ラウル・メネンデス

ラウルメネンデス

ラウル•メネンデスは麻薬帝国の長、政治活動家、国際テロリストの指導者と様々な顔 を持っていた。
1963年9月5日生まれのメネンデスは、ニカラグア革命の残忍さを直接経験することになる。彼はアメリカが支援するコントラによって同胞が暴力行為を受ける光景を目にし、これが西洋への憎しみを植え付けた。

彼と姉のジョセフィーナは、1973年の倉庫火災によって身体を醜く損傷している。

彼は十代の頃から、恐怖と嫌悪を向けられていた父のメネンデス•カルテルで働き、麻薬や武器の売買を通じて莫大な個人資産を蓄え始める。

1986年、家族の邸宅がCIAとパナマ防衛部隊による合同作戦のターゲットにされながらも 暗殺を逃れる。ジョセフィーナ•メネンデスはこの襲撃で命を落とした。

その後30年にわたるメネンデスの人生については公にほとんど知られていないが、続く出来事を考えると、密かに薬物と武器の貿易帝国を運営して富と影響力を蓄え、その後に備えていたと推測するのは想像に難くない。

2014年、コルディス•ダイと名乗る社会運動が存在感を示し始める,この集団は当初、「オデュッセウス」「ユリシーズ」などと名乗る神秘的でカリスマ的な指導者に率いられ、社会的•財政的な世界の不平等感を煽って「数十億の会員数」を主張していたが、実際の数は圧倒的に少なかったと見られている。

2021年、サイバーテロリストのコルディス•ダイは中国の株式市場に大規模な攻撃を仕掛 けて麻痺させ、世界の財政市場を混乱に陥れた。攻撃の後、メネンデスは自分が「オデュッセウス」だと明かし、インターネットにビデオをアップロードして攻撃の黒幕はアメリカだと主張。そうして2つの超大国間の国際的緊張をあおった。

テロ組織に指定されたにもかかわらず、コルディス•ダイは効果的に活動を続けること になる。2025年、彼らは集まっていたG20各国の首脳を排除する狙いで、アメリカ航空ドローン部隊を制御してロサンゼルスに全面的な軍事攻撃を仕掛ける。

それまでの10年間、メネンデスは2026年のドローン防衛法で解体されて今は現存しない防 衛請負業者のタキトゥス社に、かなりの投資をしていたことが判明する。メネンデスは 自身の影響力を利用し、ドローンの制御システムを遠隔操作して支持者たちがシステム を完全に掌握できるようにしていた。

主権国家に対する戦争行為を意味する行動の後、2025年6月19日、メネンデスはアメリカ兵に変装してコルディス•ダイの軍事施設から抜け出そうとしていたところをアメリカの特殊部隊によって殺害された。

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最終更新:2015年11月18日 17:04