塹壕SS 作成者:磐上
東堂 悠司「ほら急いだ急いだ!!敵さんは待ってくれないからな」
如月一司「そんな事言ったって急に塹壕掘れって言われても・・・」
常世 知行「文句言わない、自分の命預ける塹壕なんだ真面目に掘らないと痛い目見るぞ」
芥辺境藩国のはずれ、本来ならば人通りの少ないそこには大量の土が積み上げられていた
塹壕を掘るために大量の作業用機械が導入され急ピッチで陣地が築かれている
如月一司「だいたい間に合うはずありませんよ爆発音が聞こえたのついさっきですよ!?」
松林ぼたん「間に合う間に合わないの問題じゃない、間に合わせるんです」
如月一司「そんなぁ・・・・」
東堂 悠司「情けない声出すな、ほら霧原くんを見てみろ」
如月一司「え~・・・」
とゆが塹壕の端を見ると霧原 涼がスコップ一本で少年ながらものすごい量の土を掘り出している
如月一司「す・・・すごい」
東堂 悠司「だろ?それにな何も完璧な塹壕じゃなくてもいいんだ」
如月一司「そうなんですか?」
東堂 悠司「ああ、奴ら砂漠をただの平坦な砂の集まりだと思っているみたいだからな」
そう言うと砂漠を見渡す、そこには大小様々な砂丘がそびえたっている。
さらに砂漠には定期的に砂風がまいあがり慣れない者には視覚し難い情景を作っていた。
如月一司「わ・・わかりました、とりあえずやってみます」
東堂 悠司「ああ、頑張ってくれ」
とゆは手にスコップを持つと改めて塹壕を掘り始めた
その姿を見送ると車座は藩国を眺めた
藩国ではまだ避難が行われており親子連れが必死に避難を行っている
ウーリー(この国を渡すわけにはいかないな・・・・絶対に守ってみせる)
気を引き締める、再び陣地と向き合うと自らを奮い立たせるように呟いた
Sydney「来るなら来い、砂漠の民の戦略、存分に味わっていただこう」
不適に笑うと自らも塹壕掘りへと参加していった
如月一司「そんな事言ったって急に塹壕掘れって言われても・・・」
常世 知行「文句言わない、自分の命預ける塹壕なんだ真面目に掘らないと痛い目見るぞ」
芥辺境藩国のはずれ、本来ならば人通りの少ないそこには大量の土が積み上げられていた
塹壕を掘るために大量の作業用機械が導入され急ピッチで陣地が築かれている
如月一司「だいたい間に合うはずありませんよ爆発音が聞こえたのついさっきですよ!?」
松林ぼたん「間に合う間に合わないの問題じゃない、間に合わせるんです」
如月一司「そんなぁ・・・・」
東堂 悠司「情けない声出すな、ほら霧原くんを見てみろ」
如月一司「え~・・・」
とゆが塹壕の端を見ると霧原 涼がスコップ一本で少年ながらものすごい量の土を掘り出している
如月一司「す・・・すごい」
東堂 悠司「だろ?それにな何も完璧な塹壕じゃなくてもいいんだ」
如月一司「そうなんですか?」
東堂 悠司「ああ、奴ら砂漠をただの平坦な砂の集まりだと思っているみたいだからな」
そう言うと砂漠を見渡す、そこには大小様々な砂丘がそびえたっている。
さらに砂漠には定期的に砂風がまいあがり慣れない者には視覚し難い情景を作っていた。
如月一司「わ・・わかりました、とりあえずやってみます」
東堂 悠司「ああ、頑張ってくれ」
とゆは手にスコップを持つと改めて塹壕を掘り始めた
その姿を見送ると車座は藩国を眺めた
藩国ではまだ避難が行われており親子連れが必死に避難を行っている
ウーリー(この国を渡すわけにはいかないな・・・・絶対に守ってみせる)
気を引き締める、再び陣地と向き合うと自らを奮い立たせるように呟いた
Sydney「来るなら来い、砂漠の民の戦略、存分に味わっていただこう」
不適に笑うと自らも塹壕掘りへと参加していった