宮園急行電鉄20000形(編集中)
宮園急行電鉄20000形は2005年(平成17年)3月に登場した宮園急行電鉄の通勤型車両。
目次
- 概要
- 外見
- 内装
- 主要諸元
- バリエーション・各次車概説
- 主な動き・改造・特筆事項
- 運用など
概要
2015.3.20(日)に行われた宮園急行電鉄本線(以下本線)を初めとする直通5社でダイヤ改正が行われる事となり、10連運用の増発、数年掛けて行う朝ラッシュ時の8連運用増発が盛り込まれた。これに伴い新系列車両の製造が急務となった宮園急行電鉄が導入を決定した形式が68000形にあたる。
設計コンセプトは「環境にも人にもやさしい高性能な車両」で、サービス性能向上・省エネルギー化・バリアフリー化・混雑緩和などを目指している。
2016年度から2024年度まで増備が行われる予定で、最終的には10両編成19本、8両編成14本[15本?]で302両[310両?]体制での運行とする予定。
外見
■車体構造
車体は宮園急行の標準車体である20m4ドア車アルミ構造とされた。宮園急行本線はほぼ全ての列車が地下鉄直通に使用されるため68000形もそれに準じて若干車体の裾を絞っている。また混雑の激しい宮園急行線に対応するために84000形に引き続き1.5mワイドドアが採用された。それに伴って側面の窓割りは84000形とほぼ共通化されている事が特徴の一つと言えるであろう。前面は複雑な形状を時実現するために普通鋼製となっている。しかし従来車とは異なり曲面ガラスを多用したため丸みを帯びたデザインとなっている。尾灯は前面上部から下部に移設され大型化している。
■外装
68000形では宮園急行線で初採用となったライトグリーンを全面的に採用し、サブカラーとしてコーポレートカラーのナチュラルグリーンの帯を巻く事で締まった印象を引き出している。前面はFRP製なので塗装が必要だが、側面はアルミ車体である事を生かしてステッカーで再現されている。
内装
座席配置は84000形と共通で扉間に7人掛け、車端部3人掛けとなっているが84000形より若干横幅にゆとりのある配置となった。通常座席は濃紺、優先席部分はブルーのシートを採用している。ドアは従来車と共通化されてホワイトの化粧板が付いたタイプを採用。
車内は明るく白を基調としたデザインで、床は汚れが目立ちにくい若干ラメ処理がされている濃紺としている。
ドアチャイム・自動放送は全編成に搭載される予定で、ドアチャイムに関しては宮園急行線の標準チャイム(東急と同様)を使用している。
車内案内表示機に関しては80000形で本格導入されたトレインビジョン(Train vision
System/略称TVS)が二画面採用されていて、左の画面では広告・沿線情報、右の画面では停車駅/乗換案内・駅構内図・運行情報などを放送している。1社貸切で行われるアドトレインにおいては左の画面も1社提供の物に差し替えられて放送する。
主要諸元
・製造年時:2016(平成28)年1月~
・製造予定両数:310両(10両編成×19編成,8両編成×15本
・車体:20m級車両、4ドア両開きドア、84000形と共通の窓割り
・制御装置:IGBT素子によるVVVF制御
・保安装置:S-ATC
バリエーション・各次車概説
1次車(68001編成-68005編成)
1次車は2016年度に新造された10両編成5本を指す。ダイヤ改正による10両編成運用の増加が導入の目的であるため置き換え対象車は存在しない。
主な動き・改造・特筆事項
・2016年1月11日から同年1月13日に掛けて京北車両製造前浜工場から甲種輸送を行った。なお輸送を担当したのは宮園急行電鉄1000形8両編成から付随車2両を抜き取った編成で、編成の中に68000形を4両(最終日は2両)挟んで運搬する方法を取った。
運用など
10両編成:宮園急行電鉄本線 新川町~青葉/宮園急行電鉄空港線 中村島~小島空港国際線ターミナル・青葉地下鉄青浜線 青葉~美浜町/青葉地下鉄新空港線 青葉~美浜町・九住鉄道 美浜町~波天・大野電鉄 美浜町~元町・中華街
8両編成:宮園急行電鉄本線 新川町~青葉/宮園急行電鉄空港線 中村島~小島空港国際線ターミナル・青葉地下鉄青浜線 青葉~美浜町/青葉地下鉄新空港線 青葉~美浜町・九住鉄道 美浜町~篠分