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E98 になし黒騎士分隊 攻撃2

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E98 になし黒騎士分隊 攻撃2


作戦案



【地形】
<騎乗時>
  • 馬上という高い視点を利用して敵の動きを把握、味方に情報を流す
  • 周囲の森や林、くぼ地に身を隠すしたり土や枝、葉っぱをかぶせて偽装をして存在を隠す
  • 機動力があるため戦場を移動して戦力が足りないところのフォローにすぐ入れる
<汎用>

【陣形】
<騎乗時>
  • 基本的にツーマンセル。孤立を決してしない
  • 騎兵にとって左側が死角になるため、お互いの左側に付くようにして隙をみせない
  • 移動時は一列縦隊を崩さず、先頭は前を警戒。殿は後方を警戒をして真ん中に指揮官をおくようにする
  • 戦闘時は必ず他職種との連携を崩さない。騎兵だけで孤立をしない
  • 狙えるなら敵側面や後背に機動力で回り込み一撃離脱をもって混乱させる
<汎用>

【装備】
  • 飲み水や簡易食料を欠かさないこと
  • 剣で突きや斬撃を行う。
  • 馬上の戦闘では、刀身の長い剣、槍を用意する。
  • 装備に拘らず、不要と判断をしたら迷わず装備を破棄する。
  • 戦場に着くまでは鎧を装着せず馬を休ませる。
  • 剣、鎧などの装備のメンテナンスは怠らない
  • 騎馬が倒されても戦闘を継続できるように予備武器は必ず携える。
  • 鞍、鐙など馬を扱う上で重要なパーツは戦闘前に必ずチェックをする

【体術】
<騎乗時>
  • 戦闘前は馬に藁をはませ、声をだせないようにして存在を隠す
  • 小回りをきかせ敵の背後に回り込む
  • 自分の馬を相手の馬の胴中に当て打ち落とす
  • 騎馬同士の戦いになった場合は側面からの攻撃をしかける
  • 歩兵に注意し騎馬の腹を突かれないように越前藩国の東国人+犬妖精+ドラッカー+ドラッグマジシャンと連携をとる
  • 下半身が固定されるため上半身を柔軟に扱う
  • 下半身にしっかりと力を入れて騎馬に乗り、攻撃時に体の芯をぶらさない。
  • 攻撃時は腕だけで武器を使うのではなく、腰の捻りなど全身を使って振るう。

<汎用>
  • 相手の懐に飛び込む際は防御を意識しつつ相手の急所を狙って突く。
  • 相手が飛び込んできた際は体全体を攻撃線からはずして防御する。
  • 相手の打撃が来た場合剣や盾を使って防御する。
  • 相手の攻撃の軌道を見極め、上段・中段・下段受けを状況によって使い分ける。
  • 攻撃を受けた際は相手の近くから離脱するか、攻撃を続行するかを選択する。
  • 反撃の際は防御したら即座に突く、蹴る、打つなどして攻撃する。
  • 初撃で相手の動きを止めた後、続けて突き・蹴りなどで攻撃を続ける。
  • 基本的な攻撃の技術を応用し、連続して技を繰り出すようにする。
  • 相手の勢いを意識する
  • 相手との間合いを意識する
  • 自分にとってベストの間合いで戦うことを意識する
  • 決めたと思っても気を抜かない
  • 打撃は、相手に当たったらすぐに引く(姿勢維持と打撃力が上がるという効果がある)
  • 剣を振り回すため、しっかりとした足場を立ち回れるようにする。砂の斜面等は避ける
  • 剣で攻撃するときは攻撃角を意識し、上下左右斜めに斬ったり最短距離で突く。
  • 自分の獲物のもっともダメージ与えられる間合いを確保する
  • 多くの数を相手にするために、刃が切れなくなるのを防ぐため斬るより突き刺すのメインにする
  • 斬撃の種類
唐竹割り:まっすぐ振り下ろして斬る。
袈裟斬り:刀剣を斜め上から敵の体に振り下ろして斬る。
水平斬り:刀剣を横水平に切り払って敵を斬る。
刺突:敵の胴体真ん中を狙い、まっすぐ突く。する時は刃を寝かせて(横にして)行う。そうすると、骨に当たらずに貫ける
  • 刺突の際狙う部位はのどや心臓など、一撃で致命傷になる部位を狙う。
  • 急所を狙えない場合や人型でない相手の場合は手足などを狙い、相手の戦闘能力の軽減を図る。
  • 斬撃時は手首を使い、刃筋をしっかりと相手に向ける
  • 剣を振るときに両手で持って自分に刃が当たらないようにする。
  • 刃の重みを使って叩き切るように使う。
  • 重さに振り回されて手首や肩の関節を痛めないように振るう範囲をきちんと決めて振るう。



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SS・イラスト


どこからか聞こえてくる背中を押す声に耳を澄ます。
あの声に導かれ、やっとここまで辿り着いた。

敵まではあと一呼吸。攻撃のチャンスは敵とはせ違うその一瞬のみ。
今までのどの敵よりも強力とされていた緑のオーマだが、敵の懐への侵入を果たした時点で、勝ちは五分と五分。あとはこちらの意思と、腕の問題だった。

鍛え上げた筋肉が軋みをあげ、汗が飛沫のように飛び散る。

脳裏によぎるのは祖国になし藩国に逗留していた黒の騎士、エイジャ兄弟。二人から剣の技と漢たる心意気を教わった身として、生半可な斬撃は許されなかった。

そうしてふと、自分たちを送り出してくれた祖国のことを思う。

そもそも近頃のになし藩国、国家としては死にかけで、軍事組織としてはまったく機能していない。
先日小笠原に行った際ぽちがエイジャ兄弟と共に国を出奔、そのショックで藩王になしが床に伏せり、国内の総務諸々が滞っている。
摂政二人はその穴埋めに奔走しており、他国との交渉や戦争に回す余力はほとんど残っていなかった。

そんな状況下で、なんとかレムーリアへ戦力を派遣しようとして動いていた人物が、いた。
帝国宰相府秘書官でもある九重 千景である。
総司令部及び参謀本部の協力の元、非正規部隊だった黒騎士を正式に騎士団の一部隊として編成し、
聯合国に燃料や食料の供出を打診するなど、形としては戦える所まで持っていっていたが、
部隊指揮官不在という壁を越える事が出来ず断念。

対緑オーマを見越して牙を研いでいた黒騎士は、
越前藩国との合同部隊という形でようやく陽の目を見る事になる。


そして、黒騎士は全身の力を抜き、静かに思考を止めた。

攻撃動作に入った黒騎士には、もはや敵を倒すという思考すら無かった。
敵を倒す、敵意や殺意といったもの、それすら純粋なる斬撃にとっては不純物になる。

深い考えも小細工も何もいらない。目の前の敵を倒すために、己の体に刻み込まれた技と、抱いてきた意思をただ自然のままに開放する。つまりは。

剣を振り上げて、そして全力で振り下ろす。ただそれだけのこと。

握りはあくまで優しく。

剣は腕で振るのではなく全身で。

足の先から湧き上がる力を膝を通して腰へと紡ぎ上げ、腰の捻りとともにさらに加速させる。それはさながら体内を巡る一匹の龍。そしてその顎は腕を介して剣へと達し。

敵を求めて暴れ出ようとするその力を一点に定め。

――――切ッ先に全てを注ぎ込む!


「この一撃―――――防げるものかああ!!!」


血みどろになるまで繰り返した鍛錬が、幾多の実戦が磨き上げた一撃。

黒い大剣が唸りを上げて敵へと振り下ろされる――――。

(文(合作・再使用):九重千景@になし藩国、刀岐乃@越前藩国、画(再使用):鴻屋心太@越前藩国)

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