オノからメールで、サイト『漫棚通信』の運営者さんから『新・UFO入門』の一部が、当該サイトの文章に酷似しているとの抗議があったとの知らせ。これにはショック。山川惣治氏の作品の紹介部分で、まったく思いもよらなかったが、確かにあのサイトは参考にしている。ストーリィ紹介の部分なので、つい文章に、コピーと取られる類似性を持っていた。すぐさまその意の無かった旨返信をし、謝罪。しかしこういうときにメールがなかなか送れぬのは踏んだり蹴ったり。担当編集にその旨を知らせ、善後策検討。サイトにも大至急、その旨を書いてアップする。
http://www.tobunken.com/news/news20070530155748.html
論旨の方にばかり気をとられ、紹介部分の原稿チェックを怠っていたのが原因。迷惑をかけたことに対してはひたすら陳謝のみ。向後はこういうことのないように厳につつしまないとと自分を諌めることしばし。
「トリビア」生みの親・唐沢俊一さんが“盗作”
06/06 17:44
「トリビア」ブームの生みの親としても知られる作家、唐沢俊一さん(49)が先月発売した著書『新・UFO入門』(幻冬舎新書)の一部に、ブログ「漫棚通信」の文章と酷似した記述が掲載されていることが6日、わかった。
“盗作”を指摘したのは、同ブログの運営者。『新・UFO入門』を読んでいて、自身が一昨年11月にブログに書いた内容とよく似ていることに気づいた。これを受け、同ブログ4日付の書き込みで、ほかのUFO関連文献の要約の言い回しや引用箇所について、6カ所を挙げて類似性が見られると主張。唐沢さんと出版元の幻冬舎に対し、抗議のメールを送付した。
唐沢さんはいち早く同ブログの運営者にメールで謝罪するとともに、自身の公式サイト上でも報告。記述の類似について「大いに参考にさせていただいたことは事実」と認めた上で、「『漫棚通信』の記述より多くのものを得ているということを明示していなかった」として同サイトで謝罪した。“盗作”との見方については「悪意または盗用という意はまったくありません」と否定した。今後増刷分の当該記述の扱いについては、現在運営者と協議中という。
唐沢さんは、いわゆる「トンデモ本」と呼ばれる、荒唐無稽な学説などを唱える書籍を品評する会「と学会」のメンバーで、サブカルチャーやオタク文化などをテーマに執筆活動を展開。今年4月からは、朝日新聞書評委員を担当している。(イザ!編集部)