シャフトドライブシャーシで駆動伝達を行う部品の一つ。
プロペラシャフトの前後に1つずつ、計2個配置される。
プロペラシャフトの項も一緒に読んでおくとBEST。
スパーギヤと同じように、以前は穴を開けて軽量化されていたが、こちらもやはりその方法は廃れている。
三種類ある。
歯が欠けてしまった物でもギヤスタビとして重宝されている。

  • ブルー
TYPE-1系シャーシのフロントにのみ使われているタイプ(リヤは下記のオレンジクラウン)
オレンジクラウンより若干軟らかい。
最初期のTYPE1に付属のものはピニオンギヤと同じ白だった。

  • オレンジ
TYPE系FM系シャーシでは必ず使われているタイプ(ただし上記の通りTYPE-1系ではリヤのみになる)
また、プロペラシャフトの位置(高さ)の関係でXシャーシでも採用されている。
ブルーと同じく、最初期のTYPE-1に付属のものはピニオンギヤと同じ白だった。
クラウンギヤの中でもっとも硬い素材で出来ていて、そのためかなり頑丈だが長時間慣らさないとあたりが出ないという、少し癖のあるギヤ。
そのため、研磨作用のあるコンパウンドや歯磨き粉を付けて慣らしたり、このギヤよりさらに硬い真ちゅうピニオンを利用して慣らしているユーザーもいる。

  • ピンク(ヘリカルクラウン)
ZERO系TZ系VSシャーシにて採用されているタイプ。
もともとは新たな世代であるZEROシャーシにおいて低重心な設計を実現するためにモーターを下げようとしたが、従来の2mmぺラシャではモーターピニオンが接触してしまうためペラシャを細くし、さらにペラシャの位置を車軸(ドライブシャフト)より下にオフセットすることでモーターを低くして重心を下げることに成功したという経緯がある。
ペラシャを車軸より下にするということは従来のクラウンギヤ(オレンジクラウン)では歯が引っかかるため、歯を斜めにしたヘリカルタイプのクラウンギヤを導入したのである。
その際素材も軟らかいものに変更され、強度が低いもののなじみやすく、スピードアップにつながっている。
X系で採用されていないのは、ワイドな設計を生かしてペラシャがピニオンギヤとは反対側にセットされ、そのため車軸より下にオフセットする必要がなくなったためである。

上記の通り強度が低く(これは素材の問題だけでなく歯の形状変更にも原因があると思われる)クラッシュであっさり破損することが多い。
最悪コースアウトしていなくてもS字LCやTTなど下りからのジャンプ後に破損してしまううことすらある。
そのため、それらセクションのあるコースを走行した後はチェックを怠らないようにしよう。
特に公式のコースはガチガチに硬いので注意したほうがいい。
後にAOパーツ化によりスペアの入手が容易になった。

  • ブラック(ヘリカル)
GUP。強化ギヤ&ワンロックギヤカバー(スーパーIIシャーシ用)及びARシャーシ セッティングギヤセットに2個、 カーボン強化ギヤ G13・8Tピニオンセットに4個付属。
カーボン強化素材。ピンククラウンよりレース中の破損も少ないとされる。
上記ピンククラウンギヤを使用するシャーシなら全て流用可能。



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最終更新:2023年02月18日 16:38