[みんなのあゆみ]の変更点 - シェアワールド＠霧生ヶ谷市企画部考案課

「みんなのあゆみ」(2008/09/04 (木) 21:15:35) の最新版変更点

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<div style="line-height:2em;" align="left"> ランタン１・みんなのあゆみ ゆうき　いさむ ぼくは自転車に乗れない。 いっしょうけんめい練習したけど乗れない。 いちど風をあびてみたかった。 何十年たってもぼくだった。 ひかりを見た、とてもまぶしかった。 おとうさんのせなかはあたたかかった。 ぼくは振り向いて欲しかった。 そう考えたら、あしがいたくなりました。 あしはとけいにつながれました。 ぼくは生きていた。 なぜかさがしものを忘れた。 なに忘れたか知らないけどおもいいださなきゃならない。 そらは飛べない。 水にももぐれない。 くうきははんぶんだけ吸った。 ねるときに布団の中ですこし息を吸うと、 お父さんのにおいがしました。 お母さんのにおいがしました。 でも息をしない方が気持ち良いのです。 気がつくと夢を見ていました。 みんなやさしい。 ここにいたい。 でも目が覚めるとおにいちゃはきえてしまいます。 会いたい。 ときをとめてもいいですか？ でもおにいちゃはいいました。 ”おにいちゃんだ” だから”おにいちゃんです” 目を開けてもおぼえていました。 でも友達のことを忘れました。 家の近くでまいにち遊んだ友だちは、 ぼくをなぜかさけました。 ぼくをイヌさんはやさしくなでさせてくれます。 でもすぐいなくなります。 友だちはみんな引っ越します。 さみしいよ。 はやくおとなになりたい。 なぜかそう思いました。 おにいちゃんと同じになれば、 健康な「竜」になれば、 きっと飛んでいけると思ったのです。 りょうほうを兄に頼んだ。 だから、願いは繰り返した。 なぜ手に入らない！ 何を望んでも手に入らない。 友達も名前を読んでくれません。 ぼくは家に住んでいました。 ぼくはおうちじゃない。 はじめてぼくの真実を知ってくれた友達に会いました。 会いたい、本当に会いたい。 体は動かないのに毎日会いに行きました。 おおきくなりました。 自転車に乗れないぼくは足を引きずりました。 気がつくと朝でした。 水にもぐるために泳ぎを覚えたら、ばたあししかできません。 クロールで負けたことの無い俺が、平泳ぎでビリです。 潜れません、潜水は五メートルも進めません。 なんでブレストアームの脚ができないんだ！ なぜ自転車に乗れないんだ！ なぜ潜水ができないんだ。 練習したら、歩いているとき金縛りにあいました。 不思議ですね、金縛りは強力で、あしが存在していないと思いました。 目を開けてはいけないと言われたのに 目を開けました。 そこには大きな手がありました。 鏡を見て笑ってくれました。 ”おまえは息子だよ” だからおとこのこなのかな？ まぶたを閉じているとき、お兄ちゃんは言いました。 ”おまえはおとなだ、あとからこい。” ぼくは約束しました。 だから、ここにいます。 どうぞ許してください。 だれか、契約をしてしまったぼくに名前をください。 でも、ここへきました。 ぼくのなまえを忘れないでください。 </div>

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