもりです。

その2 潜伏狂人の狙いは?

「最終日にPPをする」事ではありません。これは目的と手段が完全に逆転しています。
占い師を完璧に騙れば潜伏していなくてもPPはできます。
では、目的は何か?ずばり、「騙り(特に占い師)の内訳をかく乱する」事にあります。
従って、人数ごとに「一番ありえる騙りの内訳」をきっちり頭に叩き込んだ上で行わないと自滅します。


その3 占い騙りを回避(潜伏)して有効になる例

基本、狂人は占いを騙ればいいのです。
しかし、セオリーがあればその裏もあります。
以下、「狩人がいる人数の初日のCO状況」を例に解説します。
CO状況を見てから占いを騙るか決めるので必然的に自身のCOが遅くなり、心証は不利になります。
立ち回りの腕に自信が無ければさっさと占い騙りに出た方が安定します。


0CO

これは全ての人の視点で「身代わり占い + 狂人潜伏」がほぼ確定し内訳かく乱にはなりません。
素直に占いを騙り、乗っ取りを狙ったほうがはるかに有効です。


1CO+初日白

基本的にはCOした占い師は真扱いで進行します。
切られる前に一人でも当てる、身代わり共有が判明する、霊能騙りが出る等の条件でほぼ確定されます。
こうなると狩人にがっちり保護されてほぼ狼は詰みます。
この状態で潜伏して狼勝利に導けるのであれば占いを騙れば確実に乗っ取れるレベルの技量です。
COしていたのが狼だったら?占い狂狼編成の大チャンスを逃す手などありません。


1CO+初日黒

この状態で潜伏し、失敗した狂人はみんなこう言います (私も言いました)。
「初日に一人当てられてるからCOしても無駄だと思った」
「せめて霊能騙りをしようと思ったら狼がカウンターで騙った」

初日偽黒を出してくる狂人などいくらでも居ます。
自身も占いを騙って護衛を惹きつければいいのです。
先に黒出しCOを確認したのならば自分も偽黒を出して暫定黒ローラに持ち込む手もあります。

一番潜伏してはいけない状態と私は考えます。


2CO+初日両方白

狂人視点で現実的な内訳は「真狼」「真狐」の二通り。
村視点の現実的な内訳は「真狂」。
これが占い騙りを回避して潜伏が有効になる一つのケースとなります。
一番狂人の動きにバリエーションが出せる編成なので色々試してみるといいでしょう。
霊能を騙り、村視点「占い真狂-霊能真狼」と誤認させるのがお手軽です。
もちろん、素直に占いを騙り3COを狙うのが基本となります。


2CO+初日対抗占いに黒

狂人視点占いの内訳がはっきり見えます。
狼の人数にもよりますが、ここで占い騙りで出ると村視点でも見切られる可能性が高まります。
潜伏して霊能を騙るのが有効なケースです。


2CO+初日対抗以外に黒

黒を出したのが真で狼が二人なら詰み一歩手前ですが、
狼が出したのなら狂人と誤認させるための自爆特攻や身内切りが濃厚です。
どちらにしても霊能を騙る方が占いの内訳を読みづらくできます。
問題は判定を割るかどうかですが、これはどっちを真と読むかで変わるのでかなり難しい場面です。
合わせた方が無難ではありますが、読み切ったのなら勝負に出るのもありでしょう。


3CO

狂人視点「真狼狐」、村視点「真狂狼」を軸に考えるので潜伏が有効なケースです。
ただし、狼が霊能を騙る可能性が低くなるので潜伏を続けると霊能が確定されやすくなります。
ここは霊能騙りを狙いましょう。


その4 霊能騙りを回避(潜伏)して有効になる例

上の占い騙りをしなくても有効な例で潜伏を選んだ場合の次の一手の第一候補が霊能騙りです。
しかし、状況を選ばないと本来の目的である「騙りの内訳をかく乱」する事に失敗します。

黒を出された人が霊能CO

狼による騙りであれば即座に真から対抗が飛ぶのでうかつにCOすると大惨事です。
しかし、1COのままだった場合は対抗すると乗っ取りのチャンスが出てきます。
COが遅すぎて見切られたら意味がないので慎重かつ素早い対応が必要になります。
わざわざ占い騙りを回避した目的は「騙りの内訳を読めなくする」事を忘れないで下さい。

吊られた人が霊能遺言

狼や狐の騙りの可能性もあるので即COは危険です。
対応は上のケースと同じですがきちんと今まで吊られた人の判定もCO時に出すことを
忘れないようにしましょう。

噛まれた人が霊能遺言

狂人視点真確定です。ここで霊能騙りに出ると占いに狼がいる事がばれます。
状況次第で潜伏続行も一つの手です。


その5 占い、霊能騙りを回避(潜伏)した後の立ち回り方

上で提示した例で潜伏続行を選んだ場合は占い真狼(+狐)、霊能不在で進行している状態になります。

狩人騙り

もし、狩人COが出た場合は即座に対抗しましょう。
何COになっても構いません。狩人ローラーに持ち込みつつ真(か狐)を先に吊らせれば
狼は一気に有利になるはずです。

また、死体無しの日があり、占いローラーされそうになった場合も狩人騙りが有効です。
狼占いを護衛した狩人日誌を偽造して真を先に吊れるように誘導しましょう。

埋毒騙り

人数によっては埋毒者が出てきます。
先に真を吊らない限り失敗なので霊能騙りより難しいですが成功すればリターンは大きいはず。
狼が占いに出ている場合は狙う価値も出てきます。

完全潜伏

騙りのカードが尽きた、または騙らないほうが内訳を読みづらくできると判断した場合は
完全潜伏で動くことになります。
はっきり言って吊りと噛みを両方回避してPP圏内に持ち込むのは至難の技ですが
潜伏狂人の唯一の強みである「占いの内訳が見えている」点を活かしたミスリードを狙うのが基本となります。
グレランが強すぎて狼を先に吊ってしまっては元も子もないので意図的に吊られるのも一つの手段です。


その6 実践例

高性能な潜伏狂人は何人かいるが、まずは自分が行ったケースを挙げておく。

さとりV2、181番地

10人村で初日2COとなった村。
拙いながらも占いCOは回避して霊能騙りに回っている。

さとりV2、188番地

典型的な潜伏狂人失敗例。

さとりV2、221番地

狩人騙りを行った例。
ただし、騙りの内容としては失敗。

さとりV3、272番地

対抗に黒の出た占い2COのケース。
意図的に潜伏を選び指名で真占いを吊って見せるもミスリードが甘く、狼に食べられた。

さとりV3、552番地

狐交じりの占い3CO+霊能噛まれで完全潜伏したケース。
最終日にPPで大逆転に成功。


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最終更新:2010年08月07日 07:16
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