市民が怪現象で悩まされているとき、どこからともなく現れる謎の人物。
陰陽師を称するわりには、首から十字架を提げていたり、腰に独鈷を差していたり、手には大麻(おおぬさ)を持っていたりと胡散臭いこと極まりない。本人曰く、平安の世からやってきたというのだが……。
しかしその腕だけは確かで、彼の手によって解決しなかった現象はないという。その際に要求してくるものは、金銭以外の代価。それは一食の飯であったり、ジャ○プの今週号であったりとさまざま。
陰陽師を称するわりには、首から十字架を提げていたり、腰に独鈷を差していたり、手には大麻(おおぬさ)を持っていたりと胡散臭いこと極まりない。本人曰く、平安の世からやってきたというのだが……。
しかしその腕だけは確かで、彼の手によって解決しなかった現象はないという。その際に要求してくるものは、金銭以外の代価。それは一食の飯であったり、ジャ○プの今週号であったりとさまざま。
霧生ヶ谷の住民に話を聞けば、誰もが「知人の知人が実際に助けてもらったことがある」と述べる。しかし、生活安全課に不思議現象対処係が設けられて以降、この噂が廃れつつあるのはなにか関係があるのだろうか?