【聖夜の襲撃】
- ノラ・クラークが聖夜、下級悪魔に襲撃を受け負傷する
- フリー退魔師の秋宮渚がノラのピンチを救うが、ノラがハーフ悪魔であることがバレてしまう
- 秋宮はノラに警戒しつつも、母代わりのヴァイオレットの下に送り、ノラを治療する。若干わかりあう退魔師とハーフの悪魔。
【フリー退魔師・秋宮渚】
- 路地裏で下級悪魔に襲われている少女を救う秋宮
- だが少女は目の前で「ノーデイズ」と名乗る上級悪魔に殺される。
- 闘う秋宮とノーデイズ。上級悪魔との初戦闘に苦戦しつつも、勝利も敗北することなく、秋宮は胸を抑えつつ撤退する。
【日常の終わりを告げる烽火】
- 修道院を経営するベテランのエクソシスト・ヴァイオレットを、APOHの風祭が勧誘しにくるが、風祭が「悪魔」の気配を察する。
- ヴァイオレットに追い返された風祭だが、セリエは「修道院にハーフ悪魔がいるのではないか」と推測。再び二人で修道院に赴くと、洗脳された男たちに修道院が火事に。
- 三人の活躍で修道院は守られたが、ヴァイオレットは負傷してしまう。後始末に華野平馬が隠ぺい工作に奔走する……
【俺の体に”何か”がいる】
- 狼男と化した桜井がAPOHの職員を無自覚に殺してしまう。その現場に遭遇する小黒。
- 研究材料にせんと小黒は桜井に迫る。小黒は桜井を追い詰める物の、エネルギーを使い果たしてしまう。小黒は撤退する。
- 桜井は狼男であった時の記憶はおぼろげのまま、シミになった狼男の肉片を見つめ、震えるのであった。
【もう戻れない”日常”】
- 路地裏で人を殺していたフリューゲルスのところへ、悪魔の血に誘われたのか……狼人間の桜井が無自覚のままやってくる。
- 桜井はフリューゲルスに自分の体や「悪魔」について尋ねるが、桜井にとってはとてもではないが理解できる話ではなかった。
- 苦悩する桜井だが、覚悟を決める。強くなると。フリューゲルスは桜井の決意に舌を巻きつつ夜空に飛び去る。
【"黒獣"を追え】
- 桜井の引き起こした1月2日の事件の後始末をしている平馬。
- 平馬は現場に残された”黒獣”の毛髪と血液を採取する。
- 一方、桜井が変身する狼「黒獣」の目撃情報は激減することとなっていた。
【「信じる」】
- 山の中で自身の能力の特訓をしていた桜井、その現場を目撃した「炎使い」の退魔師・黄昏。
- 桜井は自身を悪魔だと告白する。突然の変異に苦悩しているとも。それを聞き、黄昏も気を許し自分の来歴を話す。
- 桜井はこの戦いを終わらせる決意を固め、その決意に黄昏もAPOHの使命に背いて賛同し、彼を見逃す。
【人形の天使、異形の悪魔】
- バー『クロヤギ』に情報を集めに来たハーフ悪魔のアリオク。その帰りの夜道、APOHの退魔師と悪魔の戦いに遭遇する。アリオクは退魔師を屠るが、退魔師の口から「小黒無甚」の名を聞き、彼がこの街にいる事を知る。
- そこに救助にかけつけたセリエはアリオクと邂逅。研究者として父の情報を知っていたセリエにアリオクは戦いを挑み情報をさらに聞き出そうとする。激しい戦いだが、重武装を仕込んだセリエを前に、アリオクは撤退する。
- その光景を眺めていた観測者、オセは、セリエの能力を警戒する……
【平行線の議論】
- 第三総務指令室にて、華野平馬と小黒無甚が、監視対象の「黒獣」をめぐって口論している
- 「少年」について明かす無甚。平馬は〝黒獣は少年に擬態している〟事実を知る。
- 平馬は命令の順守を厳重注意するが、無甚は高笑いをして去っていく。
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【優等生は憂鬱】
出:大宮陽子 風祭一太郎 (黄昏向日葵)(桜井直斗) 咲羽翼音(フリューゲルス)
- 夜桜学園体育館裏で大宮陽子が風祭一太郎と密会する
- 風祭が彼女に渡したのは学園に編入する黄昏向日葵の写真。向日葵と仲良くして欲しいと風祭は念を押した後、去っていった
- 教室に戻った陽子は、担任から不登校気味の桜井直人に家まで出向きプリントを渡すよう頼まれる。陽子は断ろうとするが押し切られてしまった。
- 咲羽翼音は気まぐれで陽子にプリント渡しの同行を提案する。かくして二人は互いの関係を知らず桜井の家へ向かうこととなった
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【イヌと猫】
出:黒血川幸(クロ) オセ・ザバブ
- 黒血川幸が謀殺したAPOH職員の死体をオセ・ザバブは自身の育てた〝イヌ〟に食わせ、隠す。
- 人間社会に溶け込むクロの姿を見たオセは応酬に人間社会で正体を晒さず生きる方法を聞き出す。クロは払うべき報酬の安さに少し戸惑いつつ答えた
- 現世にて成績伸び悩む上級悪魔とその逆の下級悪魔の法則性に気づいたオセはクロに礼を言い、消えた
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【フシギな彼女の〝微笑み返し〟】
出:春日緑 七崎夢見(メフィストフェレス) 風祭一太郎
- 春日緑は引っ越して来たばかりで市役所に向かう道が分からない。そこに現れたのは七崎夢見。でたらめではあるが一応目的地まで辿り着く道を教えた
- 互いの言動に違和感を覚えるものの争いに発展することなく、七崎は自分の名前を教えその場を去る
- 「── 頼 も う ッ !!」
緑は市役所へ向かい、朝の一杯(珈琲)を楽しもうとしていた風祭を驚かせた
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【蒼銀のVerfuhrung】
(続【優等生は憂鬱】)
出:咲羽翼音(フリューゲルス) 大宮陽子 桜井直人 黄昏向日葵
- 桜井直人の住むマンションに到着した大宮陽子と咲羽翼音
- 翼音はプリントを渡す相手が以前面識のあった直人と知るや否や正体を現し、彼の悪魔としての本能を知覚させるべく陽子を眠らせ、贄に差し出す
- 悪魔の本能を否定する直人は、助けに来た黄昏向日葵から受け取った祓い煙草を喰らい欲望に打ち勝ち、気を失った。
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【彼女達の選択】
(続々【優等生は憂鬱】)
出:フリューゲルス 大宮陽子 桜井直人 黄昏向日葵 オセ・ザバブ
- 今までの様子を監視していたオセ・ザバブがフリューゲルスの元へ現れ、彼女の能力で眠らせた陽子と向日葵の危険性を説き、殺せと命ずる。
- しかし自由を愛する彼女はそれを拒否。能力を解き3人を目覚めさせ、牽制。数の不利を悟らせオセを追い払った。
- 悪魔であるフリューゲルスに助けられたことを知る3人。だが陽子は〝自分の感情を裏切り〟彼女に退魔の矢を向ける。
- フリューゲルスは人間の不可解な行動に面白みを感じ、そのまま飛び去っていった。
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【月光に煌めく…】
出:沙希 マハバリファ ブロンドバロン 始祖悪魔ルシファ (オセ・サバブ)
- マハバリファが沙希を人間と勘違いし、襲いかかる
- そのまま交戦へと発展。マハバリファは敗北。沙希の火炎に灼き殺された
- その様子を【幻影城】にて見つめるルシファとブロンドバロン。悪魔の意に沿わぬ悪魔を許さぬブロンドバロンは密かに行動を始めた。
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【彼女達の顛末】
(続【彼女達の選択】)
出:桜井直斗 黄昏向日葵 大宮陽子 風祭一太郎 華野平馬
- 黄昏向日葵は桜井直人の身柄の保護を名目に、大宮陽子宅に居候させることを提案。そこに何故か向日葵も入り込むことで奇妙な同居生活が始まる
- 向日葵の強引な提案を風祭市太郎は渋々許諾した
- 一方、華野平馬は〝黒獣〟である可能性の高い直人の監視を始める
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【奇妙な縁】
出:桜井直人 春日縁
- 桜井直人は夜桜学園屋上で春日縁と出会う。
- 縁は直人に彼が出会ったであろう悪魔について訊ねるが、直人はそれに嘘で答え〝黒獣〟や〝フリューゲルス〟の存在を伝えなかった
- 縁は直人の言葉を信じ、一方直人は狩られる側の立場を隠したまま二人の友人関係は始まる
最終更新:2016年01月19日 16:15